2012年05月23日

例大祭9チェックリスト

毎度の。「いつもDGさんが買ってるのに今回のリストにない」サークルは,新刊落としたか,完全に会場で買う予定がないと思ってよい。が,念のため気になるなら自分で確認して欲しい。新刊不明なサークルが多いので,前日までなるべく随時更新の予定。

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2012年04月12日

東方:日本以外の出身地まとめ

「東方が和風っぽくないのはなぜ?」に対して,「そりゃアンビバレントがテーマだからだよ,魔理沙とパチュリー見ろよ」ってマジレスしたが,予想以上に反応がなくてしょんぼりしたので,実際服装以外でどのくらい日本勢が少ないのかなんとなく気になった。きっちり調べる気力はなかったし不明な方々が多いので適当に。


東アジア
紅美鈴:中国。漢民族以外だったらびびるけど妄想が広がる。/レミリアをイギリス人と比定した場合,これはあれですね,ヨーロッパが中国を支配するという帝国主義を連想させるので東方は政治的に正しくない(マジキチスマイル/しかし,彼女はそれほど年食ってなさそうに見えるが,生存年代によっては本当にそういう時代の外界を過ごした可能性も。服装からすると文革時代まで外界にいたことになるが,仮に吸血鬼異変が20世紀末の出来事だとするとそれもありうる。/で,美鈴が文革の紅衛兵として暴れまわり,それに反省して幻想郷入りとかそういう同人誌ないですか。

レティ・ホワイトロック:シベリア。冗談です。

橙:中国?読み方的には中国なんだけど,どうなんだろう。

八雲藍:中国。九尾の狐なので。玉藻前に比定するならインドという説もとれる。

上白沢慧音:中国。白澤といえば,モーニングの『鬼灯の冷徹』だと正反対のキャラだなぁと,全く関係ない話ですが。

霍青娥:中国。しかも出身地が中国で確定しているのは唯一か。


インド以西のアジア
四季映姫:インド?閻魔自体の元ネタはインドだけどどうなんでしょう。彼女は日本出身に見える。

水橋パルスィ:ペルシア。橋=ハシ=波斯。多分きっとゾロアスター教徒。ササン朝滅亡時に唐に亡命→恋愛沙汰があって都落ち→平安京とかいう展開があったら胸熱。誰かそういう同人誌ry

ナズーリン:インド?コメント欄からの指摘。毘沙門天の使いなので毘沙門天と同じ出身地とするとインドの可能性はある。


ヨーロッパ出身
レミリア&フランドール:ヨーロッパのどこか。ヴラドの末裔らしいが曲名は「ヴワル」のようなパターンもあるので信用できないのでルーマニア説は却下。レーヴァテイン&グングニルを考えるとゲルマン圏なのだろうが,レーヴァテインは適当,グングニルに至っては「萃夢想に出す上で,レーヴァテインの対になりそうなのが欲しかった」とか神主がコメントしてるので,曲名同様全く当てにならない。名前が英語だからイギリスでいいよもう的な。そんなこと言い出したらルーミア以下全員イギリス人になってしまうので不毛なことはやめよう。

パチュリー:ヨーロッパのどこか。以下同文。いや,生まれて100年程度ということは(幻想郷が西暦何年であるにせよ)アメリカという可能性もある。また,陰陽五行説に基づく東洋魔法の使い手ということを踏まえると,上海租界あたりで育った可能性もなくはない。してみると,美鈴と外界ですれ違っている可能性が微レ存。誰かそういう同人誌ry

アリス:イギリス?魔界出身説を取るなら除外。名前だけいけばイギリス人だし,「アリス」の元ネタ的にもそれでよい。曲名をとるとルーマニア人になるが,例によって曲名はry。

八雲紫:メリーとの同一人物説を取る場合は,ヨーロッパ出身ということになるだろう。また,ラフカディオ・ハーンの出身地にあわせるならアイルランドになる。

プリズムリバー三姉妹:イギリス。現実世界から来たという設定なので,まあヨーロッパのどこかだろう。”プリズムリバー伯爵”ということなので,イギリスと推定しておく。

ミスティア:お前実はドイツじゃなくて日本出身だろ?


コメント
並べてみると,名前がカタカナ(英語)なだけで日本出身らしき人妖が多い。月人はある種の外界出身ではあるが,創設者が月夜見や永琳だから日本出身でくくることにした。仮に外すのであれば,永琳や輝夜,優曇華などが上記のリストに加わる。その他,こいつは日本出身じゃないのでは?という指摘があれば随時足していく予定。

紅魔郷を例外として除外すると,永夜抄で一気に”国風化”していることがわかる。現行のリストでは,風神録はゼロ,地霊殿はパルスィのみ,星蓮船はゼロ(ナズーリンのみ),神霊廟は青娥娘々のみ。以前に「永夜抄は東方の転換点」という記事を書いたが,国風化もその一環もしくは副産物だとするとおもしろい。少なくとも,風神録以後に神主の関心が日本神話に向かったのは確かであり,その影響はあるだろう。

してみると,妖々夢はどうなんだろうか。アリスは今後の展開を考えて出しておく必要があったから出したとして,橙が中国語読みである意味は?本人に聞くと「ノリと勢い」って返事されそうなところが怖いが(大体大半のキャラが英語である意味など本人は考えてないだろう),藍も中国orインド出身で,紫もメリーとの同一人物説を取らぬにせよ日本の妖怪かは疑わしい。紅魔郷から一段落置いて「東方」へ向かったということだろうか。一方,5・6ボスは純和風というギャップは,妖々夢の特徴と言いうるだろう。


東南アジア出身及びアフリカ出身,そして確定的な新大陸出身がいない。チュン姉妹あたりの幻想郷入りが熱望される。それにしても紅魔館の妄想燃料っぷりは異常。レミ咲出会い編やパチュレミ出会い編以外も流行るべき。
  
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2012年03月01日

第9回東方シリーズ人気投票分析(音楽部門・投票者アンケート)

結果を再度はっておく。
前記事の総評・キャラ部門はこちら。
あと,神主結婚おめでとうございます。

・音楽部門
セプテットが文字通り鬼のような強さで3連覇。オーエンが2位に入り込み,キャラ投票とともにスカーレット姉妹の躍進が目立った。ただし,キャラほど紅魔郷と他作品の差が見られない,というよりも実際には1・2位が独占されているだけで,平均的にはおそらく風神録のほうが高い。音楽部門は,キャラ人気に引きずられがちな面とキャラ人気からは独立している面の両面があるが,ここらへんの分析は私の手には余るので,『東方コミュニティ白書2011』のほうで詳細に分析されているからそちらをご覧頂きたい。

音楽部門は変動が少なく,あまり語るべきことがない。トップ10は『神々が恋した幻想郷』が入って『ネイティブフェイス』が外れただけ。『神々が恋した幻想郷』が5位に上がったのは少し驚いたが,あの曲は曲自体のすばらしさもさることながら,『童祭』に続く第2の神主のテーマになりつつあるようなところはあると思う。神主のテーマというか,東方全体のテーマか。『ネイティブフェイス』は少し大きく下がったけど原因はよくわからない。しいて言えば,アレンジ人気が下がった感はある。

神霊廟一番人気は『デザイアドライブ』。4面,それも道中曲ということを考えれば大健闘だろう。似たような事例では今回12位の『上海紅茶館』がある。ただし,『古きユアンシュン』も人気が高く,青蛾の人気に引きずられているところはある。青蛾自身の人気は衰えそうに見えないが,曲はどうなるか,次回以降に注目したい。逆に,本人からはやや乖離して人気が高いのが『聖徳伝説』で,6ボスの意地を見せたともいえよう。一方,他の曲は全体として苦戦しており,曲部門でも神霊廟が埋もれがちなのが若干気になる。

作品別に見ると前述の通り風神録の人気が高い。トップ10にいるのは『神々が恋した幻想郷』だけだが,30位以内に6つ,50位以内では12曲と,どうも作品内で人気が分散しているため一曲に集中していない雰囲気がある。ちなみに他作品では50位以内に紅:5,妖:5,永:5,地:6,星:3,神:4と若干星蓮船の苦戦が見えるものの,風神録以外は大差ない感じ。一般に妖々夢・永夜抄は曲人気が高いと言われているが,こと人気投票だけ見るとそれは幻想であり,この傾向は人気投票開始からなんら変わっておらず,上位に入る曲数は他作品とさして大差がない。にもかかわらずこのようなイメージがあり,かつ投票者アンケートを見ても風神録→妖々夢→紅魔郷→永夜抄と並ぶのは,妖々夢と永夜抄はどの曲がというより全体として評価されていると考えられる。特に,この2作品は作中での曲の使われ方が特徴的で,インパクトが強いのではないか。

細かい所では『魔法少女達の百年祭』が急上昇しているが(80→59),原因は不明。


・投票者アンケート
総評でも書いたが,今回最も特筆すべきはキャラ部門ベースで投票数が大きく増加したということだ。いわゆる「新参」が増えたのか?ということを考える上での材料はいくつかある。まず,要素として最も大きいのが,増加したのはキャラ部門のみで音楽部門はそれほど増えておらず,投票者アンケートに至っては微減という状況である。つまり,キャラ部門だけ投票して残りは投票しなかった層が,増加分だけ見ればおそらく非常に大きい。これを踏まえた上でアンケートの結果を見ると,平均年齢が前々回(7回)は21.53歳,前回(8回)は21.77歳。今回(9回)は22.20歳なので,0.43歳老けた。界隈が急激に老化しているといわざるをえないが,逆に言って老化しているのは投票者アンケートに答えるような律儀な層であり,キャラ部門だけ投票した層はアンケートに答えてないとすると,実態とはやや乖離した数字かもしれない。

そのせいもあってか,毎回減少し続けているといわれるプレイ作品率が今回は全く下がっていない作品が多い。これはプレイ作品数を見ても同様である。濃いファン層についてはやはり着実に老化しており,普段見ている界隈の落ち着き具合をふまえても,濃い所では東方界隈の成熟化は進んでいると思われる。一方で,ライトユーザーの拡大が決して止まったといいがたいところも恐ろしいところだ。今回,おそらくキャラ部門だけ投票した層が次回どのように動くかは要注目である。

それ以外の部分では,まず女性の割合が増加。前回の約9%から約10%へ。これについては第4回以前ではアンケートなし,第5回は約6%で以後微増を続けていることから,まだまだ女性ファンは増えていくものと見られる。特にニコニコでは女性ファンが多かろう。大雑把に言えばいまだ男女比は9:1からは脱していないが,いつか15%くらいにはなるかもしれない。神霊廟での使用キャラは霊夢が圧倒的。魔理沙は第7回の人気投票にある星蓮船の使用キャラに引き続き低い。早苗は星蓮船に比べてかなり下がった。このあたりはやはり如実にキャラ人気と関係している。もっとも,好きだから使っているのと,使いやすいから使っているのでは理由に大きく差があるので,断定的なことは言えない。

ゲーム性での評価は永夜抄→妖々夢→風神録という並び。その下の並びを見ても,割りと複雑なシステムのほうが好まれている模様。音楽は先程触れた通り,風神録→妖々夢→紅魔郷。キャラ・設定・ストーリーでは妖々夢→紅魔郷→永夜抄。これはストーリーのシリアス具合がかかわっていると思う。なぜ永夜抄以降シリアスなストーリーが減ったかについては,比較的最近このブログ上で考察した(「東方projectに関する一推察 特異点・転換点としての永夜抄」)。

  
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2012年02月29日

第9回東方シリーズ人気投票分析(総評・キャラ部門)

結果発表。
前回の分析。

・総評
今回もぽつぽつと語っていこうと思う。まず,ここに来て投票者数が大きく増加するとは思ってなかった。キャラ部門基準で前回約3万6千が今回は約4万4千であるから,約20%増である。第7→8回が約10%増にとどまったことや,例大祭やコミケの混み具合,ニコニコでの人気等を加味して,ここ2年ほどはブームも落ち着きこれからは沈静化・成熟化する局面に入っていくだろうと思っていたのだが。成熟化具合については,肯定材料も否定材料もあるように思う。投票者アンケートの項目で触れることにしたい。

一つ考えられるのは,キャラ投票の票数だけやたらと伸びていることから,ニコニコから某キャラへの投票だけを行った人が少なからずいるのではないか,ということだ。キャラ投票ベースで考えると票数は激増だが,曲投票ベースだと10%の伸びで,アンケートに至っては微減しており,ここらから「ベースとなる投票者層は前回とほとんど変わっていない」と読むこともできる。であれば,これは今回だけのイレギュラーな現象ということになる。それに伴ってか,キャラ大変動,曲無風,アンケートは票自体が減少とそれぞれ違った特徴を示すことになった。


・キャラ部門
まず,どうしても言及しなければならないのはアリスの2位だろう。これについては,初見で半ば冗談で「にがもん式のせい」と言ったところ,案外本当のことっぽいという。いろいろなところの反応やキャラ投票コメントを読む限り,どうやらにがもん式アリスの与えた影響は大きそうである。MMD,ひいてはニコニコの影響力もまだそれほど衰えていない(希薄化していない)ということか。今年も某サークルが東方コミュニティ白書2012を出すのであれば,タグクラウドがおもしろそうである。ただし,意外と直接「にがもん式」「MMD」「Sweet magic」と書いているコメントは少なく,単純に「かわいい」が圧倒的に多い。

