2021年02月06日

かえって西三河の土産が全くわからない

今日はブログの日らしいので,たまには更新しよう……

・人口8万人の市長が「ジェンダーギャップ」に目覚めた理由〜兵庫県豊岡市の持続可能なまちづくり(前編)(治部れんげ)(個人 - Yahoo!ニュース)
→ Uターン・Iターン振興策を取ると,女性は男性よりも若者回復率が低くなるというのは面白い現象だった。ここでは兵庫県豊岡市の事例だが,日本全国的にそうなのか簡単に調べてみると,青森県の研究が見つかったが,やはり女性のUターン率が男性に比べて如実に低い。また,日本どころか世界的に「高度経済成長期には都市部に若年男性が集まりやすいが,先進国では逆に女性が集まりやすい」というデータが出てきて,建設からサービスへの変化がこんなところにも。産業・職業によって男女比が異なること自体がジェンダーギャップがある証拠ではある。ともあれ田舎に帰ると仕事がないのは女性の方が強まる傾向なのだろう。
→ その意味で豊岡市の取り組みは正しく,労働上のジェンダーギャップを埋めないことにはUターン率の男女差も改善されまい。がんばってほしい。


・ビジネスホテルに泊まる楽しさを共有し合いたい(増田)
→  あまり出張がないけど,割とわかる。狭い中に必要なものしかない機能性と軽い非日常感と安息。夕飯を外で食べてから泊まるしほぼ1泊2日で朝早く出ていっちゃうから,軽い非日常感に浸る間もなく出ていくことになるのが寂しい。
→ カプセルホテルも自分の荷物が少ないなら嫌いじゃない。 狭いのが逆に落ち着くし,軽い非日常感はより強い。


・【保存版】勝手に決めよう!全国47都道府県を代表するお土産はこれだ!(ぐるなび みんなのごはん)
→ 「代表する」なので美味いかどうかは別,世間のイメージはこれという企画と理解した。その上で見ていくと異論は少ない。
→ 群馬県はよく行くが,「ハラダのラスク」のイメージは無い。というよりもそういう特定のお菓子のイメージが全然なくて,全然別のものを買っていく気がする。同様の理屈で長野県もよく行くけど「雷鳥の里」は買って帰ったことが一度もない。この辺は難しい。
→ 東京は「雷おこし」でいいんではないかな。仮に東京ばな奈とごまたまごから選べと言われたら私はごまたまご派。あとは東京駅で売っているものなら香炉庵の「東京鈴もなか」とメープルマニアの「メープルバームクーヘン」がお勧め。この二つはそのうちこういう企画で名前が挙がるようになるんじゃないかと思う。
→ 愛知県は,これはブチギレ案件ですよ。最低限尾張と三河は分けてくれ。その上で言えば尾張は「ゆかり」で異論が無い。もちろん「ういろう」でも良いと思うけども。「餡麩三喜羅」は全く知らなかったけど,かなり好評で見た目も美味しそうなので,今度名古屋に行った時に買って帰りたい。三河は西と東でまた分かれ,西はよくわからんのでパス。東三河は「あさりせんべい」に1票入れたい。それ以外だと「あんまき」か「ヤマサのちくわ」。
→ 京都は八ツ橋でいいと思うけど,実際に「茶の果」も美味い。八ツ橋は会社で配りづらいのでこっちになる。


・「近所」というフロンティア――地元観光のすすめ / 吉永明弘 / 環境倫理学(SYNODOS)
→ 近所のマイナー観光地を発掘するのは確かに楽しい。自分の場合は文京区なのでそういうものがあふれているからこそというのはあるのだが,Googlemap片手に適当に歩いているだけでもいろいろ見つかる。東京という日本の中心地たる機能を背負わされているからこそ,そうではない完全ローカルな歴史が垣間見えるのが面白かったり,逆に歴史の流れの中心にいたことを示す史跡なのに全然メジャーじゃなくなってたりするものが見つかったりする。例えば前者だと旧伊勢屋質店,後者なら東大キャンパス内のトマソン群とか,お玉ヶ池種痘所跡とか。確かにwithコロナの社会として近隣の散歩が見直されてもいいかもしれない。

この記事へのコメント
もうだいぶ前のことですが、名古屋出身の方から「上り羊羹」をいただき、ういろうの親戚かと思って食べて美味さに腰を抜かした覚えがありますw
京都の外れ・山科の生まれとしては京栄堂の「つつみ生八ツ橋」を推したいところ。八ツ橋系の中では配りやすいかと思っております。
Posted by 砂屋 at 2021年02月07日 02:18
有益情報ありがとうございます。
「上り羊羹」は読みが「あがり」で,献上菓子のことなんですね。名古屋らしいですね。
「つつみ生八ツ橋」はググって出てきた画像を見て,その評価に納得しました。
覚えていたら次に京都に行った時に探してみます。
Posted by DG-Law at 2021年02月08日 00:06