2025年01月24日
2018年より前に湯釜を見ておくべきだった
・「食紅でスコーンをピンクにしようとしたら臓器に...」どうしても〇〇にしか見えないおもしろ料理失敗シリーズがXで大流行、いいね順バズツイートまとめ(Togetter)
→ 全17ページとかなり長いまとめだが,テンプレが優秀でまとめ方も上手いので,するすると読めた。お手本のようなTogetterである。
→ 全般的に面白いが,着色料を使ってないのに別のものになっているやつの方が面白い。イチゴを使うと赤くなる以上の現象が起きていて,変なものになりがちっぽい。競技化(?)する際は簡単に毒々しくなりすぎる紫芋と紫キャベツを禁じ手にする必要がありそう。
・「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点(弁護士JPニュース)
→ すっかりバズワードになって触れづらくなってしまっている「弱者男性」という用語について,非常によくまとまっている記事。やはり経済的弱者かつ恋愛弱者が定義であるべきだろう。「または」にしてしまうと問題の焦点がぶれて拡散してしまうし,あまりにも多数の人が該当するようになってしまう。トイアンナ氏の新書は読んでいないが,1500万人は多く含めすぎている印象はある。
→ 「差別と排除は種類の違いであって程度の違いではない」という話をしている記事だと思うのだが,はてブの反応を見るとそう読まれていないのが残念というか,そこを誤読されるのがネットで男女分断論が流行する原因であるのかも。排除は排除で十分に問題であって,DEIがdiversity, equity, and inclusionと包摂を含んでいることに注意したい。
→ 記事中に「ネット上では美少女イラストなどの「表象」を批判するフェミニストも目立ち、多くは「オタク」でもある弱者男性が反感を抱くのは仕方がない面もあります。表象をめぐる「差別」の問題で炎上してしまって、社会構造をめぐる「排除」の問題に議論が至っていない、というのが現状でしょう」は本当におっしゃる通りで,もう表象問題で盛り上がるのは分断であり,双方にとって不毛だからもう止めようと思う。
・18年噴火の草津白根山、立ち入り禁止区域の画像など投稿相次ぐ…800件非公開に(読売新聞)
→ 立入禁止区域の活動記録を登山アプリが消して注意を促すのは当然のこととして,草津白根山はそろそろ解禁してもいいのではないかと思う。記事中には無いが,気象庁による草津白根山の登山規制は火口から500m以内で,これに従うと湯釜には最接近できないが登頂自体は可能である。しかし,草津町の独自の判断で規制区域を大幅に広げ,1km以内が立入禁止になっている。そのまま5・6年ほど解除されていない。その後,2024年8月末に一部解除・ガイド付きで登山可とする変更が報道されたが,9月頭にすぐに全面再禁止となった。すでに気象庁の判断の通り噴火や火山ガスの危険性は低下していて規制理由が曖昧になっているし,方針もぶれている。草津町としては以前の噴火で死人が出ているし,草津温泉や万座温泉だけで観光資源は十分だから過剰なまでに慎重を期したいということだろうか。気象庁とは歩調をあわせてほしい。
・JR東など首都圏鉄道8社、磁気乗車券を廃止へ 26年度以降QR乗車券に(Impress watch)
→ QRコードの方がメンテナンスのコストが低いだろうから,時代の流れだろう。しかし,QRコードがすでに採用されている美術館や飛行機のチケットの処理の様子を見ると,客が上手くかざせなかったりでしばしば詰まっているのを見かける。先日,私自身フェリーの乗降で読み取り機が読み取ってくれなくて多少苦労した。美術館や飛行機やフェリーだから処理速度が多少遅くても後続にさして影響が出ず,文句を言う人はわずかにとどまるが,大都市圏のターミナル駅で求められる処理速度をQRコードで達成できるのかは不安が残る。通勤ラッシュの時間帯であればほぼ全員定期券だろうからあまり問題にならないかもしれないが,そうでない時間帯でも常に混んでいるのがそういう駅なので。技術が改善されて問題なくなることが予期されている,ということだろうか。
