2019年09月18日
最近読んだもの・買ったもの(『ゆるキャン△』1〜4巻他)
・『好きな子がめがねを忘れた』2巻。
→ 小村くんが三重さんにメガネをかけさせるという鉄板イベントをこなしていたので満足した。
→ コンタクトを入手したものの,目に入れるのが怖かったり合わなかったりして使わないの,メガネ族あるある。
→ 小村くんと三重さんのクラスの人,ほとんど全員が二人の様子に気づいていて,遠巻きから見守ったり,あるいは折に触れて小村くんの背中を押す様子がけっこう尊くてよい。特にイケメンの東くん,完全にちょい役なのに性格もイケメンで小村くんの味方なのでインパクト強い。
・『ゴールデンカムイ』18巻。毒殺犯・関谷輪一郎と土方一行の闘い。キロランケ一行によるソフィア脱獄計画,そしてキロランケの回想。
→ 関谷輪一郎の元ネタは複数推測されていて,少なくとも埼玉愛犬家連続殺人事件 の犯人の名字が「関谷」なので,これは一つ間違いないだろう。あとはグレアム・ヤングがよく挙げられているが,あまり共通点が無いようにも。
→ 下駄スケートは帯広で滑るイベントが過去に開催されていたらしい。ただ,発祥については諏訪湖と争いがあるようで(そして諏訪ではゲロリと言わない)。
→ 17巻のところに書き忘れたが,やはりソフィアは元ネタ通りのナロードニキだった。極東に逃げて捕まっていなければエスエルの指導者になっていたか。まあ架空の人物のifを考えてもしょうがないが。
→ キロランケ・ウィルク・ソフィアの3人は逃亡の果てにウラジオストクへ。そこで彼らに日本語を教え,逗留を許した写真技師の正体が,スパイとしてロシアに潜入していた後の鶴見中尉だったという。鶴見はのっぺらぼうの正体がウィルクと知っているだろうから,ソフィアが誤射で射殺してしまった妻フィーナへの私情があるなら,なおのこと金塊への執着がわくだろうし,私情が無いならそれはそれで鶴見の冷酷さが際立つ。
・『ゆるキャン△』1〜4巻。
→ やっと重い腰を挙げてこれを書くのであるが,ここで区切るのは2つ理由がある。1つはアニメ化されたのがここまでというのと,もう1つはここまでは人間関係が比較的穏やかということである。いや,5巻以降が荒れてるというわけではないのだが,まあ既読の人には言いたいことが伝わるだろうと乱暴に置いておく。それでも2巻で志摩りんと斎藤さんが会話している場面に出ていけないなでしこがいたり,3巻で志摩りんは千明との微妙な距離を見せつけ,4巻の志摩りんがガスボンベを買いに行く彼氏面っぷりと,すでに片鱗が十分に見えている。斎藤さんがなでしこのお団子ヘアーだけ全然別の形にしたシーンなんて後にあんなに波紋を及ぼすことになるとは。
→ 登山はするがキャンプはしない人なのでその面で言えることがなにもないのだが,それでもキャンプの面白さは十分に伝わってくる作品であると思う。特に景色の良いところでのんびりする点は登山と完全に共通するところで,登山やキャンプやる人がカメラ趣味にも沼っていくのは理解できる。本作が後に『mono』に派生するのは自然な流れであった。まあ,その『mono』が,『ゆるキャン△』ファン層でそんなに話題になってないのが不思議な問題作であるのだが……
→ そういうことを全部うっちゃって一点だけ追加で言うと,着膨れしている女の子の可愛さが本作を底で支えている美点であり,白眉である。クールビューティーでボーイッシュだけど,たまにガーリィな方向に振れて化ける志摩りんを主人公として,小動物系の女の子らしい女の子であるなでしこは良い好対照になっているし,お姉さん系でまとめるあおい,カジュアルな寒色系が基本の千明と上手くファッションが分かれているのも見どころ。特にアニメはフルカラーでこれが動いたからよく映えた。この辺は『ヤマノススメ』の登山服と比べても,本作の方が使い方が上手いと思う。
