2022年08月08日
いつまで草ではなくwを引っ張れるだろうか
・いちフェミニストが温泉むすめに願うこと(増田)
→ 3記事に及ぶ大作の旅行記と,温泉むすめという企画への批評。私は温泉むすめがそこまで好きなコンテンツというわけではなくて,行った温泉地にポップがあれば写真を撮るか程度の付き合いではあるが,けっこう共感するところが大きい。結果的に無意味または逆効果な設定が削られて,こうした騒動の中ではそれなりに意味があった,良い地点に落ち着いた部類のものだったのではないかと思うところは同感である。
→ 自分も温泉巡りが以前からの趣味だったので温泉むすめは立ち上げからさほど時間の経っていない2017年4月頃から一応知っているが,目を離している隙にキャラがどんどん増えていて,一人一人の原画が違う割に急速に増やしているなという印象だった。似たようなところは初期のデレマスや艦これにもあったが,あれらと違うのは,デレマスは完全なオリキャラ,艦これは元ネタとキャラの距離がそれなりに遠いのに対して,温泉むすめは元ネタとの距離が近い。その割に不用意で運営の熱意が先行していると思うことは,コンテンツを横目で見ていて思った。そういう私自身でさえ,あの騒動で消えた30歳で見えなくなる設定等は知らなかったので,その辺の設定はさしてオタクを惹くこともなく,本当に可燃材料でしかなかったのだろう。
→ 温泉むすめは金と人手が足りなくて設定のセンス・アイデアの古い部分を改修できなかったまま展開だけが急拡大したのだろうと考えている。増田の気にしている「温泉と酒はセット」という発想はおっしゃる通りにその典型例で,飲兵衛のキャラがいてもよいが,それなら学生という設定との食い合わせは悪く,神様にしてしまえば解決というなら,今度はその温泉街で育ったという設定との食い合わせが悪い。その辺は練って,多様性ある視点から検討してからコンテンツを拡大させるべし,オタクでもその辺の古臭さが気にかかる人はいる……という教訓を残してくれたと思うので,後続のコンテンツには参考にしてほしい騒動だったとここでは結論付けたい。温泉むすめ自身,設定を修正して軌道修正を図っている感じはするので,長い目で見守りたいたところ。
・「うぽつ」が定着し始めたのは2011年、「草」が流行り出したのは2016年──約56億のコメントデータからニコニコ動画15年の歴史を振り返ってみた(ニコニコニュース)
→ 印象よりもwwwの衰退時期が最近だった。なお,自分はいまだもって草と略すのに抵抗してwを使っているが,別にそこまで強い矜持があるわけではなかったりする。あまりにもwを連打しにくいので,衰退にスマホの普及の影響はあると思う。ただ,スマホの普及はもっと以前から進んでおり,たとえば総務省の調査で言えば2013年時点でスマホ普及率が50%を割っているのは50代以上と12歳以下に限られる。この3・4年のタイムラグは「草」が発明され,普及するのにかかった時間ということだろうか。2021年にはその草がランク外になっているのも興味深い。逆にwwwが復活している。
→ 記事で不自然に触れられていないが,「!?」はガチムチ的なアレの影響だろう。本体は衰退したが定型コメントだけ残ったか。「ん?」も例のアレで生まれたものだと思う。一方でさっぱりわからないものもある。「bbaa」「hhgg」「mm」はググっても「ググってもわからなかった」というページしか出てこなかったので,皆考えることは同じらしい。
・BLACK LAGOON第12集刊行記念!キャラクター人気投票
→ 投票があったことを知らずに終わってから結果を見たのだが,結果が非常に面白い。普通に1位がレヴィかと思っていた。とはいえバラライカでも不思議ではなく,二人の差がわずか29票で,この二人で全体の40%ほどを占めているからいい勝負だったのだろう。3位にエダが来ているのは少し意外で,この並びならロベルタが来そうなイメージだった。エダさん人気あるんだな。あとは8位のルマジュールが意外と高かった。まだキャラがそんなに掘り下げられていないが,単純に見た目がめちゃくちゃかわいいのは大きいか。4位の張さんが男性に限れば1位なのはすこぶる納得で『BLACK LAGOON』のダンディズムを代表するキャラの面目躍如である。ダッチは張さんに票をとられたか,あと素性の胡散臭さが悪影響を及ぼしていると思われ,主要キャラにしては得票が少ない。ベニーも低いが,ベニーはまあ人気が出るキャラ造形ではないので……それにしても誰だっけ?というようなキャラに負けているのはちょっとかわいそう。
