2022年04月25日
’10年代のTVアニメ各年ベストとか
・「’10年代のTVアニメ各年ベスト」企画の集計結果発表(highland's diary)
→ 参加した。それぞれの年の投票理由は以下のツイートからたどれる。
→ 10年中6年は投票先が1位だったのでミーハーチョイスの面目躍如であった。以下はランキングを見ての雑感。
→ 2010年の『四畳半神話大系』が1位なのは意外。『けいおん』2期か『Angel Beats』が強いかと思っていた。2011年で『TIGER & BUNNY』がランキングに入っていないのは意外というよりも投票者層がうかがい知れる感じ。そういう層によるランキングだと思えば不思議ではない。2016年の『ユーリ on ICE』が弱いのも同じ。2012年は自分でも投票しておいてなんだけど『ガルパン』が2012年のイメージではなくて,その意味では「これ」という作品がなかった年なのかもしれない。私だったらツイートにもある通り『ガルパン』でなければ『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』に入れるが,こちらはランキングに入っていない。2013年も近い傾向で票が割れているのがランキングからわかる。
→ 2017年はあまりにも出来が良かったので『アイドルマスターSideM』に入れたが,このランキングの参加者層に沿うなら『プリンセス・プリンシパル』に入れても良かったなと思った。2018年は「君ら別の年なら1位とれるで」というアニメがランキングに並んでいて怖い。なんだったんでしょうね。2019年は,今となっては『鬼滅』に投票しているのを誇るべきかもしれない(投票のタイミングが2019年11月なので)。ただ,次点を挙げるなら『まちカドまぞく』になるし,2019年11月時点での投票ならこの結果はわかる。
→ 2020年と2021年を仮に選ぶなら,2020年は『ごちうさ』3期,次点で『はめふら』1期と『放課後ていぼう日誌』。2021年は『ゆるキャン』2期,次点で『メイドラゴン』2期と『SSSS.DYNAZENON』。『やくも』2期と『吸血鬼すぐ死ぬ』も良かったし,2021年もかなりの当たり年。2022年はこのまま行くと『着せ恋』が当確気味。
・皇の器 - 織部匡 -(少年ジャンプ+)
→ これは非常に面白かった。居城が紫禁城で内閣大学士や司礼監太監がいるのいったように明朝を8割ベースにしつつ,微妙に他の王朝から持ってきた様子で,架空なのに現実にあった王朝のような世界に感じられる。帝室の姓が「姫」なのは周を模しているか。叡宗は簡単に探した感じで見つからなかったが,唐の則天武后の子が睿宗でちょうど第5代であった。あちらは特に名君ではないが。話もベタだけどかえって史書にありそうな”逸話”感あって大変良い。
・「美術館で初めて笑った」「観音様じゃなくてキャノン様」火縄銃を構えた観音様やユーモア溢れる仏様を描いた作品が福岡で展示中(Togetter)
→ これが本当のCannon……ってやかましいわという見た人の99%がダジャレを思いつきそうな絵巻。福岡市美術館所蔵とのことなので,常設展に展示されていることを期待して福岡に行ったら見に行ってもよさそう。作者の狩野昌運は知らない画家だった。養子で狩野姓になり,晩年は福岡藩の黒田家に仕えたとのことで,福岡市美術館に作品が残っているようだ。代表作はおそらくフリーア美術館にある酒呑童子絵巻だろう。あとは貝原益軒の肖像画を描いているのが不思議なつながりでちょっと面白かった。
→ 参加した。それぞれの年の投票理由は以下のツイートからたどれる。
10:四畳半神話大系
— DG-Law/稲田義智 (@nix_in_desertis) November 22, 2019
11:まどマギ
12:ガールズ&パンツァー
13:有頂天家族
14:ヤマノススメ 2期
15:響け!ユーフォニアム1期
16:響け! ユーフォニアム2期
17:アイドルマスター SideM
18:よりもい
19:鬼滅の刃#10年代アニメ各年ベスト10
悩んで選んだ割にミーハーチョイスになった。以下言い訳。
→ 10年中6年は投票先が1位だったのでミーハーチョイスの面目躍如であった。以下はランキングを見ての雑感。
→ 2010年の『四畳半神話大系』が1位なのは意外。『けいおん』2期か『Angel Beats』が強いかと思っていた。2011年で『TIGER & BUNNY』がランキングに入っていないのは意外というよりも投票者層がうかがい知れる感じ。そういう層によるランキングだと思えば不思議ではない。2016年の『ユーリ on ICE』が弱いのも同じ。2012年は自分でも投票しておいてなんだけど『ガルパン』が2012年のイメージではなくて,その意味では「これ」という作品がなかった年なのかもしれない。私だったらツイートにもある通り『ガルパン』でなければ『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』に入れるが,こちらはランキングに入っていない。2013年も近い傾向で票が割れているのがランキングからわかる。
→ 2017年はあまりにも出来が良かったので『アイドルマスターSideM』に入れたが,このランキングの参加者層に沿うなら『プリンセス・プリンシパル』に入れても良かったなと思った。2018年は「君ら別の年なら1位とれるで」というアニメがランキングに並んでいて怖い。なんだったんでしょうね。2019年は,今となっては『鬼滅』に投票しているのを誇るべきかもしれない(投票のタイミングが2019年11月なので)。ただ,次点を挙げるなら『まちカドまぞく』になるし,2019年11月時点での投票ならこの結果はわかる。
→ 2020年と2021年を仮に選ぶなら,2020年は『ごちうさ』3期,次点で『はめふら』1期と『放課後ていぼう日誌』。2021年は『ゆるキャン』2期,次点で『メイドラゴン』2期と『SSSS.DYNAZENON』。『やくも』2期と『吸血鬼すぐ死ぬ』も良かったし,2021年もかなりの当たり年。2022年はこのまま行くと『着せ恋』が当確気味。
・皇の器 - 織部匡 -(少年ジャンプ+)
→ これは非常に面白かった。居城が紫禁城で内閣大学士や司礼監太監がいるのいったように明朝を8割ベースにしつつ,微妙に他の王朝から持ってきた様子で,架空なのに現実にあった王朝のような世界に感じられる。帝室の姓が「姫」なのは周を模しているか。叡宗は簡単に探した感じで見つからなかったが,唐の則天武后の子が睿宗でちょうど第5代であった。あちらは特に名君ではないが。話もベタだけどかえって史書にありそうな”逸話”感あって大変良い。
・「美術館で初めて笑った」「観音様じゃなくてキャノン様」火縄銃を構えた観音様やユーモア溢れる仏様を描いた作品が福岡で展示中(Togetter)
→ これが本当のCannon……ってやかましいわという見た人の99%がダジャレを思いつきそうな絵巻。福岡市美術館所蔵とのことなので,常設展に展示されていることを期待して福岡に行ったら見に行ってもよさそう。作者の狩野昌運は知らない画家だった。養子で狩野姓になり,晩年は福岡藩の黒田家に仕えたとのことで,福岡市美術館に作品が残っているようだ。代表作はおそらくフリーア美術館にある酒呑童子絵巻だろう。あとは貝原益軒の肖像画を描いているのが不思議なつながりでちょっと面白かった。
Posted by dg_law at 02:26│Comments(0)