→ 小村くんが三重さんにメガネをかけさせるという鉄板イベントをこなしていたので満足した。
→ コンタクトを入手したものの,目に入れるのが怖かったり合わなかったりして使わないの,メガネ族あるある。
→ 小村くんと三重さんのクラスの人,ほとんど全員が二人の様子に気づいていて,遠巻きから見守ったり,あるいは折に触れて小村くんの背中を押す様子がけっこう尊くてよい。特にイケメンの東くん,完全にちょい役なのに性格もイケメンで小村くんの味方なのでインパクト強い。
・『ゴールデンカムイ』18巻。毒殺犯・関谷輪一郎と土方一行の闘い。キロランケ一行によるソフィア脱獄計画,そしてキロランケの回想。
→ 関谷輪一郎の元ネタは複数推測されていて,少なくとも埼玉愛犬家連続殺人事件 の犯人の名字が「関谷」なので,これは一つ間違いないだろう。あとはグレアム・ヤングがよく挙げられているが,あまり共通点が無いようにも。
→ 下駄スケートは帯広で滑るイベントが過去に開催されていたらしい。ただ,発祥については諏訪湖と争いがあるようで(そして諏訪ではゲロリと言わない)。
→ 17巻のところに書き忘れたが,やはりソフィアは元ネタ通りのナロードニキだった。極東に逃げて捕まっていなければエスエルの指導者になっていたか。まあ架空の人物のifを考えてもしょうがないが。
→ キロランケ・ウィルク・ソフィアの3人は逃亡の果てにウラジオストクへ。そこで彼らに日本語を教え,逗留を許した写真技師の正体が,スパイとしてロシアに潜入していた後の鶴見中尉だったという。鶴見はのっぺらぼうの正体がウィルクと知っているだろうから,ソフィアが誤射で射殺してしまった妻フィーナへの私情があるなら,なおのこと金塊への執着がわくだろうし,私情が無いならそれはそれで鶴見の冷酷さが際立つ。
・『ゆるキャン△』1〜4巻。
→ やっと重い腰を挙げてこれを書くのであるが,ここで区切るのは2つ理由がある。1つはアニメ化されたのがここまでというのと,もう1つはここまでは人間関係が比較的穏やかということである。いや,5巻以降が荒れてるというわけではないのだが,まあ既読の人には言いたいことが伝わるだろうと乱暴に置いておく。それでも2巻で志摩りんと斎藤さんが会話している場面に出ていけないなでしこがいたり,3巻で志摩りんは千明との微妙な距離を見せつけ,4巻の志摩りんがガスボンベを買いに行く彼氏面っぷりと,すでに片鱗が十分に見えている。斎藤さんがなでしこのお団子ヘアーだけ全然別の形にしたシーンなんて後にあんなに波紋を及ぼすことになるとは。
→ 登山はするがキャンプはしない人なのでその面で言えることがなにもないのだが,それでもキャンプの面白さは十分に伝わってくる作品であると思う。特に景色の良いところでのんびりする点は登山と完全に共通するところで,登山やキャンプやる人がカメラ趣味にも沼っていくのは理解できる。本作が後に『mono』に派生するのは自然な流れであった。まあ,その『mono』が,『ゆるキャン△』ファン層でそんなに話題になってないのが不思議な問題作であるのだが……
→ そういうことを全部うっちゃって一点だけ追加で言うと,着膨れしている女の子の可愛さが本作を底で支えている美点であり,白眉である。クールビューティーでボーイッシュだけど,たまにガーリィな方向に振れて化ける志摩りんを主人公として,小動物系の女の子らしい女の子であるなでしこは良い好対照になっているし,お姉さん系でまとめるあおい,カジュアルな寒色系が基本の千明と上手くファッションが分かれているのも見どころ。特にアニメはフルカラーでこれが動いたからよく映えた。この辺は『ヤマノススメ』の登山服と比べても,本作の方が使い方が上手いと思う。
Posted by dg_law at 12:00│Comments(0)