2021年11月15日

コルトレイクは一週間ほどで急激に国際的な知名度が上がったのだろうなぁ

・【記者の目】響龍さん死去は大相撲の未来に警鐘 頭部強打で迅速に対応を(日刊スポーツ)
→ 国技館内に医師が常駐しているものの土俵下にいるわけではないので,周囲の人々が響龍さんを仰向けにするまで約1分,それから医師を呼びに行って実際に土俵に来るまで約3分,最終的に担架で運ばれるまで計約6分以上とのこと。これが医師が最初から土俵下にいれば最初の4分は省略できよう。脳震盪から発生する病気であればこの4分間はあまりにも貴重である。これまで1人も死者が出ていなかったのは奇跡的としか言いようがない。
→ この事件から半年が経過したが,体制が根本的に改善されたわけではないのが極めて残念である。どうせ控室にいる医師を土俵下に移動させられない理由は何だろうか。いや,花道を下がった後に(頭部以外の場合の)ケガをした力士を診察する必要があるから控室常駐という理屈はわかるのだが,そこは医師の数を増やすなりできるところだと思うのだが。また,当時に医師が来るまでに医師免許を持たない人でもできたはずの対応も杜撰だったのも批判されていたし,担架が首を固定させられないものだったのも批判されていた。前者は親方衆に定期的な講習会を行うようにしたようだが,後者はどうなったのかわからない。
→ と同時に思ったのは,やはり脳震盪自体を減らすべきであって,その観点から立ち合いのかち上げで胸ではなく相手の顔面を直接ぶつけるのは反則扱いすべきだろうということだ。これについては避けられない方に問題があるというべきではない。まあ,その使い手が引退してしまったのではあるが,引退したからこそかえって使い手を不利にさせるためではないとして堂々とルール変更ができるようになったとも考えうる。


・ベルギーの農家、うっかり領土「拡大」 国境の標石動かす(BBC)
→ 言うまでもなく現在のフランス・ベルギーの関係が良好である上に実態としてすでにこの石碑は国境に影響を及ぼさないから完全に笑い話ではあるのだが,事件の背景にあるコルトレイク条約はちょっと気になった。おそらく事情から言えばウィーン議定書で詰めきれなかったから「後は二国間で解決してください」と放り投げられ,フランス・オランダで改めて話し合われた結果,5年後の1820年に結ばれたのがコルトレイク条約ということなのだろうし,この推測でほぼ正しいと思われる。しかし,確証を得ようと思って簡単に調べたが,何もわからなかった。まずWikipediaが英語・オランダ語・日本語の3つしかなく,条約の原文であり当事者であるフランス語版にページが無い時点で絶望的である。世界中がこの事件があるまでこの条約の存在にほとんど気づいていなかったと思うと,それはそれで面白い。ここで日本語がある辺り,日本人はこういうネタが好きなんだなあと。そして日本語と英語でググっても,今回の事件以外のページを見つけること自体が難しい。そこまで興味があるわけでもなし,早々に打ち切った。フランス語かオランダ語で調べればもうちょっと情報が出てくるかもしれないが。


・ジンジャーエールがあるならば、ミョウガエールやネギエールがあってもいいじゃないか( デイリーポータルZ)
→ これは面白かった。私がご飯を探す際に重視するのは,第一には美味しいものであるが,第二には珍しいものを食べたいというのがあって,未知の味に出会ってみたいという欲求は常にある。それが明らかに苦手なものや辛いものと予測されうる場合は除くが。それで行くと,言われてみるとたしかにジンジャーエールの「ジンジャー」を変えたらどうなるかというのは気になる発想で私の欲求にピンポイントで刺さった。本記事で試されているのはミョウガ・大葉・梅肉・ネギで,いずれも成功している,というよりも筆者が成功するように試行錯誤している。梅肉エールは記事中でもセルフツッコミが入っているように一周回って居酒屋で普通に見るやつという感じがしてしまったし,ネギはさすがにスパイスの力を借りすぎているように思われたが,ミョウガと大葉は普通に売れそう。また,他にも「この系統」の味の植物ならまだバリエーションが広がりそう。料理に自信がある人は探してみてほしい。私は飲む専門なので。
→ なお,ミョウガエールについてはやはり先行事例があった。JA高知がレシピを紹介している。