2022年04月01日
2022年大相撲春場所の感想
照ノ富士の休場はショックだったが,土俵内容が充実していて,見ていて非常に楽しい場所であった。好調の力士と不調の力士の差が激しかったが,好調の力士同士が上手く当たるように本割が組まれていて,そこは審判部の割が上手くいったところかなと思う。
この能町みね子氏の短評が完璧なのではあるが,自分の言葉でもまとめておきたい。
その土俵を牽引し,優勝した若隆景は近年急激に力をつけている注目株で,優勝するとまで思っていた人は少なかろうが,大活躍することは期待も予想もされていた。私自身も先場所の評に「完全に上位定着した雰囲気。新関脇にも期待が持てる」と書いている。言うまでもなく左右からおっつけて崩しそのまま押し出していくスタイルが主体だが,押せずに組んでしまったパターンでもかなり相撲になり,特にもろ差しになると強い。この器用さを身に着けたのが躍進のポイントだったのではないかと思う。Abemaで解説していた花田虎上氏も「大関取りのためには四つ相撲を磨いてほしい」とコメントしていたが,同感である。また,上位陣相手に連戦しても調子を落とさないメンタルの強さもあり,今場所の優勝決定戦も見るからに緊張していたが,高安よりは動けていた。それが初優勝の直接の鍵だったのであり,大関取りにも有利に働くだろう。関脇で12勝は当然大関取りの起点であり,大卒なのですでに27歳,このワンチャンスでとってしまってほしい。なお,表彰式で表彰状読む人が皆苦戦していたので地味に笑ってしまった。
次点の高安は大関時代の馬力が戻ってきていて,白鵬に「ジューシー」と評されてネットの相撲クラスタでちょっとだけ流行った。しかしまあ,稀勢の里から引き継いでしまったらしいメンタルの弱さが彼を初優勝から遠ざけている。私も,まさか優勝決定戦で負けるほど硬いとは思わなかった。優勝決定戦は良い内容だったのだが,あれは両者が緊張で固まっている中で力を出そうともがいていた,その必死さが観客に感動を与えたのであって,万全同士で当たったようには見えなかった。その中で地力は高安の方が高かったにもかかわらず,より動きが固かったのは高安の方であったのだ。親方チャンネルに出演していた元稀勢の里こと二所が関親方は「自分がとっている時より緊張する」と見守っていて,高安が優勝決定戦で負けると見るからにショックを受けていたのには,申し訳ないけど笑ってしまった。それに対して「当時の稀勢の里ファンの気持ちを理解した稀勢の里」と言われていたのを見てさらに笑った。いやでもマジでそれ。
その他の個別評。今場所は書くことが多い。照ノ富士は膝の調子次第ではこういう場所もある横綱ということは皆わかっていたので,今更どうこう言うことはあるまい。新型コロナウイルスに感染して10日間稽古ができなかった調整遅れが全てだろう。御嶽海は11勝で及第点だが,終盤にスタミナが切れて動きが鈍くなって10日目以降が3−3なのだから,本質的には大関昇進前とそれほど変わっていないのかもしれないと思った。正代は「正代直也の直は立ち直るの直」という横断幕を見てから本当に立ち直ったので,Twitterの相撲クラスタは盛り上がっていた。どこかを痛めていたようには見えないし,それならこんな急激に立ち直らないと思われるから,やはり精神的なものだったのだろうか。千秋楽に若隆景を破った相撲は,若隆景が固くなっていたことを差し引いても見事な正代らしい相撲で,身体が相手と密着すれば不格好でも負けないパワーが出るし,膂力も強い。