2024年07月04日
登山記録25(伊豆ヶ岳,岩櫃山)
No.67 伊豆ヶ岳
〔標高〕851m
〔標高差〕約560m(正丸駅から)
〔百名山認定〕ー
〔ヤマノススメ〕ー
〔県のグレーディング〕ー
〔私的な難易度と感想〕4B-
飯能アルプスの北端。珍しいことに『ヤマノススメ』では未登頂である。多分そのうち登場する。今回の我々は正丸駅から正丸峠を通って伊豆ヶ岳に向かい,そのまま天目指峠に降りてから子ノ権現に登り,最終的に吾野駅に帰った。このうち正丸駅から正丸峠はよく整っていて登りやすい。正丸峠は現上皇陛下が来訪され(登山好きの今上天皇陛下は来ていない),また『頭文字D』の聖地になっていて,眺望も良いため,観光として行く価値がある。『頭文字D』の聖地であることからわかる通り,普通に車で行ける。
しかし,正丸峠を越えて伊豆ヶ岳に向かう道に入るとすぐに荒れ始める。天覚山から子ノ権現に続く飯能アルプスのメインルートは,散々YAMAPに怒られて整備され,ほとんど道に迷うことはなくなり,随分と歩きやすくなった。一方,こちらのルートはまだ手つかずのようだ。仮にも関東ふれあいの道に指定されているならもう少し整備してもよかろうに。途中,男坂と女坂に分かれており,男坂は名目上封鎖されているが,けっこうな人が張られたロープを気にせず登っていた。私は岩場が嫌いなので迂回したが,あれだけ無視されているならロープを外した方がよいのでは。ところが女坂も封鎖されており,結局,男でも女でもない坂を登らされた。N個の性と考えると現代調と言えるのかもしれない。こういうところでも整備の追いついてなさが見て取れてしまう。
伊豆ヶ岳の山頂は伊豆が見渡せないどころか全く眺望が無い(伊豆まで見通せるからという命名されたという説はそもそも俗説)。さらに過酷なのはこの先で,眺望の無い杉林の,小刻みなアップダウンのあるザレた登山道を延々と進み,飽きたところでやっと一度下りきって天目指峠へ。これを挟んでこれまた杉林に埋没した急登を延々と登ってやっと子ノ権現に着く。我々が登った時はまだしも春で,子の権現の山桜が綺麗だったから救われたものの,これで季節が悪かったら全く救いのない山行になるところであった。伊豆ヶ岳は,自分では二度と登らない山だろうし,他の人にも飯能アルプスコンプリート以外の目的で登るのはお勧めしない。少なくとも伊豆ヶ岳のピークをとったらピストンで正丸駅に帰るべき。
No.68 岩櫃山
〔標高〕803m
〔標高差〕約300m(岩櫃山登山口から)
〔百名山認定〕ー
〔ヤマノススメ〕ー
〔県のグレーディング〕2C
〔私的な難易度と感想〕1C+
『真田丸』の聖地巡礼で。実際に麓の観光案内所は放送からしばらく経っているにもかかわらずまだ『真田丸』グッズが売っていた。登山道がよく整備されていて,観光案内所も充実していて,見るからに真田丸マネーで整備した感じなのが面白かった。群馬県北部のの真田愛がすごい。長野県上田市よりも熱いのではないか。
コースは短く,2時間程度の中に岩場・鎖場・はしごが詰め込まれているので,お手軽C難度の山として好適である(自治体がなぜ体力度を2にしているのかはわからない)。頂上手前,最後の鎖場(前傾の写真4枚め)のみ難度がまた1ランク上がる感じで自分は諦めた。よって厳密に言えば私は完全な登頂を果たしていないのだが,YAMAPは登頂認定しているし,最後の岩はエクストラステージだと思われるので許してほしい。
眺望はまずまずで,標高800m程度の低さなので遠方の見通しはそこまでよくないが,道中で360度見渡しが効く。山域が森に帰った現代すらそうなので,禿山だった戦国時代はいわずもがなだろう。前述の通りの険しさもあり,なるほどここに築城するわけだという実感を得られる。逆に登山口までの道が大変で,そりゃ無視されて攻め込まれないよな,というのも納得した。上田・沼田と合わせての来訪を勧めたい。
〔標高〕851m
〔標高差〕約560m(正丸駅から)
〔百名山認定〕ー
〔ヤマノススメ〕ー
〔県のグレーディング〕ー
〔私的な難易度と感想〕4B-
