2021年02月10日

配信はながら見以外だと時間も食われるのよな

・旅館で見かける青い固形燃料。アレって何でできてるの?調べてみた(メシ通 | ホットペッパーグルメ)
→ これは良い調査。どこの旅館・ホテルに行っても出てくるので見飽きた感もあり,「いや別にここでアトラクション性を求めてもないんだが……」と思ってしまうこともけっこうあったが,この記事を読んでちょっと反省した。思っていたよりも技術の塊で革新的な商品だった。ありがたく使わせてもらって温かい鍋物・焼物を食べよう。
→ 誤飲防止のため「固形燃料の中に苦み剤を入れているので、普通ならとても飲み込める味ではない」というのはガスに匂いがつけてあるのを思い出した。
→ ところで,この記事は2018年の記事であり,つまりコロナ前である。観光業の大ダメージとともにこの会社もダメージが大きそう。体力はありそうだし,キャンプ用とかでは売れているだろうから,この1・2年で死ぬことはなさそうだけど。


・京都のギリギリ駐車コレクション(デイリーポータルZ)
→ うちの近所もこういう止め方をしている車を多く見る。「天井型」は実物を見るとかなりインパクトがある。ついでに言うといけず石もちょくちょく見かける。ブコメを見ると鎌倉や大阪でもよく見られるようなので,京都に限定せずとも,道が狭くて古い家が多い都市で車を持つとこうなっちゃうのかも。


・ウニ養殖、エサはタケノコ 荒れる竹林対策との一石二鳥(朝日新聞)
→ ウニは過去に廃棄キャベツでの養殖,また記事中にも書かれている通りクローバーでの養殖が報道されており,ウニは何でも食わされてるな……という印象が強まる。よく読むとクローバーの記事中にタケノコも実験中とあるので,それも上手くいったのだなと時系列が辿れる。実験している主要な研究者の一人に3つとも栗田喜久氏がいるので,この人がキーパーソンっぽい。


・YouTubeの投げ銭機能「スーパーチャット」の累計金額ランキングが発表、上位7人を日本のVTuberが占める(GIGAZINE)
→ スパチャを投げるのが楽しいのは正直割と理解できてしまうので(追ってるサークルの同人誌を買うのもお布施の一種と考えているくらいなので),そこに嫌悪感は無いというのを前置きした上で。その金どこから湧いてきたとは思ってしまうのがまず一つ。貯金が切り崩されているとは思われず,他の産業,特にソシャゲ・スマホゲーへの課金やアニメの円盤等からちまちまと削られてこちらに向かっているのだろうなとは予想されるのだが,この予想が正しいなら他の産業からするととんでもなく巨大な脅威が出現したものだ。
→ 次に,VTuber業界の二大巨頭というとホロライブとにじさんじだと思われるが,スパチャに限定するとこれだけホロライブが突出するというのが二つ目。このあたりはほぼ全く追っていないので無知であるから,有識者のコメントを待ちたいが,おそらく収益構造が違うのであって規模にそれほどの差は無いのではないか。傍目から見ていてもにじさんじ勢はそれほど登録者数やスパチャにこだわりがないように見える。
→ ここからは単なる自分語りになるが,私はスパチャを投げたことがなく,理由として大きいのが配信をリアルタイムで見るのが苦手だからである。テレビになくネットにある優位性は,コンテンツを受容する時間帯がバラバラでも各自のリアクションを保存したりやりとりしたりできることにあって,この点でやはりニコニコ動画のコメントは革新的だった。濱野智史氏がこれを「視聴体験の《疑似同期》」と命名していて,この優位性は現在でも(日本では)ニコニコ動画のオンリーワンだと思う。配信が主体というのはネットの持つこの強みを自分から毀損しているように思えるのだ。何が悲しくて配信者の側に視聴体験の日時を指定されねばならぬ。もちろん配信のアーカイブ化によってある程度は疑似同期できるのだが,自分が後追いでコメントを打てないのは半分しか同期できていない。