2024年07月28日
照ノ富士10回目の優勝
愛知県体育館で最後の名古屋場所にふさわしく,盛り上がった場所になった。誰しもが照ノ富士の独走で終わると思っていたところ,終盤で他の力士が意地を見せ,優勝決定戦までもつれたが,最後は照ノ富士が勝って横綱が締めるところを締めた。
照ノ富士は優勝後のインタビューで「自分の目指していた相撲がちょっとでも完成できた」と述べていた。腰を割って上体は前傾姿勢で押し込み,そのまま押し出してもいいし四つ相撲になってもいい。四つは右四つ・左四つ・もろ差し・外四つのいずれでも形になっていた。この攻める相撲が理想形なのだろう。一時期は受ける相撲も探究していた節があるが,やはり攻める相撲に完成形を求めるようである。優勝回数が5回を超えた頃からしきりに「二桁は優勝したい」と言っていたが,その目標を達成した。両膝の状態からいつ引退してもおかしくないと言われているものの,本人はまだまだやるつもりのようだ。
優勝力士以外の個別評。大関陣。琴櫻は場所全体としては普通の出来だったが,千秋楽の本割で照ノ富士を破ったのは大きな経験になっただろうと思う。どうしても相撲の型が似ているので下位互換的になってしまうが,もろ差しなら勝機がありそうである。豊昇龍はやはりスロースターターで,気分が乗ってくるまでに黒星がかさんでいるのがもったいない。今場所に至っては投げのうちすぎで右股関節を痛めて休場となった。投げ技の多用にはケガがあるのが怖いが,豊昇龍も捕まってしまった。まずはちゃんと寄り切ってほしい。貴景勝はだましだまし相撲をとってきたが,とうとう大関から陥落することになった。突きの威力が弱いのでいなしも効かず,相手が崩れてくれない。逆にいなされると食ってしまう。また調子が良い時は四つになってもすぐには負けなかったが,今場所は四つになったら本人が諦めていた。まずは来場所10勝を目指すことになるが,今場所の出来では難しい。もちろんコンスタントに10勝していた時の調子が出ればよいので,ケガの状態によっては10勝する可能性もある。
関脇・小結は5人全員勝ち越しとなった。10勝で大関復帰を目指した霧島は,先場所に「ボタンの掛け違いとでも言うような相撲のリズムの狂いが悪化し,とうとう休場・陥落に至った」と書いたところからあまり改善がなく,白星が2つ足りなかった。豊昇龍と琴櫻に勝って貴景勝に負けていたから日毎の調子が違いすぎた。千秋楽にNHKの解説を務めていた鶴竜親方が精神的なものと指摘していたので,10勝必要な事自体がプレッシャーだったのかもしれない。とはいえ救済措置なしに3場所33勝は可能な実力者であるので,来場所以降の復調に期待したい。大の里は立ち合いの当たりを止めれば何とかなるという攻略法を見出されて苦戦したが,実際には大の里の当たりを止めるのは難しく,立て直して9勝で終戦した。相撲勘もよく,たまに切れ味のある動きを見せるので油断できない。このままなら来場所もかなり勝てそうで,大関は遠くなさそうに見えた。新小結だった平戸海は先場所同様に左前まわしを取る相撲が絶品で,技能賞は妥当だろう。そろそろ研究されるだろうから,真価は来場所になるか。阿炎と大栄翔は可も不可もなく。
前頭上位。関脇・小結の全員勝ち越しにやられて壊滅している。前頭5枚目以内の勝ち越しが翔猿だけである。その翔猿も先場所までと何かが違っていたということもなく,コメントすることがない。