逆にカド番を脱出したところでスタミナが切れたのが貴景勝で,終わってみれば8勝止まり,あと少しスタミナ切れが早かったら……と考えると正代よりもぎりぎりの脱出劇であった。貴景勝の相撲は押し切るというよりも切れ味鋭い押し引きの駆け引きで,それも一撃で決めるのではなく何度も繰り返して崩すところに特徴がある(その意味で千代大海のCSPともまた全く違う)。とはいえ押しに力があって足が前に出ないと引きも決まらないから,スタミナが切れて足が止まるとどうしようもない。大関取りのときは千秋楽までもったのだが,まだまだ若いのにどうしたことか。
三役。阿炎は本人の相撲ぶりはさして変わっていないが,ちょっと相撲が読まれてきている感じ。隆の勝は今場所の上位陣では珍しい不調組。豊昇龍は千秋楽後にTwitterの朝青龍に「俺の新小結も8勝だった」と妙な慰められ方をしていた。馬力がついてきたが,それに伴う相撲振りの変容に身体の感覚が追いついていない感じがした。それが相撲の雑さに現れているのではないか。
前頭上位。大栄翔は初日・二日目に正代・照ノ富士を倒して今場所行けるかとおもいきや,周囲も好調で8勝に止まり,しかも小結に上がれるかも怪しい。不運と言っていい。宇良は4勝止まりで上位の壁に跳ね返された。不調には見えなかったので,地力の問題だろう。相撲は面白く,各力士の対策に見応えがあった。幕内の最上位は低くつっこんで技の工夫を凝らしても,勝てないものは勝てないのだな。逸ノ城も9勝で良い活躍,引き続きやる気があって上位に再定着している。巨体を上手く使えている気がする。阿武咲は良い押し相撲なのだが,やはり大栄翔や貴景勝と比べて一歩分の馬力が足りない。それがエレベーターになっている理由だろう。霧馬山は膝の調子が成績にそのまま出ていて,調子が良かった今場所は投げの切れが異常で,これも今場所の上位が盛り上がった一因であった。前頭4枚目で10勝しているのだし,技能賞をあげても良かったのではないか。
前頭中盤。まずは琴ノ若。初場所の評に書いたこととほぼ同じになるが,今場所はよくパワーが出ていて相手を圧倒していた。敢闘賞は妥当で,間違いなく今場所を盛り上げた主要人物の一人。右四つが基本形ながらもろ差しも多いし,左四つや押しでも取れるから万能である。もう少しスピーディーに技が出ると上位に定着できそう。若元春は弟の活躍に引っ張られて新入幕にして9勝,左四つになるとなかなか強い。翔猿もよく身体が動いていて9勝しているが,相変わらず動きすぎての自滅も多い。
前頭下位。琴勝峰は二代目琴手計も生まれたことだし気合が入っていたと思う9勝だが,案外押し相撲で勝っていて,むしろ四つ相撲は豊山に敗れている。結果は出ているものの取り口がちょっと瞑想している感じも。その豊山は惜しい負け越しで,突きの威力はあるのだが,回転が遅い。天空海は掛け投げが全然決まらず,もう打たない方がいいのかも。錦木は約3年ぶりの勝ち越しだそうで,まわしを取らずに押していくか,右四つに組んでの左からの小手投げがよく決まっていた。新入幕の荒篤山は惜しい負け越しだが,幕内の立ち合いの早さになれれば,押しの馬力が出て定着できそうな雰囲気はあった。一山本も幕内で二度目の勝ち越し。馬力が足りないながら低く構えての動きがよく,何とか白星を拾っていた。
最後に見られなかった人のために,千秋楽エンディングを貼っておく。
自分用に書いている寸評みたいなやつ。自分用なので辛口すぎることも書くからふだんは公開できないけど、今場所は余韻がすごすぎて公開しちゃう。 pic.twitter.com/R9ZQpe4kEE
