2024年02月09日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.12月下旬〜2024.2月上旬




スキャン対象が爆増するので単なるトロコンよりもかなり大変。手早いスキャンが面白い。




けっこう面白そうなシミュだった。地下を掘っていって都市を建設するゲームは他にもあるが,敵襲防衛や徴税・法律制定等の細かい部分でユニークさがある。






おやつ氏。ジョブが完全無成長でもアイテムと初期アビリティだけでなんとかなるもんだなぁ。まもり&かばう戦法が強すぎるという気はする。


たいたぬさん。奇しくも投稿日が正月,「新年早々有事だよ!」は現実では見たくなかった。ともあれ,さすがのMSFSでも富士山山頂の描写は雑。




ドイツ語版はマルシル本人という評価も納得の出来。





猫の毛で作った醤油,ちゃんと猫の匂いがするのは面白い。



高速道路は偉大。あと長い道中を飽きさせないトーク力がすごい。



A級八段に無茶振りするシリーズだけど,これはハメ技が決まっていて気持ち良い。  

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2024年01月19日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.12月中旬〜下旬




あの長い長いSubnauticaが2時間半未満で終わる。チャートの最適化がすごい。資源集めでグダらなければまだまだ縮みそうなのもすごい。



こちらは最近流行したゲームで一瞬で終わるRTA。



8番出口のおっさんは皆のアイドル。



見覚えのある名古屋の風景。オアシス21をくぐるとは思わなかったw



こちらのたいたぬさんはグランドスタッフになって働いている。アメリカ国歌が流れたところで笑いすぎて涙出てきた。



けまり部P。水着の琴葉が4人並ぶと壮観。



未定氏。ある意味「忙しい人向けシリーズ」。おっしゃる通りです。眠かったら寝よう。




20年を経て歌っているのを聞くと流石に感慨深い。まだ歌ってくれるありがたさよ。


昔『こち亀』で見たやつ。意外とルールが整備されていて,もうちょっと真面目にやっても面白そう。将棋の実力差はそれほど問われなさそうw


ここから見られる各有名選手の反省会が毎回面白い。SASUKEを見ているなら必見。  
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2023年12月29日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.11月中旬〜2023.12月中旬




メジャーだけど案外完走者を見なかったゲーム。桶の値段が高すぎてゲームバランスが崩れちゃうのは修正してほしい感じも。



話題のゲーム。ルールが単純で短く終わり,ホラー要素もあるので実況向き。これが瞬間的に流行するのはわかる。



あるべきカバー。結束バンドの曲はもっと小樽潮風高校の面々でカバーされるべき。




こういうくだらない替え歌案外好き。




ココル原人さんは活動をYouTubeに移していたのね。変わらず上手い。


某Vtuberが高瀬音源を出しあぐねている間に,別の人から出てきたのであった。様々な業界の音楽家が楽曲提供に来るV界隈の吸収力がすごい。



中村太地八段の理解力が高く,他のたややん氏との対談よりも深いところまで話が進んでいて面白かった。  
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2023年12月03日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.10月下旬〜2023.11月中旬




コースが無茶苦茶で生命が安い自転車ゲーム。操作に慣れれば普通に面白そうではある。



shelfall氏がやればそりゃまあこうなる,という。すでに最適化されきっている感。



散々体を酷使する縛りプレーをやってきて,次の作品もまた……という予告編。



この人たちまた変な将棋やってる……w



千秋がYoutubeをやっているのは知らなかった。歌声が変わってないのはすごい。


ZAQ本人が歌うバージョンもまた良い感じ。  
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2023年11月09日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.8月下旬〜2023.10月下旬



デレステさん,何かが振り切れてしまった。ハロウィンに野球するアイドルがいるらしい。



思っていたよりも名曲が飛んできてびっくりした。



末定氏。疑似m@s。確かにそう空耳するw



ふくろお氏。お天気ヤクザシリーズ亜種。曲同士で争うなw








懐かしい曲のカバーをいろいろと。



平坂さん。なんだよあれ食えるんじゃん。だからと言って積極的に食べようとは思わないが……



実は「二手損居飛車」は理屈から言えば存在しうると思ってはいたのだけど,実戦でやっている人がいたことに驚いた。意外と現実的なんだなぁ。



ちまちまと見て,3ヶ月遅れでやっと見終わった。ストーリーは「そんなことある?」という感じだったが,絵は雰囲気とよくあっていて,割りとそれだけで見れちゃうゲームだった。  
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2023年10月28日

まずマイクロネーションが存在してないか探してしまった

・21世紀の「飢餓」 昆虫食は人類を救うのか?(note 太刀川るい)
・追記:肉を食べたい人ほど、昆虫食を推進するべきだという話などnote 太刀川るい)
→ 昆虫食についてのまとまった論説。フィッシュミールの代用になるかもという話は知らなかった。 確かに人間が食うよりもそちらに活路はあるかも。
→ 昆虫食は2022年から23年の春くらいまではぼちぼち話題になったが,ここ最近はしぼんでいる印象。コオロギは何度か食べたことがあるが,見た目がアレながら粉末にしてしまえば味は悪くなく,脂肪分が少ないタンパク源としては悪くなかったように思われた。しかし,市場が拡大しなかったのは大豆や牛乳には勝てなかったか。
→ リン鉱石が枯渇したら人類はどうするか? に対して農地が拡大するだけというのはありそうな展開で,それで食糧が高騰して貧困層に飢餓が生じるのもありうる予測だと思う。仮にそうなったら世界人口の頭打ちも早いだろうし,結果的に食糧需要も減少していくかもしれない。


・資格試験でまさかの「正解」、賃貸アパートの鍵を壊したら大家の負担?予備校は困惑、国も苦言(47NEWS)
→ 試験の内容は置いといて,出題ミスを糊塗する無理のある理屈や,グレーゾーンから出題してしまった際の言い訳が全く他人事でなくて笑ってしまった。どこの業界もダメな出題者のやることは変わらない。>「選択肢1〜3が明確に誤りであり、4が不適切でないと判断し正解として扱う」「ガイドラインは基本的なルールを書いているだけ。あくまで参考資料で拘束力はない」
→ 数多の出題ミスを見てきた立場として言えば,こういうのはあっさり認めて当該問題を全員正解としてしまった方が後腐れがないし,グダグダ抵抗するよりも試験の権威が落ちない。それができないのは出題者か協議会の偉い人のどなたかに無駄なプライドがあって,ミス無く実施できたことにしたいのだろうが,これだけニュースになって騒がれたのだから,どっちが良かったのやら。


・どこの国にも属さない無主地、ビルタウィールをなめるように観察する(デイリーポータルZ)
→ 元をたどればこれもイギリスが大体悪い案件。まあそれでも1902年の国境線で上書きしている以上は1899年の国境線を主張しているエジプト側がより無理筋のようにも。ゴルニャ・シガのようにリベルランドのようななんちゃって国家が成立しないのは砂漠のど真ん中で単純に貧しい土地であることに加えて,かつその種の冗談を実際にやりがちな白人が寄り付かない土地柄だからか。一応,2014年に物好きなアメリカ人がここに北スーダン王国の建国を宣言したことがあったようだが,シーランド公国やリベルランドに比べると,実態がなさすぎてジョークにすらなっていない。  
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2023年10月19日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.8月下旬〜2023.9月上旬



すでに新しいバグと更新案が見つかっている中,区切りをつけるためにSeason2を完走。視聴者も旧称Twitterでエディさんがそういう発言をしているのを知っているので,おめでとう半分これからもがんばれ半分という様相。Season3もがんばってほしいが,調査だけで膨大な時間がかかるらしいので,いつから始まるだろうか。



めちゃくちゃ面倒な上にRTAやTASには役に立たないスキップバグ。要するに最小戦闘(勝利)回数縛りだけに影響が出る。しかしまあ,こんなところでも「バグによる戦闘スキップの可否を縛り要件に入れておくべき」と擦られるFF6の縛りプレーは影響範囲が大きい。




けっこう設定が面白いゲームだった。なるほど深海をそう使う。プレイヤー同様に私も最後までだまされていた。




突然流行しているスイカゲーム。いにしえのゲーム4096にアクション要素が加わったと考えると面白いのはわかる。




黄金茸氏。ヘレンさんはまたそんな色物装備を……w



mobiusP。いつもながらによくできてる。




3秒ルールの実証。落とした時間というよりも落としたものの性質の方が影響が大きそう。追加の実験もやってほしい。



クリフハンガー等のめちゃくちゃな高難易度化に比べると,難易度が上がりすぎない方向での進化があって面白い。




安涼奈さんの登山動画は,日本百名山をほぼ全部登っている,動画が見やすいので助かる。自分が登った山だと共感を得ることが多かったり,自分が登った時とは天気や登山ルートが違ったりで別の風景が楽しめる。この開聞岳だと自分も登った山だが,「緑が豊富で12月だと思えない」「(12月なのに)本当に暑い」「土がすごく赤い」あたりは本当にそれ。また,これから登る山だと難易度等の参考になる。特に難易度は私的にセンシティブなので核心部を映してくれるのは助かる。雨飾山もこれくらいの難易度なら問題なく登れそう。
  
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2023年10月08日

東大の図書館も改装工事で遺跡が見つかっていた

・前教皇ベネディクト16世が死去 13年に600年ぶり退位(共同通信)
→ 12月31日に亡くなるとは。前教皇が亡くなった割りに報道が少なかったのは,やはり業績のまとめ等は退位時に済んでしまっているため,今更ニュースバリューも無いと判断されたか。ヨハネ・パウロ2世の後継になるのでプレッシャーがかかる立場で,実際にそれに見合う指導力を発揮し得たかというと,本人の保守性もあって疑わしい。ちょうど世界にインターネットが普及していく時期と在位年代が重なったことと,人相が悪いことから散々画像ミームのおもちゃにされていたのはちょっとかわいそうだった。……いやでも,改めて見てもやっぱり人相は悪いな。2013年に教皇を高齢を理由に辞任したことを考えると,引退後の生活はけっこう長かった。逆説的に引退したからこそ長生きできたのだろう。
→ なお,「ベネディクト」は彼で16世というところからわかる通り,教皇にはかなり多く,コンスタントに登場している。15世はちょうど百年前で第一次世界大戦期の教皇,13世と14世は18世紀前半・半ば頃の教皇,12世は少し飛んで14世紀前半の教皇……という感じにさかのぼっていける。17世は22世紀に登場するだろうか。


・再開発地区で発見された「南池袋遺跡」の見学会に行ってきた。(池袋タイムズ)
→ こんなことをやっていたなんて知らなかった。場所が場所だから大勢の人が見学会に集まったのはわかる。私だって知っていて暇だったら行きたかった。
→ 建築工事をするとよく遺跡が見つかってしまうことで有名なのは京都だが,東京も江戸だっただけにこういうことは割りとあるらしい。縄文・弥生の遺跡も珍しくないことは,先日に文京ふるさと歴史館で見た。間の時代の中世は遺跡が見つかりにくいらしく,この南池袋遺跡でも発掘されていない。


障害者雇用「代行」急増 法定率目的、800社利用(共同通信)
・「農園型障害者雇用」に7割の障害者が否定的意見 「障害者雇用の実態調査」結果発表(PRTIMES)
→ 障害者を社会の包摂するという制度の趣旨を清々しいほど骨抜きにしていて,グロいシノギを見つけてしまった。当然にして当の障害者からの受けも悪い。この件は調べてみると今年の8月くらいまではそれなりに報道されていて,少なくとも2023年上半期には利用が1,000社に増加していた。さすがに規制されるだろうと思う。


・《ドイツの左派はどこが違う?》“意識高い系”の「緑の党」が、レオパルト2戦車の供与にどこよりも積極的な納得の理由 |(文春オンライン)
→ マライ・メントラインさんの記事。90年代末のコソヴォ紛争を契機に緑の党が教条的左翼的外交政策から主張を転換したというのは知らなかったので勉強になった。民主主義理念の保護を考えるなら今次の戦争はロシアをウクライナから叩き出すしかないわけで,反戦と天秤にかけた際に,戦争を早く終わらせるためにもウクライナを支援すべきという結論が出るのは実に現実的な解であろう。3ページでつっつかれているが,本件はSPDが(シュレーダー元首相の振る舞いを含めて)全然ダメだったので,余計に緑の党の判断が常識的に見える。しかしまあ,緑の党は他の政策が過激なので……  
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2023年10月06日

あのpixivfanbox規約変更騒動は何だったのだろうか

・サービス共通利用規約改定と「禁止商品」「要修正商品」設定のお知らせ(pixiv)
→ 昨年の11月末,pixivが実写由来の公序良俗に反する商品を禁止商品,そうではないがpixiv運営の判断でまずいと判断されたものは要修正商品と定義し,それぞれの出品禁止や要修正依頼を行うと発表していた。前者は当然という話で反発がほぼ無かったが,後者はこの規約の適用範囲が有料利用のpixivfanboxやBoothに限れていて通常のpixivには及んでいないことや,該当する具体例が「児童に対する性的搾取及び性的虐待,近親相姦,獣姦,レイプ,人または体の非合法的な切断,その他」となっていた点から,あからさまな「国際カードブランド等の規約」由来の表現規制であるとして多少の批判が生じていた。これらは公序良俗に反する表現であるが,実在の人物を用いていない以上は法に触れていない。多国籍企業が国家権力を上回っている事例と言えば,公序良俗に反するかどうかの問題ではないことがわかるだろうか。
→ しかし,それから半年以上経ってみると,多少のユーザーがpixivfanboxからFantiaに移住したり,boothから商品を撤収したりした事例が観察されただけで,結局ほとんど変化が無かったように思わえる。上記に思い切り引っかかるような商品もまだpixivfanboxで堂々と売られている。pixivfanboxとFantiaで棲み分けが生じるかもと予測を立てていたが,そのようなことは起きずに終わった。国際カードブランドからの外圧をかわすためにやっている振りをした,そのために最小限の被害で済ませたということであれば,意外とpixiv運営が上手くやったということなのかもしれない。ねらってやった大山鳴動して鼠一匹ということだろうか。一方で,pixivが禁止商品に当たるようなものを放置し続けた結果として国際カードブランドに目をつけられたのだろうと思われ,結果として強い表現規制圧力を受けることになったのは怠慢でもあろう。


・イブニング休刊のお知らせ(講談社)
→  長い付き合いながら,最近は『K2』のために読んでいた雑誌だった。多少の思い出語りをするなら,過去の連載作品でそこそこ真面目に読んでいたのは『アバンチュリエ』『インハンド』『学生/ヤング/係長 島耕作』『累』『官能先生』『創世のタイガ』『ヘルプマン!』『没イチ』『松井さんはスーパー・ルーキー』『めしにしましょう』『もやしもん』『レッド』(山本直樹)くらいか。自分が真面目に読んでいなかったものも含めて,割りと古風な,あるいは硬派な歴史漫画が多い雑誌ではあった。しかし,末期の新連載はヒットした『ふたりソロキャンプ』や,嫌いではなかった『ハードボイルドマタタビビバップ』を含めて料理漫画が増えていて,台所事情の苦しさがにじみ出ているようではあった。もう少し違う方向性に伸ばせれば延命できたかもしれないが,ヒット作に寄せると単なる隔週モーニングと化してしまう苦しさもあったかもしれない。
→ 昨今は作家に読者がつくなら雑誌で連載する意味が薄れていて,講談社ならコミックDAYS連載で問題がないという判断になる。『K2』然り,実際に多くがコミックDAYSへ移籍して連載が継続した。モーニングはまだ当面大丈夫だろうが,アフタヌーンはすぐに後を追いかねないかも。