前頭中盤。優勝同点の隆の勝は終盤まで完全にノーマークで,どちらかと言えば上位でとっていた力士であるから,エレベーターの上昇局面であって,11勝くらいまでは全然おかしくないくらいの感覚であった。しかし,優勝争いの展開がこじれて上位挑戦の道が開け,そこで霧島・照ノ富士・大の里と破ったのは「持っている」。そこで崩れないメンタルは日頃の鍛錬の成果か。ちょうど2年前の,2022年の名古屋場所で右肩を負傷してからピリッとしなかったが,これで復活して上位に再び定着するかもしれない。正代も10勝しているがこれも登りエレベーター。翠富士は8勝ながら,今場所も肩透かしに頼らない相撲が続いていて,違う工夫をしようという奮闘があり,その意味で見ていて面白かった。
前頭下位。美ノ海は10勝で技能を見せたのに,技能賞受賞なしで,Twitterではやや騒がれていた。私も技能賞で妥当だったと思う。四つでも離れてもよく動いて相撲をとっていた。若隆景は11勝,まずは元気に戻ってきてくれて嬉しい。ケガをする前の相撲ができているので,上位でも戦えるのではないだろうか。遠藤も久々に元気な様子だった。超絶技巧は健在である。今場所に幕内で初めて勝ち越した狼雅はブリヤート人の血を引くトゥヴァ出身(現在はモンゴル国籍)で,歴史好きとしては少しテンションが上がる出身地である。相撲はレスリング経験者らしい動きが目立ち,現在の幕内では少し珍しい。
照ノ富士は優勝後のインタビューで「自分の目指していた相撲がちょっとでも完成できた」と述べていた。腰を割って上体は前傾姿勢で押し込み,そのまま押し出してもいいし四つ相撲になってもいい。四つは右四つ・左四つ・もろ差し・外四つのいずれでも形になっていた。この攻める相撲が理想形なのだろう。一時期は受ける相撲も探究していた節があるが,やはり攻める相撲に完成形を求めるようである。優勝回数が5回を超えた頃からしきりに「二桁は優勝したい」と言っていたが,その目標を達成した。両膝の状態からいつ引退してもおかしくないと言われているものの,本人はまだまだやるつもりのようだ。
優勝力士以外の個別評。大関陣。琴櫻は場所全体としては普通の出来だったが,千秋楽の本割で照ノ富士を破ったのは大きな経験になっただろうと思う。どうしても相撲の型が似ているので下位互換的になってしまうが,もろ差しなら勝機がありそうである。豊昇龍はやはりスロースターターで,気分が乗ってくるまでに黒星がかさんでいるのがもったいない。今場所に至っては投げのうちすぎで右股関節を痛めて休場となった。投げ技の多用にはケガがあるのが怖いが,豊昇龍も捕まってしまった。まずはちゃんと寄り切ってほしい。貴景勝はだましだまし相撲をとってきたが,とうとう大関から陥落することになった。突きの威力が弱いのでいなしも効かず,相手が崩れてくれない。逆にいなされると食ってしまう。また調子が良い時は四つになってもすぐには負けなかったが,今場所は四つになったら本人が諦めていた。まずは来場所10勝を目指すことになるが,今場所の出来では難しい。もちろんコンスタントに10勝していた時の調子が出ればよいので,ケガの状態によっては10勝する可能性もある。
関脇・小結は5人全員勝ち越しとなった。10勝で大関復帰を目指した霧島は,先場所に「ボタンの掛け違いとでも言うような相撲のリズムの狂いが悪化し,とうとう休場・陥落に至った」と書いたところからあまり改善がなく,白星が2つ足りなかった。豊昇龍と琴櫻に勝って貴景勝に負けていたから日毎の調子が違いすぎた。千秋楽にNHKの解説を務めていた鶴竜親方が精神的なものと指摘していたので,10勝必要な事自体がプレッシャーだったのかもしれない。とはいえ救済措置なしに3場所33勝は可能な実力者であるので,来場所以降の復調に期待したい。大の里は立ち合いの当たりを止めれば何とかなるという攻略法を見出されて苦戦したが,実際には大の里の当たりを止めるのは難しく,立て直して9勝で終戦した。相撲勘もよく,たまに切れ味のある動きを見せるので油断できない。このままなら来場所もかなり勝てそうで,大関は遠くなさそうに見えた。新小結だった平戸海は先場所同様に左前まわしを取る相撲が絶品で,技能賞は妥当だろう。そろそろ研究されるだろうから,真価は来場所になるか。阿炎と大栄翔は可も不可もなく。
