2020年10月10日
「はじめの一歩」は存在自体を忘れそうな今日この頃
ちょっとブログさぼりすぎたので,ぼちぼち旅行記とか書いていきたい。
・「和牛券」はなぜ提起されたのか コロナ以前から在庫がダブついていた業界の裏事情 - 山本謙治(BLOGOS)
→ 本記事は5月に書かれたものであるため4月末の値段のA5で1,944円(東京市場)となっているが,今確認してみると10月第1週現在では2,611円になっていた。多少は回復しているようだが,記事中の言う採算ラインが2,800円付近のようなので,まだ回復できていない。ちゃんと読者自身で元のデータを検証できるようにリンクを張っている記事は偉い。
→ 「日本国民,実は高い価格帯に手を出してまで霜降り肉を求めていない」説は以前からあったが,図らずもそれが表に出てきてしまった感じ。にもかかわらずA5が和牛市場の45%を占めているというのは驚いた。記事中の指摘の通り,もはやありふれていてプレミア感が無い。しかし,実はそれよりも気になっているのが,
>一方でA5格付される和牛の中にも、脂質が悪くて美味しくない血統のものが多くなっているのも事実
→ という指摘で,霜降りに注目しすぎて味を選別できなくなった格付の存在意義とは。消費者がぱっと見で判断できず,結局プロの目利きに頼らざるをえないのでは指標として死んでいる。牛肉市場はA5にこだわりすぎて狂ってしまったのではないか。確かに,旅行先では割とブランド牛を食べることにしているが,値段と見比べた際の味が正直差がかなり表れていて,脂の過多を感じる牛肉もけっこうある。当然調理の差や個体差はあり,調理でカバーできる部分は大きかろう。たとえばこの間食べた但馬牛はあからさまに脂の強さの処理に苦心した料理が出てきて,あれはあれで十分に美味かったのだが,そもそもそこまでして脂を乗せなくてよいのでは,とは思ってしまった。(なお,そういう個体差・調理の差を無視して個人的経験で言うなら,個別に記憶に残るくらい別格で美味かったものとしていずも和牛を挙げておく。)
→ ついでに気になったのは,
>そんな牛肉もアジア向けの輸出が順調で、インバウンド需要で消費が旺盛だった時期には売れていました。
→ というのは逆に言えばなんちゃってA5和牛をよく知らない人たちに売っていた形になるわけで,長期的には和牛ブランドを毀損していたのでは。やはり1〜5の基準を変えるなり別の指標を立ち上げるなりの工夫が必要そう。
・「だれでも自由に改憲できる日本国憲法」改憲の歴史(nomolkのブログ)
→ 古き良き大人の悪ふざけ系インターネットがここにあった。第41条でオセロが始まった辺りで耐えきれなかった。こういうのでいいんだよこういうので。特定のアニメネタや風刺の域を超えちゃった政治ネタではなくて,「こういうので遊ぶのが好きそうな人なら知っているネタ」で勝負するのがやっぱり楽しいと思う。
・ マンガ週刊誌(7誌)の定期購読を、ぜんぶ電子版に変えてみて分かったこと(マンガがあればいーのだ。)
→ 自分の場合はジャンプ・マガジン・イブニング・モーニング(・たまにヤンジャン)が購読雑誌なので,コミックDAYSプレミアムでマガジン・イブニング・モーニングが押さえられるのは大変助かっている。この記事の指摘の通り『はじめの一歩』だけ読めないのだが,そのせいでかえって惰性で読んでいた『はじめの一歩』を卒業できた感じがする。これは作者が嫌がっているのかな。損しかしていないと思うのだが。また,コミックDAYSの欠点はこれもこの記事での指摘の通りDモーニングのオリジナル連載が読めないことだけなのだが,個人的にはさすがに重複してお金を払う気までは起きず。
→ ジャンプは今のところ紙で読んでいるのだが,さすがにそろそろジャンプ+に移行しようかなと思いつつ,やっぱり紙にも愛着はある。あと,各種アプリの使いづらさもありデータ通信料の問題もあり基本的にPCで漫画雑誌を読んでいるところ,ジャンプだけは通勤時間帯に読んでいて,これ以上漫画を読む作業を自宅に移行させたくない気も。難しい。
