2023年02月04日

「どこまでこの街?」,皆もやろう

ちょっと短いけど偶然にも同じような話題が固まったのでここで区切った。

・浅間山に新登山道計画。群馬側ルートが2025年開通予定(ヤマケイオンラインニュース)
→ 浅間山は浅間山荘から登ったことがあり,鬼押出し園も行ったことがあるのだが(その旅行記をブログに書いていないことに気づいた),鬼押出し園はなかなか良い観光地であった。かつての溶岩とは逆流するように,あちら側から登るのも面白そうである。浅間山荘や車坂峠から登ると他の山が壁になっているので,風景がどんどん変わっていく楽しさがある一方,前掛山付近まで行かないと前掛山も浅間山も見えない。群馬県側から登ると逆にずっと前掛山と浅間山を見上げながら登る形になるであろうか。


・奥渋谷、奥浅草、奥神楽坂、奥池袋。奥はどこにあるのか。(デイリーポータルZ)
→ ライターの方に同意で,街と街の間のどちらとも言えないような地域のブランド付としてちょうどよく,「知る人ぞ知る」「隠れた名所」的な雰囲気を作り出すのに「奥」という語が活用されだしたということなのだろう。現象としては面白い。この中だと納得できるのは奥浅草で,メインの観光名所からすると確かに奥である。残りはちょっとよくわからない。渋谷・神楽坂はライターの推測の通り,坂の上だから本来の奥の意味と重ねればまだ理解できるが,奥池袋はあまりにも奥の字によりかかりすぎではないか。
→ なお,本記事中に出ている「どこまでこの街?」は非常に面白いサイトで,一時期はまって私も投稿していた。個人的には力作なんだけども,PVから言って本ブログ読者にはあまり受けなかった模様。
・街と街の隙間・切れ目(nix in desertis)


・夏の温泉旅行で優勝したい人へ。温泉オタクが“推しぬる湯”の素晴らしさをご案内(KINTOマガジン)
→ 大変同意できる記事。温泉とは真水ではない水を肌で体験するものであるので,熱さはそこまで求めていない。別に熱くてもいいし,熱さが面白い温泉もあるが,長時間浸かるのであればやはりぬるい方が楽しめるのである。この点で言って,冬にぬる湯は寒いが,夏なら気にせずずっと浸かっていられるというのは正しい指摘。全国の鉱泉,冬場は話が別としても,夏場は無理に加温しなくていい風潮が広がってほしい。