・もう死ぬほど大好きではなくなってしまったコンテンツを、死ぬほど大好きだった時の義理みたいなものだけで何となく情報だけ仕入れていて悲しい感じ(Togetter)
→ 割りとわかる。ただ,自分としてはネガティブな感情ではなく,それはもう時間の流れで熱が失われたり,公式と方向性の違いが発生したりするのはしょうがなかろうと割り切っている。自分にとっての赤松健作品の,『ネギま!』や『U.Q.HOLDER』の後半はまさにこの状態で,それでも結末だけは見届けてやろうの精神で追っていた。あとエロゲ業界に対してもこの感情があったが,最近はとうとう情報すら収集しなくなってしまった。逆に『咲-Saki-』はまだまだちゃんと好きで追っているんだけど,自分の周囲が割りとこの状態の人が多い気がしてやや寂しいところ。
→ コメント欄やはてブで指摘されているが,最近のコンテンツは終わりがないのが終わりなので,コンテンツ受容者の側もどうしても熱を保ち続けるのが難しいのかもしれない。しかも義理で情報だけ仕入れるのは難しくないのでなおさら。これからのオタクは義理で情報だけ仕入れるコンテンツだらけになっていくのかも。  
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2023年10月04日

インドネシアの政治なんもわからん

・インドネシア、婚前交渉犯罪化へ 刑法改正案を可決(ロイター)
→ 昨年の12月のこと。記事中にある通り「黒魔術、大統領や国家機関への侮辱、国家イデオロギーに反する意見の拡散、無届けの抗議活動を禁止した」という刑法改正の一環。報道が婚前交渉犯罪化の一点に集中しているが,むしろ大統領や国家機関への侮辱辺りの方が民主主義の危機ではないか。「黒魔術」の禁止は意味不明である。ついでに「汚職贈賄罪の刑期短縮」もついてきたそうで,道理のない改正である。「インドネシアの刑法は植民地時代に制定されたもの」だそうだから改正の気運があったのはわかるが,もののついでであまりにやりたい放題である。
→ さらにこの国会の出席者が575人のうち18人に過ぎず,オンライン参加等を含めても欠席者が285人に及んだという報道もあった。インドネシアはユドヨノ政権以降に民主主義が定着し始めた印象があったが,実態はこんなものか。非常に残念である。


・中国 江沢民元国家主席 死去 96歳 新華社通信が伝える(NHK)
・日中関係後退させた歴史観 愛国教育で反日デモ拡大―江沢民氏(時事通信)
→ とうとうポスト冷戦期の政治家も亡くなり始めた。小平が亡くなって最高実力者と国家元首が一致した最初の人物である。やっと蓋が無くなって長く政権に就くかと思いきや,裏でどういう駆け引きがあったのか無かったのかは知らないが,比較的短く2002年にあっさりと胡錦濤に政権を譲った。その胡錦濤も習近平に平和的に政権を譲ったところまでは上手く回っていたのだが……
→ 中国の経済発展で言えば過渡期に当たり,改革開放が始まって20年が経ち「世界の工場」の地位に上りつつある一方,胡錦濤時代のような超大国とも言えない微妙な立ち位置であり,意外に舵取りの難しい時期だったのかもしれない。その中で力を入れた愛国主義教育は,イデオロギーとしての社会主義に成り代わる共産党の正統性の理由になりえたかは疑わしく,その後の外交関係(特に日中関係)を見るに逆効果だったか大して効果が無かったように思われる。今にして思えばその中途半端な大国としての舵取りの難しさがそこに出たのかなと思った。  
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2023年10月02日

さしづめ猪地獄と命名すべきだろうか

・那須の殺生石にイノシシ8頭死骸 九尾の狐伝説の地、有毒ガスか(下野新聞)
→ 殺生石の伝承で言えば,2022年3月に真っ二つに割れたことで九尾の狐の妖力が解消されたことになるはずだが,自然現象は空気を読まないのであった。
→ 野生動物も(当然ながら)火山性ガスには野生の勘は働かずあっさり死ぬ。この間,福島県の東吾妻山麓の浄土平に行った際,そのビジターセンターの展示で,「一切経山の中腹はよくキツネが死んでいるので狐地獄と命名された」とあり,狐が死んでいる写真も掲示されていて,あまりにもそのままな命名に笑ってしまった。日本各地で同じような命名の窪地がありそう。


・【報告】ねとらぼを退職しました(&この10年でやってきたこと振り返り)(てっけん|note)
→  確かにねとらぼがジャーナリズムをすごくがんばっているなと思う記事がいくつかあった。その事情がここに。漫画村と香川県ゲーム条例以外だと,とらのあな大量店舗閉鎖の取材とか,サントリーグループ残業代未払い問題とか。
→ それ以外にも,「ネコとジャーナリズムのバランス」問題等,示唆に富む記事で,古巣に迷惑をかけていない内容であることも含めて良い退職かくあるべしという記事。


・【アップデート】現役小学生にインタビューして、令和の小学校あるあるを完成させよう(オモコロ)
→ オモコロらしい傑作。「うんこを茶化す人がいない」「教室がうるさすぎて先生が職員室に返ってしまうことがなくなった」辺りは改善されていて,良い感じ。それでも改善されない黒板消しクリーナー,企業努力で何とかならないものだろうかw。「ランドセルがカラフル」なのはいかにも現代的。逆に「鬼ごっこでバリアを張られる」「体操服袋を蹴りながら帰る」が全く変わっていないのは,小学生の精神の不易を感じてよい。  
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2023年09月28日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.8月下旬〜2023.9月上旬



ピロ彦氏。今まで実践されてされていなかったのが不思議な感じの装置。任意半挿しでバグらせるのは他のゲームにも転用できそう。




ダークドレアム撃破によるエンディングを目指すTAS。効率的な種集めや熟練度上げが見どころで,条件が通常のラスボス撃破と違うために相違点が多くて面白い。なお,glitchlessとあるがドラクエ6はそもそも大幅短縮につながるようなglitchがさして見つかっていないそうで。




ぅな〜氏の全裸一人旅シリーズ,FF6が完結。約4年半の長旅。FF6は難易度が低いRPGながら,全裸になると途端に厳しくなる度合いが強く,難易度が低い原因は装備が強すぎることにも一端があるのだなという気づきがあった。魔法がそろわない序盤,強い装備がこちらにそろっている前提の終盤がきつそうで,中盤はさくさく進んだというギャップがあった。この縛りだとラスボスもちゃんと強い。




基地防衛シミュ。プレイヤー側が人間ではなくミツバチ,敵がスズメバチやトンボという違いがあるが,途中から両陣営ともに銃火器で武装しだす。割りと面白そうなゲームながら,味方の砲兵が偏差射撃をしてくれないので最終的には物量で押すしかないのは欠点か。



たいたぬさん。上海や香港の高層建築物をコンコルドで通過すると,近づく前に人民解放軍に撃ち落とされそうw。上海で通ろうとした建物の隙間がゲーム上ふさがっていて見えない壁に跳ね返されていたのは笑った。




これはめちゃくちゃエモい。この3人が歌うからこそという質感がある。



スポーツ名場面集。今回の最後は小錦。
  
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2023年09月07日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.7月下旬〜2023.8月下旬



自分が行った日も奇跡的に晴れていたが,大台ケ原の晴れている日は珍しいそうで。めちゃくちゃ良い秘境なので関西在住の方は是非。動画でも言われているが,最大の難所は登山ではなく大台ケ原までの道が長すぎること。




MSFSはヘリコプターも運転できるのだな。そして,たいたぬさんがヘリを運転すればまあこうなる。




低レベルクリアの中でも,特定のキャラに経験値を集めて強くしないようにするという少し特殊な縛りを加えている。ドラクエ4の場合,レベル15のキャラが数人できるのが最高レベルになる。低レベル攻略になるのもさることながら,ラスボス以外の必須戦闘は経験値受け取り要員一人だけを残して死んだ状態で敵を倒さないといけないという縛りが地味にきつそうだった。単純な低レベル攻略としてもボス撃破のための戦略の詰め方が精密で非常に面白い縛りプレー動画。





卵と石鹸に続いて風船。浮いて進むのでゲーム性が違う。風船だからつらいステージも,風船だから厳しいステージもあって特性の違いが出ている。プレイヤーとしては卵や石鹸よりも楽だったらしい。



詐欺広告ゲーを改良してこれだけ面白くできるというのがすごい。ゲーム性は大事。




下半期20選選出。傑作メドレーだった。ニコマスにはまだこれを作れるだけのPが(力量的にも人数的にも)いるということに感動してしまった。



美琴は好きなだけごろ寝しないでしょwという出オチ。



やっぱりM@STERPIECEは特別感のある曲で,アイマスを代表する一曲だなと思った。  
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2023年08月16日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.7月上旬〜2023.7月下旬




Papers, Please自体も赤いやんけ,というツッコミから入る実況動画タイトルだが,実際にこのゲームの国情はひどい。最初はPapers, Pleaseライクの検問官を担当するゲームとして始まるが,途中から反乱軍との戦闘要素が入ってきて,明らかに検問官ではない職務が増えていく。ゲームのエンディングは国家の側に立って反乱軍を鎮圧するものか,反乱軍に寝返るものの2種類あるらしいが,実況者たるもの偽悪者ぶりたいらしく,前者のルートをたどる実況の方が多く,後者をめったに見ない。




橋としての無茶苦茶さは2とそれほど変わらなかった印象。



夏と言えばこの曲。


無月めもりさん,歌が上手いので聞いてあげて。オカルト・会談Vtuberの彼女らしい選曲。


藤井竜王名人がリラックスしていて良いラジオ。武富礼衣女流初段の司会が上手い。


ホモサピくんがまた変なものを作って食っている。


硫酸にいろいろなものを漬けてみる実験集。結果に予想はつくが見た目のインパクトが強くて面白い。  
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2023年08月08日

自分もYAMAPがなければ何度か遭難していると思う

・「私は10日遭難した きっかけは道標だった」(NHK)
・相次ぐ山岳遭難 「道標」で道を間違えるケースも 奈良(NHK奈良県のニュース)
・奈良・弥山 遭難事故の記録|小さな火、絶やさなかった10日間(YAMAP MAGAZINE)
→ 3記事合わせて読みたい。NHKの方に
>自己責任が原則の登山において、道標は遭難の言い訳にはならないと前置きしたうえで、今回の遭難はこの道標がきっかけになったと指摘します。
 とあるが,そうは言っても自治体の設置した看板の誘導ミスはさすがに例外だと思う。地方自治体によって程度に大きな差があるものの,けっこうな頻度で間違っていて,その都度YAMAPや山と高原地図と比較する羽目になるのは勘弁してほしい(私が今までで一番ひどいと思ったのは関八州見晴台)。自己責任の範囲を超えている。この遭難についても,地図をなくしていたり,スマホの地図アプリを入れていなかったりという過失はあるものの,道標の間違いが第一の原因と言っていい。だからこそ,他の自治体につながる道だからという理由で誤りがあると言いうるような道標を作り,責任逃れのコメントを出している五條市はひどい。無い方がマシな道標で,五條市に登山客を誘導するために人命を軽視していると言われても仕方がない。NHK奈良県のニュースの動画を見ると,YAMAPのデータによって他の登山者も散々この道標に迷わされていることがわかる。現在では正しい道も書き加えられているとのこと。
→ YAMAPの方の記事を読むとより詳細な状況が語られている。久々の登山で登山靴のソールが剥がれてしまったこと,迷ったら登るの鉄則に反して沢筋に下ってしまったことの二点が遭難を悪化させた原因だろう。一方でベテランなだけあって遭難時の対応は適切だった。食料が当初の予定が一泊二日だったにしては多かったこと,サバイバルシートを持っていたこと,焚き火を起こしたこと,飲み水を確保しやすいところに避難できたこと,コンパスを持っていっていたこと等は生還要因で,示唆に富む遭難記録である。


・東北の男性と結婚した外国人女性たちの経験。「不可視化」の理由と託された言葉の数々。#移住女性の声を聴く(ニッポン複雑紀行)
→ 全然知らない話だった。00年代まであったとのことなので,かなり最近の話である。記事の最初の方を読んだだけでも失敗するケースが多いように思われる政策だが,上手くいった事例もそれなりにあって「一概には言えない」らしく,私にも偏見があったかもしれない。上手くいったところはちゃんと嫁側に丁寧に説明をして,来てもらう側の家庭も両親含めて納得して……という感じなのだろうか。確かに困っている人の事例ばかりを喧伝されるのも上手くいっている人たちが困ってしまうし,それでは誰も幸せにならない。
→ 記事中にも「日本と出身国の経済的な差がどんどん縮まっていく時期でもありました。」とあって,これが10年代になると東北への結婚移住が減った東北大震災と並ぶ二つの理由として挙げられていた。私が00年代まで結婚移住が存在していたことに驚いた理由がまさにこれで,00年代だとまだ韓国や中国から日本が魅力的に見えていたのだろう。日本に住んでいると00年代と10年代にそんなに違いがあったかと思ってしまうが,その頃に経済成長が著しかった中国や韓国から見た際には相対的な地位の変化が大きいのかもしれない。


・「近代五種」 馬術を除外し障害物レース採用 IOCに変更提案へ(NHK)
→ SASUKEを長らく見ているので,近代五種にSASUKEを参考にした障害物レースが採用されるかもしれず,IOCから欧州版Ninja Warrior(SASUKEの海外版の名称)が調査を受けたという話はけっこう前から知っていた。それでも本当に採用されたのは驚いた。なお,SASUKEのYouTubeチャンネルがそのテスト大会を取材している。これを見るとSASUKEよりはやや易しいがよく似ていて,最後が「反り立つ壁」である。SASUKEよりはやや易しいせいか,フランス版Ninja Warriorの選手が爆速で優勝していて笑った。
  
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2023年08月06日

マーク・ロスコも天地逆で気づけない作品が多そう

・巨匠モンドリアンの抽象画が75年以上にわたって逆さに展示されていたことが判明(GIGAZINE)
→ 所蔵している美術館の学芸員が気になって調べてみたところで発覚したらしい。モンドリアンの作品なら75年以上天地がひっくり返っていても誰も気づかなかったのは不思議ではない。どちらかというと,現代アートの作品は,作中の微細な仕掛けが作者の意図したものなのかの読解が非常に難しいということを再認識させられた事件だったのではないかと思う。本件について言えば,まず間違いなく,本作について「下部に線が密集していることで画中の安定感が……」というような解説をしてしまった専門家や美術ファンが何人もいたと思われる。間違いに気づいた学芸員の「正しい向きや間違った向きなんてものはないのかもしれません」というコメントは現代アートの面白さを示すと同時に,私の嫌いな現代アートのいい加減さも詰まっている。


・見分けが不可能な偽サイトがGoogle検索最上位に堂々と表示されてしまう、「i」をURLに含む全てのサイトが信用できなくなる極悪手法(GIGAZINE)
→ GIGAZINEのページ内にリンクが張られているえきねっとの詐欺もすごかったが,これもすごい。回避不可能ではないか。Google検索にせよYouTube広告にせよ詐欺や胡乱な広告が多すぎるのだが,審査が緩すぎるのか何なのか。ネット広告は代理店同士のつながりが複雑化していて責任の所在がロンダリングされているという話は昔から聞くが,Google検索くらいはGoogleが最終的な責任を持ってほしい。野放しすればGoogle広告の信頼性を毀損し,アドブロックを入れる正当性が高まるだけだと思うのだが,まだ胡乱な広告を放置するメリットの方が上回っている状況なのだろうか。


