2025年07月29日
令和で9人目の平幕優勝
全く予想できなかった優勝争いとなり,14日目終了時点で早々に平幕優勝が確定した。優勝した琴勝峰は恵まれた体格で,入幕時点では琴櫻や豊昇龍と並ぶ大器と言われながらも,前頭中盤から下位での小規模な勝ち越しと負け越しを繰り返していて,たまに二桁勝っては上位挑戦で大敗する,いわゆるエレベーターの地位の力士であった。私の本ブログでの記録でも目立った記述はなく,後述する先場所の次は2023年の初場所まで名前を出していない。今場所も地力が上がったというよりは絶好調時に前頭下位にいたので大勝したという様相ではあるが,前兆は先場所にあった。途中からの出場での6−4−5であったが,数字の割に内容が良く,「万全なら敢闘賞レベルの活躍だったかもしれない」と書いていた。今場所は弟の琴栄峰が新入幕で刺激を受けたのが好調だった要因ではないかとよく言われるが,もちろんその影響もあっただろうが,どちらかというと先場所から相撲ぶりが少し変わって地力も増していたという点を指摘しておきたい。その相撲ぶりについては,今場所の琴勝峰は,よく言われるように前に出る相撲が増え,体重が活きる取組が多かったように思えた。巨漢なのに縮こまって相撲を取り,腕をたたんでもろ差しをねらったり,懐の広さをつぶすように押しにいったりする力士は意外と多く,正代のようにそれが一つの味になっている力士もいる一方,輝や湘南乃海のようにもったいない相撲になっている力士の方が多い。琴勝峰の取り口も以前は後者であったが,今場所は重さを相手にぶつけて崩し,引いても懐の広さを活かして,体が離れたら安全にはたいたり,上手投げにいったりという技が決まっていた。来場所以降もこの相撲ぶりが続くなら上位定着は可能で,三役にも手がかかるだろう。
いくつかのトピックとして。今場所は名古屋場所の会場が愛知県体育館からIGアリーナに変わって初めての場所となった。初日時点では休場が二人であったが,最終的には延べ7人となり(再出場含む),途中休場が多い場所となった。令和の平幕優勝はこれで9人目,平成と並んだ。昭和は年六場所制以降も9人なので,偶然にも元号ごとの人数がそろっている。令和は約7年だが,平成は約31年,昭和も約30年なので令和はペースが圧倒的に早い。なお,昭和からの合計で名古屋場所(7月場所)は27回中8回で,これまた他の場所よりも圧倒的に多い。平幕優勝というと個人的には初場所の印象が強いのだが,平成以降に限ると初場所が4回,名古屋場所が5回なのであながち間違いでもないようである。おそらく名古屋場所より多い印象だったのは徳勝龍のせいだろう。荒れる春場所と言われる春場所は,展開こそ荒れるが優勝は落ち着く印象で,やはり回数は27回中3回と少ない。名古屋場所で平幕優勝が多い理由については新聞報道がある。体調管理の理由は大きそう。
・(日刊スポーツ)
個別評。横綱の豊昇龍はどうも気負いすぎて足が滑り,かつ横綱にしては軽量なので立ち合いで押し込めばなんとかなる(かつ日馬富士ほどの立ち合いの威力はない)と思われているので皆とりあえず全力でぶつかってくるので余計に苦戦させられている節がある。二日目の若元春も三日目の安青錦も両者が会心の相撲であったし,四日目の阿炎は同体取り直しが妥当だったところ負けと判定された不運もあった。もう少し気楽に相撲をとってほしいと思うのだが,横綱にそれを言うのは酷なもので,言う資格があるのは同じ横綱の経験者だけかもしれない。照ノ富士か誰かがメンタルケアをしてあげてほしい。それに対して大の里は,綱取り時に封印できていた引き癖が再発し,当たりが不十分だと形が悪いまま雑に攻め込んでしまう癖まで再発して,負けた相撲はボロボロだった。1場所あたりの金星配給4個で,新横綱としては史上最多タイ。反面役力士には全員勝って11勝となると,新横綱の場所としては及第点とも言えて評価が難しい。新横綱の場所の11勝は年六場所制以降の中央値である。大関の琴櫻は可も不可もなく。3場所連続8−7だが,いずれも14日目までには決まっていて不思議と不安定さは感じない。
