某所の動画でKOTOKOランキングがいくつかあるのだが、1つを除いてどれも不評だ。書くまでもなく理由は当然で、全部名曲なんだからどれでも1位になる可能性があるわけで、順位をつけること自体がナンセンスなのである。自分自身、どれが1位とか言われても……ねぇ。思わずひねくれてinside of wildernessとか答えてしまいそうだ。
特にKOTOKOの場合(というかI'veの場合)根深い問題がいくつかある。まず、ゲーム補正が著しいということ。その中でも補正著しいのがLeaf ticket、allegretto、Imaginary affair、同じ空の下で、Face of fact。俺もこれらの曲は当然好きだし、無理にランキングを作るとしたらどれもトップ20には入るんだろうが、自分自身ゲーム補正は全く否めない。Leaf ticketでさえ、パルフェをプレイする前はそこまで評価が高くなかった。
次に、電波ソングをどう評価するか。ランキングに入れるのは無茶があるだろうし、かと言ってどこからが電波かという判断も難しい。青春ロケットやSave your heartはきわどいラインだろう。自分からしてみれば一応前者は電波で後者は普通なんだが、正直後者も電波かなーと思わんでもない。が、ORA辺りからしてみれば、どっちも電波じゃないと言うだろう。
非I've曲の扱い、という問題もこっそりある。上記のinside of wildernessもそうだが、意外と名曲とよく言われるものが多いのだ。ワタシはウタがヘタは出るのが3年ほど遅ければ、MADムービーがたくさん作られたことであろう。これらをランキングに入れていいものか、これも作者・視聴者によって分かれてくるところだろう。
トドメで、古参と新参という問題もある。本来こういう分け方は嫌いなんだが、某所のコメ欄見てるとあまりにも差が激しい……「アンケートは古参と新参分けろ」ってタグもあるくらいだ。実際、メジャーデビュー以降のKOTOKOは(高瀬さんや中沢さんの意向か本人の意向か、ランティスの意向かは知らないが)明らかに作風が違う。(もちろん双方に例外はあるけど。Re-sublimityとか。)元々low tranceだからこそI'veが好きになった自分としてはメジャー以前のほうが好きな曲が多いんだが、やはり古参に分類されてしまうのだろう。UZU-MAKIとか雪華の神話とか、メジャー以後も好きな曲はもちろんあるのだけれど。例外的に好評が多かったランキングは新旧ダーク明るい入り混じってて、さすがによく聞いてるねぇといった感じ。
しかし一番寂しいのは、エロゲ側にI'veがあまり配信しなくなったことではないか。もっともその隙間が出来たお陰で、fripsideやave;new、デンカレの活躍の場が出来たとなると、それも良かったのかなと思わざるを得ない。しかしどれもI'veとは全く違う路線であって、やはりI'veは高瀬さんたちにしか出せないものがある。
ショートサーキット2はもちろん買うし新曲はかなり期待しているが、正直エロゲ側のファンに対するてこ入れだと思う。まあはじめまして、恋を入れてきた辺りに、I'veの本気を感じたので許せる。知らない電波好きは買ってみれ。何かの間違いで今年の新曲と勘違いされて、今年の電波ソング戦線に乗るかもしれん。
以下、仮に自分が某所にKOTOKOメドレーを投稿したとして、入れる曲30曲。そもそもKOTOKOがヴォーカルやってる曲は150近くあるので(持ってるのは120くらい)、これでもかなり厳選されている(作詞作曲同人曲も含めるとその倍?)、というよりそれでも選曲にすごく悩んで1時間以上かかってる俺は間違いなくアホの子。
電波ソングは除く、他の歌姫とのコラボも除く(よって当然含まれるべきprimeやSee youは無い)。ランキングは上記のように不可能なのでつけない。あくまで好みであって、曲の質に云々言ってるわけでは全くないということ。ゲーム補正はかかりまくり。まあ、参考までにどうぞ。
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