・「そのエコ、本当ですか?」企業に正面から聞いてみると……(NHK)
→ 良い報道だと思う。材料から石油を排したり材料を再利用可能なものにすれば環境に良いかというと輸送や洗浄・再生があるからそうでもないだろう……というのは薄々わかっていつつも指摘は難しい。私を含めて大衆は環境保全自体よりも,「グリーンウォッシュ」をしているだけなのに自分たちの方が倫理的に正しいという態度をとられる詐欺的な状況や,「やっている感」のために不便を強いられていることに苛立っていると思われる。だからこそ,こういう検証は有効だろう。


・南ア最大民族ズールーの王、正式即位 盛大な式典開催(AFP)
→ アフリカではたまに見る国家を持たない王族。ズールーは人口が約1,000万人とさすがに規模が大きい。それだけに即位は一筋縄ではいかなかったようで,関連記事を読むと継承権争いが起きており,即位直後に新王の顧問が殺されている。2021年3月に先代王が亡くなり,3番目の妻にして隣国エスワティニの国王の姉であった人物が摂政に就いた。しかし翌4月に摂政も急死,その際に遺言で自らの長男ミスズールーを次代の王に指名。これに他の異母兄弟が反発している中で2022年8月に即位,10月末に即位式となったようだ。聞けば聞くほど揉める要素しかない……  
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2023年07月22日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.6月上旬〜2023.7月上旬

長く定期更新してきたこのシリーズですが,追いついてしまったので今後は不定期になります。





未知の惑星への不時着から始まり,通信局を作って外界と交信して脱出するまでのシミュレーションゲーム。Rim Worldっぽいが,惑星に人類が墜落者以外にいない,鉱石の採掘ができない(動植物由来以外のアイテム入手に対する制限が強い),脱出が一人ずつしかできないので最後の脱出者に対する準備がいるあたりは独自性が高い。



たいたぬさん。ウクライナに存在した世界最大の貨物機を飛ばす。MSFSだからかもしれないが意外と軽やかに動く。



つくちゃんらしい選曲。歌がうまくなったなぁ。


こちらは同じ事務所ライヴラリ(ゆにクリエイト)の新人,無月めもりさん。声の音域が広くて上手い。


全体的に名前だけ知ってて見たことがない映画が多かった。6作全部見ているゆにちゃんは映画マニアの面目躍如だし,ちゃんと多くの禁忌事項に触れている映画を選んできためもりちゃんの選球眼も良い。



普段はドブから虫やザリガニを取ってきて食べているほもさぴさんだが,彼が一番光るのは野草から無理やりまともっぽい食事を作るセンスではないかと思う。そういうわけでこの辺が好き。


『Dr.STONE』の追試。こういうのは面白い。やってみると作れないことがわかり,漫画の嘘が判明する。漫画監修のくられ氏がわかっていて通したのかが気になるところ。  
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2023年07月18日

登山関連の話題を3つ(うち2つはロープウェー)

・星野リゾートが谷川岳ロープウェーを買収 山のブランド力向上し内外へ発信(上毛新聞)
→ これは意外なところに。あの星野リゾートが,あの新幹線に見捨てられた地域を再開発するのかと意外に思って調べてみたら,星野リゾートの社長はバックカントリーが趣味で,「1年に60日はスキーを滑るようにしている」という非常にキャラの濃いスキーマニアだった。星野リゾートは典型的なリゾート地以外だといくつかのスキー場を持っていて,この人の代になってからスキー場を買収・再建する形で勢力を広げている。この方面では本気度がうかがえる。
→ 谷川岳は無雪期の登山としては大人気の山ながらスキー場としてはすっかり越後湯沢等に客をとられているイメージで,再開発のしがいはあるのかもしれない。とはいえ現状では星野リゾートのイメージにあわない谷川岳,これから開発が大変だろうなと思っていたら,こんなことをつぶやいていた。この他に「雪山プロジェクトになると経営判断の精度が落ちる傾向にあります。」「それで利益が出ればそれで良いし、出ない時には楽しく安全にパウダーを滑るで良しとします。」等とつぶやいており,やっぱりこれ,半ば趣味で買ったのでは。

→ ところで自分が谷川岳に登ったのは2022年の10月15日で(その時の記録はこれ),このニュースが発表されたのが10/13だから,かなりタイムリーだった。下山後に泊まった宿で友人たちと本件について調べていて,星野リゾートの社長のキャラの濃さに大爆笑していた記憶がある。また,星野リゾートが再開発を始める前のぎりぎりのタイミングで行っておけてよかったなとも思う。これで新旧の比較がしやすい。


・「心のよりどころ」信仰の岩にハーケン、落書き…山梨の神社困惑(毎日新聞)
→ 落書きとハーケンは論外として。また,現在の信徒の意向に合わせるべきというのも前提として。その上で言えば,日本の伝統的な修験道から言えば神聖な岩盤は,その上を修業の場とすべしということになっていて,そこ建てた庵が懸造建築の起源になっている。なお,こうした考えが生じたのは仏教が入ってきてからで,それ以前の原始的な神道では山全体を禁足地としていて人間が立ち入るものではなかったとされている。なお,いずれにしてもピークハントは日本人の関心ではなく,あくまで重要なのは奇岩や巨岩であった。こうした発想から言えば,神聖な奇岩であるから登るなというのは日本古来の宗教観らしくない気もする。ただし,ピークハント・征服感のために登るのは本旨ではないし,安全が保証できず責任がとれないから登るな,という話であれば理解はできる。
→ 私が金峰山に登ったのは2018年の秋だが(その記録がこれ),この時にはそういう話は全く出てきておらず,多くの人はよじ登っていた(私は技術に自信が無かったので登らなかった)。特に注意書きも無かったように思った。2021年7月に登らないでほしいとする看板を設置したとあるので,ここ2年ほどで禁止を強調する流れになったのだろう。
→ なお,五丈岩は本当に巨大で,他の山梨県の山の山頂から見るとそれを実感する。地図で金峰山の方角を割り出してそちらを眺めると,五丈岩が見えて金峰山が特定できるのだ。山頂の岩で特定できる山は珍しい。


・どうなる?「御岳ロープウェイ」 噴火・コロナ禍…財政悪化で運営会社撤退へ 「観光の柱」町が存続模索(長野放送)
→ 私は御嶽山も登っているのだが(まだブログに記事を書いていない),その際にはもちろんこのロープウェーを使っている。記事中にある通り,なくなるとコースタイムが2時間増えて6時間から8時間になるので難易度が上がってしまう。それでも御嶽山なら人は来るだろうから,ある程度は杞憂だと思うのだが,マイナスには違いないだろう。
・2023年の運行は6月20日から。御嶽山のロープウェイの新事業者が決定(山と渓谷オンライン)
→ こちらが続報で,無事に新事業者が(3年契約ながら)決まっていた。ただ,御嶽山を登った経験から言えば,御嶽山登山で真に大変なのはロープウェーの駅に行くまでで,また古くからの信仰の山の割には正直コンテンツに乏しい。長野県は他にいくらでもコンテンツがあるので,御嶽山登山の魅力単体で売っていくのは厳しいと思う。観光開発をがんばってほしい。  
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2023年07月03日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.4月下旬〜2023.5月下旬




終盤のボスが案外強いFF10,いつもながらに鮮やかな攻略法で倒していった。こうして見るとスフィア盤はFF5のジョブシステム並に自由度が高い。あと毒が効くボスが意外と多かったのを知った。当時知っていればなぁ。




銀二ノ介氏。カバー曲のMV風。 カバー曲の歌詞が黒埼ちとせによくあっているので,それを素直に表現した感じ。




いつもながらにすばらしい。天ノ弱良い曲だよなぁ。



同じくこちらも。



minusTさんの3D東方。まだ永夜抄はやってなかったんだっけ。4面だけなので5面以降も期待。




同じゆにクリエイト箱推し勢で初めて登山勢を見た。しかもけっこう同じところを登っている。



めちゃくちゃ近所の話で驚いた。実際に行ってみたが,確かにこの通りだった。




やっぱり振り返りジャンプが入って破滅的に難しくなった感じがする。



こういう裏話は面白い。難易度やら予算やら見栄えやら。  
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2023年06月15日

歴史ネタを不用意にブクマできない……

・日本の城跡から見つかった謎の地下室 ユダヤ教の沐浴施設の可能性(朝日新聞)
・南蛮人の技術者(南蛮の華―岡美穂子の研究ブログ―)
→ 本件,私も全然深く考えずに「ほえー,そういうこともあるのか」と思って備忘録的にブクマしたのだが,すぐに専門家から指摘が入っていることに気づいた。ついでに新聞記事に登場する歴史家本人も「そうだと言っていない」とまで出てくるようでは,郷土史家の主張は信憑性が薄いし,面白いからということでそれに乗っかって報道してしまった朝日新聞にも責任はあろう。岡美穂子先生は厄介事になることを危惧されたか,本件の直後に書かれたいくつかの関連記事を削除しているが,消された記事の内容を思い出すに,その推測もやむを得ないように思われる。プロの歴史家と郷土史家の距離感の取り方は難しい。


・ソフトウェアの日本語文字が中華フォントに侵食されていて想像以上の危機らしい「違和感すごい」(Togetter)
→ わかる。あまり話題になっているのを見かけなかったので,皆気にしていたのだとわかって安心した。そしてTogetterを読んで,どうやらどうにもならないらしいこともわかってしまい,つらい。
→ コメント欄にあるが「侵略とは思わないが、インターネット老人会的には中華系運営の詐欺サイトの怪しい日本語が中華フォントで書かれてるイメージが強すぎて、見た時点で頭が自動的に警戒モードに入るから疲れてしょうがない」はあるあるで,繁体字なり簡体字なりで書かれていても中国語ならどうってことはないが,日本語だと怪しい業者にしか見えなくなってしまって内容が頭に入ってこないという問題も副次的には発生する。


・『エセ著作権事件簿』補稿―#KuToo 事件最高裁上告棄却を受けて(ブログブログ by 友利昴)
→ 『絶対に解けない受験世界史』シリーズと同じパブリブから出版された『エセ著作権事件簿』は名前の通り,世の中に存在する著作権絡みのアホな事件や世間的に話題になった事件を集めたもの。「(『絶対に解けない受験世界史』と)なんとなく世界観,問題意識が似ている様な」とは編集者の濱崎さんの言葉で,私も同意である。アホな事件に登場する原告が無理筋の主張が笑える一方で,普通に著作権の勉強になる事件もあって,めちゃくちゃ面白いので興味ある人はぜひ読んでみてほしい。


→ その中でも特に目を引くページは#KuToo事件であろう。その最高裁上告の結果は出版日の都合で書籍に入り切らなかったので,こうしてブログで補足される形になった。原告の主張の無理さ具合は書籍内の本稿に。最初から敗訴濃厚だったことに同意しつつも,「エセ著作権事件の中では「エセ度」は低く、問題意識は分かるけれどもといったところ」というのは冷静なまとめ方だと思う。また「著作権意識をいささか持っている人は、「引用」の概念は知っているが、引用の許容性を狭く捉える傾向があると思う」という問題意識は『エセ著作権事件簿』全体でも貫かれていて,未読の人はこれを念頭に置いて読むとより理解しやすいと思われる。


・1979-2022年 共通1次 → センター試験 → 共通テスト 終わりなき難化の果てに完成した戦慄の集大成(難易度比較完全版)(受験の月)
→ これは良い比較。2022年共通テストの数学はどう考えてもやりすぎで,もう普通の高校生に解かせる気が全くない。一つ前のセンター試験末期でも十分長い。なお,2023年の数学Aは明確に易しくなって,平均点が約38点から約56点まで回復した。
→ ここからもわかるように,共通テストは各科目とも特殊になりすぎていて,全大学共通の一次試験としては不適格になりつつある。私大では募集の上で不利になるため共通テスト利用をやめて離脱することを検討するところも出始めていると聞く。やっぱり今からでもセンター試験に戻すことを検討できないですかね……撤退も勇気だと思うんですよね。  
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2023年06月13日

細長く飛び出ているのはよく見るが,ちぎれそうな区画は珍しい

・エリザベス女王死去 世界から追悼の声相次ぐ【詳しく】(NHK)
→ 2022年9月8日に死去。ルイ14世の記録を抜くと思っていたし,記録を更新してほしかったなと。ルイ14世は幼少期に即位しているアドバンテージがあり,現代医療のアドバンテージでは覆せなかった。
→ エリザベス2世の在位中に政権を握った首相は計14人に登る。最初の首相が(二度目の)チャーチルで,この時にイギリスは核保有国となった。その後はイーデン政権の第二次中東戦争,マクミラン政権のEFTA創設・「アフリカの年」,ウィルソン政権のスエズ以東撤兵,ヒース政権のEC加盟,サッチャー政権の新自由主義制作・フォークランド紛争・冷戦終結,ブレア政権の香港返還・ベルファスト合意・イラク戦争,キャメロン政権以降のBrexit……と遭遇した歴史的事件を並べるだけでも,その治世の長さも濃さもうかがいしれよう。最後の首相はリズ・トラスとなったわけだが,まさかチャールズ3世の即位式までに辞任するとは。女王の同じ名前の女性が最後の首相という偶然は面白かったのだが。
・植民地支配の歴史、アフリカでエリザベス女王の遺産に影(CNN)
→  昭和天皇も当てはまるところがあるが,在位年の長い立憲君主はこういう「統治の雰囲気」の変化の扱いが難しい。1950年代当時にはすでに植民地帝国は過去の遺物と化していたが,まだ消滅したわけではなかったから,当然こういう話が出てくる。「君臨すれども統治せず」であって当時の彼女に閲兵を拒否できたかは疑わしく,それが将来的な汚点になることがわかっていてもやらざるをえなかった。その後もナイジェリア内戦への干渉もそうだが,とはいえやられた側は覚えているし,彼らにとってはイギリス=エリザベス女王なのだ。そこにいかに責任が無かろうとも,一人の人物に長期間に渡って国家を代表させることの20世紀以降の世界における困難さを最も体現した立憲君主だったという評価もまたエリザベス女王には適切かもしれない。適当に年数を区切って元首を交代させる権力を持たない大統領制はこの点で言えば賢い。


・日本一ちぎれそうな町、長野県立科町のいちばんちぎれそうな場所に行く(デイリーポータルZ)
→ 一昨年の秋に蓼科山に登ったときに,蓼科山を覆っていそうな市町村名なのにそうでもない,どころか異常な縦長で,事情が気になっていた。藩領の段階ですでに細長く,山の尾根線に沿って開発が進み,周囲の同様に細長かった自治体は合併していったが立科町だけ細長いまま残ったと。昭和の大合併前の北佐久郡の地図がなかなかすごい。これを見ると逆に立科町はよく合併しなかったもので,調べてみるとやはり佐久市との合併案はあったようだ。なお,名前の漢字の違いは「当用漢字に「蓼」の字がないことと、蓼科山は古代立科山と呼ばれていたことから「立科村」に異議なく決定されました」とのことである。
→ 途中で突然「鳴石」なる謎の巨石が登場するあたりがものすごく長野県っぽい。茅野駅のアレのインパクトが強すぎてね……


・Google画像検索で千束(せんぞく)が千束(ちさと)に侵食されるまで(まだへいき!)
→ 定番のネタではあるのだが,ある方のブコメにもある通り,こういう記録を残しておくのは大事。個人的には意外と地名が粘ってたんだなという感想。地名の方が復権するのは何年後になるか。
→ 名字の「錦木」の方は植物が元ネタで同名の関取がいるが,70%くらいが関取という様相で,こちらは関取が侵略者か。錦木千束さんは30番目くらいでやっと登場した。作中であまり名字で呼ばれなかったことが敗因かもしれない。関取がけっこう検索されていて強いのかもしれないが。錦木は32歳でベテラン力士ではあるがまだまだ引退しそうにないし,逆に『リコリコ』は次の展開が遠そうなので,こちらも検索結果は当面このままになりそう。  
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2023年06月12日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.4月上旬〜2023.4月下旬



