2026年08月23日

登山記録51(祖母山・御前山)

No.135 祖母山
〔標高〕1756m
〔標高差〕約650m(北谷登山口から)
〔獲得標高差〕約820m
〔百名山認定〕百名山
〔ヤマノススメ〕ー
〔県のグレーディング〕ー
〔私的な難易度と感想〕2B+
 自分にとっての九州本土としては最後の百名山である。九重連山や阿蘇山に比べると地味な印象の山で,ほぼ印象通りであった。とはいえ,九重連山と阿蘇山が火山であるのに対し祖母山は非火山であり,それで標高が1700mを超えているのは九州北部では珍しい。宮崎県の最高峰でもある。
 高千穂峡を形成した一因となった岩石の供給源となったことを考えると地質的な特徴は強調されるべきだろう。豊玉姫を祀る山であり日本神話の故郷という意味合いも兼ねて百名山に選定されたと考えると,これだけ地味な山容でも納得はできる。山頂からは阿蘇山と九重連山が綺麗に見え,三座の近さを実感できる。
 難易度は九重連山に比べると難しい。北や登山口から南側,風穴を通って行く道はCに近いBでB+というところではないか。北側の道は少し易しくてB-くらい。技術に自信がない,または初心者は素直に北側をピストンしてもいいかもしれない。ただし,南側はいくつかの小規模な渡渉があり,風穴もあって,中腹は巨岩がごろごろと転がっていて登山道が面白い。2026年のGWに行ったが,ちょうどアケボノツツジが美しかったことも付記しておこう。一方,北側は大分県・宮崎県・熊本県の三県境があったくらいで,それほど見どころがない。



祖母山 / 稲田義智さんの祖母山の活動データ | YAMAP / ヤマップ



No.136 御前山
〔標高〕1405m
〔標高差〕約870m(奥多摩湖から)
〔獲得標高差〕約1320m
〔百名山認定〕ー
〔ヤマノススメ〕ー
〔県のグレーディング〕ー
〔私的な難易度と感想〕3A+
 2026年5月末,暑くなってきたのでこの春の奥多摩は最後だろうということで,比較的標高が高い御前山へ。奥多摩湖から登って,鋸山を経由して奥多摩駅に帰った。獲得標高差が1300m超あり,適当に組んだにしてはタフなコース設定となった。
 しかし,やはりすでに暑く,スタート地点の奥多摩湖が涼やかだったのと,御前山の山頂付近は流石に標高と風で涼しかったのを例外とすると,非常に暑かった。5月なのに地表の最高気温が30度もあれば,標高が1000mあっても24度くらいにしかならない。
 奥多摩湖から御前山は,サス沢山からの奥多摩湖の眺望と,御前山の山頂からの富士山の眺望があり(私が登った時は見えなかったが),ブナ林でそれなりに魅力がある反面,道が(奥多摩にしては)非常に厳しい急登で登りにくい。御前山から鋸山への道は反転して傾斜は厳しくないが眺望がなく,杉の樹林帯で面白みに欠ける。鋸山から奥多摩駅への道はひたすらに長く,たまに生えている小紫陽花だけが救いであった。トータルで言ってこの縦走路はお勧めしない。そもそも御前山自体が他の奥多摩の山に比べると魅力に欠ける山であるように思えた。
 スタート地点の奥多摩湖は東京都の渇水が話題となっていた時期であったため水位が著しく低下しており,初めて見る光景であった。また下山後に『上伊那ぼたん』の聖地巡礼として氷川渓谷に寄ったところ,偶然出会った猫がアニメにも出てきて驚いた(しかも氷川渓谷が場面になる回の放映がちょうど行った週であった)。そっちの方で記憶に残ることになった登山となった。



奥多摩湖から御前山・鋸山から奥多摩駅へ / 稲田義智さんの指沢山(サス沢山)・愛宕山・御前山の活動データ | YAMAP / ヤマップ