なお,これらのことをつぶやいたところ,けっこうな東方好きであるにもかかわらず初めてにがもん式を知った,という人が何人か見つかった。観測範囲の差というか,ニコニコの中でもMMD界隈となると視聴者層は(多いなりに)限られてくる。事情を知らない人は,今回の結果を分析できず困惑しているのではないだろうか。



今動画を見に行くと2位おめでとうコメントで埋まっている。さて他のキャラ。魔理沙はもう戻ってこないのだろうか,消えた秋サンドの代わりにスカーレットサンドにされる羽目に。実は3位から外れたのは前回の5位が初めてで,今回復権する可能性もあったのだが。魔理沙については「キャラ性能でいじめられすぎ」という声が随所から上がっていたが,私もこれだと思う。妖夢の急上昇(13→8)は完全に神霊廟効果。早苗はこれまでの反動であろう,次回は7位くらいに戻ってくると思うので慎重に見たい。紫様が最近ふるわないのは,さすがに2年経って良くも悪くも儚月抄の残滓が消え(そもそも下がった原因も儚月抄だが),そういえば書籍でも見かけないので単純に最近目立ってないのが原因ではないかと思う。

神霊廟組1位は布都。これは事前の予想通り。某友人と「神子は布都に負けそう」と話していたが,その通りになった形である。布都の19位については健闘したと言えるが,神子の41位は,曲のほうが19位に入っているだけに思った以上に低く,霍青娥にも僅差で負けている。実は,Win初期三部作の6ボスは4,13,33(50)位であるのに対し,後期4作は44,16,23,41と明らかに分が悪い。ついでに言えば足を引っ張っている33位の輝夜(と50位の永琳)は黄昏作品に未登場で,逆に健闘しているお空は非想天則で登場した。ここらへんが差の開いた原因の一つではないか。

あと特筆すべきは華扇か。62→26と驚異の急上昇だが理由は単行本の発売以外にない。萃香が急落しているが(28→36),原因は不明。華扇に票をとられたというわけではあるまい。ナズーリンも急落し,1ボス1位の座をルーミアに奪還されてしまった。あと下がってるのは寅丸星,はたて,永琳あたりだがこの辺は単純な出番不足だろう。霖之助は香霖堂の単行本が出てしばらく経ち,追加の話題がないのが原因か。


ついでに,ざっとではあるが作品別・各ステージ別の平均順位を出していろいろ考えてみた。ちょっと長くなったので,具体的な数字と分析は折りたたむことにして,簡潔なまとめとしては

・紅魔郷圧勝。以下,風神録>妖々夢>>>永夜抄=地霊殿>星蓮船>神霊廟。
・風神録は作品中キャラ人気の偏りがかなり小さい。それに対して妖々夢と永夜抄は格差社会化しつつある。
・3部作の最初は強くて最後はキャラ人気が出づらい。神霊廟は4作目なので例外。
・5ボスが最強。主人公補正ぱない。以下,EX>6>4>3>2>>1。
・思ったほど6ボスは強くなく,EXとの差がけっこうある。逆に4ボスとの差は少ない。
・3・4ボスは準主役格が多くて有利。その影響もあって,3・4ボスが恐ろしいほどの格差社会。

という感じになる。以下,詳しく読みたい人はどうぞ。
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2012年02月19日

神子は何位になるかな

・カタハネ聖地巡礼記PDF版 (XiXo | I love animal ears.)
→ カタハネの聖地巡礼とか無理ゲーだろうと思っていたら実行した人がいたという。
→ カタハネはそれぞれの色の国の元ネタが,地名や文化によって類推できる。白の国はドイツorスイス,紅の国はイタリアorスペイン,青の国はフランス。ちゃんとそれにあわせた聖地があるという製作者のこだわりに熱意を感じた。


・第9回答法人気投票
→ キャラ部門はいつも通り一押しにパチュリー,残りはレミリア,永琳,白蓮と来て,最後は華扇で5人。いつも最後の一人だけ余っててころころ変えてたんだけど,多分華扇から外れることがないのでこれで完全固定。次回から悩む必要がないのが楽といえば楽だが,逆におもしろみがない。
→ 曲のほうは夢:「夢消失」,妖:「優雅に咲かせ,墨染の桜」,永:「千年幻想郷」,風;「神々が恋した幻想郷」「明日ハレの日,ケの昨日」,星:「感情の摩天楼」,緋:「東方緋想天」。
→ 最後の最後,断腸の思いで切り落としたのが,「僕らの非想天則」「小さな小さな賢将」「遠野幻想物語」「廃獄ララバイ」あたり。正直7曲は辛い。増やしてもいいと思う。
→ 神霊廟は正直キャラも曲も人気でなさそうなんだよなぁ。自分が投票してないながら心配。


・梅毒(Wikipedia)
→ 何度見てもコロンブス(1492)から日本到来(1512)がたった20年というのに吹く。
→ 愛(笑)は武器や宗教よりも偉大なり。


・エベレストに残された登頂者たちの死体写真(コモンポスト)
→ 死体画像につき閲覧注意。しかし,逆説的に言ってミイラだからぐろくないという……
→ 「湿度が砂漠より低い氷点下」というのは知っている話だが,死体がミイラになっているのを見るとやはり驚く。言われてみれば当然なのだが,運ぶのが危険であるがゆえに放置されるというのも驚く話だ。


・俺と妻の24年間(BIPブログ)
→ もうちょっとひねれば純文学になりそうな話だが,実際の人生を過ごした側はたまったもんじゃない。
→ かと言って,浮気発覚直後に許していても,また人生が違っただろうし。こればっかりは難しい。
  
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2011年09月07日

東方projectに関する一推察 特異点・転換点としての永夜抄

『東方永夜抄』は,弾幕STGのシリーズとしての転換点だったのではないか,という推察。

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2011年08月20日

『東方コミュニティ白書2011』覚書(2) pp.57〜108

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2011年08月19日

『東方コミュニティ白書2011』覚書(1) pp.1〜56

本書は序文にある通り,「記録に残っていない記憶の歴史」については他者に譲り,あくまで記録・データの面からの東方コミュニティを分析したものである。そしてこの記事はあえてデータを中心にまとめたという本書の意図を出来る限り汲み,本書の内容についての覚書・注釈としての機能を果たすことを目標として書いた。また「記憶の歴史」としても補完できれば良いと思う。よって,できれば手元に本書を置きつつ読んでもらいたい。一応,なくても何を言ってるかはおおよそわかるように書いたつもりではあるが。先に総評を述べておくと,今回の結論は「拡大から成熟へ」ではないかと思った。

2010年度版(1)後半の(2)。一部にこちらからの変化を取り扱うので,先にこちらを読んでおいてもらえると幸いである。


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2011年06月30日

東方茨歌仙の要点

買って以来ネット上・リアル合計で10回以上は「華扇ちゃんかわかわ」と言っているDGさんですこんにちは。とりあえず,茨歌仙は別に華扇ちゃんを愛でるだけでも十分におもしろい漫画だが,一方でこれまでの東方に出てきた設定や文脈をよく押さえている。そこで,茨歌仙に見られる特徴でもまとめてみようかと思う。


・魔理沙は華扇に好意を持つが,霊夢は煙たがっている
魔理沙は1話の冒頭で「大胆小心な人間」と紹介されているとおり,またこれまでの設定通り,一見して傲慢不遜な振る舞いをしているが,実のところ精神的にはあまり強くなく,偽悪的なところもある。負けず嫌いで努力家だが,努力しているところは他人に見せたくない。パチュリーの図書館からは死ぬまで借りていく倫理観のくせに,他のゲームや書籍での妖怪との会話はむしろ霊夢よりも普通,など。幻想郷の標準的常識人な側面も見られ,また「普通の人間的に」俗物である。ゆえに,天人のような雲の上の存在にはまったく敬意を払わないが,身近でかつ寿命を伸ばしてくれるというご利益もありそうな仙人に対しては,きちんと敬意を払い,魔理沙にしては大変珍しく華扇のお小言はかなり素直に従っている。

一方,霊夢は魔理沙よりもお説教されるパターンが多いにもかかわらず,馬の耳に念仏状態である。これに関しては作中の小町の指摘がそのままであろう。霊夢は特殊な人間であり,魔理沙のような「邪念」で動いているわけではない。いわゆる「空をとぶ程度の能力」であり,幻想郷の守り手としてどの人妖にも等距離に接する。ゆえに多少修行した程度では軸がぶれないし,そうそう性格が変わることもない。また,ドライで等距離な付き合い方のため,霊夢は孤独になりがちな力の強い妖怪に好かれやすく,妖怪退治が生業の人間としてはやや不利に働いている。華扇もどうやら非常に力の強い妖怪のようだが,霊夢に惹かれていったのはこうした事情もありそうだ(とまでは言い切れないか)。しかし,「幻想郷の若者を糺すには,まずその象徴から」という華扇の意気込みとは違い,”等距離”が逆にたたって霊夢の側はそれほど関心がない。霊マリ華扇の,このすれ違いはおもしろい。なんというか,魔理沙さんかわいそうです(もっとも,魔理沙が書籍でそうした役割なのは今に始まったことではなく,例外は三月精の三妖精くらいなもの)。


・霊夢は修行しないのではなく,華扇のやり方が悪かった
儚月抄では紫のつけた修行が役に立っており,修行の成果そのものが第二次月面戦争の計画に組み込まれていた。一方,華扇が5話でつけた修行は,全く霊夢の性根を叩き直すことが出来なかった。これはなぜか?前述したとおり,霊夢は特殊な人間であるため(人間というよりも「カテゴリー:博麗の巫女」なのだろう),華扇の付けた修行は無に帰した。紫の付けた修行は精神修養ではなく,博麗の巫女(というよりも巫女)本来の能力を開花させるための具体的な修行であったため,霊夢は八百万の神の召喚を身につけることができた。ひとえに,仙人と賢者の違いと言えよう。霊夢や幻想郷に対する理解度の違いともいえるが。

なお,儚月抄をどの程度公式のコンテンツとして扱ってもよいかはかなり困難な問題をはらむが,一応緋想天などとのつながりもあるから公式だろうと見なすならば,茨歌仙の時間軸は儚月抄よりも後ということになると思われる。なぜなら,2話で霊夢は神降ろしを行い,どこぞのデスノートよろしく「金山彦命が一晩でやってくれました」という展開になっているが,これは儚月抄での修行の成果と見なすことができる。この場合,2話のこのシーンは5話の伏線と見なすこともできる。霊夢のことをよくわかっている紫と,すれ違う華扇。まあもっとも,パラジウム合金の錬成を頼まれれば応じる程度には,霊夢も華扇を軽んじていないとも見れるが。


・非常に信仰と賽銭にこだわる霊夢
おそらく書籍の中でも,これほど賽銭にこだわる霊夢は初めてであろう。霊夢が初期設定では割と裕福で信仰にもこだわってなかったのが,近年になって急速にこだわり始めたという変化は比較的知られているところである。この変化は緋想天で二度も神社を壊されたことによる修繕費が原因じゃないかとか,風神録で守矢神社が,星蓮船で命蓮寺が誕生したことによる危機感があるのではないかとか,いろいろ言われているがはっきりしたところはない(と思うが何かあったら教えて欲しい)。二次設定が原作に吸収された一例である(他だとパチュリーさんの服装だとか)。が,金銭欲が行き過ぎた結果,5話にて華扇に怒られることになる。華扇は一応かなり昔から幻想郷にはいたようだが,霊夢への無理解も含めて,風神録以前の博麗神社周辺をよく知らないのであろう。


・旧地獄の資金源が発覚
怨霊が鉱脈を生むという発想は非常に東方らしくて良い。霊夢や早苗が信仰(と賽銭)にこだわるところから見ても,次第に幻想郷の住人が霞を食べて生きているわけではなく,ちゃんと経済活動をしているといことが明らかになっている。まあ海がないのにどうやって塩を得てるんだとかいう疑問もあるが,そこら辺は適当にあのスキマ妖怪がなんとかしているという脳内補完は可能である。冥界も曲直庁から給料が出ていそうな雰囲気さえある。そうするとますます紅魔館の収入源だけが謎に包まれて取り残されているわけだが,今後明らかになるのだろうか(吸血鬼条約の一環で,紫が面倒みているとか?それはそれで非常に間抜けな構図だが)。


・妖怪であり仙人であるというアンビバレント
華扇の正体は茨木という苗字からしても,「片腕有角の仙人」という二つ名からしても,鬼であると見て間違いない。アンビバレントな属性の兼任は東方キャラを貫く一つのテーマであり,魔理沙からして「普通」の強調と「魔法使い」の強調の双方が行われている。咲夜も人間であり悪魔の犬,妖夢は半人半妖(幽),早苗も現人神と,人間側には特に真っ当な人間がいない。妖怪側にはあまり見られなかったが,最近になって最も顕著な例として,聖白蓮が登場した。妖怪であり聖者であるという設定は見事であった。

白蓮との共通性が興味深い。「幻想郷には真性いい人があまりいない」と言われ続けてきたが,ここに来て増えてきた印象がある。ただし,白蓮も華扇も心の底からの善人というよりは,エゴの表出としての人助けという面を隠そうとしていない。おそらく華扇も何かしらの罪を負い,鬼である身分を隠さなければならない羽目になったのであろう。一方で善人気質だったのは,おそらく鬼として暮らしていた頃も変わらなかったのではないか。むしろ善人気質であったがゆえに何かしらの大罪を負って,旧地獄にいられなくなり,妖怪の山に戻った。が,現在の幻想郷では鬼は妖怪の山にいてはならないため,身分を隠しているのではないか,小町はそのことをつかんでいるのではないか……等々の推測がつく。