三役。霧島は四つ相撲なのにツラ相撲の節があり,終盤は謎に脆かった。故障があったと言われる方が納得する。若手の壁の役割を任されたと思われるが,草野も琴勝峰も止められず,今場所の平幕優勝をアシストする形になった。これは審判部の判断も微妙で,草野に負けた時点でまずいと考えて,14日目の琴勝峰には別の役力士を当てることを考えてもよかったと思う。そのためにわざわざ結びの一番の後に翌日の取組を発表するように制度を変えたのであろうし。若隆景は10勝で二場所計が22勝。西大関不在でハードルが下がりきっているから,来場所も10勝の32勝なら昇進確実と思われる。年齢的にもラストチャンスに近く,これをものにしてほしい。同じく10勝の高安も再大関挑戦であるからハードルは低いと思われる。引退前に何か記録を作ってほしい。欧勝馬は予想通りではあるが家賃が高すぎた。
前頭上位。言及すべき力士が多い。大活躍した安青錦は,まぎれもなく今場所の主役であった。先場所の評に「来場所の上位挑戦では相当に成長していない限りは跳ね返されるだろう」と書いていたが,相当に成長していたので参ったというほかない。低い姿勢のまま押し込み,頭四つになれば内無双が,組めば左からの捻り技が来るので脅威である。今場所はとうとう低さ比べで若隆景に勝ってしまった。身体が大きいわけではないので,パワー系の力士に立ち合い負けすると低さが保てないことが露呈し,大の里と草野にはそこを突かれて負けたので,上位定着への鍵はパワーかもしれない。若元春と王鵬は日毎の出来が違いすぎてよくわからない。伯桜鵬は謎の勝ち越し力で休場した場所以外の負け越し無しを継続中。上位では突出した持ち味もないが,左四つになれれば最もよし,なれなくても一応の相撲にはなる器用さで苦手な型がなく,成績が安定していると思われる。毎場所記録を作る玉鷲は,今場所は金星獲得最年長記録を樹立した。来場所は何を作るか楽しみ。阿武剋と金峰山は家賃が高かった。
前頭中盤。尊富士は出足の止め方を研究されており,右上腕を痛めたために二の矢が出なかったことと合わさってひどい出来になった。それでも5勝できたことをよしとすべきかもしれない。右上腕が治療できたとて,二の矢が出ない弱点は直す必要があるが,そこは照ノ富士親方がなんとか指導しそう。一山本は終盤に厳しい相手に当てられて5連敗となったが,10日までは9勝1敗で優勝争いを引っ張った。突き押し一辺倒に見えて多彩な小技があり,パワーではなくテクニックで押す人なので見ていて面白い。何より一山本はトークが上手すぎる。もっとインタビュールームに来てほしい。熱海富士は,まだ動きに鈍重さがあるものの,少し動きが良くなったように思われた。四つになれば強いのはわかっているので,機敏に四つになれる動きを磨いてほしい。千代翔馬は1−14という稀に見る大敗を喫していた。右四つ左上手になってから,普段なら強引な左上手投げが決まるところ,今場所はこれがことごとく決まらず自滅していた。場所前に腰痛があったとのことだが,あれだけ投げが打てないほどの腰痛なら休場していた方が良かったように思われる。
幕内下位。優勝した琴勝峰は既述の通り。御嶽海も復活の10勝で良かった。今場所は持ち前のパワーが光った。他には新入幕の草野と藤ノ川が大活躍であった。草野は体格十分の右四つの本格派で,投げの技術もあり,ここぞというときの相撲勘もよく,期待は高い。突き押しになると少し苦手な印象。来場所以降は捕まえられるかどうかが勝負のポイントになりそう。若碇改め藤ノ川は「気風の良い相撲」と誰しもが評する通りで,激しいながら軽やかな動きで,見ていて気持ちが良い。ややケガをしそうな取り口であるのと,前頭中盤以上では力負けが目立ちそうな点が心配である。なお,藤ノ川は「新入幕ながらも優勝力士に勝利」となり,これが103年ぶりの出来事とのこと。方や琴栄峰は明確に地力が足りていない。幕内2場所目となった嘉陽も,持ち前の逃げ回る相撲が,逃げる方向が読まれるようになっていて効かず,十両からの出直しとなった。幕内の相撲はすぐに対策をとられてしまうので厳しい。