— 北の能町みね子🏳️🌈 (@nmcmnc) March 27, 2022
この能町みね子氏の短評が完璧なのではあるが,自分の言葉でもまとめておきたい。
その土俵を牽引し,優勝した若隆景は近年急激に力をつけている注目株で,優勝するとまで思っていた人は少なかろうが,大活躍することは期待も予想もされていた。私自身も先場所の評に「完全に上位定着した雰囲気。新関脇にも期待が持てる」と書いている。言うまでもなく左右からおっつけて崩しそのまま押し出していくスタイルが主体だが,押せずに組んでしまったパターンでもかなり相撲になり,特にもろ差しになると強い。この器用さを身に着けたのが躍進のポイントだったのではないかと思う。Abemaで解説していた花田虎上氏も「大関取りのためには四つ相撲を磨いてほしい」とコメントしていたが,同感である。また,上位陣相手に連戦しても調子を落とさないメンタルの強さもあり,今場所の優勝決定戦も見るからに緊張していたが,高安よりは動けていた。それが初優勝の直接の鍵だったのであり,大関取りにも有利に働くだろう。関脇で12勝は当然大関取りの起点であり,大卒なのですでに27歳,このワンチャンスでとってしまってほしい。なお,表彰式で表彰状読む人が皆苦戦していたので地味に笑ってしまった。
次点の高安は大関時代の馬力が戻ってきていて,白鵬に「ジューシー」と評されてネットの相撲クラスタでちょっとだけ流行った。しかしまあ,稀勢の里から引き継いでしまったらしいメンタルの弱さが彼を初優勝から遠ざけている。私も,まさか優勝決定戦で負けるほど硬いとは思わなかった。優勝決定戦は良い内容だったのだが,あれは両者が緊張で固まっている中で力を出そうともがいていた,その必死さが観客に感動を与えたのであって,万全同士で当たったようには見えなかった。その中で地力は高安の方が高かったにもかかわらず,より動きが固かったのは高安の方であったのだ。親方チャンネルに出演していた元稀勢の里こと二所が関親方は「自分がとっている時より緊張する」と見守っていて,高安が優勝決定戦で負けると見るからにショックを受けていたのには,申し訳ないけど笑ってしまった。それに対して「当時の稀勢の里ファンの気持ちを理解した稀勢の里」と言われていたのを見てさらに笑った。いやでもマジでそれ。
その他の個別評。今場所は書くことが多い。照ノ富士は膝の調子次第ではこういう場所もある横綱ということは皆わかっていたので,今更どうこう言うことはあるまい。新型コロナウイルスに感染して10日間稽古ができなかった調整遅れが全てだろう。御嶽海は11勝で及第点だが,終盤にスタミナが切れて動きが鈍くなって10日目以降が3−3なのだから,本質的には大関昇進前とそれほど変わっていないのかもしれないと思った。正代は「正代直也の直は立ち直るの直」という横断幕を見てから本当に立ち直ったので,Twitterの相撲クラスタは盛り上がっていた。どこかを痛めていたようには見えないし,それならこんな急激に立ち直らないと思われるから,やはり精神的なものだったのだろうか。千秋楽に若隆景を破った相撲は,若隆景が固くなっていたことを差し引いても見事な正代らしい相撲で,身体が相手と密着すれば不格好でも負けないパワーが出るし,膂力も強い。逆にカド番を脱出したところでスタミナが切れたのが貴景勝で,終わってみれば8勝止まり,あと少しスタミナ切れが早かったら……と考えると正代よりもぎりぎりの脱出劇であった。貴景勝の相撲は押し切るというよりも切れ味鋭い押し引きの駆け引きで,それも一撃で決めるのではなく何度も繰り返して崩すところに特徴がある(その意味で千代大海のCSPともまた全く違う)。とはいえ押しに力があって足が前に出ないと引きも決まらないから,スタミナが切れて足が止まるとどうしようもない。大関取りのときは千秋楽までもったのだが,まだまだ若いのにどうしたことか。