『茨歌仙』は基本的に短編で,雰囲気としては『香霖堂』に最も近く,『三月精』にも近い。が,ところどころにシリアス要素が混ざっている。シリアス一辺倒は東方にあわないということを『儚月抄』で学習した成果ではないかと踏んでいるが,ゆえに急激にシリアス化して華扇の設定が明らかになることはなく,少しずつ情報が提供されていくことが予想される。うまくギャグとシリアスの融合がなされれば,東方書籍随一の傑作になるであろう。そんな期待感をもって今後も読み続けたい。


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2011年05月13日

空いてる例大祭という異常

今更な例大祭8の記録。

前日日付変わる頃に就寝,午前6時起き,睡眠時間十分。天気を調べると快晴も快晴,最高気温25度というのを見て軽装に変える。適当に準備して出発,この時点で帽子代わりのタオルを忘れていたが,忘れ物としてはそれだけだった。単独のミッションなので誰かと待ち合わせ等はなく,タクシーで行く気力も無いので普通に地下鉄→りんかい線。現地にはおおよそ7時半についた。列は意外と前のほうで,参加者数は伸び悩むか。それとも徹夜禁止令が行き届いてきて数が少なくなっているか。

待ち時間は朝飯を食い,チェックリストの確認をして,読書して待っていた。隣では初対面同士が会話していたが,かたや富士市から来た高校生でもう片方が都民の社会人で,互いに丁寧語でしゃべっており,あちがちなことに高校生の側がけっこう痛い子で,「テストがクラスで一番だった」だの「文化祭で東方の企画やろうとした」だの話しかけられ,社会人のほうが対処に窮していた。そこにさらに関西から来た大学生二人組が乱入し,初対面4人でトークしていたが,最後に乱入した関西系大学生のトークスキルがそれなりに高く,4人になってからは聞けるトークをしていた。富士市の高校生はあの大学生を見習ってほしいものである。

開場そして入場。よくわからなかったのが,一番先頭にいた徹夜組っぽい人たちはペナルティがあったのは確実だが,その次のタクシー組ないしりんかい線始発組と思われる人たちにまでペナルティがあったか否か,である。なんか列の順序入れ替えられていたように見えたのだが。とするとベストなタイミングは7時くらいなのか?時間を公式発表してしまうとその時間帯に殺到するという社務所側の事情はよく理解しているが,それでももう少しわかりやすくしてくれると助かるところではある。まあ7時半のあたりでも11時3分には会場に入れたのでほぼタイムラグはない。

会場内はやはり空いていた。これには3つ事情があるように思う。1.大震災による延期で新刊が先にショップに流れてしまい,二ヶ月で新・新刊を用意したサークルは少ないためそもそも来場者数が少なかった?実数は公式発表を待ちたい。 2.神主の新譜発表がまさかの開催日前日で急遽来る人も来れなかった。あと2日ほど早ければ結果は大きく異なったと思われる。だが後から聞いた話,実は神主のCDは開始1時間で終わってしまったらしく,確実に近日中に委託されるであろうダイナマリサのためだけに列が残存していたかは疑問である。よって,この要素はそれほど大きくなかったのかもしれない。 3.これは社務所GJとしか言えないのだが,今回通路幅が非常に広かった。本当にあそこに4700もサークル詰めてるの?というレベル。そのおかげで信じがたいことに島中を歩いていて「動けない」という経験を一度もせずに終わった。これがいかに快挙かは,一度でもコミケ三日目か以前の例大祭に参加したことがある人ならおわかりいただけるかと思う。

と同時に,今回の経験でよくわかったのだが,同人誌即売会で買い物に時間がかかるのは列に並んでいるからというのもある一方で,案外と移動で時間を食っているのだなということをすごく実感した。なんだかんだでブログに公開した以外も含め40もつけていったにもかかわらず,ミヤスリサの列以外は1時間かからずに終わった。これは普段のペースの倍近いである。DNALabだけはさすがにちょっと列があったが,それが終わってもなおまだ13時前であった。某大手2chまとめサイトやオタク系ニュースサイトで「例大祭混みすぎwww」という記事を見るたびに,お前ら一度もコミケ来た事無いだろというなんともやるせない気分にさせられる。

最後にひとつだけ文句を言っておくが,これは社務所と都のどちらに文句を言えばいいのかわからないが,東館の一階と二階を行き来する階段・エスカレーターをことごとく封鎖した結果,一度二階に上がると一回会場から出て,カタログ掲げながら再入場しないと一階に戻れない状態になっていた。で,これにより地点によっては二階から一階に下がるのに20分近くかかってしまう。コミケなりなんなりで東館の一階と二階を行き来したことがある人ならばわかると思うので説明しないが,ちょっと考えれば入場者の入り口を一箇所に固定しつつ階段は封鎖しないでも人の流れは固定できたように思う。階段とエスカレーターをほとんど全部封鎖してしまったのはやや短絡的だったのではないか。エスカレーターのほうは節電対策もあったのであまり文句は言えないが。まあそんなわけで,二階で一服してから帰宅した。


本当は土曜日出勤,月曜日休みにしていたのだが,仕事の都合で月曜日出勤になったためその振替で土曜日を休みにした。だからどうだったということのほどのものではないのだが,土曜日にしっかり休めたため例大祭には元気に行けた反面,例大祭後の疲労で帰宅後爆睡し,生活のリズムがやや狂ったところへ大相撲開幕と週明け死亡的残業が襲いかかっため,やはり月曜日は休みにしておくべきだったと後悔した限りである。
  
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2011年05月06日

第八回例大祭サークルチェックリスト

延期したのではあるが,実はリスト自体は3月上旬には完成していた。そこから再チェックしたものを以下に示す。すでに書店委託で買ってしまったものも多いので,それらはリストに含めなかった。ゆえにこのリストは一部例外を除き,ほぼ今回の例大祭が初出の新刊を出すサークルになっている。

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2011年05月05日

東方神霊廟ラスボス考察

タイトルは「ラスボス予想」でも良かったが,今ひとつ範囲が絞りきれてないので考察としておく。でも当たったら誰かなんかくれ。

以下,体験版部分ネタバレ。
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2011年02月21日

第8回東方シリーズ人気投票分析(音楽部門・投票者アンケート)

・音楽部門
こちらも保守的傾向が強いが,実はキャラ部門に比べると変動が激しい。はっきり言うと上位陣以外の音楽部門は水物で,上昇理由・下降理由がまったく想像つかないものが多い。

『セプテット』連覇。2位には『感情の摩天楼』が食い込んだ。『摩天楼』はこのまま定着するような気がする。私も投票したが,これはストーリー込みで本当に心に来る曲である。無性に泣きたくなる曲は,東方曲だとこれと『幽雅に咲かせ』の2つ。その『幽雅に咲かせ』が3位,3位だった『オーエン』が4位になった。『神々が恋した幻想郷』がとうとうトップ10入り。道中曲としては不動の地位だが,この曲と『上海紅茶館』は少々特例ではある。他の道中曲は,やはりボス曲よりも低い場合が多い。これに押し出されて,前回から唯一トップ10から漏れたのが『信仰は儚き人間の為に』。早苗のランクダウンと連動しているが,そう心配するものでもあるまい。

11位に『ハルトマンの妖怪少女』が上がってきたが,これもこいしと連動だろう。これは『ラストリモート』の大幅な上昇(43→30→20)でも現れている。逆に文ちゃんリバイバルにもかかわらず,連動しなかったのが『風神少女』で,代わりに『妖怪の山』が急上昇した。文の場合,テーマ曲が複数あるため,票が分散したのではないか。『恋色マスタースパーク』が急落しているが,これを魔理沙と連動した結果と見るなら,さらに魔理沙クラスタが嘆き悲しみそうである。そうすると理由がわからないのが『砕月』の急上昇だが,萃香の側は全くの現状維持で,他の要因も思いつかなかった最近なんかあったっけ?新曲としては『メイガスナイト』が19位に入った。これはキャラ部門の三月精や魔理沙がそれほど変化がなかったことに比べると大健闘と言える。ゲームはプレイされずとも曲は聞かれたということか。

中位では,『廃獄ララバイ』『有頂天変』『天空のグリニッジ』『少女綺想曲』が急上昇した。このうち『廃獄ララバイ』『有頂天変』『少女綺想曲』はV字回復である。リバイバル投票ブームか何かだったんだろうか。逆に大きく下がったのが『the Grimoire of Alice』『リーインカーネイション』だが,旧作は前回急上昇した曲が多かったのでその反動という面が強く,特に『the Grimoire of Alice』はそれでも2回前の60位と比べると高い順位を保った。このまま「旧作の中の人気曲」を保ちそうである。星蓮船曲は『摩天楼』以外ほぼ全部大きく下がったが,これは新作曲にありがちな傾向で,地霊殿の曲も6回から7回で大きく下がっているものが多い。


・投票者アンケート
ここも新作がなく新規参入も少ないため,大きくは変動がない。男女比は9:1のまま変わらず。年齢層は極めて少しではあるが上昇した。作品プレイ率,プレイ数もあまり変動がないが,プレイ数で「全作」が大きく下がっているのは,ダブルスポイラーと妖精大戦争に手を付けていない層が,古参やヘビーユーザーでもそれなりに多いということであろう。形態が特殊なので仕方がない。

「シリーズ中気に入っている作品3つ」では,如実に思い入れの差が出た。1位から順に妖々夢→風神録→紅魔郷→永夜抄ということは,明らかに「自分が初めてプレーした作品」に票が集まっている。興味深いのは『非想天則』の位置で,意外なほど高い。比較すると『萃夢想』は4桁に票が届かなかったわけだが,格ゲー(弾幕アクション)の場合,皆最新作ばかりプレーしてしまうということなのだろう。『儚月抄』は意外と低い,というよりも『茨歌仙』を除くと書籍組最下位である。まじめな話,もうちょっと全国のボウゲッシャーの皆様が投票するかと思っていたのだが。まあボウゲッシャーの数自体が多く無いよねという身も蓋もない結果が出た。

「年間で東方関係に使用している金額」はお前ら過少申告良くない,と申し上げる。え,嘘だろ?皆もっと使ってるんでしょ?この結果を見るに,東方は意外と金かけずに長く続けられる趣味の一つなのかなぁと思った。僕は上から4千人のどこかです。


そういえば今回「東方を知った時期」という設問がなかった。あれは残してほしかったかな。
  
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2011年02月20日

第8回東方シリーズ人気投票分析(総評・キャラ部門)

・総評
ずばっと一言で言わせてもらえば,前回から大きな変化が無い,ほとんど現状維持というのが今回の特徴であった。もちろん,随所随所では何かしらコメントできるような変化は見られるのだが,総評というと言葉に詰まる。今回の人気投票は従来のものと異なり,特に新作が発表されたわけでもないのに開催されたため,そもそも新規に登録されたキャラや音楽があまり多くなかった。特にキャラ部門に関しては,まともな新キャラがはたてと華扇の二人しかいない。

さらにキャラ投票ベースで,第4回4千,第5回1万2千,第6回2万2千,第7回3万3千と完全な右肩上がりで増えてきた投票数も,今回は3万6千に微増したに過ぎない。むしろそれでも増えているという事実に驚きではあるのだが,新規流入が少なかったことも,新作がなかったことに加えて界隈が保守化した大きな原因であるだろう。新規流入の減少に関しては,ニコニコ動画における東方プレゼンスの低下が挙げられる。ちょっと古いがデータとしてはこんなものがある。知名度としても,もはや伸びきって伸びしろがないとも言える。なお,投票者アンケート部門ベースでは,第7回から第8回にかけて投票数が下がっている。


・キャラ部門
上位陣では,霊夢の1位は極めて順当。6位の早苗はフィーバーは一段落して,所定の位置に戻った感じがある。不可思議なのは2位の咲夜と5位の魔理沙。咲夜上昇の理由も,魔理沙の大幅な下落の理由もよくわからない。特に咲夜は公式でほとんど出番がなく,逆に魔理沙は妖精大戦争で大活躍であった。二次創作層が主体すぎて公式の動きがあまり影響を及ぼさないのか?そう考えると逆に納得できるのが妖怪二人で,幽香もレミリアもpixiv等では非常に根強い人気をほこっている。それにしてもここで幽香が妖怪の天下を取るとは思わなかったけど。魔理沙クラスタにとっては忘れられない日になったようだ。確かに衝撃だっただろうと思う。2位か3位が定位置というのが,矜持になっていただろうから。

トップ10は前回と比べて文が入って妹紅が抜けただけで,妹紅は11位に下がっただけである。トップ20でも,こいしとにとりがランクインして美鈴と諏訪子が抜けた形だが,その諏訪子が21位で美鈴が22位だった。人気はほぼ完全に固定化している。順位が上昇するときは一気に上昇するが,下降するときは緩やかというのも,多くの人の投票先が固定化しているからこその特徴であろう。大きな境目としては16位のお空と17位のパチュリーの間に約500票の差があり,お空までは現在の東方の顔と言ってもよいであろう。