飯能アルプスの北端。珍しいことに『ヤマノススメ』では未登頂である。多分そのうち登場する。今回の我々は正丸駅から正丸峠を通って伊豆ヶ岳に向かい,そのまま天目指峠に降りてから子ノ権現に登り,最終的に吾野駅に帰った。このうち正丸駅から正丸峠はよく整っていて登りやすい。正丸峠は現上皇陛下が来訪され(登山好きの今上天皇陛下は来ていない),また『頭文字D』の聖地になっていて,眺望も良いため,観光として行く価値がある。『頭文字D』の聖地であることからわかる通り,普通に車で行ける。
しかし,正丸峠を越えて伊豆ヶ岳に向かう道に入るとすぐに荒れ始める。天覚山から子ノ権現に続く飯能アルプスのメインルートは,散々YAMAPに怒られて整備され,ほとんど道に迷うことはなくなり,随分と歩きやすくなった。一方,こちらのルートはまだ手つかずのようだ。仮にも関東ふれあいの道に指定されているならもう少し整備してもよかろうに。途中,男坂と女坂に分かれており,男坂は名目上封鎖されているが,けっこうな人が張られたロープを気にせず登っていた。私は岩場が嫌いなので迂回したが,あれだけ無視されているならロープを外した方がよいのでは。ところが女坂も封鎖されており,結局,男でも女でもない坂を登らされた。N個の性と考えると現代調と言えるのかもしれない。こういうところでも整備の追いついてなさが見て取れてしまう。
伊豆ヶ岳の山頂は伊豆が見渡せないどころか全く眺望が無い(伊豆まで見通せるからという命名されたという説はそもそも俗説)。さらに過酷なのはこの先で,眺望の無い杉林の,小刻みなアップダウンのあるザレた登山道を延々と進み,飽きたところでやっと一度下りきって天目指峠へ。これを挟んでこれまた杉林に埋没した急登を延々と登ってやっと子ノ権現に着く。我々が登った時はまだしも春で,子の権現の山桜が綺麗だったから救われたものの,これで季節が悪かったら全く救いのない山行になるところであった。伊豆ヶ岳は,自分では二度と登らない山だろうし,他の人にも飯能アルプスコンプリート以外の目的で登るのはお勧めしない。少なくとも伊豆ヶ岳のピークをとったらピストンで正丸駅に帰るべき。
正丸峠・伊豆ヶ岳・子ノ権現 / 稲田義智さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
No.68 岩櫃山
〔標高〕803m
〔標高差〕約300m(岩櫃山登山口から)
〔百名山認定〕ー
〔ヤマノススメ〕ー
〔県のグレーディング〕2C
〔私的な難易度と感想〕1C+
『真田丸』の聖地巡礼で。実際に麓の観光案内所は放送からしばらく経っているにもかかわらずまだ『真田丸』グッズが売っていた。登山道がよく整備されていて,観光案内所も充実していて,見るからに真田丸マネーで整備した感じなのが面白かった。群馬県北部のの真田愛がすごい。長野県上田市よりも熱いのではないか。
コースは短く,2時間程度の中に岩場・鎖場・はしごが詰め込まれているので,お手軽C難度の山として好適である(自治体がなぜ体力度を2にしているのかはわからない)。頂上手前,最後の鎖場(前傾の写真4枚め)のみ難度がまた1ランク上がる感じで自分は諦めた。よって厳密に言えば私は完全な登頂を果たしていないのだが,YAMAPは登頂認定しているし,最後の岩はエクストラステージだと思われるので許してほしい。
眺望はまずまずで,標高800m程度の低さなので遠方の見通しはそこまでよくないが,道中で360度見渡しが効く。山域が森に帰った現代すらそうなので,禿山だった戦国時代はいわずもがなだろう。前述の通りの険しさもあり,なるほどここに築城するわけだという実感を得られる。逆に登山口までの道が大変で,そりゃ無視されて攻め込まれないよな,というのも納得した。上田・沼田と合わせての来訪を勧めたい。
無事下山。これは難攻不落の堅城でしたわ。 pic.twitter.com/z5JP1Taliz
— DG-Law/稲田義智 (@nix_in_desertis) October 1, 2022
岩櫃山 / 稲田義智さんの岩櫃山の活動データ | YAMAP / ヤマップ
Posted by dg_law at 07:00│Comments(0)