前頭上位。関脇・小結の全員勝ち越しにやられて壊滅している。前頭5枚目以内の勝ち越しが翔猿だけである。その翔猿も先場所までと何かが違っていたということもなく,コメントすることがない。
前頭中盤。優勝同点の隆の勝は終盤まで完全にノーマークで,どちらかと言えば上位でとっていた力士であるから,エレベーターの上昇局面であって,11勝くらいまでは全然おかしくないくらいの感覚であった。しかし,優勝争いの展開がこじれて上位挑戦の道が開け,そこで霧島・照ノ富士・大の里と破ったのは「持っている」。そこで崩れないメンタルは日頃の鍛錬の成果か。ちょうど2年前の,2022年の名古屋場所で右肩を負傷してからピリッとしなかったが,これで復活して上位に再び定着するかもしれない。正代も10勝しているがこれも登りエレベーター。翠富士は8勝ながら,今場所も肩透かしに頼らない相撲が続いていて,違う工夫をしようという奮闘があり,その意味で見ていて面白かった。
前頭下位。美ノ海は10勝で技能を見せたのに,技能賞受賞なしで,Twitterではやや騒がれていた。私も技能賞で妥当だったと思う。四つでも離れてもよく動いて相撲をとっていた。若隆景は11勝,まずは元気に戻ってきてくれて嬉しい。ケガをする前の相撲ができているので,上位でも戦えるのではないだろうか。遠藤も久々に元気な様子だった。超絶技巧は健在である。今場所に幕内で初めて勝ち越した狼雅はブリヤート人の血を引くトゥヴァ出身(現在はモンゴル国籍)で,歴史好きとしては少しテンションが上がる出身地である。相撲はレスリング経験者らしい動きが目立ち,現在の幕内では少し珍しい。
来場所は三役と平幕の入れ替えがなく,幕内と十両の入れ替えも2人と非常に変化の少ない番付になりそうである。前頭12枚目くらいまでは誰が組んでもほぼこうなるが,そこから先はやや意見が分かれそう。幕内からは本来なら十両に下がる成績の人が多かったが,十両での好成績者が少なく,朝乃山と錦富士以外は助かりそうな様相。十両から幕内に上がるのは優勝した白熊と阿武剋だけ。十両から幕下に下がるのは栃大海,對馬洋,生田目。幕下から十両に上がるのは欧勝海,木竜皇,大青山でほぼ確定と思われる。
Posted by dg_law at 23:47│Comments(5)
この記事へのコメント
* 照ノ富士は念願の10回目、名古屋ということで、(今場所後即引退というわけではなくても、)やはり最後という決意はあっただろうし、(常に)あるのだろう。優勝できてよかった。決定戦は見事な横綱相撲だ
* その「最後」を期していたであろう照ノ富士と、貴景勝陥落、霧島復帰ならず、愛知県体育館最後、ということで、全体的になんとなく「最後」感のある場所だった
* 安定だが優勝できない琴櫻、圧力負け→投げ多用の宝生流、怪我に苦しむ貴景勝は、見慣れた風景になってしまった
* 霧島はもう2番どこかで勝てなかったか…
* 大の里が照ノ富士に勝ったときに使った技巧はあんま見たことない。大関はすぐだろう
* 象ヶ鼻とか大蛇山みたいなシンプルな動物系しこ名が近年は少ない気がするので、白熊には旋風作ってほしい
* しこ名といえば復活を期する大波三兄弟は若葉山-若信夫-岩平に改名するとかっこいいかも
* 隆の勝は一時期大関候補だったし、照ノ富士には天敵だったけど久々にその力を見せた。支度部屋で貴景勝が声かけたとか熱い
* その「最後」を期していたであろう照ノ富士と、貴景勝陥落、霧島復帰ならず、愛知県体育館最後、ということで、全体的になんとなく「最後」感のある場所だった