作品別に見ると紅魔郷:現状維持,妖々夢:微減,永夜抄:現状維持,風神録:微増,地霊殿:微増,星蓮船:微減。ただし,妖々夢は主要キャラが現状維持で,1・2・4ボスが減少している。風神録は逆に主要キャラは現状維持だが,神社の外で伸びた。にとりも雛も椛も上昇している。永夜抄は妹紅一強で変わらず。地霊殿の伸びは想定の範囲内である。こいしが急激に伸びているが(35→22→15),こいしのポテンシャルからするとむしろ最初(第6回)の35位が低すぎた。星蓮船は今回上昇するだろうと思っていたが,むしろ全体的に下がってしまった。小傘の下落は予想できていたが,それ以外はちょっと理由がわからない。冬コミでも相当同人誌が出ていたとは思うのだが。三部作の三作目は人気が出ないジンクスでもあるのだろうか。このまま永夜抄化していきそうな……

それ以外では萃香・天子・衣玖・小町・メランコが現状維持の中,映姫様が大きく下げた。確かに出番は無かった。まあ実は格ゲー・花・文組は前回大幅に順位を下げているので,その上での現状維持は当然と言える。ここからさらに下がることはあまりあるまい。はたての42位はこんなもんじゃないかと。ちなみにネタキャラとしては,ヒソウテンソクが現状維持に対し大ナマズは急落。まあ彼(?)は完全な一発ネタだよね。


華扇ちゃんの62位は他の書籍組の順位と知名度を考えると,非常に善戦したと言えるだろう。書籍組優勝は蓮子の45位で,49位の霖之助と二人飛び抜けている。60位のルナチャイルドを挟んで4番目なのだから,大したもんだ。まあ人気の出そうなキャラではあるけれど。単行本に期待ということなのかな。何年後かわからんけどw。比較して,三月精は意外と伸びなかった。魔理沙含め,そんなにプレーされてないってことかもしれない。投票者アンケート上では約60%ではあるのだが,あまり繰り返しプレーするようなものでもないし。依姫・豊姫・レーセンはまとめてほぼ現状維持。


音楽部門・投票者アンケート部門に続く。

(追記)
後日談的にtwitterで盛り上がったので, togetterでまとめておいた。主に魔理沙の話。
  
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2011年02月14日

急造国歌

・第8回東方人気投票
→ キャラ部門はさくさく決まり,パチュリー(一押し),レミリア,八意永琳,聖白蓮,最後によっちゃんにいれといた。紅魔館から二人,BBA枠二人,ネタ枠一人とバランスの良い構成。
→ 曲部門は悩みに悩んだ挙句,いつもの千年幻想郷と優雅に咲かせ,墨染の桜。道中曲枠で遠野幻想物語。秘封枠兼格ゲー枠でDemystify Feast(グリニッジが対抗馬だった)。ここまで割と古いので,比較的最近のから残りは選ぼうかということで,ネイティブフェイス,小さな小さな賢将,感情の摩天楼。
→ どうでもいいけど,今回の人気投票って突発的じゃない?いつも新作が出たら人気投票があるので,今年は無いかと思ってた。そのせいで直前まで知らなかったし。


・「王にとっては小さな国家だが、軍事クラスタにとって大きな道路である」(Togetter)
→ 発言自体はWW1のものだけど,WW2のときも同じように道にされてしまったからなぁ。実際,低地で平坦なのと,長らくヨーロッパ随一の豊かさを保っているせいでインフラが常に最先端なことが重なって,非常に通りやすいんだと思う。
→ 同様の通り道国家って他にどこかあるかな。ちょっと思いつかない。意外と軍事的要衝であるにもかかわらずそこ自体の占領は全く政治的・軍事的目的ではない地域って少ないような気がする。


・『君が代』の話(Red Fox)
→ 君が代裏話。非常におもしろかった。
→ こうして比較して聞いてみると,もちろん今の『君が代』が一番聞きやすい。また,今の『君が代』同士で比べると,NHKのものが一番良い。ここに書かれている通り,日本語が生きているし,かつ和洋折衷なのが近代日本らしさが出ている。
→ こう言っちゃなんだが,雅楽版は無理やり歴史を掘り起こした結果,曲調と楽器があってない感が出まくっている。長野五輪のもなんかなぁ……。やっぱNHKのが一番良い。  
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2010年12月08日

東方イコノグラフィー 〜萌え絵への美術史学的アプローチ〜

東方projectのキャラ数が非常に多いため,それなりにキャラ付けの特徴的な東方キャラであっても,描き手の稚拙さやパーツの除去によっては,本気で読み手が判別できなくなる場合がある。この現象や,この現象により判別不可能になった絵のことを「誰てめ絵」と呼ぶ。

「誰てめ絵」はなぜ忌避されるのか?それは「その絵は東方キャラであることに価値がある」と見なされているからである。そうでなければ,そもそもキャラを判別せずとも良いのだ。単に美少女の絵として評価されればよい。そうではないということはつまり,東方キャラであるということは,強い付加価値を持つ。無論これは東方に限った話ではなく,全ての萌え絵に関して同じことがいえるだろう。一般にオリジナルよりも二次創作絵のほうが評価されやすいのは,それだけ付加価値が強いためである。オリジナル絵そのものだけで評価されるのは,とても困難なことだ。

では,東方キャラであることになぜそれだけの付加価値が存在するのか。それは東方キャラそれぞれが裏に設定や物語を持っているからであり,我々は単純な美少女絵の裏に設定の持つ意味を暗に読み取っているからである。二次創作の美少女は,単なる美少女絵ではない。


ここでヲタきめぇと思ったかどうかは読者諸氏の自由だが,実のところ「誰てめ絵」問題や,その裏にある属性の読み取り・深読みという現象は,東方だけの話ではない。というよりも萌え絵特有の現象ですらなく,「誰てめ絵」は全ての絵画作品共通の現象である。それはそうであろう。キリストの絵は描かれているのがキリストだからこそクリスチャンの心を打つのであり,「実は単なる髭面のおっさんでキリストじゃありません。あなた方の深読みです」などと作者に言われたら随分と興ざめになるだろう。

とりわけ「誰てめ絵」の問題は,西洋絵画の伝統的な絵画,すなわち歴史画において頻発する。聖書の登場人物やそれぞれの聖人伝を題材として描いたものを主として「歴史画」と呼ぶが,聖人伝なんぞは多種多様であり,かつ似たような話も多いので(大体殉教の仕方程度にしか差が無いため),東方キャラの判別よりもよほどの困難が課せられる。

そこで,西洋美術史学は長い歴史の中で,一つのテクニックを生み出した。それがアトリビュート(持物)の整理である。アトリビュートとは,それを持っていれば確実にその人物(キャラクター)であると判断しうる判断材料のことであり,狭義では持ち物のことを指し,広義ではシチュエーションなども含む。また,アトリビュートを用いて登場人物を特定したり,逆に登場人物からシチュエーションを特定したりする学問のことを図像学(イコノグラフィー)という。

たとえば,拙文で申し訳ないが,レオナルド・ダ・ヴィンチの《受胎告知》はこのようにイコノグラフィーできる。仮に貴方がこの絵について全く知らずに初見だったとしても,美術史学辞典が一冊あれば,主題を「受胎告知」と特定するのは簡単である。なぜなら,青い衣から右の女性を聖母マリアと特定するのは典型的なアトリビュートであるし,左にいる人物には翼があるから天使であることは疑い得ない。マリアに出会ったことのある天使はガブリエルに限定されるから左の人物はガブリエルであり,マリアとガブリエルが出会ったシチュエーションは「受胎告知」以外ありえない……と類推可能だからである。これが図像学という学問と,アトリビュートの威力である。(その他のアトリビュートについても詳しく書いておいたので,該当記事を読んで欲しい)


話を戻すが,要するに我々ヲタクは,無意識的に図像学を用いており,アトリビュートを頭にたたきこんでいるのである。あまり指摘されていないことだが,これは非常に高度な作業であり,驚くほどの独自の進化を遂げている。エロゲの一枚絵をぱっと出されて瞬間的に作品が答えられる人や,一枚の同人絵からそれほど有名ではない作家の名前を当てる人なんかは,プロの美術史家顔負けの能力ではないかと思う。

さて,西洋絵画はその堅苦しさから歴史画が次第に嫌われ,「聖母マリアだからこそ美しい」のではなく「一人の女性として見るからこそ美しい」と,付加価値を否定する方向に進んでいった(自然主義や印象派)。一方,我々ヲタクは一向にオリジナルの価値を認める方向には進んでいかない。もっとも私はそれで良いと思っているし,だからこそ我々はヲタクなのだろうとも思っている。共有される原典と,その原典から生み出される付加価値を信じずして何がヲタクか。「誰てめ絵」を自虐的に茶化した同人誌は何冊も読んできたが(東方界隈によらず),決して恥じるものではないのだ。我々はむしろ,霊夢であるかただの巫女かで価値を大きく分ける判断主体であることを,誇るべきなのである。



以下は単なる付録であり主題ではないが,試しに簡潔に東方キャラのアトリビュートを成文化してみた(途中で力尽きたので紅魔郷のみ)。この作業で困難なのはどこまで簡略化しても判別できるかということであり,たとえばそのキャラが東方キャラと明示されているかどうか,という点でも異なる。たとえば,東方キャラということは明示されている状況ならば,黒髪の巫女は霊夢しかいないので,「黒髪」と「巫女」というアトリビュートだけで十分に判別が可能である。しかしこれが東方キャラであるということさえも判明していない状態の場合,「黒髪」の「巫女」というだけでは霊夢という判断は下せない。つまりアトリビュート=手がかりが足りない。

繰り返しになるが同様の現象は西洋美術でも十分に起こる。聖ゲオルギウスと聖エウスタキウスはともに騎士から聖人になった人物であるため,武者姿の聖人というだけではそのどちらか判別できずしばしば問題になる。ゲオルギウスは竜退治で功をなした人物であり,エウスタキウスは猟をしている間にキリストの姿を幻視したというエピソードが印象的な人物であるから,それぞれの痕跡を描かれた様子からなんとか読み取るという地味な作業になる。もしくは先に描いた画家のほうを特定して,「この画家はゲオルギウスをよく描いているがエウスタキウスを描いたことはほとんど無い。よって今回の作品もゲオルギウスのほうだろう」という特定の方法もある。これも同様の手法が東方の「誰てめ絵」でも使えると思うが,これを行うには無数の同人作家の情報が頭に入っていなければいけないわけで,あまり現実的ではない。

よって,以下の一覧は決して完璧ではない。異論は多いだろうが,むしろ各自作っていただければと思う。ちなみに,自分がこんなことせずとも,実はwikipedia,ニコニコ大百科,ピクペディアのそれぞれの項目には各キャラのアトリビュート一覧があったりする。その性質上,ピクペディアが一番詳しい。
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2010年09月07日

『東方コミュニティ白書』分析(2) pp.54〜108

続き。

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2010年09月06日

『東方コミュニティ白書』分析(1) pp.1〜53

非常に楽しんで読ませていただいたのだが,じっくり読んでいたためこれだけ時間がかかってしまった。

おそらくこれは筆者の狙いだと思うのだが,本書はデータ類が中心で,筆者自身の分析や感想はあまり書かれていない。読みながら読者自身が考えて欲しいということなのだろう。ならばそれに乗るべきではないだろうか,という意味もあるが,本音を言えば私としては久樹さん自身の文章も読みたかったと思う。

というわけで,拙いながら以下が私による本文の注釈である。ページごとに分けて書いていくため,手元に本書がなければさっぱりわからないと思うが,ご容赦願いたい。というかおもしろい本なので皆買いましょう。

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2010年03月14日

凱風快晴祭日和

意外と空いていた。上海アリスにほとんどの人が流れていたことと、ほとんど全員当選だったおかげで、こういっちゃなんだけど有名サークルの配置がかなりばらけていた印象がある。大変気候がよく、その点ではまったく辛くなかった。

以下は普通のレポ。

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2010年02月24日

ニコニコは本編削除である意味終わってた

ニコニコ動画はどこで道を間違えたのか(ニュー速VIPブログ)

悪いけどこれに関してはニュー速民の立場を支持する。ある意味でのニコニコ動画は、本編削除の嵐で終わってしまったのだと思う。昔「ニコマスは特区(笑)」という言葉もあって、あれというのはバンナムがニコマスを特別視しているのかどうかという議論の途上でわかむらPが「特区なわけがない」と発言したところから生まれた言葉だったが、ニコニコ全体で見れば御三家というのはやはり特区的なところがある。よほどのことがなければ公式から削除されることはないし、東方はともかくクリプトンとバンナムはニコニコのほうを向いて全く商売をしていないかというと、それは否定されるところだろう。

これも誰かが言っていた言葉だが、御三家というのは規模の大きさはもちろんとして、制作者間のコミュニティが緊密であることや作者名明示やタグ整備といった文化が根付いているからこそ、その後他のジャンルが隆盛してもいまだ御三家と呼ばれている。なかでも東方もボカロもその本格的な発展は08年からだが、アイマスはその当初からニコニコに存在し、御三家でも最も歴史が古い。

しかし、本来であれば御三家が特区のような扱いされることがおかしいのであって、他ジャンルがブーム的に到来しては廃れていく流れは、完全に素材不足が原因である。MAD、特に音と映像を組み合わせて作るものは、音源と映像の両方が公式であることは少なく、片方は全く別の作品から持ってくることが多い。そうすると大体において映像が公式で音源が非公式というパターンになると思うが、ゆえに映像の側で削除されるとそのジャンルは復活が非常に困難になる。それに、意外と指摘されていないことだが、MADとは見る側にも共有知識を要求するが本編が削除されると「外部で見てください」ということになり、実はこれが最大の障壁である。