三役。阿炎は本人の相撲ぶりはさして変わっていないが,ちょっと相撲が読まれてきている感じ。隆の勝は今場所の上位陣では珍しい不調組。豊昇龍は千秋楽後にTwitterの朝青龍に「俺の新小結も8勝だった」と妙な慰められ方をしていた。馬力がついてきたが,それに伴う相撲振りの変容に身体の感覚が追いついていない感じがした。それが相撲の雑さに現れているのではないか。
前頭上位。大栄翔は初日・二日目に正代・照ノ富士を倒して今場所行けるかとおもいきや,周囲も好調で8勝に止まり,しかも小結に上がれるかも怪しい。不運と言っていい。宇良は4勝止まりで上位の壁に跳ね返された。不調には見えなかったので,地力の問題だろう。相撲は面白く,各力士の対策に見応えがあった。幕内の最上位は低くつっこんで技の工夫を凝らしても,勝てないものは勝てないのだな。逸ノ城も9勝で良い活躍,引き続きやる気があって上位に再定着している。巨体を上手く使えている気がする。阿武咲は良い押し相撲なのだが,やはり大栄翔や貴景勝と比べて一歩分の馬力が足りない。それがエレベーターになっている理由だろう。霧馬山は膝の調子が成績にそのまま出ていて,調子が良かった今場所は投げの切れが異常で,これも今場所の上位が盛り上がった一因であった。前頭4枚目で10勝しているのだし,技能賞をあげても良かったのではないか。
前頭中盤。まずは琴ノ若。初場所の評に書いたこととほぼ同じになるが,今場所はよくパワーが出ていて相手を圧倒していた。敢闘賞は妥当で,間違いなく今場所を盛り上げた主要人物の一人。右四つが基本形ながらもろ差しも多いし,左四つや押しでも取れるから万能である。もう少しスピーディーに技が出ると上位に定着できそう。若元春は弟の活躍に引っ張られて新入幕にして9勝,左四つになるとなかなか強い。翔猿もよく身体が動いていて9勝しているが,相変わらず動きすぎての自滅も多い。
前頭下位。琴勝峰は二代目琴手計も生まれたことだし気合が入っていたと思う9勝だが,案外押し相撲で勝っていて,むしろ四つ相撲は豊山に敗れている。結果は出ているものの取り口がちょっと瞑想している感じも。その豊山は惜しい負け越しで,突きの威力はあるのだが,回転が遅い。天空海は掛け投げが全然決まらず,もう打たない方がいいのかも。錦木は約3年ぶりの勝ち越しだそうで,まわしを取らずに押していくか,右四つに組んでの左からの小手投げがよく決まっていた。新入幕の荒篤山は惜しい負け越しだが,幕内の立ち合いの早さになれれば,押しの馬力が出て定着できそうな雰囲気はあった。一山本も幕内で二度目の勝ち越し。馬力が足りないながら低く構えての動きがよく,何とか白星を拾っていた。
最後に見られなかった人のために,千秋楽エンディングを貼っておく。
【#春場所
— nhksumo (@NhkSumo) March 27, 2022
#千秋楽エンディング】
新大関 #御嶽海 が注目を集め
横綱 #照ノ富士 が休場した
今場所#若隆景 の活躍をはじめ
様々な名場面が!
