2024年10月08日

歴史的に古い基準を現代に当てはめる遊びは面白い

・遙嶽図(Togetter)
→ 全体的に面白かった。個人的には石高で見る衆院選・参院選が良い。現代の百万石大名は東北地方の大名だ。日本の石高の中心,やはり20世紀後半のうちにかなり北に引っ張られているのだな。幕末の表高と実高の差を見ても東北地方は激しいし,日本の東北地方の開拓は19-20世紀になって進み,何なら開拓し終わらないうちに減反が始まったと言えそう。


・東京で育った子供はドラクエみたいな「町という点が道で繋がっている図」が理解できないことがある→関東平野はかなり異常(Togetter)
→  私は全く東京育ちではないが,割りとわかる。東京でなくとも東海道新幹線沿いは割りとずっとコナーベーションが起きている自治体が多いように思われ(熱海・三島間のような山脈が挟まっているものを除くと),京阪神も当然そう。山梨県のような盆地も都市間に切れ目が無いし,富山県のような散居村のパターンもあるから,人口密度が低い県でも「町が点」ということにならない場所もある。いろいろ含めて大雑把に言えば,現代の日本人の半数くらいは「都市が点」という感覚が無いのではないか。
→ ヨーロッパの方がよくわかるのはその通りで,フランスやドイツで高速鉄道に乗っている時,車窓からの風景で,田園地帯と都市があまりにも綺麗に分かれていて,これがJRPGの風景かとけっこう感動した。日本でももちろん都市間に平原が広がっている場所もあるが,それ以上に山脈が挟まっていて,それなら当然都市間に切れ目があるなと思ってしまうパターンが多い気がする。


・ネット広告は「みんなに見てもらう」から「見たくないなら金払え」になってしまってなんだかなってなる話…『にぎやかな未来』の世界に来てしまった(Togetter)
→ 本当に。「Webページの維持費は広告により支えられているから広告が貼ってある,見たくないなら会員になって金払え」までは理解できるし,仕方がないと思う。しかし,広告の内容が不快で絶対買わないものや詐欺ばかりになり,「消すために金払え」とプラットフォームが要求してくるのは話が違う。最近はもうターゲット広告も機能しているとは思えず,全く興味もないものばかりが表示される。質の低い広告が氾濫することで,より課金圧が強まるから,プラットフォーム側がそれらを取り締まるモチベーションは低く,取り締まられる気配はない。新聞社のホームページですら詐欺広告が出る始末であるが,大体のサイトには通報先がないというのもふざけている。この点では通報できるGoogleの広告はまだマシかもしれない。「見たくないなら金払え」がここまで急進化するとは予想してなくて,プラットフォーム側の邪悪さを見誤っていたところは自分自身あるし,皆そうなのではないか。どうしてこんなインターネットになってしまったのか。


・「パンドラの箱」を開けてしまった「囲碁将棋チャンネル」判決(Yahoo)
→ 最近はちょっと観る将をしているので,気になっていた話題。『エセ著作権事件簿』でも取り上げられていた通り,棋譜自体に著作権は存在しないので囲碁・将棋チャンネル側の敗訴は大方の予想通り。で,今後はどうなるかという話がこのYahoo記事と,リンク先の動画である。たややん氏の解説動画は非常にわかりやすいの必聴。利用規約で縛る方向になっていく(著作権ではなく民法上の不法行為として争うようにできるようにする)のではないかという予測が立てられている。
→ さて,この判決が出てから9ヶ月ほど経った現在であるが,YouTube上で堂々と盤面を表示するようになったチャンネルが多少目立つようになっただけで,思われていたよりも変化が無い印象。主催者が利用規約を変えたという話も聞かないし,案外このままなあなあになっていくのかもしれない。この裁判が控訴されたという話も聞かないが,どうなったのか。知っている方がおられたら教えてください。