これによって「ひぐらし」も「らきすた」も「KYM」もジャンルとしては死んだし、ドナルドもヴェルオリもKBCもそもそもが素材不足すぎた。何よりニコニコ全体が息苦しくなって、だから僕は特区のニコマスに逃げ込んだ。それもまた否定できない。もちろん、ジャンルとしては死んでいても単発ではおもしろいMADが浮上してくるし、その後のアニメMADでも一時期ランキングを席巻するんだけどやっぱり続かない。たまにおもしろいMADが出てきたと思っても内容にあまり踏み込まず、音MAD的なおもしろさを発揮したものやネタに走ったものが多いのも、素材不足が原因。御三家が強いのも、他ジャンルの人間にキモイだのなんだの言われながらも、素材そのものの持つ笑い以外の要素、特に感動できるものを用意したMAD作品が多く存在していて、それが一発に強い作品を地盤で支えているから。裏御三家がそこそこ長続きしてるのも、素材が多いし削除されず、しかもその素材が映像面で強いから。修造なんていまだに素材が増えている。これ以上の理由はない。


誤解のないように言っておくが、今のニコニコにそんなに不満があるわけではない。しかし、βやγの頃を知ってか知らずか(上記のような発言に関して)「懐古乙」としか思えない人種は、はっきり言ってニコニコ全体が一番おもしろかった時期を知らなかったか楽しめなかったかどちらかであって、そんな彼らにはちょっと哀れみを感じる。実際のところ、βやγの頃は自分の友人の誰しもが見ていたが、今プレミアムになってまで追っているのは私ともう2,3人だけで、当時思われていたような拡大には失敗した。そして出来たのが今のニコニコ、と私は認識している。



(追記は格納。某所に対する応答なので読みたい人だけどうぞ。)
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2010年02月17日

第7回東方シリーズ人気投票分析(音楽部門・投票者アンケート部門)

・音楽部門
こちらはキャラ部門と打って変わって予想だにしないものが多かった。『セプテット』の1位はなんとなく予想できていたが、この圧倒的な強さはなんだろう。名曲なのは間違いないんだけど、連覇するとはなぁ。レミリアとセットで入れた人がかなり多かったのではないか。2位は順当過ぎるとして、3位に『感情の摩天楼』が来たのはかなり驚いた。確かに私も入れたのだが、キャラ人気以上に曲人気がある模様。物悲しさが聖のストーリーを彷彿させるのがポイントか。曲名も良い。

『霊知の太陽信仰』が上がったのはメガフレア効果な気がしないでもない。いや、天則効果か。『the Grimoire of Alice』も緋効果だと思うが、それにしても60→26は過去に類を見ない上昇。あとは『ハルトマンの妖怪少女』『ラストリモート』のこいし関係二曲が上がっていた。

逆に、『幽霊楽団』『千年幻想郷』『竹取飛翔』『人形裁判』『もう歌しか聞こえない』『懐かしき東方の血』『狂気の瞳』あたりがまとめて下がっているのは、キャラ部門の分析同様、妖々夢・永夜抄・萃夢想の凋落と見る。しかし、『幽霊楽団』は『幽雅に咲かせ』と一緒に残るもんだと思っていた。『Demystify Feast』も二回前から比べると25位も下がっている。曲については紅魔郷も被害を逃れられないようで、『ラクトガール』がすごい勢いで下がっている。『風神少女』は文の人気低下につられたか。他の上位の曲は大体現状維持かややダウンで大きな変化は無い。

新作の曲は『摩天楼』をはじめてとして、キャラに比べればすでにかなり上位に食い込んでいる。投票し忘れてあとから悔やんだのだが、『小さな小さな賢将』は確かに名曲。『春の湊に』も良道中曲で良い位置につけた。『幽霊客船の時空を越えた旅』以下も比較的高い位置につけ、曲はすでにかなり受け入れられていることがわかる。その中で『時代親父とハイカラ少女』が96位だったのはやや意外。ネタ曲すぎたか。


・アンケート部門
性別・年齢は予想通り。おっさんだらけのアイマスから比べると−5〜10歳という感じ。プレイ比率はほとんど変わっていない。投票数は前回から1.5倍だが、プレイ人口も見る専も同じ割合で増えている模様。星蓮船の使用キャラは至極予想通り。やはり蛙装備が多い。天則はややレミ咲の割合が多いが、これは第六回でも同じ傾向。お空が高いのは某友人曰く「想定の範囲内」だそうだ。東方を知った場所は順調にニコ厨の割合が増えてきたが、プレイ人口を見るにけっこう本来の楽しみ方に溶け込んでいるのかも。

最後に、儚月抄の評価が高すぎてコメントに困った。いや、あれは評価したらダメだろ……例のコピペの通り「「東方はそんなもん」と思うなら、具体的にどう「そんなもん」なのか例を挙げて説明してくれ」だよ。例のコピペからもう一言ついでに言うなら、実は私は"穢れ"についてかなり投げやりに設定され、明らかに妖々夢・永夜抄・花映塚の設定と矛盾ととられかねないことになっている点に一番怒り心頭だったりする。二番目は、今回ばかりは本当に幻想郷の存亡に危機が訪れたのにもかかわらず獲得物が酒瓶一本だったこと。この二点への愚痴は以前書いたのでそちらへどうぞ。まあ、世間的にそこそこ評価ならそれはそれでも良いです。僕はボウゲッシャーの十字架を背負って生きます。

ついでなので、「例のコピペ」をここに張っておく。参考までにどうぞ。
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2010年02月16日

第7回東方シリーズ人気投票分析(キャラ部門)

上位陣は予想通り。しいて言えば、霊夢→魔理沙→早苗→咲夜だと思ってた。早苗さんは順調順調。魔理沙は意外と差が開いたなという感じ。レミリアは三回連続の5位だが、今回はかなり咲夜に肉薄している。幽香と妹紅は正直下がると思っていたが、ほぼ現状維持。さとり様8位はちょっと意外。現状維持くらいだと思ってたけど、上がるかぁ。次回維持したら本物。でも出番がちょっと怪しい。

逆にトップ10から姿を消したのが幽々子と紫。しかし、よく見ると12位と13位に大きく差があり、12位までは上位陣と考えればぎりぎり下がり止まったと考えるべきかもしれない。儚月抄の呪いがかかってる紫はともかく、なぜ幽々子が?と思ったが、ほぼ現状維持の妖夢はともかく藍、橙、レティ、虹川三姉妹まとめて全員下がった。星組が7人追加で維持は相対的上昇ととらえるとしても、全体的に妖々夢はひどくダメージをこうむった形。言われてみると、幽々子→聖という票の流れは想像がつく。ちょっとキャラかぶってるところがあるから。包容力とかね。

そう考えて下のほうを見ると、永夜抄の壊滅っぷりがひどい。完全に妹紅の一人勝ち状態で、その人気他キャラに分けてやれよという状態。なんせ、妹紅9位の次は慧音の30位になる。優曇華と輝夜はほぼ維持しているが、そもそもが32位、33位と地位に対して低すぎる。私が投票した永琳にいたっては大幅に下げてなんと42位、もちろん6ボスぶっちぎりの最下位。なんにしたって、みすちーに負けてちゃダメだろう……(みすちーdisる気は全く無いけど)。実は今まで半分くらいシャレで儚月抄のダメージ(笑)と言ってきたけど、案外とシャレになってないのか。しかし、妖々夢の凋落とあわせて考えると、単純に初期Win作品が応援されなくなってきていると考えたほうが妥当かもしれない。

その意味で驚異的なのが紅魔郷。トップ10に5・6・EXボス揃い踏みの3人ランクインし、パチェと美鈴がほぼ現状維持で20位以内と、小悪魔が大幅ランクダウンしている以外には特に新キャラ増加の影響などは見られない。しいて言えば小悪魔がランクダウンしているということは、紅魔館も外堀は埋められつつあるのかもしれないけど。まあ私みたいなのがたくさんいるので下がらないんだろうが、確かに紅魔館には紅魔館にしかないものがあり、対抗馬がいない。神主はそろそろ西洋物を出してもおもしろいかもしれない、次回人気投票的な意味で。ちなみに、ぱっちぇさんがやや下落しているのは聖に客をとられたせいだと思う。その二人に投票した俺が言うんだから間違いない。

最近出番の多い風神録組は比較的皆元気。諏訪子は上がるかなと思っていたが現状維持だった。大きく落ちたのは文と椛の天狗コンビくらい。地霊殿はさとり姉妹と天則に出番のあったお空以外がかなり苦戦している感じ。特に燐の46位はかなり意外である。霊夢に入れた最後の一票はこの子にすべきだったか。そんなに人気無さそうなキャラには思えないんだがなぁ。上がると思ってたくらいで。お空の急上昇は想定の範囲内だろう。

新規参入の星組は聖15位を当然と考えるならばやはり小傘の21位とナズーリンの25位。この二つはかなり意外であったが、理解はできる。次回の予測をしておくと、小傘は下がる気がする。ナズーリンは現状を維持するか。残りは思ったよりも低かった感じ。まあまだキャラが固まってないので、大体二回目の人気投票が真価になるのは過去の結果から見ても当然であり、まだ悲観することはないだろう。でも、次回も鵺以外は対して上がらないような気がする。キャラが正直ちょっと弱いんだよなぁ……がんばれ。

それ以外の作品も、妖々夢・永夜抄ともにダメージが大きい。むしろ一番被害が大きかったのが彼女らかもしれない。文が11→18、天子が現状維持で19、衣玖が16→28、そして萃香が20→27。天子はよくがんばったと言わざるをえない。文は5人目に投票されるタイプなので、新キャラに押し出された感じがする。実際には一押し票のみの順位でも14位と下がってはいるのだが。衣玖さんは前回全盛期で、今期はちょっと本人自身が空気すぎた。萃香が下がった理由は妖々夢・永夜抄と同じで、やや飽きられつつあるのだろう。旧作は魅魔様56位が最高でかなり寂しい感じ。全体的にけっこう下がっている。


次回、聖が12位以内に割って入るのかどうか。入るとしたら誰が落ちるのか。また、妖々夢・永夜抄は下げ止まるのかそれともさらなる凋落を見せるか。あとは、風神録組が現状維持か下がるのか。下がれば「三作間が空けば下がり始める」ということになるし、現状維持なら紅魔郷と同様「三部作の最初は強い」ということになる。注目はその当たりだろう。

  
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2009年12月11日

19世紀の国際情勢を東方キャラでたとえてみる

イギリス=結界組(博麗霊夢) 
一人目の主人公。この世の秩序の体現者。彼女にはその実力も実績も権威もある。基本的にすべての国との距離をおき,積極的に争うとはしない。臨機応変に手を結んだり敵対したりする。ゆえに彼女は一見して孤立しており,他方では万人に好かれている。どちらも正しい彼女の姿である。しかし,一度異変が起きれば,楽しんで戦っているようにも見える。彼女が負けることは許されない。それはこの世界(幻想郷)の崩壊を意味するからだ。

フランス=霧雨魔理沙
この世界のもう一人の主人公。永遠のナンバー2。イギリスへの対抗心は強いが,一方で彼女への追従も激しいのがこの国である。ポテンシャルが高く,努力家でもあるがどこかで一つ抜けている。戦争はパワープレー。パワーにつぶれることもしばしばだが。寒いのは苦手。アリスのところに攻めていったときはマフラーもしていったのに……
その国家としての歴史はイギリスと並んで古いが,アンシャン=レジームの頃のことは黒歴史である。うふふ,パンがなければブリオッシュを食べればいいじゃない。

アメリカ=東風谷早苗
イギリスと同系統(巫女)の国家。前世紀に突如出現した,三人目の主人公。星(条旗)の国。そのポテンシャルは最大級だが,いまだ発揮されていないように思える。君主制の常識にはとらわれない共和制の国家。マニフェスト・ディスティニー(笑)あと,巨大ロボット大好き。

プロイセン=魂魄妖夢
「半人半霊」。国土も国家体制も半人前だが,一方でいくつかの場面において主役級の立ち回りをする。近接戦闘に強く,その切れ味は最強である。まじめでキャラと口調が安定しない。辻斬り属性。「切ってから考える」が国是なんだからどうしようもない。彼女が一人前になれるかどうかは,魔理沙の機嫌にかかっている。

ロシア=アリス
新しいように見えて実はイギリス・フランス並に古い国。白亜の露西亜人形。物量ならどこにも負けない。伊達にボムは8個じゃない。本気を出せばとても強いが,本気は出さなかったり出せなかったりする。本気を出そうとしたら真っ赤になったあたり,やはりツンデレなのかもしれない。魔理沙とは仲が良かったり悪かったり,歴史的な因縁多数。それは人によって解釈が違うのかも。

スペイン=十六夜咲夜(紅魔館)
中世で「時の止まった」国。古豪。前々世紀までは全盛期であったが,世界を二分する戦争を起こした結果,霊夢に倒された。無敵艦隊(笑)それでも前世紀までは出番があったが,最近主人公として出してもらえることが少ない。このままフェードアウトしてしまうのか?