こんなの爆笑するしかないでしょwwwwww





part1に説明があるが,倒した数が加算されない倒し方は敵自身の行動・石化・死の宣告・毒・ゾンビ状態のリジェネ・ダメージがえし・あんこくバグのみ。ステータス異常に耐性があるボスが多く,ダメージがえしが手に入るのは最終盤という中,あんこくバグという効率が悪すぎる戦法に頼って攻略を進めていくことになる……むしろ,あんこくバグの必須条件である行動スキップが設定されている敵が意外と多いことに驚いた。





作曲・編曲が高瀬一矢で驚いた。



mobiusP。上半期20選選出。周年曲をやってくれるのは嬉しい。



どぼすP。上半期20選選出。こういう再現系好き。



ooo GGG氏。上半期20選選出。反応があまりにもChatGPTのそれで大好き。ChatGPTは空気を読んでこちらの求めている(が理屈は成り立っていない)文章を無理やり生成するのが割りと得意なんだよな。




めちゃくちゃ笑った。気づかないもんなんだなぁこれw


佐藤天彦九段の話が面白すぎた。この人の解説をあまり聞いたことがなかったが,普段とテンション違いすぎないか。藤井聡太のモノマネが秀逸。



すっかり映画の感想を書いていないが,お祭り映画で良い映画だった。で,テンション上げてくれるこの曲よ。  
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2023年06月08日

全土が標高1,400mを超えているらしい>レソト

・パキスタン、洪水死者1100人超 国土の3分の1水没(AFP)
・パキスタンの「洪水」ここまで深刻にした真犯人(東洋経済)
→ パキスタンは北部の山岳地帯を除くと概ね乾燥地帯に属する気候であり,外来河川のインダス川から水を得ている。こうした地域は元来,干ばつと洪水が繰り返されやすく,大洪水は2010年にも起きている。国土の三分の一が水没したというのは大げさではないのだろう。おまけに政治が不安定で官僚が腐敗しているのではどうしようもない。
→ すでに10ヶ月近く経っているが,続報が今ひとつ無く,調べてみたらまだ水が引いていないどころか,洪水による水質汚染のせいで疫病が蔓延しているとのことだった。東洋経済が引いているNewYorkTimesの記事には「再建には10年かかる」とあるが,10年後には別の洪水が発生しているのではという危惧が……


・ゴルバチョフ氏死去 91歳 旧ソビエト元大統領 冷戦終結に導く(NHK)
→ 長生きした人ではあるが,まさかゴルバチョフが生きているうちにロシアがウクライナに対する侵略戦争を始めるとは思わなかった。20世紀末以降は歴史の展開が速すぎる。これでとうとう1980年代のキャラの濃い先進国・大国の首脳(レーガン,サッチャー,ミッテラン,コール,中曽根康弘,小平)は皆亡くなってしまった。
→ 冷戦を終結させ,米ソ(露)の核軍縮の道筋を具体化し,東欧革命と東西ドイツ統一を容認したという点で間違いなく現代史の偉人の一人であった。これらに隠れがちだが,珍宝島事件を最終的に解決して中ソ国境を画定させたのも偉業の一つである(中国外務省報道官のコメントを拾ってきているNHKはよくわかっている)。一方でペレストロイカの軟着陸に失敗してソ連を急速に崩壊させてしまった点は,誰がやっても困難極まりなかったということを含めても評価が難しい。ソ連の解体というハードランディングがプーチン政権を生んだのもまた事実であろう。
→ ソ連崩壊後は,ロシア国内では評価が低いものの国外では民主化を訴える人物として評価が高いご意見番というポジションであったが,実は2014年のクリミア併合においてゴルバチョフはプーチン政権を支持しており,今回の侵略戦争についてもコメントの歯切れが悪い。以下の東野先生のTweetを参照のこと。まあ,ソ連解体が彼にとって不本意な結果であったこと,彼も根はロシアのナショナリストであろうことから考えると不思議なことではない。



・アフリカの高地でマス養殖 日本にも輸出(CNN)
→ 2015年の記事。調べてみると現在でも輸出好調で,現在でもレソトから日本への輸出品では1位を占めている。もっとも輸出額総額自体が0.81億円(日本国外務省HPから)なので,日本が消費するニジマスの総量からすると大した金額ではない。日本からの輸出は8.97億円なので大幅な日本の出超。おまけに無償資金協力が3.74億円なので,これだけで輸入金額を超えている。レソト自身の経済規模からしても,全世界への輸出総額が10.52億米ドルなので,そもそも日本との経済交流自体が少額である。南アフリカに囲まれている地理的条件なので輸出入ともに南アフリカが突出している。
→ それでもこういう日本人からするとマイナーな国と経済的なつながりを見いだせるのは面白いところで,高地で気候が安定しているがゆえにレソトが選ばれたのだとか。ダム湖を使っているというのも調べていて面白かった。一つ心配なのはそのニジマスどこから持ってきた? ということで,日本の商社が持ち込んだものではなく,もとからレソトにいたやつならよいのだが。  
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2023年06月06日

語感もすばらしい>ナイスセーヌ

・海に沈みゆく巨大都市ジャカルタ、首都移転で人々はどうなる?(ナショナルジオグラフィック)
→ 首都移転は人口過密だけが理由だと思っていたが,地盤沈下の方が理由として重そうな様子である。とはいえ地下水の組み上げを無対策では悪化する一方で,人口過密とは無関係ではない。また,バタヴィアの頃から洪水が頻発していたのは知らなかった。海岸に47kmの壁を作っているところは,完成前から一時しのぎと見られている天まで含めていかにも新興国的な解決方法だが,その状況では首都移転を計画するのも当然と言えよう。
→ 新首都ヌサンタラはカリマンタン島の東部で,インドネシアも洪水の他に火山や地震等の自然災害が多い国であるから,比較的災害の少ない場所を選んだとのこと。高校世界史の観点から言えばインドネシア史はほぼジャワ島とスマトラ島(とモルッカ諸島)しか登場しないから,これで初めてカリマンタン島が登場することになるかもしれない。どこまで建設が進んでいるのか気になってググってみたが,まだまだ更地だった。2024年中の遷都に向けて急ピッチで建設するのだろうか。
→ なお,最近勘違いしている人に会ったので一応書いておくと,マレーシア側の呼称がボルネオ島でインドネシア側のカリマンタン島である。日本の教育課程では,冷戦中にはマレーシア・インドネシアとの関係性から(特にインドネシアは九・三〇事件後に突然西側陣営に入ったため)どちらの呼称を優先するか切り替わっていたという話を効いたことがあるし,現行課程でも併記するとしても優先するか意外と混乱している印象である。理由を知らない人からすると,政治的立場による呼称の違いではなく,学術的な理由等による呼称変更のように見えてしまっても,やむを得ないかもしれない。以下の帝国書院の説明がわかりやすい。
・カリマンタン島とボルネオ島、2つの名前があるのはなぜですか。(帝国書院)


・“若者のお酒離れ”に若者たちが本音回答「おじさんもフラペチーノ飲まないでしょ?」(マネーポストWEB)
→ 過去に二度ほど扱っているが,「酔っ払って思考力が落ちると、ゲームや読書など、したいことができなくなってしまう」というのは自分も常飲の習慣が無い理由として過去一しっくり来る。酒にしかない味や面白さがあるので飲酒自体は好きだけども,その後の活動に支障をきたすことを考えると,今日はもう酒を飲んで終わりという覚悟が無いと楽しめない娯楽になってしまっていて自由度が低い。ついでに言うと最近は安酒に与える余分な肝臓は無いよなとかいうことも考え始めてしまったので,ますます娯楽としてのハードルが高いなと。
→ 「若者の酒離れ」は若年層ほど飲酒率が低いから間違いではないのだろうが,酒の消費量のピークが1992年でそこからほぼ一貫して下がっている。長期的にずっと続いているという意味では「日本社会の酒離れ」と言った方が正しそう。


・食べたことのある珍しい食材を教えて(増田)
→ ブコメ欄を見ると,多種多様な食べ物が挙がっていて驚いた。ダチョウ・ワニ・ウサギ・ウツボ・蜂程度では全然勝てない。カバ,トナカイ,アザラシ,アルマジロ,アルパカあたりはうらやましい。『桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?』を追っている身としてはもう少しいろいろ食べてみたいが,なかなか機会がない。


・RTA in Japanインタビュー ゲームのクリア時間を競う「学会とオフ会のような晴れ舞台」(KAI-YOU)
→ RTA in Japanは,RTAよりTAS派の私でさえ見るようになってしまったので,視聴者への訴求能力が非常に高く,継続的なイベントとして成功しているように思う。応募が多数ある中で,メジャーなゲームなら盛り上がりそうなレギュレーションや最近革新的な攻略法が見つかったものを選ぶのは当然として,マイナーなゲームでも紹介次第で盛り上がりそうなものを選ぶセンスが良い。RTAは試行回数を重ねた方が良い記録が出やすいから一発撮りのRTA in Japanでは記録狙いというよりもお祭り騒ぎであり新たな戦友の勧誘の場であり,「学会とオフ会のような晴れ舞台」という表現が非常にしっくり来る(もちろん,そういう環境なのでテンションが上がって良い記録を出す走者もいるが)。面白い発表をして盛り上がったゲームが勝ちなのだ。その上で走者が増えればなおのこと良いのだろう。記事中にある通り,チャリティーイベントにしたのも英断で,このために余計に緩いお祭りに徹することができているという側面はありそう。
・【ナイスセーヌ!】RTA in Japan Summer 2022で「Paris Chase」を走った振り返りと裏話(kamia,note)
→ 2022年夏のRTA in Japanで盛り上がったゲームの一つといえばこれで,実際に非常に面白かった。「ナイスセーヌ」はRTA in Japanの中ですっかり定着した言葉になった……どころかTwitterで検索すると毎日誰かしらが「ナイスセーヌ」と言っているので,インターネットミームとして定着した感すらある。。それだけインパクトのある走りであったし,これは間違いなく盛り上がると考えて応募から拾った運営は慧眼である。未視聴の方は是非。  
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2023年05月23日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.3月上旬〜2023.4月上旬




プレイヤーが操作するドローンにはロボット三原則の制限がかかっていて,それに反する指示が出せない仕様になっている中,破損した宇宙船(人類はコールドスリープ状態)を修理して,人類を少しずつ起こして,最終的にテラフォーミングまで人類を導くゲーム……なのだが,なんとかルールの抜け道を見つけてステータスの低い人類を処分したりして遊ぶゲームなのかなと思ったところ,ゲームを進めていくとロボット三原則を外せるようになる,さらにコールドスリープ状態の人類を映画のマトリックスのような方法で電源にできる等,よく作り込まれたゲームだった。



めちゃくちゃ笑った。AIは嘘しかつかないな!



KSP2でもボブ・カーマンはすぐ死ぬ。




最初の市松模様がすごい。問題は難解すぎて解説を聞くと納得するレベル。


あつ森のグノーシス島探索回。あつ森でホラーの島を作る人はけっこういたようで,このグノーシス島もよくできている。名前の通りの方向性の恐怖。


やっと視聴した。いろいろ面白かったが,あつ森の作品チョイスがけっこう独特で,決して西洋美術史の教科書的な選び方をしていないので,第2回の川瀬さんの指摘に一々頷いていた。


環境大臣に放課後クライマックスガールズと言わせた環境省の若手職員,普通に偉いしすごい。


臥牙丸さんのチャンネルは多種多様なゲストが来て面白いが,やはり大使が来た回が特筆して面白い。  
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2023年05月02日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.2月中旬〜2023.3月上旬




「新生」は威風が特徴的なのだな。会戦で勝利するメリットが大きいのがプレーの鍵になりそう。



意外と話題になっていないが,2023年2月に今更になってFC版ドラゴンクエスト1で大幅更新のメモリ破壊バグが発見された。動画を見ればわかるがこのバグの難点はメッセージスピードが異常に遅くなることだったが……



これを解決して5分程度まで縮めたTASもすでにある。




そのバグをRTAに応用したもの。カセット半挿しが使えるのでチャートがTASとかなり違う。「なんでもあり」なので復活の呪文を使ってのスタートをしているためレギュレーションがTASと違うものの,結果的にカセット半挿しと合わせてTASより早い記録が出ているのはすごい。







星野源レベルになると担当にPVを撮らせることができるらしい。実現まで2年半かかったとのこと。



上半期20選選出。水星P。増えm@sterシリーズ。どのつかさ社長もかわいい。




Unlucky Morpheusが謎のコラボで謎の曲を提供していた。こんなにかっこいいのに焼きそばを讃えているだけとは。


平坂さんが昔デイリーポータルZに書いていた記事を覚えていたので懐かしかった。ケミカルな甘み,味わってみたい。  
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2023年04月10日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.1月下旬〜2023.2月上旬



表妙義もすごかったが,裏妙義もすごい。懸垂下降の映像が怖すぎて一見の価値あり。そしてアイカツ語りもすごい。



3人の歌声が合わさってもやっぱり綺麗。




たいたぬさん。今回も本当に有事である。新宿の建物が異様にリアルで,MSFS流石。



全然シリーズが更新されない。さすがにこの人でも詰んだか。



FF8にラスボスが自決するバグがあったとは……けっこう致命的なバグだけどそれほど知られていないと思われるのは,アルティミシア相手に全員リフレク状態で挑み,かつそこそこ苦戦しないといけないので,そんな特殊すぎる状況にはめったにならないからか。




TASさんなら無気力状態でもデスタムーアもダークドレアムも倒せるんだな。ダークドレアムが案外あっさりだった。マホカンタ状態でもギガデインを脳筋で打っちゃうドレアムさんが悪い。




ヨーゼフP。ニコマス上半期20選選出。13年越しの完結。この間にトロピコは6まで発売された。感無量である。いろいろな要素があってちゃんとまとまったのがすごい。



eiteiP。ニコマス上半期20選選出。この二人,なりたいものになるには,その対象の年齢を過ぎてしまったという共通点があるんだなぁ。




メンバーが異常に豪華な大富豪。森内九段と糸谷八段はともかく渡辺名人が来てくれるイメージは無かった。



水匠開発者たややん氏による『それでも歩は寄せてくる』の棋譜分析。意外と歩くんが肉薄している将棋があるっぽい。それでも詰みを逃しちゃうのも歩くんらしい。



スクエニ公式チャンネル。こういうのを上げているならもっと宣伝してほしいところ。  
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2023年03月14日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2023.1月上旬〜2023.1月下旬



解説がわかりやすくて本当に助かる。やっと先頭フラグ・存在フラグ・隊列でエディさんが何をやっているのかわかってきた。





完璧な人類悪の顕現に拍手。Rimworldに子育てと遺伝子工学の要素が加わったと聞いて嫌な予感しかしなかったんだよな……想像通りの展開になった第7回は笑いながら鳥肌が立つという奇妙な体験をした。




完全に来たるべくして来た動画。中の人つながりというだけでなく(それを言うには厳密にはずれているし),ギター弾きという点も共通しているのがすばらしい。



古典芸能。いたじゃんMADの生命力がすごい。



まとめとして恐ろしく完成度が高い。




けっこう上手くて好き。



音源事情で一度削除された動画を,演奏してもらって復元。このお祭り動画が復活して良かった。





弦が切ってボトルネック奏法まで再現しているのが面白いし,さすがは公式チャンネル。



中村太地七段のおもしろ将棋シリーズ,めちゃくちゃ楽しいので好き。影武者は全然わからなかった。  
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2023年03月13日