* 安定だが優勝できない琴櫻、圧力負け→投げ多用の宝生流、怪我に苦しむ貴景勝は、見慣れた風景になってしまった
* 霧島はもう2番どこかで勝てなかったか…
* 大の里が照ノ富士に勝ったときに使った技巧はあんま見たことない。大関はすぐだろう
* 象ヶ鼻とか大蛇山みたいなシンプルな動物系しこ名が近年は少ない気がするので、白熊には旋風作ってほしい
* しこ名といえば復活を期する大波三兄弟は若葉山-若信夫-岩平に改名するとかっこいいかも
* 隆の勝は一時期大関候補だったし、照ノ富士には天敵だったけど久々にその力を見せた。支度部屋で貴景勝が声かけたとか熱い
Posted by acsusk at 2024年07月29日 18:32
豊昇龍の休場あたりで優勝争いは決着かと思われましたが、隆の勝が意外と頑張ってもつれた場所にしてくれました。三賞も久しぶり。照ノ富士は全勝優勝する勢いがあったものの、大の里と琴櫻にはすかされ、隆の勝には圧倒され、やはり全勝は難しいものです。それでも優勝は見事でした。
カド番の貴景勝が陥落、陥落した霧島が二桁勝てなくて大関に戻れず、大の里は大関昇進の足がかりの二桁に届かず、熱海富士は前頭筆頭でまたしても三役に届かず。それぞれ出世が遅れそうです。隆の勝も来場所は12勝するほど勝てないでしょう、今場所は出来すぎでした。
前頭上位陣は翔猿を除いて元気なく、三役とそれ以下の差が開いてる状態かもしれません。照ノ富士には来場所も活躍してもらいたいものですが、怪我も多いので、どうなりますか。
今場所は、幕下以下でも起き上がれず担架で運ばれる力士が何人かいました。朝乃山も手術となると1年ほど戻ってこられないでしょうし、友風も心配です。
土俵に戻ってきた炎鵬、初日こそ敗れたものの序の口で6勝。また関取まで戻れると良いのですが。
カド番の貴景勝が陥落、陥落した霧島が二桁勝てなくて大関に戻れず、大の里は大関昇進の足がかりの二桁に届かず、熱海富士は前頭筆頭でまたしても三役に届かず。それぞれ出世が遅れそうです。隆の勝も来場所は12勝するほど勝てないでしょう、今場所は出来すぎでした。
前頭上位陣は翔猿を除いて元気なく、三役とそれ以下の差が開いてる状態かもしれません。照ノ富士には来場所も活躍してもらいたいものですが、怪我も多いので、どうなりますか。
今場所は、幕下以下でも起き上がれず担架で運ばれる力士が何人かいました。朝乃山も手術となると1年ほど戻ってこられないでしょうし、友風も心配です。
土俵に戻ってきた炎鵬、初日こそ敗れたものの序の口で6勝。また関取まで戻れると良いのですが。
Posted by EN at 2024年07月30日 23:04
更新お疲れ様です。
照ノ富士。横審は秋場所まで云々でしたが、本人は出場。実質的に進退をかけていたと思います。速攻相撲を心掛けている感じで、10日目までに破竹の強さを魅せてくれました。しかし、後半は疲れが出たのか、失速は否めないかと。立ち合いの威力を武器にする速効相撲ですが、体躯の大きな大の里や琴櫻には効果が薄かったのではないかと感じました。
琴櫻。良くも悪くも平常運転で書くことが特にないというジレンマ。照ノ富士に勝てたのは自信になったんじゃないかと。今までも決して勝てない感じではなかったので、順当かもしれないですが
貴景勝。進退が結構取りざたされていたわけですが、20年代前半の大相撲を支えた功労者であることは間違いなく、「準横綱」的なポジションなのも一因かと。7月31日時点で情報もないので、現役続行でしょう。10勝はどうなるか読みづらいですが、波に乗れればあるいは・・・かも。
平戸海はお見事、土俵を彩ってくれました。大の里は、審判部としては大関とり継続の意向らしく、現実的には12勝は求められそう。12番となるとハードルは高めなのかなと思いますが、大関昇進はそこまで心配してません。1年後には上がってそう。