残念ながら
放送できなかった
千秋楽エンディング をどうぞ!#正代 #宇良 #玉鷲#琴ノ若 #�皸� #志摩ノ海#栃ノ心 #尾車親方 #間垣親方 pic.twitter.com/zTtlTxAHZI
好調な力士が多かったので小結を巡って大混戦,元大関という経験と優勝争い先頭だったことを加味して高安を再小結としたが,大栄翔・逸ノ城・霧馬山も相当に強い。大栄翔は前頭筆頭で勝ち越しているから再小結でないなら据え置きで確定,前頭西の1枚目と東の2枚目をあぶれた二人で争う形になるだろう。十両から上がってくるのは王鵬・東龍・翠富士の3人で確定的。下がるのは天空海・千代の国・輝までは間違いないだろうが,本来なら落ちる星勘定の千代丸が生き残りそう。下がる人数が多くなりそうな場所に限って,十両で大きく勝ち越した人が少ないのはタイミングが悪い。十両から下がるのは白鷹山・貴健斗・琴裕将の3人と思われたが,上がってくるのがすでに発表されている通り栃丸・千代嵐の2人だけらしいので,誰かは助かっている情勢。白鷹山が残されるか。北青鵬が幕下5枚目で5勝,千代の海が6枚目で6勝しているのだから,いずれかが再十両で良かったと思うのだが……


Posted by dg_law at 07:30│Comments(4)
この記事へのコメント
更新おつかれさまです。
相撲内容は右肩上がりに良くなっていき、幕内前半から熱戦が多い日もあり、楽しむことができました。
主役の1人は関脇・若隆景。おっつけが猛威をふるいましたね。下位に落としづらい一方で上位に敗れがちという特性がありますが、12勝3敗の内訳はまさしくそうした感じでした。
身体を密着されるとさすがに軽量力士の弱点が出てしまうので、それが来場所への課題でしょうか。
取りこぼしが少ないので、昇進の可能性は高いかなと思っています。来場所好成績ならあるいはと思いますが、少なくとも名古屋場所後の昇進の可能性は高いんじゃないかと予測します。
高安は終盤失速癖が出てしまった印象です。決定戦以上に身体が動いていなかった阿炎戦は痛恨でした。(正代戦や決定戦の若隆景戦はあれ以上何ができたか考えるのは難しいので・・・)
ただ、相撲内容は充実しているので、来場所以降の活躍も期待できるのかなと思っています。
決定戦は往年の「大関・高安」が戻ってきたかのような相撲でした。仕切りの咆哮や立ち合いからのかちあげがそれを象徴していました。
来場所以降にもチャンスはあると思うので、賜杯を抱いてほしいですね。
名脇役となった正代。4連敗で陥落かと思いきや、そこから復調。
大関昇進前の取り口が次第に戻ってきたのは嬉しいですね、来場所は主役になれるでしょうか。
若隆景を圧力から瞬く間に寄り切った相撲は圧巻でした。
その他。貴景勝は、琴ノ若戦での振る舞いが賛否入り乱れましたが、むしろ真っ向から琴ノ若が向かってきたら、危なかったんじゃないかと思ったりしました。
豊昇龍の新三役勝ち越しは立派でしたが、投げにいきたがるのは諸刃の剣かなと(正代戦はそれで墓穴を掘りました)
琴ノ若は幕内11場所で三賞3場所と。いい感じに顔がふてぶてしくなってきたなと期待しています。だんだん顔立ちも祖父の方に似てきたような・・・
相撲内容は右肩上がりに良くなっていき、幕内前半から熱戦が多い日もあり、楽しむことができました。
主役の1人は関脇・若隆景。おっつけが猛威をふるいましたね。下位に落としづらい一方で上位に敗れがちという特性がありますが、12勝3敗の内訳はまさしくそうした感じでした。
身体を密着されるとさすがに軽量力士の弱点が出てしまうので、それが来場所への課題でしょうか。
取りこぼしが少ないので、昇進の可能性は高いかなと思っています。来場所好成績ならあるいはと思いますが、少なくとも名古屋場所後の昇進の可能性は高いんじゃないかと予測します。