いくつかのトピックとして。今場所は名古屋場所の会場が愛知県体育館からIGアリーナに変わって初めての場所となった。初日時点では休場が二人であったが,最終的には延べ7人となり(再出場含む),途中休場が多い場所となった。令和の平幕優勝はこれで9人目,平成と並んだ。昭和は年六場所制以降も9人なので,偶然にも元号ごとの人数がそろっている。令和は約7年だが,平成は約31年,昭和も約30年なので令和はペースが圧倒的に早い。なお,昭和からの合計で名古屋場所(7月場所)は27回中8回で,これまた他の場所よりも圧倒的に多い。平幕優勝というと個人的には初場所の印象が強いのだが,平成以降に限ると初場所が4回,名古屋場所が5回なのであながち間違いでもないようである。おそらく名古屋場所より多い印象だったのは徳勝龍のせいだろう。荒れる春場所と言われる春場所は,展開こそ荒れるが優勝は落ち着く印象で,やはり回数は27回中3回と少ない。名古屋場所で平幕優勝が多い理由については新聞報道がある。体調管理の理由は大きそう。
・(日刊スポーツ)
個別評。横綱の豊昇龍はどうも気負いすぎて足が滑り,かつ横綱にしては軽量なので立ち合いで押し込めばなんとかなる(かつ日馬富士ほどの立ち合いの威力はない)と思われているので皆とりあえず全力でぶつかってくるので余計に苦戦させられている節がある。二日目の若元春も三日目の安青錦も両者が会心の相撲であったし,四日目の阿炎は同体取り直しが妥当だったところ負けと判定された不運もあった。もう少し気楽に相撲をとってほしいと思うのだが,横綱にそれを言うのは酷なもので,言う資格があるのは同じ横綱の経験者だけかもしれない。照ノ富士か誰かがメンタルケアをしてあげてほしい。それに対して大の里は,綱取り時に封印できていた引き癖が再発し,当たりが不十分だと形が悪いまま雑に攻め込んでしまう癖まで再発して,負けた相撲はボロボロだった。1場所あたりの金星配給4個で,新横綱としては史上最多タイ。反面役力士には全員勝って11勝となると,新横綱の場所としては及第点とも言えて評価が難しい。新横綱の場所の11勝は年六場所制以降の中央値である。大関の琴櫻は可も不可もなく。3場所連続8−7だが,いずれも14日目までには決まっていて不思議と不安定さは感じない。
三役。霧島は四つ相撲なのにツラ相撲の節があり,終盤は謎に脆かった。故障があったと言われる方が納得する。若手の壁の役割を任されたと思われるが,草野も琴勝峰も止められず,今場所の平幕優勝をアシストする形になった。これは審判部の判断も微妙で,草野に負けた時点でまずいと考えて,14日目の琴勝峰には別の役力士を当てることを考えてもよかったと思う。そのためにわざわざ結びの一番の後に翌日の取組を発表するように制度を変えたのであろうし。若隆景は10勝で二場所計が22勝。西大関不在でハードルが下がりきっているから,来場所も10勝の32勝なら昇進確実と思われる。年齢的にもラストチャンスに近く,これをものにしてほしい。同じく10勝の高安も再大関挑戦であるからハードルは低いと思われる。引退前に何か記録を作ってほしい。欧勝馬は予想通りではあるが家賃が高すぎた。
前頭上位。言及すべき力士が多い。大活躍した安青錦は,まぎれもなく今場所の主役であった。先場所の評に「来場所の上位挑戦では相当に成長していない限りは跳ね返されるだろう」と書いていたが,相当に成長していたので参ったというほかない。低い姿勢のまま押し込み,頭四つになれば内無双が,組めば左からの捻り技が来るので脅威である。今場所はとうとう低さ比べで若隆景に勝ってしまった。身体が大きいわけではないので,パワー系の力士に立ち合い負けすると低さが保てないことが露呈し,大の里と草野にはそこを突かれて負けたので,上位定着への鍵はパワーかもしれない。若元春と王鵬は日毎の出来が違いすぎてよくわからない。伯桜鵬は謎の勝ち越し力で休場した場所以外の負け越し無しを継続中。上位では突出した持ち味もないが,左四つになれれば最もよし,なれなくても一応の相撲にはなる器用さで苦手な型がなく,成績が安定していると思われる。毎場所記録を作る玉鷲は,今場所は金星獲得最年長記録を樹立した。来場所は何を作るか楽しみ。阿武剋と金峰山は家賃が高かった。