ジャブローが架空の地名と知ってもあまり残念ではなかった記憶がある

・ガンダム世界の歴史教科書に「アムロ・レイ」は、どんなふうに載っているだろうか?(Togetter)
→ これはいろいろな角度から切れる面白い命題&難題で,自分が語るにはガンダム知識が足りなくて参戦できない。参戦できそうな角度だけで語ると,シモ・ヘイヘや呂布みたいものだから歴史の教科書には載らないだろうとは断定しない立場をとる。個人的武功だけでは歴史の教科書に載らないのは確かだが,アムロ・レイはガンダムとセットで歴史の流れを変えているので,この点でシモ・ヘイヘや呂布とは違う。どちらかというとポエニ戦争のハンニバルやスキピオに近い。あるいは百年戦争のジャンヌ・ダルクか。
→ Togetter内もはてブ内もけっこう「一兵士が歴史の教科書に載るわけないだろ」という論調が強かったのでこういうことを書いてみたのだが,背景に歴史オタクやミリオタの恨みつらみが透けて見えている感じで,この現象自体が面白い。俺たちの呂布が載ってないんだぞ,アムロも同様だろ的な。


・オデーサ(オデッサ)のアニメショップで「日本でオデッサの名はガンダムで知られている」と言ってみたところ「ガンダムはちょっと世代が違うので…」と言われた(Togetter)
→ 確かにガンダムで覚えた地名で,それから数十年経ってこういう形で地名が広がるとは思わなかった。これ以外だとダカールとダブリンの印象が強いかな。ついでに言うとセダンもそうなのだが,作中ではゼダンであり実際の地名ではなく中域の地名である。小学生だった当時,同時に『漫画世界の歴史』も読んでいたので印象深かった。しかし,現在の高校世界史では「スダン」の読みに変わった上に用語集頻度が△泙撚爾って大して出題されない用語になってしまった。少し悲しい。綴りはSedanなので,英語読みだとセダン,ドイツ語読みだとゼダン(forvoだとセダンという人もいた)になる。フランス語はわからないのでforvoで聞いてみたが,スダンのようなスドンのような発音になるっぽい。ガンダム作品は濁点をつけがちなので,ゼダンを採用したのはわかる感じ。


・Netflixとかによる一斉配信やディズニープラスによる独占配信はアニメの話題形成に失敗している?「全然話題にならない」「一週間待つのが良かった」(Togetter)
→ それぞれの形態によるメリット・デメリットはあれど,日本のアニメはもう皆一週間に一話放映され,その間に深読みとファンアートで話題を盛り上げる消費様式に慣れきってしまっているので,一斉配信が来ると戸惑う。一度に大量の情報が来てしまうと消費が難しい。これが映画やゲームなら一度に大量の情報が来るのもやむなしなので,それを数週間かけて消化していく形になるから,できなくはないのだろうが,アニメというジャンルに入った途端その長期間書けた消費が異端になってしまう。しかも一斉配信で話題になるような強みのある作品であれば,おそらく一週一話流しても話題になる。
→ 独占配信は別の問題で,その作品の訴求力でプラットフォームの加入者数が増える見込みなのだろうが,実際にそのハードルを超えるほどのファン層はよほどの巨大コンテンツでもなければ多くない(現実的に今独占配信されて私がついていくコンテンツはちょっと思いつかない)。コンテンツを支えているのはもう少し周辺のファン層だが,このファン層はそのハードルを超えてくれないので,話題にならなくなって埋没してしまう。話題にならなくてもコアなファン層に訴求でき,プラットフォームに貢献できて,独占配信に伴う契約で利益が上がるという計算なら,製作者としては独占配信が選択肢に入るか。


・三大同じ単語なのにカタカナ英語で区別されてるやつ(増田)
→ セカンドとセコンド以外だと,ぱっと思いつくのはアイアンとアイロン,ガラスとグラスか。他のブコメで挙がっていて確かにと思ったものは,ストライク・ストライキ,マシン・ミシン,テキスト・テクスト,モバイル・モービル,ランチとローンチ。  
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2023年03月07日

何気ない一作が大当たりして美術史の教科書に載るのは珍しいかも

・『嫌いとかではないけど、自分の人生に入る引き出しがない』人気ミュージシャンの曲が"刺さらない"人の秀逸な表現(Togetter)
→ この表現が微妙に覚えにくくて使っていないのだけど,言いたいことはよくわかる。音楽なら,一度聞いて良い曲だなと思っても,あるいはまあまあ好きだなと思っても,すでに似たような曲が脳内にあったり,特別趣味にあっているわけではなかったりして,聴き込んだり同じアーティストの別の曲を聞こうという気力までは起きない。一目惚れ的に次のアクションを起こすための気力が湧くほどには好きではない。流行の曲だとこうなりがちだから,Togetterの発端も音楽なのだろう。
→ 漫画やアニメやゲームなら,やはり流行の作品や,何か勧められたとして,その中にはちゃんと触れれば好きになる可能性があるなと自分でも思う作品が含まれる。でも即座に反応して触れるほど惹かれたわけではないし,じゃあ後で触れるかと言われると,それに近い作品がすでに心の中に存在していて,同じ枠にもう一つ入れるほどの時間的余裕が無い。それよりも他に触れなくてはいけないものがある。だから結局触れずに終わるか,非常に後になってから触れることになる。人生は有限なのだから,特別心の琴線に触れたものしか愛する余裕が無い。なるほど,いろいろな事情から「自分の人生に入る引き出しがない」となる。
→ とはいえ人間の感性は変わっていくものだから,数年ぶりにそれに触れてみると「ああ,前までの引き出しの形に合わなかったんだな」としっくり来ることもある。Togetter内にもある通りで,突然過去に流行したものにはまってしまったりすることもある。この喩えで言うなら,意外と変形が効いて,多くの人の引き出しの形にフィットしやすいものが古典として生き残っていくのだろう。


・100年以上猛暑日なし…関東の意外な避暑地 千葉・勝浦「夜は寒い」クーラーつけず長袖も(FNN)
→ 天国じゃん。海洋性気候は気温の日較差・年較差が小さくなるのは,地理・地学の基礎的な事項だからわかる。それにしたって極端で,他の房総半島の地域との違いがよくわからない。記事中の説明を読んでも,建物も山も低くて風が通り抜けやすいのは同じだろうと思うし,海水温が上昇しない理由は説明されていない。ググって出てきた別の新聞記事でも,隣の鴨川市との違いについて「観測地点が勝浦市よりも陸側にあるから」という説明で,観測地点同士で比べればそういう話になるんだろうけど……ということで本質的な説明ではなかった。不思議。


・焼却炉から金銀31キロ、3700万円に 新技術に相模原市長ご満悦(朝日新聞)
→ 都市鉱山は言われて久しいが,埋める前に拾えるならその方が楽かもしれない。約1億円分の金銀が回収されて市に3700万円の収入があったのなら結果は大成功と言える。何年分のゴミを燃やして金銀が31kgも溜まっていたのか,そこが知りたい気はする。どの程度こまめに回収すれば採算がとれるのか,もう企業は計算しているだろう。儲かるなら他の市町村でもやるべきだが,続報はあるのだろうか。


・19世紀のドイツ人画家による絵画『鬱陶しい紳士』のオッサンがまじで鬱陶しくて表現力に脱帽しちゃう件(Togetter)
→ この《鬱陶しい紳士(Der lastige Kavalier)》は美術史の本でたまに見かける印象。19世紀後半のドイツ人のアカデミー美術なんて西洋美術史からすると傍流で研究も盛んではないはずで,画家のベルトルト・ヴォルツェ(Berthold Woltze)もさして有名ではなく,他の絵を見ても普通に上手い19世紀アカデミーの画家という感じでしかない。それはWikipediaに8言語分しかページが無いところで十分察せられる。なぜか日本語版Wikipediaが一番詳しい(内容が正確かはわからない)。それでもこの作品がピンポイントで紹介されることが多いのは,それだけインパクトがあって鑑賞者の心に共感が残るのだろう。実際にこの作品,おっさんの鬱陶しさがわかりやすい。いるいる,こういう人。しかもよく見ると喪服で泣いている女性に話しかけて鬱陶しがられているから最悪である。亡くなったのは親か夫か。奥の老人の嫌そうな顔も良い。本作品はWikipediaの日本語・英語・ドイツ語版のいずれでも代表作っぽい扱われ方だったので,国際的にもヴォルツェの作品の中では本作が最も知名度が高いのだろう。ついでに言うとBerthold WoltzeでググるとサジェストにDer lastige Kavalierが出てきて笑った。英語やドイツ語でも同様に検索されているのではないか。  
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2023年03月06日

マレーシアの盆踊りは世俗化が進めば日本でいうクリスマスになりそう

・マレーシアでは日本の盆踊りが3万人参加の人気イベント→宗教的な理由で論争に「海外の盆踊りって…」(Togetter)
→ これは知らなかった。不思議なところで定着したものだ。仏教行事は世俗化しがち,他の宗教と習合しがちなイメージがあるが,この事例もその一環なのだろうか。
→ 世俗化しているけど仏教行事には違いないので,ムスリムとしてありかというのが議論の対象になるのは理解できる。政治家がケチをつけて,スルタンの側が「単なる文化行事」と言っているのも面白い。政治家は市民の宗教心を煽って支持につなげたいが,スルタンは行事を穏当に定着させたいからそのせめぎあいだろう。本来なら政治家が大衆の支持という比較的新しい権力基盤で,スルタンが伝統的権威に拠っているのだから,ねじれている。


・イスラム教の大巡礼、今年は100万人参加(AFPBB)
>「巡礼できるのは65歳以下のワクチン接種を完了した人のみとされ」
→ ハッジでさえこうなってるのは面白い。面白いというにはかわいそうかもしれない。ムスリムにとっては一生に一度かもしれない重要な行事であるわけで,それがこう限定をつけられた挙げ句に抽選という。(行くべきとされている年齢という意味での)時期が決まっているわけではないから,外れたらまた来年応募すればよいのではあるが。2020年は数千人,2021年は6万人と記事中にあるから100万人は一気に回復した。3年間ひっくるめて,新型コロナウイルスの流行は1400年近く続く宗教行事にも影響があると思うと,改めて世界史的大事件である。
→ 逆に考えると全世界から100万人を優に超える応募があり,85万人分のPCR検査の陰性証明書の提出をさばいて実施するのだから,情熱とサウジの威信をかけた処理がすごい。アラビア語と信仰心による紐帯だなぁ。


・食べ物の味と見た目を変える装置、明大が開発 「牛乳→カニクリームコロッケ」などに変身 「エリンギ→毒キノコ」も(ITmediaNEWS)
→ 明治大学によるプレスリリースはこちら。
→ 最大の目的はアレルギーの人でも味を楽しめるようにということだろうが,個人的にはこれでベニテングダケ味がある程度再現できるなら食ってみたい。 というのもベニテングダケは美味とされ,その旨味成分自体に毒性があるためである。研究者の方もそれがわかっているからプレスリリースのためにベニテングダケ味を用意したというのはありそう。


・<わけあり記者がいく>手術に適応?いざ検査 薬抜き 私の体は幻覚の嵐(東京新聞)
→ このシリーズは面白い。パーキンソン病が,さすがは記者という筆致で書き起こされるので,何が起きて何に苦しんでいるのかがわかりやすい。また記者が積極的に最新医療を受けにいっているので,その進捗も良い。最近はパーキンソン病を脳に電極を埋め込んで治すのだな。ドクターKシリーズでこの辺を触れた話はあったか,よく覚えていない。
→ しかし,このシリーズは面白いのにまとめて読もうとすると新聞内を"<わけあり記者がいく>"で検索するしかなく,不便である。シリーズでまとめて項目を立てておくと目立つし,良いのではないか。  
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2023年02月27日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2022.11月中旬〜2023.1月上旬



ゲームが反則と判定しない(実際にやったらレッドカードになる)プレーだけで味方を勝たせるTAS。あまりの明確な反則のスルーっぷりに爆笑してしまった。後半開始早々が一番ひどいw。




ドラクエ8縛りプレーの傑作。RTAでもTASでもない純粋なタイムアタック。教会によってセーブ可,つまりプレー区間を区切りつつ膨大な試行回数を重ねる人力TASで,ゲーム中時間の最速記録を目指す。他のドラクエシリーズでも(分単位のプレー時間が記録されるハードでなら)割と応用が効きそうなレギュレーションだから,RTAに代わって流行してほしいところ。ところで,この動画作者の方が弊ブログの世界史企画の読者だったので驚いた(Twitterでつぶやかれていたので気づいた)。




最新のSynthesizer VのMAIを使った動画。これ以前の時点ですでに自然すぎて差がわからないが,ともあれすごいのは確か。



来るべき曲が来た。



選曲と作品名だけでもう勝ってる。



これも選曲がすばらしい。当然のように歌詞が合う。




下半期20選選出。実に伯方さんらしいボイス実装祝福。




プロ七段とアマ名人の高度な遊び。1秒将棋は将棋ではないフィジカルスポーツであった。


この次の一手問題シリーズはめちゃくちゃ面白いが,この回は傑作中の傑作。そしてまさかこの動画の18日後にこんなことが起ころうとは。しかもこの事件の時に中村太地七段は隣の席だったという。その中村七段も順位戦で同じことをやりそうになったと動画中で語っていただけに,余計に衝撃が大きい。  
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2023年02月08日

メロブは好きだけど独占市場は不健全なので歓迎しない,くらいの立場

・とらのあな店舗閉店に関して
→ このニュースの通り,とらのあなは8/31にほとんどの実店舗を閉じてしまった。通販とFantiaと女性向けに注力するという経営戦略であるから自然な流れではあり,直後にねとらぼが良い取材記事を出していた。
・とらのあな「ほぼ全店閉店」衝撃発表の理由とは? 店舗事業撤退の裏側を聞いてみた(ねとらぼ)
→ ともあれ,とらのあな本店とソフマップ本店はオタク街としての秋葉原電気街の象徴のようなものであったから,それが無くなるというインパクトは大きい。ソフマップの方も随分前にビッグカメラに変わってしまった。
→ 個人的なことを言うと,コミケに行かなくなったので通販のお世話になっていたが,通販は自宅で受け取るのが面倒なのでもっぱら店舗受け取りを活用していたため,実店舗がなくなった結果としてとらのあなとの縁は切れてしまった。メロンブックスは店の側で売れ線の同人誌をきっちりと選別して品揃えを整えていたのに対し,とらのあなは店舗面積にもよるが良くも悪くも雑多に陳列していた印象で,消費者としては使い分けをすると便利だった。もっとも,最近は割とメロブ専売にしているサークルも目立つので,ジャンルによっては担当者がちゃんと読んでなさそうなことを見抜かれているのかもしれない。この辺,女性向けの評判はどうなのだろうと思ったら,やはりあまり評判が良くないという旨のはてブコメを見かけた。
→ Fantiaとなると今度はpixivfanboxがライバルになるが,機能面ではどちらも大差無いように見える。そもそもまだまだブルーオーシャンで成長産業だろうから,腕の良いイラストレーター・漫画家の取り合いが始まるのはまだ先になりそう(大体の人は両方開いている印象もある)。