日本=聖百蓮
最近になって,数百年ぶりに封印を解かれた。というか,たたき起こされた。その眠りをさましたのは霊夢,魔理沙,早苗の三人だが,中でも早苗の印象は強い。南無三。霊夢・早苗とは同じ宗教関係者(シーパワー)だが,魔法使い(農業国)という点では魔理沙やアリスに通ずる。今後中核メンバーとなっていくかどうかは,神(主)のみぞ知る。

オーストリア=伊吹萃香
「東の国」。多民族国家を体現しようとしてひっちゃかめっちゃかなあたりは,鬼ヶ島であるかもしれない。時代に取り残された古くさい帝国。誰か討伐してあげて。寂しがりやで,意外と誰とでも仲が良い。国土は非常に大きいが本体は小さい。


一応,ドイツ人以外は全部人間と元人間から選出。英仏普米露までは我ながら天才的着想だったと思う。そこから先はやや苦しいが。サルデーニャ・ピエモンテだけ思いつかなかった。うどんちゃん?中国はやはり美鈴、本来は強いはずなのになぜだか普段はいじめられ役が多いという意味で。
ネタが全部わかる人=東方と世界史に精通している人という非常に希少な存在なので友達になってください。
さあ,誰かこれでVictoriaの架空戦記を作るんだ。
  
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2009年10月21日

諏訪旅行記 二日目

二日目は初日と打って変わって東方厨全開モードで、諏訪大社四社を全て周ってきた。下社は下諏訪の駅から近く、そもそも下諏訪に宿をとっていたこともあって、すんなりと到達した。下社秋宮のお手水が二つあって、なんだこれと思いひしゃくですくってみたら見事に湯気が立っていた。……いや、温泉だとお清めにならないんじゃ(もう片方は普通の冷水でした、念のため)。

言うまでもないことだが、四つの社とも絵馬は汚染されきっており、秋宮の時点で相当ひどかった。たとえばこんなん。

下社秋宮痛絵馬




















んなもん俺だって欲しいわ。秋宮を離れて春宮に向かう途中、そういえば朝飯を食ってないことに気付き、どうするかということで途中林檎が売ってたので、買って丸々かぶりつくことにした。そういえば林檎とか葡萄も産地だよねこの辺。そんなややワイルドな朝飯を食いつつ、春宮到着。こちらは来年の御柱祭に備えて大規模な改修工事中でほとんど見れず、残念な結果に終わった。秋宮も工事中ではあったのだが、まだ見れた。言うまでもないことですが、こちらの絵馬も(ry

上諏訪に戻り、またしても自転車をレンタルし、上社へ。komeが途中で突然「道に迷った」とか言いつつも1時間弱程度で本宮に到着。バスにしておいても良かったのだが、2時間に一本しか存在せず、今日の夕方までに東京の下宿に戻る必要があったため面倒と判断に自転車にしたのだが、アップダウンが激しくけっこう辛かった。よく考えたら、山に登っていくのだから辛くて当然ではある。しかし、せっかくこれだけの観光資源なのだからバスが2時間に一本というのはもったいないと思うのだが……

この日も天気が非常によく、その点では見事なサイクリング日和で、諏訪湖からなんと富士山が見えた。(※ 巨大な画像注意)まあこれが写せただけ、自転車をこいだかいがあった。本宮に到着すると、神前結婚式が行われており、本物の巫女さんだヒャッハーなどという感情は消えうせて普通に新郎新婦の幸せを願ってきた。なお、言うまでも無く絵馬は(ry。そしてこちらにもお手水が二箇所あり、片方は温泉だった。口をゆすいでみたらすごく硫黄の香りが。

そこから自転車でさらに10分ほどこぎ、前宮へ。本宮が結婚式もあってにぎわっていたのに比べ、こちらは閑散としていた。確かに交通手段は乏しいし、正直何も無い場所であった。ただ、四箇所制覇したという達成感だけはあった。どうせなら洩矢神社まで行ければパーフェクトだったんだが、そこまで行くにはレンタサイクルではなくレンタカーが必要だということで、次回以降の反省ということであきらめることにした。ついでに言えば、住吉大社には行ったことがあるが、あとは出雲大社と鹿島神宮に行けば国津神的には制覇かなーとか考えていたりする。

前宮から下山途中、喫茶店があり、休んでもいいかなと思いそちらへ首をかしげたら、看板になにやら不穏な文字を発見したので近寄っていて見ると


ゆっくりしていってね











地元住民自重。あと、当然のようにここにも絵馬があったわけだがさすがに少なく、それを見越してか「こんなところまで東方厨乙」や「四ヶ所制覇!」といったことが書かれたものが多かった。やはりここまで来るような奴は筋金が入っている。ということは、洩矢神社の絵馬はもっと共感あふれるものになっているんだろうな、と思うだけにやはり今回到達できなかったのは残念である。

さらにそこから自転車で少しこいで、神長官史料館&ミシャクジ様を祀った神社に到着した。なお、その隣には存命実在の人物守矢早苗さんのご実家が存在し、神主よいくらなんでも元ネタギリギリすぎるぞと思いつつ参拝した。ちなみに、守矢早苗さんは昭和20年生まれ、2006年末まで東京都江戸川区で教職にあり、校長先生をやっていらっしゃったそうだ。ご実家の写真も撮ってきたのだが、さすがにネット上にさらすのはまずいだろうと思ったら、全然そんなことはないようで、ネット上には早苗さんご本人に許可を得てブログにアップしている人はいっぱいいた。運が良ければ、早苗さんご本人からいろいろ話が聞けるようで。迷惑してなければいいんだけど、とは思っていたけど、向こうからしてみると「最近諏訪神話に興味持つ人が増えたなぁ」くらいの印象なんだろうか。というか、我々も全く人のことが言えないとはいえ、東方厨アクティブすぎるだろ……


そして本宮まで戻ってきて、そこでまた足湯に入り、またしても必死に自転車をこぎ、上諏訪駅まで戻ってきて自転車を返却した。帰りは下りが多かったのと、さすがに道に迷わなかったので、40分くらいで着いた。そこからF91あずさに乗って東京に帰り、東京で友達をもう一人呼んで三人で飲み、解散。komeは私の下宿に泊まり、翌日東博の「皇室の名宝」展を見て帰っていった。
  
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2009年10月20日

諏訪旅行記 一日目

ある日突然komeの人に「こんなイベントがあるので、諏訪で日本酒 飲 ま な い か 」とか言われたので、ホイホイついていってしまった。おまけにデジカメ@28kまで新規購入してしまうほどの浮かれっぷりで、結局そのテンションの高さのまま二日間通したのだからどうしようもない。


10月10日、午前10時頃のJPYあずさに乗って新宿から上諏訪へ。名古屋から乗ってきたkomeと上諏訪駅のホームで合流。特に待ち合わせ場所は決めてなかったが、上諏訪駅のホームにある足湯(なんと、ホーム内に足湯があるのだ!)の前で、そういえばkomeが前に諏訪に行ったときにあるとか言ってたなーと突っ立っていたら、komeがいた。お互いの行動が筒抜けすぎてちょっと怖い。

 足湯






こんな感じ。これは良いサービス。とりあえずお互い特急お疲れ様ということで、10分ほど足湯につかりながらここ最近の近況なんぞを語り合い、すっかり足が軽くなったところで改札を出て、昼飯を食う。信州蕎麦と味噌天丼のセット。知らなかったんだが、小海老の載った味噌天丼も諏訪名物だったらしい。この先いたるところで見かけることになった。昼飯を食べながら、今日はどうするかを話し合う。一応、例のイベントは13時から19時までぶっ続けでやってるのでもう始まっていたが、昼間っから酒飲んでもねぇ……ということで、諏訪子……もとい諏訪湖観光をすることにした。

駅前の貸し自転車を3時間で借り、出発。台風18号の直後だったこともあり綺麗な快晴で、風もよく吹き、適度な気温で非常に良いサイクリング日和だった。おおよそ16kmあるとされる諏訪湖を一周するとちょうどいいくらいの時間になりそうだ、ということで、湖畔沿いの道をぐるっと一周、途中変なオブジェや綺麗な風景を見つけるたびに立ち止まって写真を撮りつつ、のんびりと自転車をこいできた。注目すべきところと言えば、諏訪湖の周囲にも足湯は存在し、一周する間にもう2回足湯に入るという温泉好きっぷりを発揮してきた。なお、諏訪における温泉は水道水よりも安いらしく、いたるところで源泉が垂れ流されていた。僕らが泊まった宿も4k弱の超安宿だが、それでも源泉56度垂れ流しだった。むしろ熱くて入れない。

諏訪湖と言えば天竜川の水源で、これも写真に収めてきたのだが……汚い。水は綺麗に使いましょう。あと気になったところと言えば、諏訪湖は諏訪市、下諏訪町、岡谷市という三つの行政区分に囲まれているのだが、それぞれの境がくっきりしているのがおもしろい。特に、岡谷市は見事になんもない。同じ田舎でも諏訪市や下諏訪町は看板が綺麗だったり、過疎ながら人は住んでそうな町だったが、諏訪湖沿岸部の岡谷市は本当に荒地が多く、看板もあからさまに放置して十数年、行政がんばれよ行政と言いたくなるような状況だった。にもかかわらず、謎のオブジェが多かったのも岡谷市で、どうも税金の使い方を間違えてるような。


午後4時半頃、そろそろ良いだろうということで、やや時間が余ってたけども自転車を返却し、酒蔵ゾーンへ。2千円払ってお猪口を購入。このお猪口が参加者の証となる。しかし、2千円は安い。酒蔵5つではそれぞれで純米大吟醸がタダで振舞われていた他、豚汁やきのこが大量に入った味噌汁、漬物等までも振舞われており、酒のみならず腹までいっぱいになった。さすがに鹿肉の串焼きは有料だったが。聞けば、去年までは千五百円で、さらにそれ以前は千円だったらしい。そりゃ値上げすべきだよ。これからも口コミで評判は広まるだろうし。我々がミスったのは、もっと早い時間に行けばさらにいろいろ無料で配られていたらしいというのを後から知ったこと。自転車で諏訪湖周ってる場合じゃなかった。

個人的に、というよりもkomeと二人で最大のヒット作だったのは、酒蔵「横笛」の梅酒っぽい何か。通常梅酒というものは焼酎に梅と砂糖をつけて作るものだが、さすがは日本酒の酒蔵、そこを焼酎ではなく日本酒で作ってしまったのが、この横笛の梅酒らしい。味はどうかというと、確かに梅酒なのだが、本物の梅酒よりもべたつきが少なく非常にキレがあり、とんでもなく飲みやすく、それでいて確かに日本酒、米の風味がする。

結局二人あわせて1升近く飲んだと思われ、さすがに足もふらふらになり、komeにいたっては女性(26歳)に声をかけるという珍事件まで起こし(何年齢聞きだしてんのお前w)、そろそろ帰るかということで、下諏訪にとった宿に向かい、心臓麻痺の恐怖と戦いながら温泉(56度)につかる。寝ながらぼやーっと見ていた諏訪市のケーブルテレビが「諏訪市の医療費が……」とすごく真っ当にジャーナリズムしていてびびった。某ティーズも負けてられないぞ、とかぼやきながら就寝。
  
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2009年04月11日

儚月抄最終話を読んで,儚月抄の問題点

なぜ儚月抄は失敗したのか?という議論についてはすでにし尽くされているし,今更する気もないが,最終回についてだけ言えば,

・幻想郷の守手である紫が,幻想郷の存亡をかけてまで手に入れたものが酒瓶一本だったこと

この一点に尽きる。もっと大々的な何かがあるのかと思っていたら,なんと本当にこれだけだったという。某所で「三月精でやれば二ヶ月で終わった話」と言われていたのも頷ける話で,まさに落ちの良い意味でのくだらなさだけは非常に東方的だった。

しかし,今までの東方作品の異変と言えば,確かに一見して幻想郷の危機だったけど終わってみれば杞憂だった,というパターンが全てだったのに対して,今回は割と本気で幻想郷の存亡がかかっていた上に,事件の張本人が紫という点において決定的に今までの東方作品と違い,まさにこの点こそが儚月抄の「原作者による原作ブレイカー」たる所以である。それに比べたら他の,作画がどうだとか設定に矛盾がだとかは比較的些細なことである。今更「月人は地球人を完全に見下しているので,土下座すれば手にかける価値もないと判断するだろうという紫の読みだった」なんて説明を後付でされても,読み違えていたら幻想郷が滅んでた可能性もあるという天秤を考えれば,なんの説得力も無い。

最終話を読む前の,というよりもかなり前からの自分の展開予想だと,あとの展開は幽々子無双だった。穢れが云々という説明はやたらと出てきたし,第三陣として幽々子が月に向かうというのもまあ読める展開であった。特に「基本的に不老不死の月人といえど地上で暮らせば,その穢れから寿命ができる」「蓬莱の薬は生死の境を無くすため最大の穢れであり,月世界の禁忌とされる」という設定が大きなヒントになるとするなら,大逆転となる一手は,月の都に大いなる穢れを持ち込むことだろう。霊夢と依姫の戦闘もその伏線とするなら,あの茶番も無駄ではなかったことになる。そして,穢れの定義が今ひとつ曖昧なままではあったが,求聞史紀の「亡霊」や「幽々子」の項目を呼んだりする限り,幽々子ほど穢れのエキスパートはいないだろう。そう考えるならば,幽々子の月の都潜入は大きな戦力になるのではないか。

というのが,レミリアたちの月到着付近での自分の展開予想だったし,実のところ最終話前まではこの予想の範疇で展開が推移していた。まあ土下座だけは予想外だったけど。そして最終話の結果は全くの逆というか,「幽々子は浄土の住人だから穢れがない」「(だから)月の都に忍び込んでも目立たない」という言葉に一番ひっくり返させられた。

