2019年09月12日
『咲』の感想と気になった記事(18年2月下旬〜19年5月下旬頃)
・「咲-Saki-」第191局、絆を結ぶ甲斐駒ヶ岳(仮想と現実の真ん中あたり)
→ 甲斐駒ヶ岳,百名山としては「名山中の名山」として有名だけど,『咲-Saki-』の聖地になっていたとは気づかなかった。「花天月地」の背景になっているのなら登ってみたいところだが,難易度が長野県グレーディングで3Cだったのでちょっと怯んでいる。技術レベルCは前に行ってかなり怖かったので避けたいが,克服しないと登れる山が少ないというのも感じるところで……
→ ちなみに,意外にも『ヤマノススメ』ではまだ登られていない(木曽駒ヶ岳なら5・6巻で登頂)。まあ,そのうち確実に登られる山だと思うけども。
・照のギギギーを考えようの会(さくやこのはな)
→ 6年越しの的中。お見事。ちゃんと理詰めで考えるとたどり着けるように作られているのは,良い伝奇作品の証拠だと思う。照の出身地も当然ながら長野ではあるので戸隠が出てくるのは自然なのだけれど,長野県出身ということを忘れがちだし,「ギギギー」が扉が開く音という発想と結びつけるのも思い浮かばなかった。なるほど。
・「この世界は同性婚可能です。」←?????????????(水面日和)
→ これは良い調査。作者が公式HPで発言した内容を公式設定として認めるべきかどうかは当然ながら議論が分かれるべきところだと思うのだが,『咲-Saki-』界隈があまりにも無邪気に公式設定認定していたのは違和感があった。作品内の過去の描写とこれだけ矛盾が生じてしまうのであれば,安直に作者の作品外コメントを公式設定認定するのは避けるべきと思われる。
→ これが仮に,作品内設定が頻繁に矛盾をきたし,作者自身が「上書き」を明言していて,作品と作者の発言の距離が近い東方Projectのような形態をとっているのであれば,後から出てきた発言が真と考えてよい。また,東方の場合,実はそこまで致命的な上書きは無かったはずである(旧作と儚月抄を考えなければ)。翻って,このリッツの発言はかなり危ない。そういうわけで,個人的にはこの発言は作中で明言されない限り,公式設定には干渉していないという立場を取りたい。
・『咲-Saki-』19巻。団体戦決勝先鋒・前半戦。
→ 照のモノローグが多く,意外と普通に麻雀しているのが面白い。心のなかでも「他人をさん付」というかわいい一面が良い。優希が「1位と3位が小細工を」と悪態をついているが,照が優希と玄にも油断せず必死に戦っているという描写,さすがはチャンピオン。
→ 197局の扉絵の劔谷がかわいすぎた。
→ ルネ先輩なんて格好してるのwwwwww。まさかはやりんと同じプロチームとは。その不意打ちは卑怯。
→ 通称「みなも」ちゃんの正しい名前と素性が,いとこの「光」ちゃんとしれっと判明していた。『咲』作品はこういうしれっと重要情報出すの多い。
→ 国広一ちゃん,機種によっては全自動卓でも天和が出せるらしい。どこかのバードさんかな?
