2024年08月26日

アップルパイを食べるためだけに弘前を再訪したい

・りんごの街のアップルパイ(弘前観光コンベンション協会)
→ 岩木山に登った時に知ったのだが,弘前市は街をあげてアップルパイを押しており,市中のアップルパイをリストアップしたガイドマップを配布している(2024年版では40店舗)。数もすごいがバリエーションの豊富さもすごい。これは洋菓子屋のみならず,和菓子屋やフランス料理店も参加しているためで,りんごが入っていてパイ生地の上に乗っていれば他のレギュレーションは無いという自由度がそれを許容している。2023年に弘前に行った際にはこのガイドマップを見ながら5・6個食べてみたが,実際にそれぞれ味が違って面白かった。弘前を訪れた際はぜひとも,岩木山を遠目で眺めながら可能な限りのアップルパイを食していってほしい。
→ これを完全制覇するきらら漫画を作ろう(提案)


・『葬送のフリーレン』のドイツ語
→ ドイツ語が堪能な誰かがやるべき仕事で,これほど完成度が高いものを作ってくれたことに感謝したい。私がやるにはドイツ語の力が全く足りていない。京産大・外国語学部の良い宣伝にもなっていると思う。
→ 冒頭の文章でちょっと笑ってしまった。ということは「キュアフェルン」はありうる……? というボケは置いといて,「この二人の名前は可愛らしさや透明感が感じられる音になっていると考えることができる。」という指摘は面白い。加えてフランメ・フリーレンの「フリーレンと語頭の《フ+ラ行音》」というのは自力で気付けなかったところで,これも面白かった。フェルンもその系譜だろう。《フ+ラ行音》かつ可愛い音をドイツ語かつストーリーに違和感のない単語をドイツ語から探してくる手間に感動する。
→ 筆者が専門家であるがゆえにかえって基本的なことすぎて書いていないものと思われるが,「ラオフェン」のつづりがlaufenなのに「ラウフェン」ではないのは,実際のドイツ語ではauがアオに聞こえるという事情による。地名などの固有名詞ではAugsburgを「アウクスブルク」としてアオクスブルクとはしないように,つづり通り書くことの方が多い。『葬送のフリーレン』がラウフェンとしなかった理由はわからないが,そのままだとつまらないくらいの理由のような気はする。


・Tierって何?いつ出てきたの?(増田)
・便乗するが、バフ・デバフもいつ出来たの?(増田)
→ 両方とも同意できる感覚。本当にいつの間にか広まっていて定着していた。バフ・デバフは,それにあたる明確な用語が存在していなかったから,使いやすい用語として急速に広まった印象で,Tierよりは先に定着したように思われる。はてブでも指摘されているが,MMOから入ってきたのではないか。そういえばナーフもここ20年くらいで定着した語ではないか。
→ Tierはグレード等,類義語があるのに定着したので不思議に思っている。ラグビーワールドカップの影響はありそう。