2020年12月07日
観光収入よりナショナリズムをとったか
・オープンワールド工場建設ゲーム『Satisfactory』売上130万本突破。Steam版はEpic Gamesストア版より速いペースの売れ行き(AUTOMATON)
→ Coffee Stain Studiosの出世作になるのだろう。Coffee Stain Studiosのこれまでの代表作といえば『Goat Simulator』であるから全然毛色が異なるのだが,これは『Goat Simulator』の方が「ノリと勢いだけで作って適当に世に放出したら,意味不明にバカウケしてしまった例外」であって,他の作品ラインナップを見ると『Satisfactory』の方が本道である。ただし,『Satisfactory』も作中にかなりバカバカしい笑いの要素があって,たとえば「クモ恐怖症フィルター」の設定があって,これをオンにすると敵として登場するクモが全部猫の画像に変わる。また,原子力発電は非常に効率がいい発電方法&事実上のエンドコンテンツとして登場するが,核廃棄物の処理方法がゲーム内に全く実装されていない,しかもそれにかかわるフレーバーテキストが明らかに現実を風刺しているというブラックジョークさ加減も『Goat Simulator』みを感じる。
→ ニコニコ大百科に「3D版『Factorio』、陸上版『Subnautica』」とあるのでゲーム内容が何となくわかる感じだが,マイクラの工業化MODが一番近いと表現している人もいた。実況動画を見てみると描写が3D・脱出が最終目標ではない・敵が強くない『Factorio』というのが一番正確な表現になると思う。『Subnautica』のような探索要素は薄い。実況動画がめちゃくちゃ面白そうだったのですごくやりたいのだけど,どこをどう考えてもやっている余裕が無いので,プレイできるのは早くても2021年の下半期かな……ま,まだこのゲームEarly Accessやから……製品版になってから買うから……(現実的な話として,エロゲ類を無視したとしても『EU4』と『HoI4』にやりかけのままのセーブデータが眠っている。『RAFT』もやりたくなったけど,実況動画で満足することにした。『Subnautica』にも興味が湧いたけど,あれは方向音痴の自分には向かないゲームと判断して諦めた。)
・安倍政権下でなぜ日本は「縁故資本主義」になったのか、その本質的理由(松尾 匡)(現代ビジネス)
→ こうして第二次安倍政権を振り返ってみると,国家主導・開発主義・縁故主義だったので,開発独裁に近い形態だったのだろうと思う。言うまでもなく本邦の政体は独裁ではなく議会制民主主義であり,開発独裁にありがちな腐敗は議会が掣肘する仕組みになっていたはずなのだが,やりようによってはこれだけ議会を空転させることができ,議会制民主主義を補う細かい制度を骨抜きしに(安倍政権は民主主義の根幹的制度には手を付けていない),かつ政権を長期的に維持できるということを見せつけた点で,この政権は悪い意味で画期的であった。
→ 開発独裁は歴史的な産物として,発展途上国が中進国に離陸するために一定の役割を果たしたのは疑い得ないが,先進国がやるにはかえって非効率である。だからこそ,多くの国ではどこかのタイミングで民主化運動が起きて倒されてきた(シンガポールみたいな例外もあるが)。実は革新的に見えたアベノミクスも昭和時代の栄光を追い求める懐古という点で,第二次安倍政権の思想的根幹から何ら離れていない政策だったと総括できるのかもしれない。
・古いやかんでスポーツ飲料 13人が食中毒 内部に蓄積の銅溶け出す(毎日新聞)
→ 昔『ドクターK』で読んだことある気がすると思ってTwitterで検索したら,同じことを言っている人がいっぱいいた。印象的なエピソードだったから皆覚えてるんだな。はてブでは自分以外に1人しかいなかったのは意外で,はてな村民は『ドクターK』読んでない?