・ペット画像の無断転載アカの目当てはカネ 「動物・癒しbot」「もふもふ動画」は即座にフォロー解除、ブロックを(まいどなニュース)
→ これはTwitterで猫画像を眺めている人なら気づいているところで,そのせいで流れてきた猫画像に疑いをかける手間が発生し,安易に楽しめないしRTを躊躇してしまう。Twitterはこういうものの取締にやる気がないのか脆弱なのか,イーロン・マスクの買収前後で特に変わらず野放しである。報告しようにも該当するものがないので,Twitterはそもそも無断転載を罰する気がない節さえある。なお,記事中に出てくる「動物・癒しbot」は今見たらTwitter Blueになっていた。そりゃ買うだろうが,やるせなさがある。


・大相撲裏金問題が終決 〜貴乃花びいきメディアの罪科(VictorySportsNews)
→ 言われてみると,その訴訟に関連するニュースをほとんど目にしなかったここ数年間だった。私も主要メディアをちゃんと全部読んでいるわけではないので見落としているとは思うが,それでも相撲に関するニュースはぼちぼち追っているから,不自然なほど報道されていなかったという実感がある。貴乃花に関連するニュースは大きく報道されていた一方で(悪い面も相当に報道されていたからマスコミが必ずしも貴乃花びいきだったかは疑問である),その黒幕となると,一般の好角家は興味がないと判断したか,それともマスコミ自身に不都合があったか。いずれにせよ好角家をなめた話だ。
→ 印象が変わったのは八角理事長で,それが相撲協会内のパワーゲームの産物であったにせよ,北の湖理事長やその黒幕,貴乃花が残していった旧態依然とした裏金飛び交う協会をきっちりと粛正していた。脳震盪対策の不十分やよくブレる立ち合いの成立基準等でどうかと思う施策もあるし,八角理事長自身がクリーンに運営しているという保証も無いが,これだけ大きな暗部を処理した手腕はひとまず評価してよいだろうと思う。  
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2023年02月07日

この記事は8・9月頃に書いておくべきだったかなと思わないでもなく

・「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」自民・麻生太郎氏(朝日新聞)
→ この記事への反応として鼓腹撃壌を挙げている人は多かった。かく言う私もぱっとそれを想起した。当の麻生氏自身も当然鼓腹撃壌を引いての発言だろうし,これが儒教国家の理想像であるから,議論もその俎上で行われるべきであり,一定数以上の国民が麻生氏の意図通りにこれを想起したのは正しい反応である。やはりこういう故事成語を漢文で教えるに越したことはないと思う。
→ それはそれとして,国民主権の国民国家は国民が政治に関心を持って参加することを良しとする体制であるから,国民国家の理念と鼓腹撃壌は全く相容れない。大衆が安全保障まで含めたあらゆる政治的・社会的事柄に知識と関心を持つのは不可能であるから(私だって関心の無い多く事柄はある),理念は理念にすぎないにせよ,国民国家は富国強兵との相性がよくて広く採用されていったのがここ二百年ほどの人類史であった。鼓腹撃壌は人類社会の理想形の一つではあろうが,本邦が国民国家であることとの矛盾を麻生氏は説明すべきであった。まあ,麻生氏から見ると55年体制以降の日本は歴とした国民国家ではないということなのかもしれないが。


・安倍元首相死亡 容疑者宅から手製の銃数丁を押収 警察【速報】(NHK)
→ この事件が起きた時に私はちょうど四国旅行中で,同行者一行と信じられないことが起きてしまったと話していたことを覚えている。首相経験者の暗殺は二・二六事件以来であるが,これをもって日本の治安が戦前並に不安定になってしまったとするのは乱暴な主張であろう。むしろ政情不安というわけでもないのに元首相がかくのごとく暗殺されてしまったことに本事件の不思議さがある。
→ 次第に暗殺にかかわる事情が明らかになって驚いた。(旧称)統一教会と自民党とのつながりは当然一般常識として知っていたが,正直に言って思っていたよりも深く自民党に食い込んでいた。カルトの触手は手広い。実際には自民党にとっては数多い支持・協力団体の一つに過ぎないであろうから,これから関係を薄くしていくことになるだろうが(本当にどの程度薄くなるのか疑う人も多そう),であるからこそ,このような事件が起きるよりも前に粛正できなかったのかという疑念はある。カルト性に目をつむってまで支持を得るだけの価値が統一教会にあったのかを検証できなかったのか。自民党という組織が巨大すぎて,支持団体が多すぎて,誰もどうにも動けなかったという側面もありそうだ。
→ ところで偶然にも↑に麻生氏の国民は政治(安全保障)に無関心で良いという主旨の発言の報道を張っているが,自民党自身が社会騒擾を引き起こす原因になろうとは皮肉なものだ。ただし意図は無くて,この時期の政治ニュースで関心があったものを並べたら偶然この並びになったということを念のため付記しておきたい。  
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2023年02月06日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2022.10月下旬〜2022.11月中旬



傑作バカゲー。あまりのバカさ加減に見終わった直後に買ってしまった。強くなってサボテン破壊しまくるの爽快感ある。




カイロソフトのよくわからないシミュレーションゲームの一つだが,これは割りと面白そう。



人力でサブフレームリセットすごいなと思ったら,それ以上にチャートがすごかった。




ぼざろは久々にMADが多いアニメだった。本作は結束バンドの面々の言動がよくまとまった紹介になっていて,YouTubeにあるリメイク版もあわせて楽しみたい。



kick backは合うよね。お見事。



水星の魔女のMAD。鬱陶しい歌とお化け連れてきちゃったよで爆笑した。



まさかこっから更に不憫になるとは思わんやろ……




う!氏。一年前の周防桃子生誕祭動画のリメイク。



う!氏。下半期20選選出。プラリネの次に花の塔が選ばれたのは嬉しい。周防桃子(というか渡部恵子)の声がよく映える。




これは夢の将棋。自由に組んで最強を目指すと同じような初形になるようだ。しかし,それでも細かい差異が勝負を分けたのが面白い。  
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2023年02月04日

「どこまでこの街?」,皆もやろう

ちょっと短いけど偶然にも同じような話題が固まったのでここで区切った。

・浅間山に新登山道計画。群馬側ルートが2025年開通予定(ヤマケイオンラインニュース)
→ 浅間山は浅間山荘から登ったことがあり,鬼押出し園も行ったことがあるのだが(その旅行記をブログに書いていないことに気づいた),鬼押出し園はなかなか良い観光地であった。かつての溶岩とは逆流するように,あちら側から登るのも面白そうである。浅間山荘や車坂峠から登ると他の山が壁になっているので,風景がどんどん変わっていく楽しさがある一方,前掛山付近まで行かないと前掛山も浅間山も見えない。群馬県側から登ると逆にずっと前掛山と浅間山を見上げながら登る形になるであろうか。


・奥渋谷、奥浅草、奥神楽坂、奥池袋。奥はどこにあるのか。(デイリーポータルZ)
→ ライターの方に同意で,街と街の間のどちらとも言えないような地域のブランド付としてちょうどよく,「知る人ぞ知る」「隠れた名所」的な雰囲気を作り出すのに「奥」という語が活用されだしたということなのだろう。現象としては面白い。この中だと納得できるのは奥浅草で,メインの観光名所からすると確かに奥である。残りはちょっとよくわからない。渋谷・神楽坂はライターの推測の通り,坂の上だから本来の奥の意味と重ねればまだ理解できるが,奥池袋はあまりにも奥の字によりかかりすぎではないか。
→ なお,本記事中に出ている「どこまでこの街?」は非常に面白いサイトで,一時期はまって私も投稿していた。個人的には力作なんだけども,PVから言って本ブログ読者にはあまり受けなかった模様。
・街と街の隙間・切れ目(nix in desertis)


・夏の温泉旅行で優勝したい人へ。温泉オタクが“推しぬる湯”の素晴らしさをご案内(KINTOマガジン)
→ 大変同意できる記事。温泉とは真水ではない水を肌で体験するものであるので,熱さはそこまで求めていない。別に熱くてもいいし,熱さが面白い温泉もあるが,長時間浸かるのであればやはりぬるい方が楽しめるのである。この点で言って,冬にぬる湯は寒いが,夏なら気にせずずっと浸かっていられるというのは正しい指摘。全国の鉱泉,冬場は話が別としても,夏場は無理に加温しなくていい風潮が広がってほしい。  
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2023年01月31日

少食ネタでこれほど共感を得たのは初めてかも

・「英国の歴史変えた」340年前の沈没船を発見、未来の国王が乗船(ナショナルジオグラフィック)
→ 後のジェームズ2世が乗っていた船。沈没したのは即位の3年前のことである。この沈没を契機に海軍が王室不支持に変わったようだが,おそらくこの沈没事件が無かったとしても名誉革命の行く末に大きな影響は無かっただろう。
→ 一方,彼自身はこの沈没事件で死なずに助かったが,ここで亡くなっていたら歴史がどう変わっていただろうか。名誉革命の直接の原因となった長子誕生は1687年,革命の前年であるから,沈没事件時点でジェームズ2世の直系嫡子の跡継ぎ不在である。したがって1685年にチャールズ2世が亡くなった時点で自然とメアリ2世が継承することになるが,この場合は夫のウィレムを共治王とするかどうかで多少揉めたかもしれない。あるいはメアリ2世を継承順位から外して一気にアン女王を即位させたか。大穴でチャールズ2世の庶子で史実ではジェームズ2世即位時に処刑されているジェームズ・スコットが即位していた可能性も挙げられるかもしれない。いずれにせよ,この後にカトリック勢力がイギリスで生き延びたようには思われず,ジェームズ2世の子がいないことからジャコバイトも担ぎ上げられそうな人物がいないので,結局は議会権力が強まって名誉革命が起きていた歴史とさして変わりない歴史になっていそうではある。ただし,名誉革命が無くて権利の章典も無いので,明確な契機もなくずるずると立憲君主制が成立することになるので,後世の歴史家が位置づけに苦労しそう。また,ジェームズ・スコットが即位した場合は王統が史実と大きく異なることになるので(史実でのスコット家はジェームズが処刑された後も息子は生き延びてスコットランド貴族として存続している),ハノーヴァー朝が成立せず,とするとアメリカ独立戦争時の国王がジョージ3世ではないからその展開が変わりそう。これがifとしては一番面白そうだが,大穴のifをあまり追うのも無為な感じもするのでこの辺で。


・ポケモンは進化すると「名前の濁音の数」が増加? 世界各国で研究進む(ライブドアニュース)
→ 面白い。ドイツ語は日本人の感覚で言えばかっこいい印象が強く,その理由が濁点が多い(と思われる)ことや,ドイツ語は世界的にもそういうイメージが強くてネット上でいじられがちなこと……といったような事象を思い出した。もちろん本記事にドイツ語は関係なく,むしろ関係ないからこそポケモンの名前から同じような内容を導出できる言語学の懐の深さが面白い。同じような研究はドラクエやFFの呪文・魔法でもいけそう。


・緊急開催!少食はつらいよ座談会(オモコロ)
→ 本記事中の方々ほどではないが私もそれなりに少食なので,わかりみが深い記事だった。牛丼もラーメンも並盛り以外ほぼ頼んだことがない(例外は登山の下山後で死ぬほど空腹な時と甘味)。「満腹でシンプルに体調不良になる」はあるある。
→ だから記事中の少食3人が一枚岩でないのもよくわかるところで,私は食事自体は好きな方だ。むしろ美味しいお店探しには余念が無いのだが,これが見事に少食と相性の悪い趣味である。記事中の「でも、得てしてそういう店って普通の外見に擬態してるじゃないですか。」「老舗っぽい定食屋とか町中華には、一定の確率でデカ盛りの店が紛れてますね。料理が来た時点で気付いて、絶望したことあります。」「老夫婦がニコニコしながら「若いから食べられるでしょ!」って言ってくるんだよね。」はマジでそれ。たまに行く土地では穴場を探して行ったことがない店に入ることが多いが,そこで食いきれない量の料理が出てきた時の絶望感よ。しかも老舗の店は店員に食いきれないことを煽られることがある(いかに美味くても二度と行かない)。こういう店の新規開拓中は大体一人なのでどうしようもない。
→ なお,友人は健啖家が多いため旅行中は安心感がある。そういう友人に一皿譲って回避するという技はこれからも活用していきたい。 それもあって記事中の大食漢ストーム叉焼さんの発言も理解できるところが大きい。「そんなに食べたら人として良くないかな」みたいな気持ちがあるとか,「僕らも、人間のふりをしなきゃいけないので。」というような発言は実際に聞いたことがある。
「我々も「米粒1つ残すな」という教育をしっかり受けて育ってるんですよ。ですからどうしても残してしまうときは、断腸の思いで残してるんだということを言っておきたいです。」も割とわかるところで,こっちは残したくて残しているわけじゃないねんな。そういう意味では給食食い切れるまで昼休みを取っちゃダメという小学校の教育は悪だった。今でも残っているのかは知らないが,残っているなら滅ぼすべき。
→ あと「だから飲み会の後にラーメンとか行くんだ! 〆のラーメン、正直意味が分からなかったから謎が解けた。」も同意で,最近は飲み会自体が無いが,そういうときに私は餃子を頼んだ挙げ句,その餃子も他人にあげて水だけ飲んでた。ブコメで共感したのは「映画のチケット半券サービスの「大盛り無料」とか「M>Lサイズアップ無料」がうれしくない」。これも同行者がいるときは全部同行者に渡している。  
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2023年01月30日

固定されたビジネススタイルを壊すのは難しかろうが

・入学金の二重払いになりがちな「追加合格」の減少目指し、私大入学定員の基準緩和へ(読売新聞)
→ 記事中にある通り,文科省が数年前から都内の大学に課していた「学生の都市部への集中を避けるために厳格化」が緩和されるようだ。確かに合格者数の厳格化が生んだのは本来の目的である地方の大学への入学者増というよりも都内の私大の難易度上昇であった。それによって過去の偏差値データを元に受験すると不合格になってしまうという混乱が生じ,加えて本記事で指摘されているように,入学金の多重支払いによる受験生家庭の家計への圧迫も起きていたようだ。地方に学生を分散させたいなら別の方策が必要だったのだろう。
→ 本来の趣旨の成果が薄かったので緩和するというのは正しいように見えるが,根本的には最終的に入学しなかった受験生からも入学金を取り,返還しないというビジネススタイルに問題があるだろう。これをとらないと大学経営が成り立たないということもあろうから,究極的には学術研究に金を出さない国が悪いという話にもなろうが,それにしたってこれはアコギな商売である。せめて業界団体が音頭を取って,見込み収入減少分を授業料に繰り入れる等の措置で対応しつつ多重の入学金払いは止めるというような動きがあってもよいと思う。


・「奴隷制はいらない」技能実習制度の廃止求め、政府に要請。全国で運動広がる(ハフィントンポスト)
→ インターネット上では早くから廃止になれと話題になっている一方で,実社会には知名度が低い印象があるが,実際にはどうなのだろうか。野党ですら政治的課題として大きく取り上げていない気がする。
→ 本制度のために外国人労働力の受け入れが歪んでしまっていて,実質的な短期移民が曖昧な形で入ってきてしまっている上に,送り出し国での日本のイメージが悪化し,労働力ダンピングで不自然な産業が形成されていて……と欠点が多すぎる。特に最後のものは記事中にある通り,本来であれば別の形で政治的課題として解決が図られるべきであって,その意味では受け入れている企業や農家も被害者であるというのはそうだと思う。