まず,浄土の住人って言葉の使い方的におかしいだろう。基本的に日本神話でそこにいろいろブレンドしてある東方の世界観だけど,浄土は完全に仏教用語である。日本神話と仏教がごっちゃになってるのが日本の宗教ではあるけれど,高天原と浄土は別物である。どちらかといえば,浄土は天界が同義といったほうがまだ近い。そもそも実は天界という言葉の使い方自体が中国思想的なところがあって,中国思想というのも日本の状況に似て,仏教と道教がいい感じに混ざり合ったカオスである。身近にそれを感じたければ,オリジナルに準拠した真っ当な『西遊記』を読めば大体どういう世界観かはわかっていただけるかと思う。太上老君と釈迦如来がいっぺんに登場するので(西遊記が完全な中国思想の世界というわけでもない,という保留はつけておくが)。加えて言えば,東方の天界は高天原でもないっぽい。

そういうわけもあり,比那名居一家の天界行きの話といい天子にくっついてる桃といい(桃は道教における仙人の食べ物),東方における天界の設定は中国由来だと思っていたんだけど,「幽々子は浄土の住人」という話が出てきてよくわからなくなった。いずれにせよ,字義通りとったとして普通は冥界を浄土とは言わないし,この言葉を幽々子は穢れを持たないということを示す比喩だと解釈してもやはりおかしい。

ついでに言えば幽々子はセーフだったとしても,半分は人間な妖夢は完全に穢れを持っているため,月の都では目立ってしまうのでは。もっと言えば,二人とも穢れを持たず月人に同化できる存在だったとしても,それは目立たないだけで空き巣が楽勝にできるとは限らないし,一ヶ月も月の都に潜伏できるかどうかは別問題だったのでは。というかばれるでしょ。

儚月抄は設定矛盾が激しい上に超解釈も激しいので深入りは避けるが,せめて穢れと浄土に関する細かな説明だけはおいていってほしかったな,というのが私の最終回の感想である。しかし,地上から月は満月のときにしか移動できないけど,月から地球へは豊姫の能力でいつでも来られるというのは,永夜抄の設定が崩壊する設定矛盾だったよなぁ……まあ「永琳はパラノイア」という超解釈フォローが入りましたが。
  
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2009年03月23日

スキマ妖怪のスキマは良いスキマ

買ったはいいけれども5分であきるだろwと思い、いざ使ってみると案外使い心地がよくて結局テーブルの上に鎮座している、パチュリーさんのおっぱいマウスパッド。谷間のところがちょうど手首の置き場としてジャストフィット。これはひょっとして世紀の発明なんじゃないだろうか。しかし、視覚的には大変危険はブツでありまして、どうすんのよ事情知らない人が部屋に上がってきたら。一発アウトなんですが。というか、昨日おかんが来た。撤去した。

ちなみにパチェのおっぱいの大きさですが、個人的には比較的着痩せ派寄りのこだわらない派。別にパチェの魅力はそこじゃないんでどうでもいいです、ただイメージとして文学少女なら着痩せしてほしい。東方世界が少女しか表象しない(それ以外も存在はしているけど表現されない)理由はその少女性の強調であって、神主絵が下手と謗られつつも竹本泉絵からぶれないのもそこにある。とするならば、イメージで語ってもも問題あるまい。だからこそ描く人の自由が保証されるのでもあるし。そういうわけで、私は着痩せ派です。

咲夜さんはレイマリよりはあるけれど的な。PADネタというよりもあまり大きいと瀟洒ではない。よって紅魔館的には中国>小悪魔>>パチェ>咲夜>>>レミィ=フラン。幻想郷標準(レイマリ)は咲夜とレミィの間くらい。いや、本当にどうでもいいですねこれ。

  
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2009年03月17日

東方曲について語ってみる




これはおもしろかった。しかし、自分自身が割と音楽から入った人間なのでランキングが「あるあるw」といった感じで見れたところも大いにある。

いい機会なのでついでに、延期に延期を重ねていた東方曲語りをしてみよう。神主はゲームの雰囲気にあうように作曲しているのは言うまでもないことだ。そこで、あくまで私の主観ではあるが、東方Projectのゲームの雰囲気を大別すると明るくさわやかな系統と、暗く泥臭い系統に分かれる。明るい系統の最右翼が風神録で、次が妖々夢、やや真ん中よりにいるのが永夜抄と花映塚。逆に暗い系統のゲームは紅魔郷と地霊殿、旧作にあたる。

古き強き人妖が出演するゲームは暗く、逆に割と幻想郷新参で軽いノリのゲームは明るい。まあ、あくまで主観での区別なのでここをつっこまれると私の理論は崩れるわけですが、ご容赦いただきたい。ただ、旧作や周囲の曲人気を見ていると暗い系統が正統的な神主曲なのかなとは思っている。また、ゲームごとで大雑把に区切ったが例外もある。たとえば「ネクロファンタジア」は妖々夢だけど最も胡散臭い部類の曲に入るし、「恋色マスタースパーク」や「少女綺想曲」は永夜抄ではあるがいかにも旧作からのアレンジを思わせる、良い意味での古臭さがある。風神録でも「妖怪の山」だけはちょっと暗い。ちなみに、星蓮船は空中だから爽やか系で来るのかなと思ったら、三面までは紅魔郷くらいには泥臭い。ということは、話が意外と重いか古い妖怪が出てくるか。


で、私は明るい系統のBGMのほうが好きである。特に風神録は名曲だらけだと思う。この間の人気投票でも投票したのは「千年幻想郷」「幽雅に咲かせ、墨染の桜」「ヴォヤージュ1969」「神々の恋した幻想郷」「Demystify Feast」「懐かしき東方の血」「夢消失」の七曲だが、見事に作品が偏っていて、例外が「夢消失」くらいしかない。次点で消したのはもっと顕著で「少女の見た日本の原風景」「遠野幻想物語」「広有射怪鳥事」「天空のグリニッジ」であり、ここでも最後の大空曲を除けば見事に明るい系の道中曲で固まっている。

実際、ラスボス二曲は演出補正がひどいので、単純な曲の威力で考えると道中曲である「神々の恋した幻想郷」か「懐かしき東方の血」、「遠野幻想物語」の三曲が最強かもしれない。私が上のランキングを見て驚いたのはそれがゆえである。「遠野幻想物語」が一位だったのだ。今でこそ少し相対的に下がったが、2006年末の東方を知り始めた頃は狂ったように「遠野幻想物語」を聞いていた。それだけに感慨深い。その他、私の好きな曲が大概ランクインしていたというのは、動画を見れば納得していただけると思う。「広有射怪鳥事」が22位という高い位置だったのは自分でも驚いた。

「千年幻想郷」が低い理由(といっても100曲以上の中で38位だが)はなんとなく理解できる。「ルナ・ダイアル」「ネクロファンタジア」は50位圏外、「恋色マスタースパーク」が50位ちょうどというのはいかにも東方を知らない人のチョイスだなあと思う。逆に「セプテット」の30位や「少女綺想曲」の25位は意外と高いと思ったくらいだが、まあ素で聞いても良曲だよね。「ラクトガール」の8位と「少女さとり」の4位が一番意外だった。暗い曲でも受けるやねぇ。「UNオーエン」が15位だったが、あそこまで突き抜けてると東方知らなくてもインパクトに残るw。あれほど聞いてて不安になる曲も珍しい。

この調査、もっと広い範囲でできないかな。より正確なデータが出るとおもしろいんだが。やってくれる人、いません?henriさんとかカシンさんとか。

  
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2009年03月13日

東方UFO

以下、東方星蓮船ネタバレ有。ついでに『いつ空』のネタバレ有。


某友人(こめ)とのメッセでの会話。

こ「雲居が雲戌亥に見えた」
俺「いいたかないがあんた眼科行けw」
こ「これはラスボスは間違いなくふたみ先生」
俺「それどっちかといえば地霊殿wwwwwwww」
こ「雲と太陽とカラスとグングニルは出たので後はフェンリルとガンダールフですか」
俺「 そ れ だ 」
こ「おっと、雷切とタイガー戦車を忘れていたぜ」
俺「でも今回空中戦だから零戦じゃね」
こ「霖之助が邪気眼を解放したらガンダールフの真似事くらい楽勝な筈」
俺「いつ空とゼロ魔ってそこかぶりすぎだよなw」


会話終わったあとに気づいたけど、二面ボスが和傘じゃないですか。CVはまきいづみで確定ですな。ということが彼女が影の実力者でEXボス(ry

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2009年01月31日

出遅れ第6回東方シリーズ人気投票分析

第六回東方シリーズ人気投票の結果について何か書こうと思ってたらえらい出遅れた。すでにおもしろい考察をしているサイトがたくさんある。

特に非常に詳細なデータ分析を行っていたのがここ。いろいろ予想通りだけど、女性の割合は確固として増えてると思う。サンクリや例大祭やコミケで女性を見かけることが本当に多くなった。しかもそういう人たちの中には東方Wikiの存在を知らない人たちも多いだろうし、ライトユーザーまで拡大すればもっと割合は高いかも。

あと気になったのは認知経路。「Youtube・ニコニコ動画で知った」の割合が増えているが、それぞれのアンケート回答数も踏まえて計算してみると増加人数自体も大きく上回っている。このブログのどこかで書いた記憶があるが、東方におけるニコ厨流入はニコニコのそんな初期じゃなくて、07年年末から去年の例大祭くらいまでの時期が最も爆発的であったと思う。スキマツアーとか幻想郷入りとか、ドナルドに代表されるオーエンMADブームが来てからが本番で、実のところそれ以前となるとアレンジの投稿は無数にあったけど、東方「動画」はあまり見ていないし、一昨年の例大祭はそんなに荒れてなかったはず(去年は酷かったけどね)。

キャラ部門ランキングそのものから。躍進が目立ったのはやはり早苗、幽香、妹紅。早苗はいいとして、残りの二人はよくわからない。妹紅は儚月抄でのツンデレ?そんなわけはないか。(それにしても、儚月抄の購読率の低さに泣いた。)文は急落したが、そもそも一押しというよりも万人にとって4〜5位というキャラではあるので、キャラ数が増えればどっかでこういうことになるのは目に見えていた。幽々子、アリスはキャラ数増による自然減の範囲。レミリアと紫はほぼキープしたが、この二人は出番的にも見せ場的にも当然か。特に二人とも緋想天での活躍にインパクトがあった(レミリアのアレを活躍と言ってしまうのはなんだけど)。

全体的に順位が落ちてるのは永遠亭組だが、儚月抄は逆効果だったのか、いやそんなはずはない(購読率的な意味で)。しかし逆に考えると儚月抄以外での出番は確かに少なく、緋想天に出たのは優曇華だけだが、その優曇華も別に目立ってたわけじゃないし見事な落下っぷりを見せている。永琳には一票を投じたし、永遠亭も儚月抄も好きなので少々残念な結果だ。

風神録組では早苗以外に人気が集まらなかった感じ。諏訪子とにとりはもっと伸びると思ってたんだがそうでもなかった。神奈子、雛、椛も含めて全員ほぼキープというのは逆にすごいことかもしれない。秋姉妹が若干上昇していたのには笑った。地霊殿組は私的に意外な順位となった。こいしとお燐はもっと人気があると思っていたし、またしても投票しておいてなんだけどもさとりはこんなに伸びると思ってなかった。緋想天の二人は妥当なところ。天子と衣玖の順位が逆じゃないかとは思ってたけど。


一押しを抜いてみた人がいたので、逆に一押しで順位をつけてみるとどうなるか。

えらい長くなったので別ページ



まず、二位(咲夜)と三位(魔理沙)が入れ替わっているがこれは一票差差なのであまり気にすることではない。いや、ここまで僅差というのはすごいことだと思うけど。早苗さんは一押しを抜いてみたのほうでも判明している通り、一押し票の少なさで三位以内に入れなかった。アリスの一押し票の多さは目を見張るものがある。どちらかというと主人公型の万人受けキャラだと思ってたんだけど、そうでもないらしい。幽々子の一押し数が多いのはなんとなく理解できる。急上昇した妹紅と幽香は逆に一押し票が少ない。これも意外な結果。

パチェ、みょんは一押しが多いがこれは納得できる。いかにもコアなファンがつきそうなキャラ造詣をしている。逆に文は予想通りさらに順位が下がった。その下、中堅順位層を見ていくと、比較的古い作品のキャラほど順位を上げ、新しいキャラほど下げている。驚くべきことに、これは10位以下でかなり通用してしまう。なんと、ルーミアやみすちー、レティでさえ順位を上げ、逆にお燐、お空、さとり、こいし、パルスィ、勇儀、衣玖、天子全員が順位を下げている(ヤマメとキスメは50位以下なので表に載せていないが、やはり順位が下がっている)。これは固定ファンの定着度、ということだろう。

この分類でいくと風神録組は順位を下げているキャラのほうが多いため、まだ固定ファンを獲得するという段階にまで至っていないということだ。前述の通り、早苗も一押し票を除くと咲夜さんと同率三位である。その意味では、映姫と小町も順位を下げているのが興味深い。花映塚でさえもまだ新しい部類、ということなのだろうか。ただし下げ幅は小さく、キャラ数も多くないため確証は無い。