前頭中盤。尊富士は出足の止め方を研究されており,右上腕を痛めたために二の矢が出なかったことと合わさってひどい出来になった。それでも5勝できたことをよしとすべきかもしれない。右上腕が治療できたとて,二の矢が出ない弱点は直す必要があるが,そこは照ノ富士親方がなんとか指導しそう。一山本は終盤に厳しい相手に当てられて5連敗となったが,10日までは9勝1敗で優勝争いを引っ張った。突き押し一辺倒に見えて多彩な小技があり,パワーではなくテクニックで押す人なので見ていて面白い。何より一山本はトークが上手すぎる。もっとインタビュールームに来てほしい。熱海富士は,まだ動きに鈍重さがあるものの,少し動きが良くなったように思われた。四つになれば強いのはわかっているので,機敏に四つになれる動きを磨いてほしい。千代翔馬は1−14という稀に見る大敗を喫していた。右四つ左上手になってから,普段なら強引な左上手投げが決まるところ,今場所はこれがことごとく決まらず自滅していた。場所前に腰痛があったとのことだが,あれだけ投げが打てないほどの腰痛なら休場していた方が良かったように思われる。
幕内下位。優勝した琴勝峰は既述の通り。御嶽海も復活の10勝で良かった。今場所は持ち前のパワーが光った。他には新入幕の草野と藤ノ川が大活躍であった。草野は体格十分の右四つの本格派で,投げの技術もあり,ここぞというときの相撲勘もよく,期待は高い。突き押しになると少し苦手な印象。来場所以降は捕まえられるかどうかが勝負のポイントになりそう。若碇改め藤ノ川は「気風の良い相撲」と誰しもが評する通りで,激しいながら軽やかな動きで,見ていて気持ちが良い。ややケガをしそうな取り口であるのと,前頭中盤以上では力負けが目立ちそうな点が心配である。なお,藤ノ川は「新入幕ながらも優勝力士に勝利」となり,これが103年ぶりの出来事とのこと。方や琴栄峰は明確に地力が足りていない。幕内2場所目となった嘉陽も,持ち前の逃げ回る相撲が,逃げる方向が読まれるようになっていて効かず,十両からの出直しとなった。幕内の相撲はすぐに対策をとられてしまうので厳しい。
関脇・小結に張り出しを作らなかったが,高安を西の張り出し関脇とする可能性はあり,すると阿炎か玉鷲が西の小結となって,前頭以降の番付は大きく変わる。ここが最大の焦点になるだろう。十両から上がるのは湘南乃海,友風,錦木,竜電の4人までは確定で,あと1人空くなら日翔志か大青山になるだろうが,空かない可能性も高い。ここでは日翔志を入れた。十両に下がる候補は琴栄峰,千代翔馬,嘉陽,遠藤,英乃海,獅司の6人になるが,実際には4・5人しか下がらないと思われる。ここでは獅司を幕尻に残したが,琴栄峰が残る可能性もある。獅司が残った場合,幕尻付近で2場所連続の負け越しで残留するという幸運になる。
十両と幕下の入れ替えは,十両から下がるのが大奄美,大辻,志摩ノ海,水戸龍,生田目の5人で間違いないと思われる。すると上がるのも5人で,旭海雄,朝乃山,石崎,朝白龍までは確実として,後の1人は北の若か西ノ龍か。こういう時は再昇進が優先されることと,5枚目以内なら番付上位が優先されることから言って北の若が入りそうだが,予想が非常に難しい。

十両と幕下の入れ替えは,十両から下がるのが大奄美,大辻,志摩ノ海,水戸龍,生田目の5人で間違いないと思われる。すると上がるのも5人で,旭海雄,朝乃山,石崎,朝白龍までは確実として,後の1人は北の若か西ノ龍か。こういう時は再昇進が優先されることと,5枚目以内なら番付上位が優先されることから言って北の若が入りそうだが,予想が非常に難しい。

Posted by dg_law at 01:51│Comments(4)
この記事へのコメント
更新お疲れ様です。