若隆景は11勝。大型力士に一気に来られると弱いのは軽量の哀しさ。平幕上位でも活躍してくれそうです。隆の勝は、出だし速効相撲が光りました。私としては、大の里を一方的に持って行った相撲が光りました。2年前に本割で敗れて決定戦に持ち越せなかったので、雪辱は果たせたのではないかと。
美ノ海は、三賞選考委員会で名前が上がらなかった模様。ガチで忘れられてたんじゃないか・・・大栄翔に勝っているのに、敢闘賞なしはかわいそうだなと思います。
ドルフィンズアリーナ最後の場所でしたが、全体的に相撲内容もよく、楽しめた本場所でした。
照ノ富士。横審は秋場所まで云々でしたが、本人は出場。実質的に進退をかけていたと思います。速攻相撲を心掛けている感じで、10日目までに破竹の強さを魅せてくれました。しかし、後半は疲れが出たのか、失速は否めないかと。立ち合いの威力を武器にする速効相撲ですが、体躯の大きな大の里や琴櫻には効果が薄かったのではないかと感じました。
琴櫻。良くも悪くも平常運転で書くことが特にないというジレンマ。照ノ富士に勝てたのは自信になったんじゃないかと。今までも決して勝てない感じではなかったので、順当かもしれないですが
貴景勝。進退が結構取りざたされていたわけですが、20年代前半の大相撲を支えた功労者であることは間違いなく、「準横綱」的なポジションなのも一因かと。7月31日時点で情報もないので、現役続行でしょう。10勝はどうなるか読みづらいですが、波に乗れればあるいは・・・かも。
平戸海はお見事、土俵を彩ってくれました。大の里は、審判部としては大関とり継続の意向らしく、現実的には12勝は求められそう。12番となるとハードルは高めなのかなと思いますが、大関昇進はそこまで心配してません。1年後には上がってそう。
若隆景は11勝。大型力士に一気に来られると弱いのは軽量の哀しさ。平幕上位でも活躍してくれそうです。隆の勝は、出だし速効相撲が光りました。私としては、大の里を一方的に持って行った相撲が光りました。2年前に本割で敗れて決定戦に持ち越せなかったので、雪辱は果たせたのではないかと。
美ノ海は、三賞選考委員会で名前が上がらなかった模様。ガチで忘れられてたんじゃないか・・・大栄翔に勝っているのに、敢闘賞なしはかわいそうだなと思います。
ドルフィンズアリーナ最後の場所でしたが、全体的に相撲内容もよく、楽しめた本場所でした。
Posted by gallery at 2024年07月31日 08:35
>acsuskさん
照ノ富士は今場所を通して相撲の出来が良かったためか,場所中にだんだんと悲壮感が無くなっていき,優勝後や明けた翌日のインタビューを読むとまだまだやるというコメントに変わっていました。こういう心境の変わり方もあるものなのだなぁと。
豊昇龍は圧力負け→投げ多用でとうとうケガしましたね。あの取り口,やっぱり危ないんですよねぇ。
霧島は鶴竜親方の指摘の通りだとするなら,精神が安定していたらもう2番勝てたのでしょう。惜しいです。
>ENさん
照ノ富士があんなに終盤で星を落としたのは意外でしたが,一夜明けのインタビューで本人が言っていた通り,周りの力士のレベルも上がっているのでしょうね。
>それぞれ出世が遅れそうです。
これほどまでに全滅とは皆思っていなかったでしょう。照ノ富士の優勝とは全く別のところで星のつぶしあいが激しかったように思います。
隆の勝はおっしゃる通りで,優勝やそれに近い成績を残した平幕の力士は大体翌場所に大負けするのですよね。隆の勝の場合は元々幕内上位にいた力士ではあるので,そこまで大敗しないとは思いますが。
炎鵬は十両くらいまでは素早く戻ってくると思います。できれば幕内で見たいですね。