→ 3記事に及ぶ大作の旅行記と,温泉むすめという企画への批評。私は温泉むすめがそこまで好きなコンテンツというわけではなくて,行った温泉地にポップがあれば写真を撮るか程度の付き合いではあるが,けっこう共感するところが大きい。結果的に無意味または逆効果な設定が削られて,こうした騒動の中ではそれなりに意味があった,良い地点に落ち着いた部類のものだったのではないかと思うところは同感である。
→ 自分も温泉巡りが以前からの趣味だったので温泉むすめは立ち上げからさほど時間の経っていない2017年4月頃から一応知っているが,目を離している隙にキャラがどんどん増えていて,一人一人の原画が違う割に急速に増やしているなという印象だった。似たようなところは初期のデレマスや艦これにもあったが,あれらと違うのは,デレマスは完全なオリキャラ,艦これは元ネタとキャラの距離がそれなりに遠いのに対して,温泉むすめは元ネタとの距離が近い。その割に不用意で運営の熱意が先行していると思うことは,コンテンツを横目で見ていて思った。そういう私自身でさえ,あの騒動で消えた30歳で見えなくなる設定等は知らなかったので,その辺の設定はさしてオタクを惹くこともなく,本当に可燃材料でしかなかったのだろう。
→ 温泉むすめは金と人手が足りなくて設定のセンス・アイデアの古い部分を改修できなかったまま展開だけが急拡大したのだろうと考えている。増田の気にしている「温泉と酒はセット」という発想はおっしゃる通りにその典型例で,飲兵衛のキャラがいてもよいが,それなら学生という設定との食い合わせは悪く,神様にしてしまえば解決というなら,今度はその温泉街で育ったという設定との食い合わせが悪い。その辺は練って,多様性ある視点から検討してからコンテンツを拡大させるべし,オタクでもその辺の古臭さが気にかかる人はいる……という教訓を残してくれたと思うので,後続のコンテンツには参考にしてほしい騒動だったとここでは結論付けたい。温泉むすめ自身,設定を修正して軌道修正を図っている感じはするので,長い目で見守りたいたところ。
・「うぽつ」が定着し始めたのは2011年、「草」が流行り出したのは2016年──約56億のコメントデータからニコニコ動画15年の歴史を振り返ってみた(ニコニコニュース)
→ 印象よりもwwwの衰退時期が最近だった。なお,自分はいまだもって草と略すのに抵抗してwを使っているが,別にそこまで強い矜持があるわけではなかったりする。あまりにもwを連打しにくいので,衰退にスマホの普及の影響はあると思う。ただ,スマホの普及はもっと以前から進んでおり,たとえば総務省の調査で言えば2013年時点でスマホ普及率が50%を割っているのは50代以上と12歳以下に限られる。この3・4年のタイムラグは「草」が発明され,普及するのにかかった時間ということだろうか。2021年にはその草がランク外になっているのも興味深い。逆にwwwが復活している。
→ 記事で不自然に触れられていないが,「!?」はガチムチ的なアレの影響だろう。本体は衰退したが定型コメントだけ残ったか。「ん?」も例のアレで生まれたものだと思う。一方でさっぱりわからないものもある。「bbaa」「hhgg」「mm」はググっても「ググってもわからなかった」というページしか出てこなかったので,皆考えることは同じらしい。
・BLACK LAGOON第12集刊行記念!キャラクター人気投票
→ 投票があったことを知らずに終わってから結果を見たのだが,結果が非常に面白い。普通に1位がレヴィかと思っていた。とはいえバラライカでも不思議ではなく,二人の差がわずか29票で,この二人で全体の40%ほどを占めているからいい勝負だったのだろう。3位にエダが来ているのは少し意外で,この並びならロベルタが来そうなイメージだった。エダさん人気あるんだな。あとは8位のルマジュールが意外と高かった。まだキャラがそんなに掘り下げられていないが,単純に見た目がめちゃくちゃかわいいのは大きいか。4位の張さんが男性に限れば1位なのはすこぶる納得で『BLACK LAGOON』のダンディズムを代表するキャラの面目躍如である。ダッチは張さんに票をとられたか,あと素性の胡散臭さが悪影響を及ぼしていると思われ,主要キャラにしては得票が少ない。ベニーも低いが,ベニーはまあ人気が出るキャラ造形ではないので……それにしても誰だっけ?というようなキャラに負けているのはちょっとかわいそう。
Posted by dg_law at 12:00│Comments(0)