2025年05月12日

登山記録39(伯耆大山,三原山,赤ぼっこ)

No.97 伯耆大山
〔標高〕1729m(立入禁止区域を除くと1709m)
〔(獲得)標高差〕約960m
〔百名山認定〕百名山
〔ヤマノススメ〕ー
〔県のグレーディング〕ー
〔私的な難易度と感想〕2A+
単なる記載忘れ。旅行記は別に書いているのでそちらに。非常に良い山だったので再訪したい。


No.98 三原山
〔標高〕758m
〔標高差〕約270m
〔獲得標高差〕約300m
〔百名山認定〕ー
〔ヤマノススメ〕ー
〔県のグレーディング〕ー
〔私的な難易度と感想〕2A+
 22時に竹芝出発の夜行フェリーで6時に伊豆大島の岡田港着。寝てる間に着くのは夜行バスと同様に便利だし,夜行バスよりは随分と寝やすい。東京と横浜の夜景も楽しめた。バスに乗って三原山へ。温泉ホテルルートから登り始める。歩き始めから30分は「いつか森になる道」という名前がついていたが,すでにほぼ森であった。命名当時はまだ砂漠だったのだろうが,もう名前を変えた方がよい。標高は低く,あっさりと剣ヶ峰へ。少し曇っていたが,伊豆諸島の島々が三宅島くらいまでは見えた。風が非常に強く,立っていられないほどだったのですぐにお鉢巡りをして地層大断面方向に下山。マイナールートであるがゆえに,幻の池から外輪山まではトレースが薄く不安になったが,外輪山の外側はむしろ道がはっきりしていた。「滑り台」と名のついた砂走りっぽいゾーンを抜けると樹林帯に。開聞岳を思い出すような南方の植生を通り抜けると,地層大断面にたどり着いてゴール。植生が面白かったし,地層大断面も観光でき,バス停も近いと非常に良いルートだと思うのだが,なぜ人気が無いのだろうか。やはり皆普通に登山口に戻ってバス停に乗って帰るということか。特に険しいところはなく,スニーカーでも大丈夫だろうが,砂礫ではあるので靴に砂が入るのは覚悟した方がいいかもしれず,それが嫌ならやはり登山靴だろう。
 下山後は地層大断面からバスで移動し,波浮港へ行き,名物べっこう寿司を食べて帰宅。非常にまとまった良い一日だったが,三原山の寒風と詰め込みすぎた旅程で体力を奪われていたのか,帰宅中に体調が悪化して結果的にインフルエンザだった。年齢も考えてそろそろ無理気味の旅程はやめにしたい。





三原山 / 稲田義智さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ



No.99 赤ぼっこ
〔標高〕409m
〔標高差〕約220m
〔獲得標高差〕約480m(宮ノ平駅,日向和田駅から),約620m(青梅駅から)
〔百名山認定〕ー
〔ヤマノススメ〕21巻
〔県のグレーディング〕ー
〔私的な難易度と感想〕2A
 赤ぼっこは関東大震災の際の土砂崩れで土壌が流出し,赤土が露出したのが語源。その後も樹木が生えず自然の展望台となり,近年になって観光的価値が見出された。実際に270度開けていて,都心方面はスカイツリーまで、奥多摩方面は大岳山や川苔山が良く見える。やけに山桜が多いと思ったら,青梅市が杉林を間伐し,空いた隙間に広葉樹や桜の木を植える活動を長年やっていて,それが実を結びつつあるようだ。素晴らしい。丁度散り際の時期なので,桜吹雪の中を歩けて大変良かった。赤ぼっこは『ヤマノススメ』の21巻に登場した山なので,聖地巡礼も兼ねているが,良い山を紹介してもらった。道は過保護気味に整備された,典型的な東京都仕様である。難易度は2Aでよい。
 なお,今回歩いた長淵山ハイキングコースは赤ぼっこの他に天狗岩・愛宕山といったピークがあるが,いずれも眺望が全く無い上に脇道にそれる必要があるので,行かなくていい。赤ぼっこだけ行けば十分である。その上で,愛宕山はYAMAPの地図上は行き止まりになっているが,他の方のフィールドコメントにもある通り,登山道が存在していて直接下山が可能である。



赤ぼっこ / 稲田義智さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ


 ついでにどうでもいい話をすると,YAMAPの記録を見てもらうと私はかなり延長して歩いて二俣尾駅まで行っているが,これは他の登山の際に二俣尾駅をゴールにしていて,その時と軌跡をつなげるためである。結果として青梅駅から御岳山経由で高水三山・棒ノ折・子の権現から飯能アルプス・日和田山とつながって高麗駅までの軌跡がつながった。今後もどんどんつなげていきたい。