・『シノハユ』11巻。県大会個人戦の続き,白築慕・椋千尋・森脇曖奈・行長柚葉の決戦。
→ 椋千尋の能力は親番のみに天江衣並の絶対的な支配力を持っているが,反動で自分は1翻30符のみでしか上がれない,というところか。符の制限があるのが意外と面倒そう。実際そのせいで,作中で北でロンできず,一度上がりを見送っている(次巡であがっているが)。門前でロン上がりもすぐに40符になりがちだし,かなり完成形を見据えて手を作っていく必要がある。かえって絶対的な支配力が無いと達成できない制限かも。能力と制限のバランスは良い。また,『咲』で登場する能力としては攻撃力が非常に弱く,特に現在の本編が役満級の高火力の殴り合いになっているから対照的で,同卓の3人が気づいているように,攻撃力が弱いからかえって隙があるように見えて返り討ちに遭う(がそれは支配の手の内である)というのは,意外と『咲』全シリーズを見渡しても今まで少なかった能力かも。淡々と1500,1800,2100……と積み棒だけで攻められるの,恐怖では。
→ その椋さん,その後千里山女子に行って全国大会ですこやんと戦っているのは確かなようだが,『咲-Saki-』本編での様子がうかがいしれない。あれだけ強いのだからプロになっていそうなものだが……
→ 甲斐駒ヶ岳,百名山としては「名山中の名山」として有名だけど,『咲-Saki-』の聖地になっていたとは気づかなかった。「花天月地」の背景になっているのなら登ってみたいところだが,難易度が長野県グレーディングで3Cだったのでちょっと怯んでいる。技術レベルCは前に行ってかなり怖かったので避けたいが,克服しないと登れる山が少ないというのも感じるところで……
→ ちなみに,意外にも『ヤマノススメ』ではまだ登られていない(木曽駒ヶ岳なら5・6巻で登頂)。まあ,そのうち確実に登られる山だと思うけども。
・照のギギギーを考えようの会(さくやこのはな)
→ 6年越しの的中。お見事。ちゃんと理詰めで考えるとたどり着けるように作られているのは,良い伝奇作品の証拠だと思う。照の出身地も当然ながら長野ではあるので戸隠が出てくるのは自然なのだけれど,長野県出身ということを忘れがちだし,「ギギギー」が扉が開く音という発想と結びつけるのも思い浮かばなかった。なるほど。
・「この世界は同性婚可能です。」←?????????????(水面日和)
→ これは良い調査。作者が公式HPで発言した内容を公式設定として認めるべきかどうかは当然ながら議論が分かれるべきところだと思うのだが,『咲-Saki-』界隈があまりにも無邪気に公式設定認定していたのは違和感があった。作品内の過去の描写とこれだけ矛盾が生じてしまうのであれば,安直に作者の作品外コメントを公式設定認定するのは避けるべきと思われる。
→ これが仮に,作品内設定が頻繁に矛盾をきたし,作者自身が「上書き」を明言していて,作品と作者の発言の距離が近い東方Projectのような形態をとっているのであれば,後から出てきた発言が真と考えてよい。また,東方の場合,実はそこまで致命的な上書きは無かったはずである(旧作と儚月抄を考えなければ)。翻って,このリッツの発言はかなり危ない。そういうわけで,個人的にはこの発言は作中で明言されない限り,公式設定には干渉していないという立場を取りたい。
・『咲-Saki-』19巻。団体戦決勝先鋒・前半戦。
→ 照のモノローグが多く,意外と普通に麻雀しているのが面白い。心のなかでも「他人をさん付」というかわいい一面が良い。優希が「1位と3位が小細工を」と悪態をついているが,照が優希と玄にも油断せず必死に戦っているという描写,さすがはチャンピオン。
→ 197局の扉絵の劔谷がかわいすぎた。
→ ルネ先輩なんて格好してるのwwwwww。まさかはやりんと同じプロチームとは。その不意打ちは卑怯。
→ 通称「みなも」ちゃんの正しい名前と素性が,いとこの「光」ちゃんとしれっと判明していた。『咲』作品はこういうしれっと重要情報出すの多い。
→ 国広一ちゃん,機種によっては全自動卓でも天和が出せるらしい。どこかのバードさんかな?
・『シノハユ』11巻。県大会個人戦の続き,白築慕・椋千尋・森脇曖奈・行長柚葉の決戦。
→ 椋千尋の能力は親番のみに天江衣並の絶対的な支配力を持っているが,反動で自分は1翻30符のみでしか上がれない,というところか。符の制限があるのが意外と面倒そう。実際そのせいで,作中で北でロンできず,一度上がりを見送っている(次巡であがっているが)。門前でロン上がりもすぐに40符になりがちだし,かなり完成形を見据えて手を作っていく必要がある。かえって絶対的な支配力が無いと達成できない制限かも。能力と制限のバランスは良い。また,『咲』で登場する能力としては攻撃力が非常に弱く,特に現在の本編が役満級の高火力の殴り合いになっているから対照的で,同卓の3人が気づいているように,攻撃力が弱いからかえって隙があるように見えて返り討ちに遭う(がそれは支配の手の内である)というのは,意外と『咲』全シリーズを見渡しても今まで少なかった能力かも。淡々と1500,1800,2100……と積み棒だけで攻められるの,恐怖では。
→ その椋さん,その後千里山女子に行って全国大会ですこやんと戦っているのは確かなようだが,『咲-Saki-』本編での様子がうかがいしれない。あれだけ強いのだからプロになっていそうなものだが……
Posted by dg_law at 02:12│Comments(0)