まさかの結果で終わった名古屋場所。IGアリーナ初優勝力士は平幕・琴勝峰でした。15枚目付近の番付で、佐渡ヶ嶽部屋の力士が名古屋で優勝するとなると、思い浮かべるのが琴富士なわけで。妙な縁を感じます。
琴勝峰は弟の幕内昇進が刺激になったのか、前半から動ける相撲でした。怪我の調子さえよければ、十両優勝(しかも3回)や、幕内勝ち越しは十分にできる人ではあるわけで。昨年も4場所連続勝越、上位では7勝8敗まで持っていっているのは事実ですし。
燻っていた大器と言われる存在が優勝した点では、朝乃山初優勝を思い浮かべます。まだ25歳。まずは上位定着を目指してほしいなと。
大の里は、11勝4敗。当たりを止められたあとの二の矢が弱いという弱点を突かれてました。強いけど、負けやすい。負け方と、13日目で実質脱落というのが、心象悪かったかー。霧島は後半失速、体調不良もあったとのこと、どうも好調が2場所続かない。若隆景は10勝5敗で終了、序盤落としながらも、盛り返すのは、さすがです。序盤戦さえクリアできれば、昇進の可能性は十分にあるかなと。
玉鷲と高安がベテランの意地を魅せてくれました。高安VS熱海富士はベストバウト。玉鷲の最年長金星も驚かされました。彼については、馬力そのものは若い頃よりは落ちていますが、テクニックと土俵感が増していること、ある程度は四つでも取れるという点が強いのかなと。
尊富士は、6日目に負傷のようで、早めに休んでほしかったかなと、負傷を庇う結果、相撲がバラついていた感じがします。
隆の勝は、かなり調子が良さそうながら、9勝で終わったのは意外、相撲の難しさを感じます。
安青錦は今場所の主役であり、旋風を起こしてくれました。問題は上位陣が再戦を行う来場所であり、巡業でいろいろと研究されるだろうなと。来場所8勝でもいいので、勝ち越したら、想像以上ともいえるかなと。
まさかの結果で終わった名古屋場所。IGアリーナ初優勝力士は平幕・琴勝峰でした。15枚目付近の番付で、佐渡ヶ嶽部屋の力士が名古屋で優勝するとなると、思い浮かべるのが琴富士なわけで。妙な縁を感じます。
琴勝峰は弟の幕内昇進が刺激になったのか、前半から動ける相撲でした。怪我の調子さえよければ、十両優勝(しかも3回)や、幕内勝ち越しは十分にできる人ではあるわけで。昨年も4場所連続勝越、上位では7勝8敗まで持っていっているのは事実ですし。
燻っていた大器と言われる存在が優勝した点では、朝乃山初優勝を思い浮かべます。まだ25歳。まずは上位定着を目指してほしいなと。
大の里は、11勝4敗。当たりを止められたあとの二の矢が弱いという弱点を突かれてました。強いけど、負けやすい。負け方と、13日目で実質脱落というのが、心象悪かったかー。霧島は後半失速、体調不良もあったとのこと、どうも好調が2場所続かない。若隆景は10勝5敗で終了、序盤落としながらも、盛り返すのは、さすがです。序盤戦さえクリアできれば、昇進の可能性は十分にあるかなと。
玉鷲と高安がベテランの意地を魅せてくれました。高安VS熱海富士はベストバウト。玉鷲の最年長金星も驚かされました。彼については、馬力そのものは若い頃よりは落ちていますが、テクニックと土俵感が増していること、ある程度は四つでも取れるという点が強いのかなと。
尊富士は、6日目に負傷のようで、早めに休んでほしかったかなと、負傷を庇う結果、相撲がバラついていた感じがします。
隆の勝は、かなり調子が良さそうながら、9勝で終わったのは意外、相撲の難しさを感じます。
安青錦は今場所の主役であり、旋風を起こしてくれました。問題は上位陣が再戦を行う来場所であり、巡業でいろいろと研究されるだろうなと。来場所8勝でもいいので、勝ち越したら、想像以上ともいえるかなと。
Posted by gallery at 2025年07月29日 11:21
* 安青錦は土俵に埋まっている銭を本気で取りに行く令和の潜航艇。
類例見ない
* 熱戦が多かったのだがなんかあんまり面白くない場所だった気がする…
* というのはある種の世代交代があった場所だったからかもな
「若手」だった世代が「中堅」になった感がある
(琴勝峰はこの分類でいうと中堅だけど)
