2025年08月11日

英語はvery little night musicになる模様

・なぜ、明治政府は禁じたのか?|正統な日本の美術史から消えた芸術「焼絵」の謎(サライ.jp)
→ 全然知らないジャンルだった。明治政府許せねぇ。これほどまでに美術史から消えているジャンルは他にあまり無いだろう。来年に板橋区立美術館で企画展があるようだが,どこかの大きな美術館で企画展があれば一気に認知される可能性もあるのではないか。


・ベネチアの象徴、「翼をもつ獅子」は中国製であることが像の青銅合金分析で明らかに(カラパイア)
→ この話が面白いのは,元になった青銅製の鎮墓獣が作られたのは8世紀の唐代であるのに,おそらくヴェネツィアにたどり着いたのはかなり後代になってからと思われる点だ。記事の末尾にあるマルコ=ポーロの父と叔父が持ってきた説は疑わしいが,12〜13世紀頃ではあるのだろう(英語版Wikipediaは12世紀としていた)。どこで有翼の獅子に改造されたのか,間の数百年間はどこにあったのか,研究で明らかにするのは困難だろうが興味はつきない。


・知られざるモーツァルトの楽曲、ドイツの図書館で発見(Switch News)
→ 曲名がGanz kleine Nachtmusikとのことなので,Eine kleine Nachtmusikを「小夜曲」と訳すのに合わせるなら「極小夜曲」だろうか。私は全然知らなかったのだがモーツァルトは他にNachtmusikという作品も書いているようなので,Nachtmusikと曲名につくセレナーデが3つもある。
→ Ganz kleine Nachtmusikを聞いてみると,最初の方はどことなくEine kleine Nachtmusikに似ているようなそうでもないような……



・コラム「通勤定期・通勤手当の廃止を」 (独立行政法人経済産業研究所)
→ 提言としては面白い。通勤定期の存在が職住分離を促し,その害悪を助長しているというのはそうだろう。都心の建物は意外と平べったいのはそうだなと思った。高層化するというと語弊があるが,4・5階建ての建物が増えてもいいようには思われる。目的外使用も言われてみればそうだし,男女共同参画を阻害しているのもそうだろう。はてブで散々指摘されているように,では通勤代は従業員に払わせるのかとか職住接近させるには都内の家賃が高すぎるとか,反論は多様に思いつく。しかし,では通勤定期の害悪を放置するのかというとそれも違うわけで,まず具体的な通勤定期のデメリットを確認して,それから解決を考えるのは筋が通っている。