2023年02月08日
メロブは好きだけど独占市場は不健全なので歓迎しない,くらいの立場
・とらのあな店舗閉店に関して
→ このニュースの通り,とらのあなは8/31にほとんどの実店舗を閉じてしまった。通販とFantiaと女性向けに注力するという経営戦略であるから自然な流れではあり,直後にねとらぼが良い取材記事を出していた。
・とらのあな「ほぼ全店閉店」衝撃発表の理由とは? 店舗事業撤退の裏側を聞いてみた(ねとらぼ)
→ ともあれ,とらのあな本店とソフマップ本店はオタク街としての秋葉原電気街の象徴のようなものであったから,それが無くなるというインパクトは大きい。ソフマップの方も随分前にビッグカメラに変わってしまった。
→ 個人的なことを言うと,コミケに行かなくなったので通販のお世話になっていたが,通販は自宅で受け取るのが面倒なのでもっぱら店舗受け取りを活用していたため,実店舗がなくなった結果としてとらのあなとの縁は切れてしまった。メロンブックスは店の側で売れ線の同人誌をきっちりと選別して品揃えを整えていたのに対し,とらのあなは店舗面積にもよるが良くも悪くも雑多に陳列していた印象で,消費者としては使い分けをすると便利だった。もっとも,最近は割とメロブ専売にしているサークルも目立つので,ジャンルによっては担当者がちゃんと読んでなさそうなことを見抜かれているのかもしれない。この辺,女性向けの評判はどうなのだろうと思ったら,やはりあまり評判が良くないという旨のはてブコメを見かけた。
→ Fantiaとなると今度はpixivfanboxがライバルになるが,機能面ではどちらも大差無いように見える。そもそもまだまだブルーオーシャンで成長産業だろうから,腕の良いイラストレーター・漫画家の取り合いが始まるのはまだ先になりそう(大体の人は両方開いている印象もある)。
・ペット画像の無断転載アカの目当てはカネ 「動物・癒しbot」「もふもふ動画」は即座にフォロー解除、ブロックを(まいどなニュース)
→ これはTwitterで猫画像を眺めている人なら気づいているところで,そのせいで流れてきた猫画像に疑いをかける手間が発生し,安易に楽しめないしRTを躊躇してしまう。Twitterはこういうものの取締にやる気がないのか脆弱なのか,イーロン・マスクの買収前後で特に変わらず野放しである。報告しようにも該当するものがないので,Twitterはそもそも無断転載を罰する気がない節さえある。なお,記事中に出てくる「動物・癒しbot」は今見たらTwitter Blueになっていた。そりゃ買うだろうが,やるせなさがある。
・大相撲裏金問題が終決 〜貴乃花びいきメディアの罪科(VictorySportsNews)
→ 言われてみると,その訴訟に関連するニュースをほとんど目にしなかったここ数年間だった。私も主要メディアをちゃんと全部読んでいるわけではないので見落としているとは思うが,それでも相撲に関するニュースはぼちぼち追っているから,不自然なほど報道されていなかったという実感がある。貴乃花に関連するニュースは大きく報道されていた一方で(悪い面も相当に報道されていたからマスコミが必ずしも貴乃花びいきだったかは疑問である),その黒幕となると,一般の好角家は興味がないと判断したか,それともマスコミ自身に不都合があったか。いずれにせよ好角家をなめた話だ。
→ 印象が変わったのは八角理事長で,それが相撲協会内のパワーゲームの産物であったにせよ,北の湖理事長やその黒幕,貴乃花が残していった旧態依然とした裏金飛び交う協会をきっちりと粛正していた。脳震盪対策の不十分やよくブレる立ち合いの成立基準等でどうかと思う施策もあるし,八角理事長自身がクリーンに運営しているという保証も無いが,これだけ大きな暗部を処理した手腕はひとまず評価してよいだろうと思う。
→ このニュースの通り,とらのあなは8/31にほとんどの実店舗を閉じてしまった。通販とFantiaと女性向けに注力するという経営戦略であるから自然な流れではあり,直後にねとらぼが良い取材記事を出していた。
・とらのあな「ほぼ全店閉店」衝撃発表の理由とは? 店舗事業撤退の裏側を聞いてみた(ねとらぼ)