・トルコ、世界遺産アヤソフィアをモスクに 欧米は反発(日経新聞)
・世界遺産アヤソフィア、モスク化後初の集団礼拝…欧米各国は強い懸念(読売新聞)
→ 文化遺産として尊重し,異教徒にも門戸を開いたままなのであればトルコの好きでいいとは思う。他の宗教施設の文化遺産は,普通にその宗教の活動をしているわけなのだから,アヤソフィアだけ例外的に博物館のままというのは逆に理不尽な外圧だろう。
→ 実際に礼拝の時はモザイク壁画にカーテンをかけていたそうで,それならまあ。ただ,読売新聞の指摘にあるように「観光客の入場料は無料になるとみられ、政府は年間約60億円の収入源を失うことになる。」というのは結構な損失ではある。確かに「異教徒で礼拝をしない人は有料」というのは通らない(そもそも証明が難しい,いちいちシャハーダを唱えさせるか?)だろう。別に小規模な博物館を作って,観光客は必ずそちらも入って見物するというルールにでもすれば元に戻るだろうが,エルドアン大統領や熱心なムスリムは60億円くらいどうってことないと考えているのかもしれない。
→ Coffee Stain Studiosの出世作になるのだろう。Coffee Stain Studiosのこれまでの代表作といえば『Goat Simulator』であるから全然毛色が異なるのだが,これは『Goat Simulator』の方が「ノリと勢いだけで作って適当に世に放出したら,意味不明にバカウケしてしまった例外」であって,他の作品ラインナップを見ると『Satisfactory』の方が本道である。ただし,『Satisfactory』も作中にかなりバカバカしい笑いの要素があって,たとえば「クモ恐怖症フィルター」の設定があって,これをオンにすると敵として登場するクモが全部猫の画像に変わる。また,原子力発電は非常に効率がいい発電方法&事実上のエンドコンテンツとして登場するが,核廃棄物の処理方法がゲーム内に全く実装されていない,しかもそれにかかわるフレーバーテキストが明らかに現実を風刺しているというブラックジョークさ加減も『Goat Simulator』みを感じる。
→ ニコニコ大百科に「3D版『Factorio』、陸上版『Subnautica』」とあるのでゲーム内容が何となくわかる感じだが,マイクラの工業化MODが一番近いと表現している人もいた。実況動画を見てみると描写が3D・脱出が最終目標ではない・敵が強くない『Factorio』というのが一番正確な表現になると思う。『Subnautica』のような探索要素は薄い。実況動画がめちゃくちゃ面白そうだったのですごくやりたいのだけど,どこをどう考えてもやっている余裕が無いので,プレイできるのは早くても2021年の下半期かな……ま,まだこのゲームEarly Accessやから……製品版になってから買うから……(現実的な話として,エロゲ類を無視したとしても『EU4』と『HoI4』にやりかけのままのセーブデータが眠っている。『RAFT』もやりたくなったけど,実況動画で満足することにした。『Subnautica』にも興味が湧いたけど,あれは方向音痴の自分には向かないゲームと判断して諦めた。)
・安倍政権下でなぜ日本は「縁故資本主義」になったのか、その本質的理由(松尾 匡)(現代ビジネス)
→ こうして第二次安倍政権を振り返ってみると,国家主導・開発主義・縁故主義だったので,開発独裁に近い形態だったのだろうと思う。言うまでもなく本邦の政体は独裁ではなく議会制民主主義であり,開発独裁にありがちな腐敗は議会が掣肘する仕組みになっていたはずなのだが,やりようによってはこれだけ議会を空転させることができ,議会制民主主義を補う細かい制度を骨抜きしに(安倍政権は民主主義の根幹的制度には手を付けていない),かつ政権を長期的に維持できるということを見せつけた点で,この政権は悪い意味で画期的であった。
→ 開発独裁は歴史的な産物として,発展途上国が中進国に離陸するために一定の役割を果たしたのは疑い得ないが,先進国がやるにはかえって非効率である。だからこそ,多くの国ではどこかのタイミングで民主化運動が起きて倒されてきた(シンガポールみたいな例外もあるが)。実は革新的に見えたアベノミクスも昭和時代の栄光を追い求める懐古という点で,第二次安倍政権の思想的根幹から何ら離れていない政策だったと総括できるのかもしれない。
・古いやかんでスポーツ飲料 13人が食中毒 内部に蓄積の銅溶け出す(毎日新聞)
→ 昔『ドクターK』で読んだことある気がすると思ってTwitterで検索したら,同じことを言っている人がいっぱいいた。印象的なエピソードだったから皆覚えてるんだな。はてブでは自分以外に1人しかいなかったのは意外で,はてな村民は『ドクターK』読んでない?
・トルコ、世界遺産アヤソフィアをモスクに 欧米は反発(日経新聞)
・世界遺産アヤソフィア、モスク化後初の集団礼拝…欧米各国は強い懸念(読売新聞)
→ 文化遺産として尊重し,異教徒にも門戸を開いたままなのであればトルコの好きでいいとは思う。他の宗教施設の文化遺産は,普通にその宗教の活動をしているわけなのだから,アヤソフィアだけ例外的に博物館のままというのは逆に理不尽な外圧だろう。
→ 実際に礼拝の時はモザイク壁画にカーテンをかけていたそうで,それならまあ。ただ,読売新聞の指摘にあるように「観光客の入場料は無料になるとみられ、政府は年間約60億円の収入源を失うことになる。」というのは結構な損失ではある。確かに「異教徒で礼拝をしない人は有料」というのは通らない(そもそも証明が難しい,いちいちシャハーダを唱えさせるか?)だろう。別に小規模な博物館を作って,観光客は必ずそちらも入って見物するというルールにでもすれば元に戻るだろうが,エルドアン大統領や熱心なムスリムは60億円くらいどうってことないと考えているのかもしれない。
Posted by dg_law at 22:00│Comments(0)