・「デート経験なし4割」で大騒ぎするが、40年前も20年前も若者男子のデート率は変わらない(荒川和久,個人 - Yahoo)
→ この著者の記事はまとめて読んだ方が主張がわかりやすく,面白い。要するに統計データからの読み取りで「結婚に積極的な人は半数程度で時代を通じて変わらない。消極的な人々がお見合いと職場結婚で結婚していたのが日本の婚姻率が維持されていた原因で,近年の婚姻率の減少はお見合いと職場結婚の減少がそのまま現れた結果(さりとてこれらを増やすのは当然に時代錯誤)」「結婚した人が子供を生む数は減っていないが,婚姻率が下がっているので子供の総数が減っている。これが少子化の原因なので婚姻率を挙げないことにはどうしようもない」「加えて今の若者は貧乏なので経済的にも結婚できない」というような法則があると主張していて,これらから生じる様々な現象を読み解いている記事が多い。
→ ともあれ現代の日本社会は少子化という社会問題を考えなければ恋愛・結婚に向いてない個人にとっては良いことで,私自身もその全幅の恩恵を受けている。なんとかこの風潮は保ったまま少子化は解決しないものか。  
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2023年01月16日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2022.9月下旬〜2022.10月下旬



ぎゅや氏。花隈千冬とは珍しい。




たいたぬさん史上でも最も危険な着陸。まさかそこに着陸するとは思わんやろ。




タイトルの通り,巨大生物の背中で集落を建設するゲームの実況。巨大生物がプレイヤーや村人の意志とは無関係に(少なくとも序盤は)移動するため気候が変動することや,巨大生物との関係性が普通の集落経営SLGとは違った特徴になっている。




チャノ氏。下半期20選選出。ニコマスのカレーラーメン狂騒曲のN次創作の到達点。さすがはSideM,爽やかに終わった。



なぎなぎ氏。人力ボーカロイドとしての精度はともかく,真壁瑞希の歌の特徴はよく出てる。



これ何次創作や……まさか商業利用されるとは思わんやろ。バチPは当然としてよくいろんな許可が降りたもんだ……と思ったけどひょっとしてバンナムに話を通す必要がなかったのかも。



伯方氏。下半期20選選出。ニコマスへの帰還。当然の流れで作られる。



メルト氏。これもまた当然作られる流れ。



ジャイロP。踊って楽器が吹ける多芸Pだった。



mobiusP。下半期20選選出。甜花ちゃんがかわいい以外の言葉が見つからない。  
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2022年12月27日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2022.8月上旬〜2022.9月中旬



いつもながらにタカオカミズキさんすごい。



タカオカミズキさんからもう1つ。これはアランチルドレンですわ。



こちらはぎゅやさん。夏色花梨先輩が可愛い。






極限まで自由度が高い太閤立志伝Vを極限まで遊び尽くした傑作実況シリーズ。よくこの展開を思いついたものだ。




割りと王道の中世町作りゲームで,完成度が高そう。動物や山賊が襲ってくるBanishedとも言えそう。けっこう面白そうだけど自分でやっている時間が無いのはちょっと悔しい。




こちらはトロピコ6。トロピコ6はけっこうちゃんと時代区分をはっきりさせたんだなということに軽く驚いた。トロピコは3くらいまでの記憶しかなかったもので……



たいたぬさん。小春オブザ立花さんの悲鳴すき。





BCD氏。元がホラーなので,こういういじりはどうしても生まれてしまうw




なぎなぎ氏。こっちもホラーいじり。よくぞ思いついた一発ネタ。はよトイレ行け。  
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2022年12月12日

現状の水没ペンション村のためだけに瀬戸内市まで行く魅力があるかというと……

・〈写真多数〉瀬戸内海沿岸に突然現れる「水没ペンション村」… のどかな町のすぐそばにある“奇妙すぎる廃墟”に行ってみた(文春オンライン)
→ 奇観の理由を探っていくとまず江戸時代の入浜式塩田が登場し,1959年に廃業,排水されてしばらく荒れ地になった後,1970年代にレジャー施設に転用,21世紀初頭までにそれも廃墟と化して,元の構造から海水ならぬ雨水が溜まって水没と。日本の産業史の一面を描いているというのには中途半端ながら,それなりに歴史の積み重ねがある。こういう2つ前の時代が垣間見える廃墟は面白い。
→ 「市議会でも度々取り上げられているが、地権者が話し合いに応じないため、事態は進んでいない」とのことで,堤防を壊して干潟にしてしまうにせよ,排水してメガソーラーにする等の再利用をするにせよ,地権者が納得しないことには難しい。被害が大きくなれば公共の福祉の観点から行政がより強く介入できるかもしれないが。いっそ塩田まで戻したら観光地にならないかな……他にもすでにあるから強い目玉にはならんか。


・粒のままの小麦は本当にまずいのか?食べてみる(デイリーポータルZ)
→ こういう人が微妙に気になっているところを検証してくれるからデイリーポータルZはえらい。普通に煮るとなかなか食べられる状態にならず,美味しくもないというのは予想の範囲内で,だからまあ粉にしちゃうのだよなと。しかし,ここで終わらず近代科学の産物,炊飯器や圧力鍋を持ち出すと,問題になっていた小麦の硬い外皮を突破することができて,普通に美味しく食べられるというのは面白かった。それでもオチとして食物繊維が多すぎて主食にするとお腹を壊しかねないという二転する展開。創作料理の一部として出すのが最適解なのかもしれない。


・木材自給率、半世紀ぶり4割超 林業白書(日経新聞)
・木材自給率爆上がり!その理由は途上国的木材需要にあり?(田中淳夫) - 個人 - Yahoo!ニュース)
→ これは別に何かで知ってちょっと驚いた記憶。木材自給率の最低は2002年の18.8%だそうで,どうしてもその頃の記憶があるので,ずいぶんと回復した印象になってしまう。日経新聞の記事中にある通り,自給率が40%というと1970年代初め以来であるので,高度経済成長期の終わり頃まで戻ったということになる。
→ 国産材の競争力が伸びたというよりも国際的な木材需要が高まったのが原因だから,一概には喜べない。なので,この先は生産性を改善できるかどうか。周知の通り,日本の林業は山間部中心なので生産性の改善が難しいとされている。
→ また,Yahoo個人の記事の通り,バイオマス発電のための薪炭材需要が増えたから国産材の需要が伸びたというのは面白い。その記事中の指摘の通り,薪炭材需要が大きいというのは前近代の国家や,現代なら発展途上国の特徴であるので,実態としては全く似ていないが統計上はそれらと似通ってしまうというのは,やっぱり面白さがあるとしか言いようがない。


・イギリス人が「紅茶飲みますか?」と聞いてきたら本当に飲んでも大丈夫だが「紅茶も飲めない状況だった!」と言われたら相当な苦情申し立て(Togetter)
→ この話,どちらかというとロンドンってそんなにキツネ多かったんだというところに驚いた。昔からいたわけではなく,一次大戦後くらいからのロンドン拡張の影響らしい。東京の野良猫と同じか。むしろロンドンにも野良猫はいるようなので,よく共存してるな。
・約1万匹が生息していると推測、ロンドンに多くのキツネがいる理由(TimeOut)  
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2022年12月11日

アラクノフォビアという言葉を初めて聞いた

・「ゲーム実況でストーリーのオチを見た後、そのゲームをプレイしたくなるか」。ある研究者のTwitterアンケートが反響、その結果は(AUTOMATON)
→ もうちょっと繊細なアンケートでなければ実際のところはわからないだろう。たとえば私ならここのゲームによってかなり感覚が違う。アクション要素が強くて絶対自力でクリアできなさそうなら買わないし,行けそうなら買ってプレイする。ただ,そういう気持ちで視聴した結果,アクション要素が強すぎて諦めるパターンの方がどうしても多い。『大神』や『Subnautica』はまさにこれで,実況プレイが無ければストーリーを知ることはなかっただろう。結果的に実況プレイを見て買うのはストーリー性の薄いものになりがちというところはあるかもしれない。「実況プレイがあろうが無かろうがゲームは買わない」と言っている層には,私と同じ感覚の人も少なくないのではないか。ストーリーは評判になっているから知りたいが,自分の能力がそのゲームに適していないというのはどうしようもない。
→ もうちょっと細かくアンケートをとって実態を調査すれば,ストーリーがあるゲームにおける「実況プレイによって知名度が上がるからプラス」と「実況でネタバレして買わない人が出てくるからマイナス」という不毛な一般論のぶつけ合いから一歩抜け出た議論が成り立つかもしれない。研究者の方にはがんばってほしい。


・「ゲーム内のクモ」扱い難しすぎ問題で開発者ら悩む。お約束の敵キャラでも、のっぴきならない恐怖感(AUTOMATON)
→ 私の好きなゲームの『Satisfactory』にもクモ恐怖症モードがあり,珍しい設定だなと思っていたのだが,この記事を読んでそもそも欧米人にはアラクノフォビアが多いのかもしれないと思った。日本だと不快害虫の中でクモが特権的に嫌われているイメージは無い(日本だとその地位はゴキブリだろう)。文化的なものだろうか。
→ なお,補足しておくと,『Satisfactory』のクモは特に現実のクモが嫌いではない私でも怖いと思うほど怖い。普遍化できるなら,ゲーム内のクモは現実のクモより怖く感じるのかもしれない。そんな『Satisfactory』内のクモ恐怖症モードだが,クモの姿を隠すようにネコの写真が貼り付けられるという雑なもので,カサカサという音は普通に鳴るし攻撃もしてくる。おまけに攻撃の軌道が見えなくなるので退治するのが困難になるから,結局のところ怖い上にゲーム上不利になるという……いかにもこういうおふざけが好きなCoffee Stain Studioのモードになっていて,こういうところでやっぱりGoat Simulatorを作ったメーカーなのだなと思わせられる。このおふざけが耐えられない人のために,クモがそもそも出なくなるユーザー作成のMODもあるので,ご活用ください。


・【徒歩111km】多摩川に架かる橋は何本あるのか徒歩で確かめてきた (SPOT)
→ 皆大好き, patoさんの徒歩シリーズ。私も川沿い歩くのは好きなので,Googlemapで並走して読んだら時間はかかったが面白かった。上流の方は登山で行くのでたまに見慣れた風景が出てくる。確かにあの辺りを川沿いに歩くとアップダウンが激しいだろう。下っていくにつれて次第に川幅が大きくなり,人家が増えていくのはこういう歩き旅の醍醐味と言えそう。万年橋から調布橋のあたり,青梅市の中心市街に入ったあたりでとうとう集落の切れ目がなくなって街歩きに変わっていくのも,東名高速を超えたあたりからタワマンが出現して都会に変わるのも好き。  
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2022年12月05日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2022.7月中旬〜2022.8月上旬




今年の夏に行く計画を立てていて結局行けなかった北岳。来年の夏のために参考にしようと思います。



このシリーズ,毎回自転車が面白い。自転車は競技時間が長いからトークが長くなり,実況・解説も上手くなるのだろう。あとはアルパカダービーが面白かった。最後は泣かせにきた。



聖剣伝説3だとこの曲が一番好きかな。




おやつ氏。めちゃくちゃに強化された最強ラスボスシリーズだが,サガシリーズらしい対策でなんとかなるもんだ。




がぉすP。公式から用意された映像のように自然。



メカP。2022年の盆m@s。語呂が良い。





まさか本家が逆輸入するとは思わんでしょw。メカPといいヴジョーPといい,デレステはたまにこういうことが起きるな。



相性の問題もあるとはいえ,SFC版のゲマはボブルの塔で戦うには異常に強すぎたというのがわかる話ではあるかも。ボス同士の戦闘の場合はやけつく息が完全な無駄行動であるのにちゃんと勝つという。ブオーン・イブールあたりはありうるとしても,ミルドラース第一形態まで倒してしまうとは。



好評だったのか,ゲームさんぽの三国志回の第2弾。今回も面白かった。第1弾の後に知り合いに「話しすぎ」と言われていたのに,今回も結局話しまくる渡邉先生が良いw。ここで八卦陣のまともな説明を初めて聞いた。  
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2022年11月18日

タブ100個開きっぱなしはさすがに想像してなかった

・料理のおにいさん・リュウジ氏が嘆く「焼肉店でバイトの人が怒られてる現場に居合わせて肉の味を覚えてない」(Togetter)
→ わかる。人前で恥をかかせないと人間は成長しないという思想が世の中にはあるらしく,わざと人前で叱責する人種がいるが,飲食店でやられると飯がまずくなるのでやめてほしい。そもそもその思想自体に全く賛同できない。怒りで(それもビジネスな関係の)他人をコントロールすべきではない。百歩譲っても,顧客満足度より優先させることではない。 店側の人間に怒られている現場を見ている客は味がしなくなっている感覚が共有されていないのだろうから,客が「飯がまずくなるからやめてくれ」と言うべきなのかもしれないが,それこそ『孤独のグルメ』のように客側に怒りが回ってくる可能性もあるのでおいそれとは言えない。多くの人は井之頭五郎のように腕に自信があるわけではない。
→ もっとも,店の側ではどうしようもない事情で飯がまずくなったこともある。某ラーメン屋でラーメンをすすっていた時,客同士で仕事上の叱責が始まった時はマジでさっさと食って出ていくこと以外考えられなくなった。叱っていた側のガラがあまりにも悪く,全く無関係の第三者ながらけっこう怖かった。深夜帯ではあれ,普段は治安が良い店であんな光景を目にすることになるとは思わなかった。店が間に入って止めることもできなかったであろう。
→ はてブ等の反応を見ていると類例で「客同士が宗教やマルチの勧誘をしていると味がわからなくなる」という感想も見られたが,自分はそこは平気だった。勧誘されている方が不憫だとは思うが,怒気は本人にその気がなくても360度振りまかれているのに対し,勧誘は目の前の相手以外には言葉に感情が乗っていないように感じられるから,というのが自分なりに考える差分なのだが,皆様はどうだろうか。


・webブラウザのタブをたくさん開いたままにしてしまうのはブックマークの利便性が追い付いてないからでは?という話に集まるあるあるの声と便利情報(Togetter)
→ わかるぞ,スマホだと常に10個くらい開きっぱなしになるよなと思ってTogetter開いたらそういうレベルじゃなかった。主題についてはタイトルの通りだと思う。Togetter内にある通り,PCやタブレットはブックマークや履歴を開きやすい・検索しやすいのに対して,スマホのブラウザの画面だと常に使うページは開きっぱなしにしておいた方が見やすい。ブックマークをタブと同様に使えるかそうでないかの違いとも言える。画面の大きさの問題だと思うので,根本的には解決しないと思われる。最近だとChromeはスマホとPCでブックマークを共有しているので,ますますスマホの方にブックマークを作る意味が無くなってしまった。


・全卓樹「ピーター・ターチンの数理的歴史学」――『不和の時代(仮)』(ピーター・ターチン著、青野浩ほか訳、今秋刊行予定)に寄せて(晶文社|note)
→ まだ全然読んだり調べたりしていないが,ピーター・ターチンの「エリートの過剰生産度」という概念は興味深いと思っている。普遍性の高そうなビッグ・ヒストリーの概念が来たなという感覚はある。買って積むリストに入れておこうか……と思ってからはや半年,今秋刊行予定の秋になってしまった。どうせ買ってもすぐには読まないから別にいいのだが,先に『国家興亡の方程式』 を読むべきなのだろうかとも考え始めた。日本の歴史学界隈の,あるいは市井の歴史好きの界隈的には,ターチンの評価ってどうなんでしょうかね。そもそも後者にはまだ全然知られていない?