→ ともあれ,とらのあな本店とソフマップ本店はオタク街としての秋葉原電気街の象徴のようなものであったから,それが無くなるというインパクトは大きい。ソフマップの方も随分前にビッグカメラに変わってしまった。
→ 個人的なことを言うと,コミケに行かなくなったので通販のお世話になっていたが,通販は自宅で受け取るのが面倒なのでもっぱら店舗受け取りを活用していたため,実店舗がなくなった結果としてとらのあなとの縁は切れてしまった。メロンブックスは店の側で売れ線の同人誌をきっちりと選別して品揃えを整えていたのに対し,とらのあなは店舗面積にもよるが良くも悪くも雑多に陳列していた印象で,消費者としては使い分けをすると便利だった。もっとも,最近は割とメロブ専売にしているサークルも目立つので,ジャンルによっては担当者がちゃんと読んでなさそうなことを見抜かれているのかもしれない。この辺,女性向けの評判はどうなのだろうと思ったら,やはりあまり評判が良くないという旨のはてブコメを見かけた。
→ Fantiaとなると今度はpixivfanboxがライバルになるが,機能面ではどちらも大差無いように見える。そもそもまだまだブルーオーシャンで成長産業だろうから,腕の良いイラストレーター・漫画家の取り合いが始まるのはまだ先になりそう(大体の人は両方開いている印象もある)。
・ペット画像の無断転載アカの目当てはカネ 「動物・癒しbot」「もふもふ動画」は即座にフォロー解除、ブロックを(まいどなニュース)
→ これはTwitterで猫画像を眺めている人なら気づいているところで,そのせいで流れてきた猫画像に疑いをかける手間が発生し,安易に楽しめないしRTを躊躇してしまう。Twitterはこういうものの取締にやる気がないのか脆弱なのか,イーロン・マスクの買収前後で特に変わらず野放しである。報告しようにも該当するものがないので,Twitterはそもそも無断転載を罰する気がない節さえある。なお,記事中に出てくる「動物・癒しbot」は今見たらTwitter Blueになっていた。そりゃ買うだろうが,やるせなさがある。
・大相撲裏金問題が終決 〜貴乃花びいきメディアの罪科(VictorySportsNews)
→ 言われてみると,その訴訟に関連するニュースをほとんど目にしなかったここ数年間だった。私も主要メディアをちゃんと全部読んでいるわけではないので見落としているとは思うが,それでも相撲に関するニュースはぼちぼち追っているから,不自然なほど報道されていなかったという実感がある。貴乃花に関連するニュースは大きく報道されていた一方で(悪い面も相当に報道されていたからマスコミが必ずしも貴乃花びいきだったかは疑問である),その黒幕となると,一般の好角家は興味がないと判断したか,それともマスコミ自身に不都合があったか。いずれにせよ好角家をなめた話だ。
→ 印象が変わったのは八角理事長で,それが相撲協会内のパワーゲームの産物であったにせよ,北の湖理事長やその黒幕,貴乃花が残していった旧態依然とした裏金飛び交う協会をきっちりと粛正していた。脳震盪対策の不十分やよくブレる立ち合いの成立基準等でどうかと思う施策もあるし,八角理事長自身がクリーンに運営しているという保証も無いが,これだけ大きな暗部を処理した手腕はひとまず評価してよいだろうと思う。
Posted by dg_law at 12:00│Comments(2)
この記事へのコメント
Fanboxはちょっと前に規約が大改訂されて結構な数の作品が死んだ(だいたいカード会社のせい)ので、Fantiaに少なからず移ってきたようですね。奪い合いというより棲み分けになるのかな
Posted by 深淵の民 at 2023年02月12日 19:34
そう言えばそうでしたね。私の知っている作家さんも影響が出るかなと思っていたのですが,意外と過去作を念のため削除した人がいるくらいでした。
今後の展開次第では,確かに棲み分けの要因として位置づけられる事件になるかもしれません。
今後の展開次第では,確かに棲み分けの要因として位置づけられる事件になるかもしれません。
Posted by DG-Law at 2023年02月12日 23:06