類例見ない
* 熱戦が多かったのだがなんかあんまり面白くない場所だった気がする…
* というのはある種の世代交代があった場所だったからかもな
「若手」だった世代が「中堅」になった感がある
(琴勝峰はこの分類でいうと中堅だけど)
Posted by acsusk at 2025年07月29日 21:49
横綱と三役が星を伸ばせず、平幕優勝が珍しくなくなってしまいました。中日を過ぎた辺りまでは一山本、それからは安青錦が話題で、琴勝峰が優勝するなど全く考えていませんでした。
今場所は休場が多く、関取が10人くらい休んだ日もあったような。横綱の豊昇龍が強さを取り戻して、東西の横綱土俵入りを続けてもらえると頼もしいのですが。大敗した千代翔馬は休場しなくても大丈夫だったのでしょうか。
やはり大敗した明生ですが、同部屋や他の部屋の若手と一緒に高校を卒業・修学旅行もしたというニュースは、微笑ましいものでした。この先、通学する力士が増えていくかもしれません。もっとも、中卒力士の数は減っている気もします。
朝乃山の関取復帰はめでたいものの、2敗した内容があまり良くないので、以前の強さを求めるのは酷なのか。上がってきた炎鵬が怪我で休場、関取復帰が遠のいたのは残念です。
今場所は休場が多く、関取が10人くらい休んだ日もあったような。横綱の豊昇龍が強さを取り戻して、東西の横綱土俵入りを続けてもらえると頼もしいのですが。大敗した千代翔馬は休場しなくても大丈夫だったのでしょうか。
やはり大敗した明生ですが、同部屋や他の部屋の若手と一緒に高校を卒業・修学旅行もしたというニュースは、微笑ましいものでした。この先、通学する力士が増えていくかもしれません。もっとも、中卒力士の数は減っている気もします。
朝乃山の関取復帰はめでたいものの、2敗した内容があまり良くないので、以前の強さを求めるのは酷なのか。上がってきた炎鵬が怪我で休場、関取復帰が遠のいたのは残念です。
Posted by EN at 2025年07月31日 19:05
コメントありがとうございます。
> galleryさん
琴勝峰は幕内に上がって長いですが25歳なんですよね。まだここから伸びていってほしいですね。
大の里は確かに「強いけど、負けやすい」ですね。豊昇龍もそうかも。霧島は体調不良でしたか。
玉鷲は若い衆複数人同時に戦う練習が組んだ時に功を奏している感じはしますね。
隆の勝は意外と勝ち星が伸びませんでしたね。好調の割に足が流れて負けることが多かったような。
安青錦は今場所ですでに対策されるかなと思っていたら,意外とまだ皆見逃していたという。来場所が真価を問われますかね。
>acsuskさん
安青錦は,安美錦が育てているレスリング系海外出身力士と考えると割と納得できる動きをしている気がします。
>ENさん
記事中にも書きましたが,令和は平幕優勝多いですね。途中休場も多かったですね。
明生のニュースはほっこりしました。良い先行事例になりそうです。
朝乃山はそうですか。ちょっと心配ですね。
> galleryさん
琴勝峰は幕内に上がって長いですが25歳なんですよね。まだここから伸びていってほしいですね。
大の里は確かに「強いけど、負けやすい」ですね。豊昇龍もそうかも。霧島は体調不良でしたか。
玉鷲は若い衆複数人同時に戦う練習が組んだ時に功を奏している感じはしますね。
隆の勝は意外と勝ち星が伸びませんでしたね。好調の割に足が流れて負けることが多かったような。
安青錦は今場所ですでに対策されるかなと思っていたら,意外とまだ皆見逃していたという。来場所が真価を問われますかね。
>acsuskさん
安青錦は,安美錦が育てているレスリング系海外出身力士と考えると割と納得できる動きをしている気がします。
>ENさん
記事中にも書きましたが,令和は平幕優勝多いですね。途中休場も多かったですね。
明生のニュースはほっこりしました。良い先行事例になりそうです。
朝乃山はそうですか。ちょっと心配ですね。
Posted by DG-Law at 2025年08月03日 18:54