2019年12月17日
最近読んだもの・買ったもの(『それでも歩は寄せてくる』他)
・『それでも歩は寄せてくる』1・2巻。
→ 高木さんが超絶肌に合わなかったので,俺は山本崇一朗作品向いてないんじゃないかなと思っていたところ,Twitterで流れてきた本作はツボにはまった。男女逆にしただけじゃんという評も聞こえてくるが,私に言わせるとそれはちょっと違う。別に本作の男側の歩くんはからかっているわけじゃない。彼はあくまで本気なのだ。だから女側のうるしがやりこめられてもそういう雰囲気はせずに,可愛い彼女の姿だけ残って終わる余韻があるのが良いのだろう。それを踏まえて本作を読むと,確かにヒットメーカーだと思わせられる短編の話の運びの上手さがあり,何かいろいろ納得した。
→ ところで本作,作者の山本崇一朗氏が全く将棋に詳しくなく(なんで将棋の漫画を思いついたんだろう……),当然将棋の監修はついているが,メインで対局する二人のうちの一人が初心者でしかもなかなか成長しないという珍しい作り手と設定である。単行本には棋譜が掲載されているが,歩とうるしの実力差がありすぎて,それこそ全然将棋を打たない私でもぱっと見で大差がついているとわかる棋譜になっていて,これも一つの見所であるかも。
・『ご注文はうさぎですか?』8巻。卒業旅行回(前編)。卒業旅行回は1巻で終わりだろうと思っていたら意外と長い。
→ 舞台がパリを中心に複数のヨーロッパの都市が混ざっているっぽいので本作は本当に聖地巡礼勢殺しだなと。あるいは挑戦心を煽っているのか。
→ 実のところ感想はそんなに無いのだが,チマメ隊が掘り下げられていたり,各キャラの親族が登場していたりで,学年が変わることによるシフトチェンジをしている感はあった。
→ ここで登場した新キャラについて。神沙映月(じんじゃえる)と夏明(なつめ)はわかりやすい。ぱっと見で全くわからなかったのが風衣葉冬優(ふいばふゆ)。すでに調べた人によるとハーブの一種のナツシロギクの英名feverfewからとられたのではないかとのこと。英名の通り解毒剤として使われていたそうだ。夏白菊なのに「冬優」とは洒落が効いている。吹き矢部部長(狩手結良,カレンデュラ=キンセンカ)もハーブだったが,命名の法則がよくわからない。
・『球詠』6巻。梁幽館戦の決着。
→ この巻はよしのぞに尽きるというか,32話の「大好き」と「ここで打つしかなかろーもん」と33話の「私だけの時間 芳乃ちゃんに」の3つが最高すぎてそれ以外に何を語れと。ここで百合野球漫画として一つの完成を見た。あの場面で外連味なくストレートに「大好き」と希に言わせるのがマウンテンプクイチ節である。どうしてもバッテリーの二人の関係性だけに注目しがちな本作であるが,裏で積み上げてきた伏線がこの最高の場面で開花し,見事にもう一つのすばらしいカップリングが成立した。実力者の希に采配とメンタルケアで信頼を積み上げてきた芳乃。その希をオトリに使って油断させる芳乃の戦術がかちりとはまったホームランだった。お見事。
→ よしのぞの衝撃が強すぎてかすんでしまったが,たまよみバッテリーの「一瞬でも早く私のミットに届けて」とか,敗戦後の中田さんの振る舞いとか,見所の非常に多い決着であった。次のこういう試合は柳大川越との再戦かな。
→ 高木さんが超絶肌に合わなかったので,俺は山本崇一朗作品向いてないんじゃないかなと思っていたところ,Twitterで流れてきた本作はツボにはまった。男女逆にしただけじゃんという評も聞こえてくるが,私に言わせるとそれはちょっと違う。別に本作の男側の歩くんはからかっているわけじゃない。彼はあくまで本気なのだ。だから女側のうるしがやりこめられてもそういう雰囲気はせずに,可愛い彼女の姿だけ残って終わる余韻があるのが良いのだろう。それを踏まえて本作を読むと,確かにヒットメーカーだと思わせられる短編の話の運びの上手さがあり,何かいろいろ納得した。
→ ところで本作,作者の山本崇一朗氏が全く将棋に詳しくなく(なんで将棋の漫画を思いついたんだろう……),当然将棋の監修はついているが,メインで対局する二人のうちの一人が初心者でしかもなかなか成長しないという珍しい作り手と設定である。単行本には棋譜が掲載されているが,歩とうるしの実力差がありすぎて,それこそ全然将棋を打たない私でもぱっと見で大差がついているとわかる棋譜になっていて,これも一つの見所であるかも。
・『ご注文はうさぎですか?』8巻。卒業旅行回(前編)。卒業旅行回は1巻で終わりだろうと思っていたら意外と長い。
→ 舞台がパリを中心に複数のヨーロッパの都市が混ざっているっぽいので本作は本当に聖地巡礼勢殺しだなと。あるいは挑戦心を煽っているのか。
→ 実のところ感想はそんなに無いのだが,チマメ隊が掘り下げられていたり,各キャラの親族が登場していたりで,学年が変わることによるシフトチェンジをしている感はあった。
→ ここで登場した新キャラについて。神沙映月(じんじゃえる)と夏明(なつめ)はわかりやすい。ぱっと見で全くわからなかったのが風衣葉冬優(ふいばふゆ)。すでに調べた人によるとハーブの一種のナツシロギクの英名feverfewからとられたのではないかとのこと。英名の通り解毒剤として使われていたそうだ。夏白菊なのに「冬優」とは洒落が効いている。吹き矢部部長(狩手結良,カレンデュラ=キンセンカ)もハーブだったが,命名の法則がよくわからない。
・『球詠』6巻。梁幽館戦の決着。
→ この巻はよしのぞに尽きるというか,32話の「大好き」と「ここで打つしかなかろーもん」と33話の「私だけの時間 芳乃ちゃんに」の3つが最高すぎてそれ以外に何を語れと。ここで百合野球漫画として一つの完成を見た。あの場面で外連味なくストレートに「大好き」と希に言わせるのがマウンテンプクイチ節である。どうしてもバッテリーの二人の関係性だけに注目しがちな本作であるが,裏で積み上げてきた伏線がこの最高の場面で開花し,見事にもう一つのすばらしいカップリングが成立した。実力者の希に采配とメンタルケアで信頼を積み上げてきた芳乃。その希をオトリに使って油断させる芳乃の戦術がかちりとはまったホームランだった。お見事。
→ よしのぞの衝撃が強すぎてかすんでしまったが,たまよみバッテリーの「一瞬でも早く私のミットに届けて」とか,敗戦後の中田さんの振る舞いとか,見所の非常に多い決着であった。次のこういう試合は柳大川越との再戦かな。
Posted by dg_law at 19:00│Comments(0)
