2025年12月23日

デレステの運営縮小についての雑感

・デレステ規模縮小1年で改めて考える、「知ってもらう機会」の難しさ(Kの特急)
・意外と今のデレマスは居心地が良いから戻っておいで、という話(AsuTo)
→ 上の記事が書かれたのがちょうど1年前,下の記事が書かれたのが最近。こうして見るとがんばって軟着陸させようともがいているなという印象になる。デレマスが約200人という数の暴力でコンテンツを展開し,爆発的な人気を得たのはよいものの,運営がアイドル全員の面倒を見続けるのは困難な事業であった。箱推しが難しいほど巨大なコンテンツが人気を得てしまったらどうなるのかという壮大な実験の始まりであった。
→ 2019年にVelvetRoseの二人がボイス付きで実装された時,ボイス順番待ちのアイドルを担当するプロデューサーから大きな不満の声が上がり,格差が拡大しつつあった大所帯の運営の困難さはすでに現れていた。結局最後に実装された7人は当人たちの魅力でデレマス世界に定着したものの,あれで運営が新規アイドルの追加に及び腰になったところがあったのではないか。とはいえ登場キャラ全員フルボイスが当たり前の世の中になっていく中であったので,7人を声なしで実装するのも現実的ではなかった。その頃にはもう,最終的に全員にボイスはつくのか,コンテンツとしてどういう着地点が目指されているのかがわからない……というのことが指摘され始めていた。そうして実際にボイス付きがやっと過半数に到達したに過ぎないという,時代遅れなコンテンツになってしまった。それでも,どんなアイドルにもファン(プロデューサー)はいて,リストラなどという世界観を壊すことはそもそも考えられない中,運営は行き詰まっていった。2024年3月の星街すいせいショックが良くも悪くも最後の花火で,話題になった反面,あれで引退したプロデューサーも多かった。
→ こうして歴史を振り返ると,むしろよくまだ寿命があるなと思うが,それがコンテンツの地力なのだと思う。下の記事の通り,これまでの蓄積が上手く活かされているから,まだ決定的に人が離れていないのではないか。そうしてやっと見えてきたコンテンツの目指すところは,ゲームがなくても延命することである。上手く言っていると言えるかどうかはちょっとあやしいがSideMという先例があるから,その路線に向かっているのだろう。まだまだ(ボイス付きの)アイドルの知名度はけっこう高く,30代以上のオタク界隈では存在感があるコンテンツではあるので,傍から見ているだけだが,意外とちゃんと軟着陸しそうな感じはする。
→ なお,上の記事に応えて,デレステの190人の顔と名前が一致するかを真面目に数えてみた。名前と顔と趣味・特徴まで一致するのが131人,名前と顔は一致するがそれ以上は厳しいのが19人,名前と顔が一致しないのが40人。この40人は名前初見レベルがけっこういた。CV付の99人は全員131人の中に入った。やはり声があると印象が違う。名前と顔が一致しない割合が最も高かったのはCute,最も低かったのがCoolだった。765プロASしか存在しない時代からアイマスのオタクをやっていて,つまりデレマスが始まった当初から見ている人間でもそんなものだったりする。