照ノ富士は今場所を通して相撲の出来が良かったためか,場所中にだんだんと悲壮感が無くなっていき,優勝後や明けた翌日のインタビューを読むとまだまだやるというコメントに変わっていました。こういう心境の変わり方もあるものなのだなぁと。
豊昇龍は圧力負け→投げ多用でとうとうケガしましたね。あの取り口,やっぱり危ないんですよねぇ。
霧島は鶴竜親方の指摘の通りだとするなら,精神が安定していたらもう2番勝てたのでしょう。惜しいです。
>ENさん
照ノ富士があんなに終盤で星を落としたのは意外でしたが,一夜明けのインタビューで本人が言っていた通り,周りの力士のレベルも上がっているのでしょうね。
>それぞれ出世が遅れそうです。
これほどまでに全滅とは皆思っていなかったでしょう。照ノ富士の優勝とは全く別のところで星のつぶしあいが激しかったように思います。
隆の勝はおっしゃる通りで,優勝やそれに近い成績を残した平幕の力士は大体翌場所に大負けするのですよね。隆の勝の場合は元々幕内上位にいた力士ではあるので,そこまで大敗しないとは思いますが。
炎鵬は十両くらいまでは素早く戻ってくると思います。できれば幕内で見たいですね。
Posted by DG-Law at 2024年08月02日 18:18
>gallery さん
>体躯の大きな大の里や琴櫻には効果が薄かったのではないかと感じました。
確かにそうですね。立ち合いの威力を消されると苦戦する取り口になっていました。照ノ富士は,彼らには別の取り口を用意した方がよいのかも。
>琴櫻。良くも悪くも平常運転で書くことが特にないというジレンマ。
これは皆に言われてますねw。しかしまあ,おっしゃる通り照ノ富士に勝ったのは進歩だと思います。
>貴景勝
ケガが今から相当によくなることはなさそうなので,10勝苦しそうなのですよね。一度しっかり直した方がよいのかも(照ノ富士・栃ノ心コースになっちゃいますが)。
まだ若いので辞めるに辞められないと言いますか,平成初期なら辞めてたかもしれず,ここで再起できるのが令和の良いところかもしれません。
>大の里は、審判部としては大関とり継続の意向らしく、現実的には12勝は求められそう
そうなんですね! 来場所に12勝してもおかしくないですからね。確かに無理しなくても1年後には上がっていそうですが。
>美ノ海は、三賞選考委員会で名前が上がらなかった模様。ガチで忘れられてたんじゃないか
やっぱりそうですよね。なぜなのか……
>体躯の大きな大の里や琴櫻には効果が薄かったのではないかと感じました。
確かにそうですね。立ち合いの威力を消されると苦戦する取り口になっていました。照ノ富士は,彼らには別の取り口を用意した方がよいのかも。
>琴櫻。良くも悪くも平常運転で書くことが特にないというジレンマ。
これは皆に言われてますねw。しかしまあ,おっしゃる通り照ノ富士に勝ったのは進歩だと思います。
>貴景勝
ケガが今から相当によくなることはなさそうなので,10勝苦しそうなのですよね。一度しっかり直した方がよいのかも(照ノ富士・栃ノ心コースになっちゃいますが)。
まだ若いので辞めるに辞められないと言いますか,平成初期なら辞めてたかもしれず,ここで再起できるのが令和の良いところかもしれません。
>大の里は、審判部としては大関とり継続の意向らしく、現実的には12勝は求められそう
そうなんですね! 来場所に12勝してもおかしくないですからね。確かに無理しなくても1年後には上がっていそうですが。
>美ノ海は、三賞選考委員会で名前が上がらなかった模様。ガチで忘れられてたんじゃないか
やっぱりそうですよね。なぜなのか……
Posted by DG-Law at 2024年08月02日 18:24