・「最終戦争を戦った仲間たち、前世の記憶がよみがえったら連絡ください」 “転生戦士”があふれかえった80年代の日本(文春オンライン)
→ おっさんエロゲーマーとしては『終ノ空』を思い出す話であり,1980年代のこうしたブームを下敷きに書かれたのが1999年の『終ノ空』なのだろう。それが『素晴らしき日々』という形で2010年まで引っ張られることになろうとは,当時のSCA自氏も思っていなかっただろうが。もっとも,おっさんエロゲーマーと言っておいてなんだが,私にとっては1980年代の出来事は完全に歴史上の出来事であり,『終ノ空』の前史としてこういう出来事があったんだな以上の感慨は無い。
→ 現代の転生物にこうした悲壮感はないという指摘はおっしゃる通りで,邪気眼も30年経って形が変わった,ないし現代の転生物はそもそも邪気眼ジャンルではないということなのだろう。  
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2022年11月17日

自分の中学・高校だとブラック校則自体が無かった記憶

・焦点:きょう東証再編、新区分に移行 市場では冷めた声も(ロイター)
→ ひっそりと東証一部が終焉を迎えていたのだが,全く話題にならなかった。実質的な看板の架替であるから市場が反応しないのはわかるのだが,むしろ一般社会が無反応だったのは少し意外であった。おそらくまだ東証一部が現役だと思っている人も多そうで,そのうち昭和生まれいじりのネタになるだろう。東証一部・二部制は1961年の開始らしいので,約61年稼働していたことになる。さすがに歴史がある。


・「下着の色を指定しない」に1年…「校則改革」のコスパが悪すぎる(内田 良)(現代ビジネスFrau)
→ 確かにブラック校則を生徒が自主的に声を上げて改廃させたという話は美談として扱ってしまいがちであるが,言われてみると,そんなことに多くの教師や生徒の時間を費やさせるのはコスパが悪すぎる。「生徒も教師も多大な時間を費やしたうえで、きわめて限定的な小さい自由が認められる。絶望的に不自由な世界のようにも見える。しかもそれが、「生徒主体の見直し」と美談化される。」という指摘が重い。まあ,やっている生徒は案外楽しんでいたりするものではあるが……


・「これが法治国家なのか」 戻らない命、不当逮捕された社長は問う(朝日新聞)
・一点の曇りもないと黙秘をし、身柄拘束され続けた331日間(CALL4)
→ 全然知らなかったが,結構衝撃的な事件。警察・検察は権威のために間違いを認めずに行き着くところまで突っぱねてしまう傾向があり,かつそれを封じ込めるために無理やり自白をとってしまうことが過去には多かったが,そうした傾向が白日の下にさらされてきた近年ではもう守るべき権威はとっくの昔に失墜してしまっているように思う。一昔前と違って今時,日本の司法が無謬であると思っている人はほとんど全くいないだろう。これも含めて,我々が信じてきた古き良き日本の美点だと思っていた部分は,実のところ虚飾だったのだなと思わされることが多い。ともあれ,この事件を主導した検事は,皮肉にもその無謬への信仰ゆえに検察内部の論理で処分され,出世の道が閉ざされるのだろう。
→ こういう事件は途中経過までが大きく報道されて最終的な結末がわからなくなってしまうことが多いので,国家賠償請求訴訟の結果がどうなったのかも大きく報道されてほしい。


・オスマン帝国は「偉大な祖先」か「恥ずべき歴史」か? トルコを二分する歴史認識問題(小笠原弘幸 | 記事 | 新潮社 Foresight)
→ オスマン帝国の扱いについては特に驚きは無いが,ムスタファ・ケマルの扱いはちょっと驚いた。建国の父が建国直後の政策方針ゆえに批判されるという点で想起するのは,やはりインドのガンディーとネルーだろう。独立や建国が困難であったからこそ彼らは神話になってしまっている。建国当時から現在の国民の意志や状況が変わっていれば,冷静に国民がそう認識して議論できれば問題ないのだが,その神話が現在の政治とつながってしまっているから,簡単ではない。ケマルに比べるとガンディーやネルーの方がまだしも神話から解放されているのかもしれないが,現在のヒンドゥー・ナショナリズムの危うさを見ていると,これはこれで健全ではないように思われる。日本でいうとまだ戦前のような「歴史段階」だと言われてしまえばまあそうかもしれないのだが……。  
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2022年11月15日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2022.6月中旬〜2022.7月中旬



たいたぬさんによる散歩動画。SeirenVoiceの結月ゆかりを使っているが,自然に聞こえる。




上は珍しい男声のボカロの神調声。下は同じ調声で夏色花梨と小春六花に歌わせたもの。調声晒しは普通に人間が歌う時の参考にもなるのでありがたい。



mobiusPのモーションキャプチャーシリーズ。今回もモーションアクター&振り付けがすごい。



インパクトの強いネタ曲。楽しい。




しばづけ氏。上半期20選選出。人力の名作。これもイルミネに歌ってほしい曲。これが伸びてないのはもったいなさすぎるのでもっと視聴されてほしい。



ふくろお氏。下半期20選選出。アイマスでうどんと言えばこの人。こんなにわけがわからないしずしほは初めてだ……w





さすがは山田五郎氏,とても良いカスパー・ダーヴィト・フリードリヒとドイツロマン主義の説明。



自分は普通にケネス・クラーク起源のフェラーラ公会議を示唆している説で習った。話がまとまらないのを揶揄してる説だったと思う。



文化庁長官裁定の延べ60日ルールは知っていた。やっぱりより文化庁に近い人でも思うところはあるのだな。



前も紹介したけど,やっぱりこの子は上手い。  
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2022年11月03日

だから美術品は来歴が重要なのだよね

・焦点:ウクライナ侵攻による正教会の混乱、孤立するロシア総主教
→ ロシア正教会がコンスタンディヌーポリ総主教庁と断交したことは以前に取り上げているが,その時にジョークで「世界史があまり得意でない高校生にありがちな勘違いに「ロシア正教とギリシア正教は別物」というものがあるが,まさかのそれに信憑性が生まれる可能性が……?」等と書いていたが,組織上は本当に分裂しそう。3年半前にこれを書いた時点では,こんなことが起きようとは思っていなかった。ロシア正教会は以前からウクライナ正教会を承認した他の正教会との断交を進めていたが,今回の戦争支持を巡ってさらに他の正教会との亀裂を深めている。ロシア正教会にプーチン政権と距離をとる選択肢があったのか無かったのかは知らないが,結果的に現状は蜜月関係となっていて,王権神授説を支えるカトリック教会とでも言うような時代錯誤な状況を呈している。とすると教義もミクロなレベルでは,政治とのかかわりという面で差異が生じていくのではないか。
→ 一応はロシア正教会系列の自治正教会で,コンスタンディヌーポリ総主教庁との断交時には特にどうじていなかった日本正教会はどうしているかというと,当初はこういう感じの当たり障りのない声明を出していた。その19日後の3月末に改めてロシア正教会側に和解に尽力すべしと主張する声明を出していた。完全には独立していない正教会組織としてはこの辺が限界なのかもしれないということは理解するが,もっと非難めいた文言でも良かったであろうという気も。


・ロシアがウクライナ住民数万人をシベリアなどへ強制移送か 「収容所」で選別…ソ連時代の抑圧再現?(東京新聞)
→ 今回の戦争は本当に前時代的なものが多くて嫌になってしまう。これをやってしまったら当然,領土が奪還できても住民の送還まで対立が終わらないわけで,休戦はあっても終戦は全く見えなくなってしまった。ちゃんとしたロシア・ウクライナの和解はプーチン政権がクーデタなりで倒れての政権交代まで無いのではないか。


・権力者が毒殺を防ぐために銀食器を使ったのは本当か(最終防衛ライン3)
→ これは確かに,以前から「銀で黒くならない毒は防げないのに意味があるのか」と思っていたやつだったので,調べてくれた人がいて嬉しい。毒見のための銀食器ということ自体,普遍性が無くここまで俗説に近いような話だったとは。筆者自身が書いている通り,これ以上調べるならもう学者の仕事になってしまうし,本が1冊書けそう。最近始まった科博の毒展で,この辺が取り上げられてたりはしないだろうか。


・「仏像2体が行方不明に」創建1300年の古寺から重要文化財が消えた…ドロ沼の盗難事件に“空前絶後のスキャンダル”(文春オンライン)
→ 概ね想像通りの展開だった。空前絶後のスキャンダルという程のものでもあるまいが,程のものでもないから困りものである。重要文化財の扱いに抜け道が多すぎるし,末寺の住職の権限も大きすぎて統制がとれていない。記事中でも触れられているが,日本全国でこういうことは起きていそう。
→ 文春の記事中では名前が伏せられている,最終的な仏像の取得者である美術館は熱海山口美術館で,ホームページを見ると堂々と載せている上に「所蔵していた寺によると、僧行基が諸国行脚に際し、滋賀県甲賀市大岡山の山頂に自彫の十一面千手観音(本像)を安置したとされる。」と解説している。まあ熱海山口美術館としては正規に購入しているので悪びれなければいけない筋は無いとでも思っているのだろうが,そもそも来歴の怪しい美術品は買わないのが収集家の矜持であるはずで,そうでないと盗品や贋作をつかまされることにもなってしまい,コレクション全体が疑われかねない。そういうことまで考えて買ったようには思えない。  
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2022年10月26日

ニコ動・YouTubeの動画紹介 2022.4月下旬〜2022.6月上旬



やりこみプレーヤー目線の欠点。オーディンやギルガメッシュの乱入オンオフ機能が欲しかった,ドローが面倒すぎる等,納得できるものが多い。



たいたぬ氏。この回も大いに笑わせてもらった。毎回本当に有事だよ!




普段はRimWorldでやりたい放題のなんでもするセイカさんが別ゲームに出張した番外編。このゲームは設定自体がすごい。客を殺して別の客の料理の材料にして,ハンバーガーショップを経営する。見るからに高難易度だが,プレイヤーの腕で面白い実況になっている。




カメ五郎氏がいつの間にか田舎に定住していて驚いた。どんどん庭を造成していっていて,それに伴って住む野生動物・植物が増えていっているのが面白い。



ウマ娘のよく描けてる手描き。



これもウマ娘の手描き。これも上手く描いてる。



mobiusPのモーションキャプチャーのオリジナルモーションシリーズ。これまたキレのあるダンスで,アクターさんもすごい。



FF6のオペライベントはスーファミの音声の限界に挑んだような作りだったが,こうしてボイスロイドのボイパで再現されると隔世の感がある。





2つともまさか!氏。迷ったが,下の作品を上半期20選選出。ダンスシンクロが上手いし,歌詞に沿った場面のチョイスが良い。元気に歌っている麗花さんがかわいい。



シンシア氏。上半期20選選出。これは2年経ったからできる再現。これが作れるだけ辻野あかりのボイスが増えたということで感慨深い。  
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2022年10月22日

外交的「パイプ」にも種類はあるだろう

・番号間違い以外に「問題自体も不適切」名古屋大学の入試でミスあった設問 専門家が指摘した“2つの不備”(東海テレビ)
→ 弊ブログでも取り上げていた名古屋大の世界史の出題ミスについて,元慶應大経済学部教授の延近充氏がインタビューに答えていた。本ブログ上でも何度か取り上げているが,慶應大・経済学部は慶應大では例外的に良問が多く,受験世界史悪問集への収録が非常に少ない。氏はこの慶應大・経済学部の良問路線を主導した人物であり,それに関連する出版物もあり,地歴の出題ミスについての見識と権威という観点で最適な人選である。とはいえ,受験地歴の事情に造詣が深くなければその辺の事情を知らないであろうから,東海テレビはよく調べてくれた。
→ このページを見る限り番組も要点がよくまとまっているのではないかと思う。私としてもここに書かれていることに異論が無い。このインタビューについては延近充氏本人が自分のホームページで反応しているので,そちらもあわせて読みたい。確かにメインキャスターがそうコメントしていたのであれば,問題の本質が伝わっておらず,残念である。


・防衛省がミャンマー軍幹部らの教育訓練受け入れ 人権団体から批判(朝日新聞)
・ミャンマー軍の留学生受け入れ 批判受け、来年度から中止に 防衛省(朝日新聞)
→ 上は3月に流れてきて驚いたニュース。相手が軍事政権であれ悪辣な独裁政権であれ,将来的に民主化する期待を込めつつパイプを維持しておくこと自体は必ずしも批判されることではない。とりわけミャンマーの軍事政権とのつながりは,まさにそういうものであったと思われる。しかし,2021年の軍部クーデタを経た2022年にもなって,軍幹部の教育訓練を受け入れるのはパイプとして直接的に過ぎ,外形的に民主化・少数民族への弾圧に手を貸す行為にしか見えない。真相は不明だが,防衛省の「文民統制下の自衛隊を理解してもらい、本国で生かしてもらうため」という説明はいかにも白々しい。本当にそういう趣旨で教育訓練が行われたのか疑わない人は少ないだろう。
→ そうして9月になって来年度は継続しないことが決められた。当初の説明通りの趣旨であるなら継続すべきだったところ,あっさりと日和った。停止の理由を民主派市民の処刑に求めているが,これもまた今更感が強すぎて白々しい。


・日本の労働生産性はなぜ低いのか(メモ)(hidekatsu-izuno 日々の記録)
→ 扱いの難しい「労働生産性」という概念について,様々な指標を用いて考察し,あれこれの俗説を排除して,冷静に検討している面白い記事。日本社会全体の労働生産性向上のためには「高度な人材の育成(IT分野がより望ましい)と女性の社会進出の促進」という結論は妥当だろう。N=1ではあるが,私の働いている実感とも合う。  
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2022年10月20日

「正解」に対する権力性において,受験国語は地歴より重いのかもしれない(2022年早稲田大・教育学部国語の問題について)

・入試国語選択問題の「正解」について――早稲田大学教育学部の説明責任/重田園江(SYNODOS)
→ 例の企画をやっている人間として非常に共感する記事。入試の国語は著者が解いても満点にならないことは多々ある。それは,入試問題では抜粋された文章のみを用いて解答を出さねばならないところ,著者は抜粋されていない部分の文章を含めた周辺情報を豊富に持っているので,どうしてもそれらも加味した解答を出してしまうため。また,著者はその分野の専門家であっても受験国語の専門家ではないので,受験国語のお約束を外した解答を出してしまうためである。しかし,本稿をでは著者の重田先生はこれらの点に自覚的で,予備校の解答速報との比較も出しての慎重な検討を行い,これらを克服している。非常に誠実な批判である。だからこそ早稲田大当局の対応の杜撰さが目立つ。

例の企画で散々書いている通り,受験世界史での出題ミスや悪問は,それらが認められず・訂正されずに放置されることで,受験生に誤った歴史理解を促すことになり,また知の権威である大学もまた知的誠実さを欠くことがあるのだという社会に対する極めて悪いメッセージの発信になる。これは国語でも全く同じことで,かくのごとき著者からの批判に回答しないのは,権威の失墜であると同時に,大学教員の国語力の低さをアピールすることになりかねず,引いてはすでに蔓延している受験国語そのものに対する不信感を醸成しかねない。

その意味で本稿の「最後に早稲田大学からの返答の問題点を指摘しておく。」以下の文章には同意しかない。特に以下に引用する文章が大学人の側から出てきたことは大変に嬉しい。大学当局は,こと自学の大学入試においては何が真実であるかを決める圧倒的な権力者であることを自覚してほしい。そして,こうした大学人からの受験国語批判はもっと増えていくべきだろう。
>一問の不正解に泣く受験生の存在は、早稲田大学と同じ大規模私大に勤務する私自身にとっても他人ごとではない。たとえ出題に神経をすり減らす苦労があるとしても、忘れてならないのは、大学内にいる作問者は受験生から見れば圧倒的な権力者であるということだ。どんな問題を出すかも、何を正答とするかも、そして正答に疑義が出された際に説明を行うかどうかも、すべて大学側が一存で決められる仕組みになっている。今回このことを痛感させられた。  
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