高安は終盤失速癖が出てしまった印象です。決定戦以上に身体が動いていなかった阿炎戦は痛恨でした。(正代戦や決定戦の若隆景戦はあれ以上何ができたか考えるのは難しいので・・・)
ただ、相撲内容は充実しているので、来場所以降の活躍も期待できるのかなと思っています。
決定戦は往年の「大関・高安」が戻ってきたかのような相撲でした。仕切りの咆哮や立ち合いからのかちあげがそれを象徴していました。
来場所以降にもチャンスはあると思うので、賜杯を抱いてほしいですね。
名脇役となった正代。4連敗で陥落かと思いきや、そこから復調。
大関昇進前の取り口が次第に戻ってきたのは嬉しいですね、来場所は主役になれるでしょうか。
若隆景を圧力から瞬く間に寄り切った相撲は圧巻でした。
その他。貴景勝は、琴ノ若戦での振る舞いが賛否入り乱れましたが、むしろ真っ向から琴ノ若が向かってきたら、危なかったんじゃないかと思ったりしました。
豊昇龍の新三役勝ち越しは立派でしたが、投げにいきたがるのは諸刃の剣かなと(正代戦はそれで墓穴を掘りました)
琴ノ若は幕内11場所で三賞3場所と。いい感じに顔がふてぶてしくなってきたなと期待しています。だんだん顔立ちも祖父の方に似てきたような・・・
Posted by gallery at 2022年04月01日 14:25
過去にない大量の感染者数発表開けの場所で、不調力士の原因が病気のせいだとしたら気の毒でした。優勝争いのトップが崩れてから面白くなるのは前にもありましたが、横綱ならともかく、平幕の郄安でそれが再現されるとは。
若隆景の優勝は、朝乃山の時ほど唐突には思えないものの、照ノ富士の休場と大関陣の不調、さらにここ2場所絶好調だった阿炎の不調まで重なった、幸運がありました。琴ノ若は優勝争いに2場所連続で加わり、遠からず優勝しそうです。高安に優勝のチャンスがもう一度訪れるかどうか、きっと難しいでしょう。
竜電は十両優勝、来場所も同じような成績で幕内復帰するでしょうから、十両力士はお気の毒。一方、紫電はそれほど奮いませんでした。天風は勝ち越したものの友風は回復が万全ではないようで負け越し。常幸龍も勝てなくなってきました。北青鵬が足踏みしている間に、獅子とさらに金峰山も上がってきて、大型力士の幕内台頭が待たれます。
若隆景の優勝は、朝乃山の時ほど唐突には思えないものの、照ノ富士の休場と大関陣の不調、さらにここ2場所絶好調だった阿炎の不調まで重なった、幸運がありました。琴ノ若は優勝争いに2場所連続で加わり、遠からず優勝しそうです。高安に優勝のチャンスがもう一度訪れるかどうか、きっと難しいでしょう。
竜電は十両優勝、来場所も同じような成績で幕内復帰するでしょうから、十両力士はお気の毒。一方、紫電はそれほど奮いませんでした。天風は勝ち越したものの友風は回復が万全ではないようで負け越し。常幸龍も勝てなくなってきました。北青鵬が足踏みしている間に、獅子とさらに金峰山も上がってきて、大型力士の幕内台頭が待たれます。
Posted by EN at 2022年04月01日 18:30
>galleryさん
こちらでもコメントありがとうございます。
>若隆景
>身体を密着されるとさすがに軽量力士の弱点が出てしまうので、それが来場所への課題でしょうか。
千秋楽の正代戦はまさにそんな感じでしたね。正代はそれが上手いので,今後も苦戦しそうな感じがします。その他の力士も含めて巨体相手でもおっつけで距離をとれるかどうかに注目ですね。
来場所の大関昇進は照ノ富士の事例があるので絶対に無いとは言えない,くらいでしょうか。優勝か準優勝なら話題になるかもしれません。名古屋場所後はそれなりに可能性がありそうですね。今回とれなくても,まだチャンスがありそうですし。
>高安
>決定戦以上に身体が動いていなかった阿炎戦は痛恨でした。
>(正代戦や決定戦の若隆景戦はあれ以上何ができたか考えるのは難しいので・・・)
確かにそうですね。身体が固くなっていたとしても,終盤の黒星で一番なんとかなりそうだったというか,なんとかしてほしかったのはあの阿炎戦だったように思います。