→ 全17ページとかなり長いまとめだが,テンプレが優秀でまとめ方も上手いので,するすると読めた。お手本のようなTogetterである。
→ 全般的に面白いが,着色料を使ってないのに別のものになっているやつの方が面白い。イチゴを使うと赤くなる以上の現象が起きていて,変なものになりがちっぽい。競技化(?)する際は簡単に毒々しくなりすぎる紫芋と紫キャベツを禁じ手にする必要がありそう。
・「弱者男性」は「差別」されているのか? 社会から“排除”されてきた「低学歴中年男性」の支援に必要な視点(弁護士JPニュース)
→ すっかりバズワードになって触れづらくなってしまっている「弱者男性」という用語について,非常によくまとまっている記事。やはり経済的弱者かつ恋愛弱者が定義であるべきだろう。「または」にしてしまうと問題の焦点がぶれて拡散してしまうし,あまりにも多数の人が該当するようになってしまう。トイアンナ氏の新書は読んでいないが,1500万人は多く含めすぎている印象はある。
→ 「差別と排除は種類の違いであって程度の違いではない」という話をしている記事だと思うのだが,はてブの反応を見るとそう読まれていないのが残念というか,そこを誤読されるのがネットで男女分断論が流行する原因であるのかも。排除は排除で十分に問題であって,DEIがdiversity, equity, and inclusionと包摂を含んでいることに注意したい。
→ 記事中に「ネット上では美少女イラストなどの「表象」を批判するフェミニストも目立ち、多くは「オタク」でもある弱者男性が反感を抱くのは仕方がない面もあります。表象をめぐる「差別」の問題で炎上してしまって、社会構造をめぐる「排除」の問題に議論が至っていない、というのが現状でしょう」は本当におっしゃる通りで,もう表象問題で盛り上がるのは分断であり,双方にとって不毛だからもう止めようと思う。
・18年噴火の草津白根山、立ち入り禁止区域の画像など投稿相次ぐ…800件非公開に(読売新聞)
→ 立入禁止区域の活動記録を登山アプリが消して注意を促すのは当然のこととして,草津白根山はそろそろ解禁してもいいのではないかと思う。記事中には無いが,気象庁による草津白根山の登山規制は火口から500m以内で,これに従うと湯釜には最接近できないが登頂自体は可能である。しかし,草津町の独自の判断で規制区域を大幅に広げ,1km以内が立入禁止になっている。そのまま5・6年ほど解除されていない。その後,2024年8月末に一部解除・ガイド付きで登山可とする変更が報道されたが,9月頭にすぐに全面再禁止となった。すでに気象庁の判断の通り噴火や火山ガスの危険性は低下していて規制理由が曖昧になっているし,方針もぶれている。草津町としては以前の噴火で死人が出ているし,草津温泉や万座温泉だけで観光資源は十分だから過剰なまでに慎重を期したいということだろうか。気象庁とは歩調をあわせてほしい。
・JR東など首都圏鉄道8社、磁気乗車券を廃止へ 26年度以降QR乗車券に(Impress watch)
→ QRコードの方がメンテナンスのコストが低いだろうから,時代の流れだろう。しかし,QRコードがすでに採用されている美術館や飛行機のチケットの処理の様子を見ると,客が上手くかざせなかったりでしばしば詰まっているのを見かける。先日,私自身フェリーの乗降で読み取り機が読み取ってくれなくて多少苦労した。美術館や飛行機やフェリーだから処理速度が多少遅くても後続にさして影響が出ず,文句を言う人はわずかにとどまるが,大都市圏のターミナル駅で求められる処理速度をQRコードで達成できるのかは不安が残る。通勤ラッシュの時間帯であればほぼ全員定期券だろうからあまり問題にならないかもしれないが,そうでない時間帯でも常に混んでいるのがそういう駅なので。技術が改善されて問題なくなることが予期されている,ということだろうか。
Posted by dg_law at 21:00│Comments(0)