2026年04月10日

登山記録49(飯能の市街地に近い山々)

No.123-126 かまど山・久須美山・永田山・大黒山
〔標高〕293m(かまど山),260m(久須美山),永田山(278m),大黒山(220m)
〔標高差〕約170m(武蔵横手駅からかまど山)
〔獲得標高差〕約360m(大黒山以外を縦走して)
〔百名山認定〕ー
〔ヤマノススメ〕26巻
〔県のグレーディング〕ー
〔私的な難易度と感想〕1A+(かまど山),他の山は1A,全て合わせても2A+
 『ヤマノススメ』に登場する飯能の低山7座+αをまとめて巡礼した山行。それぞれの作中での様子との比較と,それ抜きの感想を書き並べておく。全て一気に書くと長すぎるので三分割して,こちらは最初の4座。
 かまど山は武蔵横手駅から登山道に入って最初に到達する山頂。道のりはやや険しく,飯能アルプス全体でも険しい方だと思われる。難易度はここだけA+とした。山頂にはかまど山だからということで竈門炭治郎・禰豆子の兄妹がいた。少し木が切ってあって両神山らしきものが見えるが,それほど期待できない。『ヤマノススメ』26巻ではかえでさんと小春部長が雨に降られたため寄らずに下山となり,未登場。
 久須美山はかまど山と永田山の間にある山。眺望がなく,ただの通り道。登山道は整備されている。しいて言えば,かまど山と久須美山の間にある私有地はオフロードバイクのコースとなっていた。走っているところに出くわしたら面白いかもしれない。『ヤマノススメ』では26巻に登場。かえでさんと小春部長が到達したが,雨に降られていたのでさっさと下山していた。
 永田山(久須美ケルン)は別名の通り山頂にケルンがある。(多峯主山と天覧山を含めない定義の)飯能アルプスとしては南端と言っていい位置で,少し下るとすぐに永田台という住宅街に入る。永田山から多峯主山に続く道は永田台の住宅街の脇を通る形になってちょっと面白い。永田山自体には眺望があまりないが,少し行くと名も無き丘があってそちらに住宅街が一望できるスポットがある。『ヤマノススメ』での扱いは久須美山と同じだが,住宅街の脇の登山道ではかえでさんと小春部長がこの辺の住宅はいくらだろうか,という会話をしていた。
 大黒山は多峯主山から永田山への道中にある小さなピークであるが,名前がついているのが不思議なくらい小規模なピークで,完全な通り道。これを目的に登山することはほぼないだろう。『ヤマノススメ』26巻ではかえでさんと小春部長が多峯主山から普段とは別方向に下山しようと言って訪れた山。ここから久須美山に向かっていく。



No.127-128 飯能のジャンダルム・柏木山
〔標高〕230m(飯能のジャンダルム),303m(柏木山)
〔標高差〕約130m(ドレミファ橋から柏木山)
〔獲得標高差〕約300m(縦走)
〔百名山認定〕ー
〔ヤマノススメ〕26巻
〔県のグレーディング〕ー
〔私的な難易度と感想〕1A
 飯能のジャンダルムはコースタイム往復で20分,スニーカーで十分登れる難易度でジャンダルムを名乗る不遜ではあるが,山頂に天使の像があるのでジャンダルムを名乗っている。一発ネタとしては面白いし眺望は良いが,眺望もコースも柏木山と重なるので,柏木山に行くなら寄らなくてもよいかもしれない。飯能市街からはドレミファ橋を渡り,茜台自然広場を通り過ぎたところに登山道の入口がある。ちょっとわかりにくいので注意深く探すとよい。『ヤマノススメ』では意外にも未踏。そのうち登場すると思われる。
 柏木山は眺望は非常に良く,関東平野も富士山も見えた。多峯主山・龍崖山の飯能三山では最高峰なだけあって市街地から最も遠いが,最も登る価値がある。ただし,住宅街にある朝日山の方がさらに眺望が良いので,眺望に期待するならそもそも飯能三山どれも登らなくてもいいのではという話になりかねないのだが。『ヤマノススメ』16巻,あおひなデート回。ここで四里餅を食べようと集合しているが、あまりにも和菓子屋から遠く,それだけにあおいが単に日向に会いたかったんだなということがよくわかる。私もちゃんと道中で四里餅を買って現地で食べた。これが聖地巡礼の醍醐味であろう。
 なお,柏木山から飯能駅に向かって下山すると途中から飯能大河原工業団地の中を通っていくことになり,工場見学としてけっこう面白かった。



No.129-131 夕日山・朝日山・龍崖山
〔標高〕181m(夕日山),213m(朝日山),246m(龍崖山)
〔標高差〕約160m(飯能駅から龍崖山)
〔獲得標高差〕約300m(縦走)
〔百名山認定〕ー
〔ヤマノススメ〕13巻(朝日山),20巻(朝日山・夕日山),7巻(龍崖山)
〔県のグレーディング〕ー
〔私的な難易度と感想〕1A
 朝日山は住宅街にある山。標高が213mしかないとは思えない眺望の良さで,富士山も見えるし筑波山も見え,スカイツリーも見える。こんな山が住宅街の真ん中にある飯能はずるい。眺望の点だけで言えば,ここに行けば多峯主山・柏木山・龍崖山の飯能三山はどれも登らなくてよい。『ヤマノススメ』では13巻と20巻で2回登場。どちらも単純なあおひなデート回。
 夕日山は朝日山に比べると魅力に欠ける。聖地巡礼以外ではわざわざ登らなくてもよい。『ヤマノススメ』では20巻,ひなたが思いつきで夕日が綺麗に見えそうな山に登ろうと言い出して登ったが,突発すぎて登頂した頃には日没しており,あおいにあきれられるというヤマノススメ屈指の謎回。そして実際に登ってみると眺望が開けている向きが北側なので夕日は見えないことが発覚した。ひなたさん……? こういうことが発覚するのもまた聖地巡礼の醍醐味である。
 龍崖山。飯能三山の最後。非常によく整備されていて,看板に地元のスポーツチームのランニングコースになっていることが書かれているが,それもよくわかる。地元の人の愛を最も感じた山。眺望は悪くないが,朝日山や柏木山には劣るか。眺望以外では中世には飯能を守る山城があり,堀切の跡を見ることができる。山頂には山城時代の説明があるのでそれも読んでおきたい。『ヤマノススメ』7巻。あおいとひなたが登山部の活動に巻き込まれてトレランに来た山。しろ先生は前述の状況を知っていてこの山を採用したか。





ヤマノススメ聖地巡礼縦走(久須美山・永田山・大黒山・柏木山・夕日山・朝日山・龍崖山etc.) / 稲田義智さんの活動データ | YAMAP / ヤマップ