いずれにせよ,初賜杯のためにも兄弟子譲りの終盤失速癖を解消したいところですね……本人とその兄弟子が一番そう思っていそうですが。
正代は来場所期待が持てそうですね。豊昇龍はおっしゃる通り,投げで呼び込むところがありあすね(千代翔馬もそうですが)。琴ノ若は「いい感じに顔がふてぶてしくなってきた」,同感です。
来場所も楽しみですね。
こちらでもコメントありがとうございます。
>若隆景
>身体を密着されるとさすがに軽量力士の弱点が出てしまうので、それが来場所への課題でしょうか。
千秋楽の正代戦はまさにそんな感じでしたね。正代はそれが上手いので,今後も苦戦しそうな感じがします。その他の力士も含めて巨体相手でもおっつけで距離をとれるかどうかに注目ですね。
来場所の大関昇進は照ノ富士の事例があるので絶対に無いとは言えない,くらいでしょうか。優勝か準優勝なら話題になるかもしれません。名古屋場所後はそれなりに可能性がありそうですね。今回とれなくても,まだチャンスがありそうですし。
>高安
>決定戦以上に身体が動いていなかった阿炎戦は痛恨でした。
>(正代戦や決定戦の若隆景戦はあれ以上何ができたか考えるのは難しいので・・・)
確かにそうですね。身体が固くなっていたとしても,終盤の黒星で一番なんとかなりそうだったというか,なんとかしてほしかったのはあの阿炎戦だったように思います。
いずれにせよ,初賜杯のためにも兄弟子譲りの終盤失速癖を解消したいところですね……本人とその兄弟子が一番そう思っていそうですが。
正代は来場所期待が持てそうですね。豊昇龍はおっしゃる通り,投げで呼び込むところがありあすね(千代翔馬もそうですが)。琴ノ若は「いい感じに顔がふてぶてしくなってきた」,同感です。
来場所も楽しみですね。
Posted by DG-Law at 2022年04月03日 16:30
>ENさん
毎場所コメントありがとうございます。今場所は記事作成が遅れてましてすみません。
>過去にない大量の感染者数発表開けの場所で
ああ,そういう側面もありましたか。貴景勝も正代も若隆景も感染していましたね。最大の被害者は照ノ富士でしょうが,他の力士にも影響は大きそうですね。
高安はまだ初優勝のチャンスがあるかなと。最近は力士寿命が長いですし,再大関取りを含めてねらっていってほしいです。
竜電については彼個人というよりも,別記事に書いていますが,罰則で降格した力士の再昇進に伴う,周囲の力士への悪影響はやはりもうちょっと真面目に議論されるべきかなと思いますね。
常幸龍は本当にそうで,幕下上位を見るとけっこう元幕内・十両の力士がもがいているんですよね。過酷な世界だなと思います。
本記事に書きそびれましたが,獅司は好調で良かったです。戦争のことは考慮せずとも,ウクライナ出身初の関取はぜひとも見たいです。
毎場所コメントありがとうございます。今場所は記事作成が遅れてましてすみません。
>過去にない大量の感染者数発表開けの場所で
ああ,そういう側面もありましたか。貴景勝も正代も若隆景も感染していましたね。最大の被害者は照ノ富士でしょうが,他の力士にも影響は大きそうですね。
高安はまだ初優勝のチャンスがあるかなと。最近は力士寿命が長いですし,再大関取りを含めてねらっていってほしいです。
竜電については彼個人というよりも,別記事に書いていますが,罰則で降格した力士の再昇進に伴う,周囲の力士への悪影響はやはりもうちょっと真面目に議論されるべきかなと思いますね。
常幸龍は本当にそうで,幕下上位を見るとけっこう元幕内・十両の力士がもがいているんですよね。過酷な世界だなと思います。
本記事に書きそびれましたが,獅司は好調で良かったです。戦争のことは考慮せずとも,ウクライナ出身初の関取はぜひとも見たいです。
Posted by DG-Law at 2022年04月03日 16:44