・「和牛券」はなぜ提起されたのか コロナ以前から在庫がダブついていた業界の裏事情 - 山本謙治(BLOGOS)
→ 本記事は5月に書かれたものであるため4月末の値段のA5で1,944円(東京市場)となっているが,今確認してみると10月第1週現在では2,611円になっていた。多少は回復しているようだが,記事中の言う採算ラインが2,800円付近のようなので,まだ回復できていない。ちゃんと読者自身で元のデータを検証できるようにリンクを張っている記事は偉い。
→ 「日本国民,実は高い価格帯に手を出してまで霜降り肉を求めていない」説は以前からあったが,図らずもそれが表に出てきてしまった感じ。にもかかわらずA5が和牛市場の45%を占めているというのは驚いた。記事中の指摘の通り,もはやありふれていてプレミア感が無い。しかし,実はそれよりも気になっているのが,
>一方でA5格付される和牛の中にも、脂質が悪くて美味しくない血統のものが多くなっているのも事実
→ という指摘で,霜降りに注目しすぎて味を選別できなくなった格付の存在意義とは。消費者がぱっと見で判断できず,結局プロの目利きに頼らざるをえないのでは指標として死んでいる。牛肉市場はA5にこだわりすぎて狂ってしまったのではないか。確かに,旅行先では割とブランド牛を食べることにしているが,値段と見比べた際の味が正直差がかなり表れていて,脂の過多を感じる牛肉もけっこうある。当然調理の差や個体差はあり,調理でカバーできる部分は大きかろう。たとえばこの間食べた但馬牛はあからさまに脂の強さの処理に苦心した料理が出てきて,あれはあれで十分に美味かったのだが,そもそもそこまでして脂を乗せなくてよいのでは,とは思ってしまった。(なお,そういう個体差・調理の差を無視して個人的経験で言うなら,個別に記憶に残るくらい別格で美味かったものとしていずも和牛を挙げておく。)
→ ついでに気になったのは,
>そんな牛肉もアジア向けの輸出が順調で、インバウンド需要で消費が旺盛だった時期には売れていました。
→ というのは逆に言えばなんちゃってA5和牛をよく知らない人たちに売っていた形になるわけで,長期的には和牛ブランドを毀損していたのでは。やはり1〜5の基準を変えるなり別の指標を立ち上げるなりの工夫が必要そう。
・「だれでも自由に改憲できる日本国憲法」改憲の歴史(nomolkのブログ)
→ 古き良き大人の悪ふざけ系インターネットがここにあった。第41条でオセロが始まった辺りで耐えきれなかった。こういうのでいいんだよこういうので。特定のアニメネタや風刺の域を超えちゃった政治ネタではなくて,「こういうので遊ぶのが好きそうな人なら知っているネタ」で勝負するのがやっぱり楽しいと思う。
・ マンガ週刊誌(7誌)の定期購読を、ぜんぶ電子版に変えてみて分かったこと(マンガがあればいーのだ。)
→ 自分の場合はジャンプ・マガジン・イブニング・モーニング(・たまにヤンジャン)が購読雑誌なので,コミックDAYSプレミアムでマガジン・イブニング・モーニングが押さえられるのは大変助かっている。この記事の指摘の通り『はじめの一歩』だけ読めないのだが,そのせいでかえって惰性で読んでいた『はじめの一歩』を卒業できた感じがする。これは作者が嫌がっているのかな。損しかしていないと思うのだが。また,コミックDAYSの欠点はこれもこの記事での指摘の通りDモーニングのオリジナル連載が読めないことだけなのだが,個人的にはさすがに重複してお金を払う気までは起きず。
→ ジャンプは今のところ紙で読んでいるのだが,さすがにそろそろジャンプ+に移行しようかなと思いつつ,やっぱり紙にも愛着はある。あと,各種アプリの使いづらさもありデータ通信料の問題もあり基本的にPCで漫画雑誌を読んでいるところ,ジャンプだけは通勤時間帯に読んでいて,これ以上漫画を読む作業を自宅に移行させたくない気も。難しい。
Posted by dg_law at 20:41│Comments(0)