音楽部門についてはまた日を改めて。いつになるかわからないけど。
  
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2009年01月23日

東方M@sterについて語ってみる

ニコニコ三大ジャンルと言われつつも、アイマスとボカロの交流はどんどん深まってるのに、東方とのかかわりは薄いまま。先週の週マスでPICK UPされたと思ったら何かアンチは発生するわで、何とも。

理由は住民が重なってないとか考えられるけど(東方のファン層は幅広いもののニコニコにいるのは若手、アイマスは逆に全体的におっさんだらけで40代でも珍しくない)、ニコニコに定着した時期としてもアイマスはγから盛んだったが、東方は今のニコ東方的な形になったのは少なくとも08年になってからで、そこにも断絶がありそうな気がする。それでも、私的には意外なほどかかわりがないと思う。というか、東方民にアイマス嫌いが多すぎると思うのだが気のせいか。逆にアイマス民の一部にも東方嫌いはいるみたいだし。なんでだろう。

しかしまあそれでは寂しいので、何か記事を書こうかと思ってタグ検索したら、180件もあった。もっと少ないかと思っていた。しかしこの直感はあながち間違っていなかったようで、全体的に再生数が伸びていない。上のほうに来るのはやはりIOSYS系の曲で、まあニコニコ的に有名なのが来るよね、とは思うけどこれは東方信者でなくても見ているわけで、かぶってるファン層の数の参考にはならない。

東方原曲が踊りにくいのかもしれない。ニコマスだとインスト自体が少ない。でも、ダンスで意味を表現することに長けたニコマスにとって、東方原曲は使いやすい題材ではあると思う。アレンジなら尚更で、というよりもアレンジなら歌詞がついている。あとはやはり前提知識の問題か。IOSYSやC&Cのアレンジクラスになれば知ってるが、それ以外となるとやはり普段から東方ファンである人じゃないと知らない。そうなると、やはり再生数は伸びない。

以下、好きな作品についてつらつらと。単に東方曲やアレンジを使って踊らせるのもいいけれど、やはり東方の世界観を表現したもののほうが望ましい。もちろん、アイマス側の世界観を表現したものや、単純にシンクロ重視で踊っているものでもかまわないのだが、そういったものは東方曲でなくてもできてしまうわけで。ここで紹介するのも、なるべく東方側の色が強いものにしたい。

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2009年01月19日

東方、大相撲、アイマスにて。

今日も雑多な雑談ですよ、と。タイトル語呂悪すぎ。


・第六回東方人気投票について。キャラはわかりやすく、レミリアに2票。残りの1×4はパチェ、永琳まではさくっと決まって、あとはある意味同率四位・五位がたくさんいるだけなので、新作優遇ということでお燐とさとりに投票。意外と悩まなかった。ネタでゲッショーのあほ姉とよっちゃんに入れようかと思ったけど、まあそこはこめが入れてくれると信じて。もう一人の東方友達であり同時に投票を済ませた燕は、全く同じ発想で2票のレミリア以外は全員旧作にしたそうだ。

曲のほうは大分迷った。東方で一番好きな曲は「千年幻想郷」で、次点はどうしても「幽雅に咲かせ、墨染の桜」になるのだが、あとのは本当に同列で決めがたい。そこでキャラ投票と同様、何かしらの優遇措置をとろうと思い、なるべく道中曲に投票してみることにした。その結果として残り五曲は「ヴォヤージュ1969」「神々の恋した幻想郷」「Demystify Feast」「懐かしき東方の血」「夢消失」。燕さんに言われたが、「夢消失」は別に某東方電気笛のせいではなくて、前から好きだったんで。どちらかと言えば、電気笛でまさかの登場により小躍りした側。

泣く泣く切ったのは「少女の見た日本の原風景」「遠野幻想物語」「広有射怪鳥事」「天空のグリニッジ」。特に「天空のグリニッジ」は投票し終わってから気づいた。CDオリジナルのことをすっかり忘れていた。旧作だと「Reincarnation」「Strawberry Crisis!!」は捨てがたいけど、基本的に旧作の曲や、その派生系で紅魔郷や地霊殿の曲は好きじゃない。実は「ラクトガール」や「セプテット」はそこまで好きな曲でもない。キャラをよく表した曲ではあると思うけど。まあ、東方原曲について語りだすとまた長くなりそうなので、また時間のあるときにでも。


・連日報告となりつつある大相撲だが、昨日(18日)の大相撲はデーモン小暮閣下と、さらなるサプライズゲストとして元横綱の輪島が解説で登場した。輪島って大相撲から追放されていたのでは……これはNHK一つの快挙かもしれないし、単に仲の悪かった(らしい)北の湖が相撲協会会長を退いたので、復帰しやすくなったというだけかもしれない。

輪島関とデーモン小暮閣下





お二人の解説は、いろんな意味でおもしろかった。岩佐アナも閣下もそろって相撲ヲタで、特に閣下は輪島関について本人よりも詳しく知っていたので大いに盛り上がった。輪島関は普段最近の大相撲本場所を観戦していないらしく新鮮な意見が飛び出し、それを閣下と岩佐アナが豊富な知識で上手にフォローするという展開がうまく回った。途中、白鵬の相撲が元横綱の誰に似ているかという話で、輪島関が「貴乃花」と言ったときに、岩佐アナが「それは息子のほうですよね?」と尋ねたという、知っている人が聞いたらブラックジョークにしか聞こえない危険球を放ったため、実況スレは騒然となった。二代目のほうですか、と聞けば問題なかったのに。(気になる人は適当なキーワードを拾ってぐぐってください)

朝青龍効果と閣下効果があいまって、普段3〜4スレしか消費しない実況スレが、今日だけで10スレも進んだ。お前らレス打ってないでテレビ見ろ。また、本日の日馬富士・魁皇戦について、互助会なのではないかという疑いがうずまいているようだが、自分の意見ではあれはガチ。なぜなら、魁皇はすでに2敗していて星を売っている余裕が無いから。近年の魁皇はときどきああいう腰砕けを、かなり格下の相手に起こすことがあるから。あれを疑ってたら、なんでも八百長に見えると思う。


・アイマス新年会は案の定一日では見切れず、結局8時間差でスタートした視聴は風呂や飯、ブログを書く時間や新聞タイムなどもあって、10時間に広がり初日を終えた。あとは明日、月曜日に見るつもりだが、企業説明会があるのに時間がとれるんでしょうか。無理ですね、わかります。完走するのはいつなんだろう。

  
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2008年10月29日

百合カップリングの成立要因について

百合話でもう一つ。注意文は前回同様。またしても「百合が主眼ではない作品における百合の扱い」の話なので、アイマス、東方中心。こちらは考察ではないので、されても答えに窮するかもしれない。

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2008年10月28日

百合の中心的な人物についての考察

以下、濃厚な百合話。ついでにアイマス、東方、アカイイトネタ。

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2008年07月27日

そういえば

万が一待っていてくれる人がいるなら悪いので報告しておくと


東方MOD(仮)














亀の歩みながら着実に進行してはいる。研究機関と司令官への東方キャラの実装、チベットを幻想郷に差し替えるイベントまでは実装した(スコットランドの国タグを使用)。春閣下MODとの併用が可能なことも確認済で、完走できることも確認済なので、Ver.0.8くらいまでは来ていると思う。

あとやりたいことは


・開始時の難易度選択

現状Easy modeしか実装していない。EasyならIC80スタート、Nomalなら50、Hardなら25、Lunaticなら素のチベットから補正なし(IC5)、から選択できるようにしたい。


・仮想史実イベントの実装

あまりプレイスタイルを縛りたくないので、チベットに幻想郷が降臨するところまで完成でいいかと思っていた(要するに現段階で公開)。が、これが意外にも大いなる問題を孕んでいた。

しかしテストプレイで、当たり前のことだがチベットの中核州には港がないことに気づき、せっかくインド方向にイギリスを食い破っても船を作れない。仮にインドを中核州化するイベントを作ったところで、船を作れる港の条件は「自国の中核州であること」かつ「占領地ではなく併合した土地であること」なので、イギリスを併合するまでやっぱり船は作れない。

そもそもなぜチベットにしたかというと、幻想郷のイメージにあわせるために東洋にしたことと、その国が消えることによって主要国の歴史イベントに影響を出させないため、加えて両面を日本・中国か英領インドと、進出方向には困らないという地政学上に優れた土地だから、という複数の理由による。第二の候補としてはタイがあったが、タイには日本への属国化イベントという歴史イベントがあり、しかも仏領インドシナと英領インドに囲まれていて、日本との同盟以外に侵略方向を失うという欠点もある。他の国は検証の結果論外だった(ここはありなんじゃないか、という意見があれば教えてほしい)。

そこで、河城にとり重工業(スキル8・海軍工学・艦砲・技術効率持ち)を救済するためにも、適当な歴史イベントを組んで進出方向を指示し、適当な海に接するプロヴィンスの中核州化を促してやる必要がある。目標とする春閣下MODでも、春戦争まではレールの上を走ることになるので、この東方MODでも別に問題ないだろう。その際、やはりプレイの選択肢は多く持たせたいため、連合と組むか日本と組むか独立の道を行くか、でイベント内容を変更することでそれに対応する。

37年年初に選択肢
→日本と同盟(日本との友好度上昇、介入主義へ傾く)
→連合と同盟(イギリス・フランスとの友好度上昇、介入主義へ傾く)
→独力の世界制覇(孤立主義・タカ派へ傾く)


日本と同盟ルート
日華事変勃発から数週間後、中国分割条約締結→新疆・雲南・広西軍閥の中核州化→日本による中国統一が達成され、汪兆銘傀儡政権が樹立されると、幻想郷の中核州は引き渡される→ヴィシーフランス成立・日本へのインドシナ割譲が起きると、幻想郷はインドシナを要求できる(好戦性と引き換えで割譲・中核州化)→タイの日本属国化イベントでも同様の動き(好戦性と引き換え)

連合ルート
37年の適当な時期にイスラム側ベンガル州が反乱、独立する→イギリスから委任統治を依頼される(中核州化)→成功すると連合入りが認められ、ビルマを受け取る(中核州化)

孤立主義ルート
インドの全VPを落とすとイギリスと講和イベントでインド全域を併合、ベンガルのみ中核州化。中国各軍閥を倒した状態で日本と非戦状態なら旧広西軍閥領(要するに広東地域)のみ中核州化。もしくは日本と戦争した結果華南地域から日本を駆逐した場合、講和イベントで華南を割譲、広東地域を中核州化。

(万が一にドイツと組んじゃった場合)
独ソ戦において、日本が参戦していない場合、ビターピースで日本が本来割譲されるべき領土をそのまま吸収し中核州化。日本と幻想郷が同盟している、等の事情で日本が参戦していた場合は、日独どちらにも割譲されないトランスウラルをそのまま吸収し、ソ連という国は消滅する(どうせ日独幻の圧勝だろうし)。加えて、それまでに日本と同盟ルートによるイベントが未発生だった場合、ここで発生し旧広西軍閥領を獲得、中核州化(ここで初めて港が手に入るため、このイベントは必要)。

(万が一にソ連と組んじゃった場合)
連合との戦争が始まった場合に孤立主義ルートと同様のイベントを用意したい。が、戦争開始がとんでもなく遅くなるから、こんなルート選ぶ奴いるのか。

  
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2008年06月12日

第二回、東方・アカイイト系列作品元ネタ比較

本日秋葉原に行って『アオイシロファンブック』を買ってきたので、献花台の前を通りがかった。いまだにマスコミがテレビカメラを構えてスタバっていて、容易に近づきがたいとは。ちょいと離れたところで黙祷。


さて、『アオイシロ』が出たのでこの記事を書く気になったわけだが、実際問題あまり関係が無い。参った。地霊殿待ちかも。かなり強引な話の展開をしているので、ただの薀蓄語りじゃないかと言われればそれまでなことになっている。それでも読んでやろう、という気のある人だけ先へどうぞ。以下、当然関係する全作品のネタばれ有。


ちなみに前回。


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2007年10月29日

このタイミングで主題歌公開とかGJすぎる

いつかネタにしようと思いながらめんどくさくて放置していたんだが、京都に行くのでその関連で。つうか書き始めたあとに検索かけてみたんだけど、ブログやHPでやってるサイトは多分無かったけど、アカイイト本スレではすでに既出だったのね……こんな絵出てくるし。あれ?俺の勘違い?ってのは避けられたけど、新鮮味は薄れた。まあいいや。

東方Projectとアカイイトは相当元ネタが似ている。そりゃ両方元ネタが日本神話に近いところからとってるんだから当然といえば当然なんだけど、なんせ日本神話も広いのでこれだけ重なると両方のファンとしてはおもしろい。(以下、双方の作品の超ネタばれを自重しない)


最初に気づくのはおそらく誰でもそうだが、藤原不比等の娘だろう。東方だと妹紅。アカイイトだとノゾミ(とミカゲ)。どっちも藤原不比等の家計図のうち、五女だけ名前が明らかになっていないところから発想を広げたもの。妹紅の場合は親の恨みを晴らそうと、富士山の山頂で燃えるはずだった蓬莱の薬を飲んじゃって不老不死に。ノゾミは双子の妹だから名前が与えられなかった、という理由付けをし、野垂れ死ぬところを主(日本神話の天津甕星、アマツミカボシ)に助けられて妖怪になった、という設定。

天津甕星が出てきたのでついでに話を広げるが、国譲りがシナリオの根幹にかかわってくる(むしろそのまま)なのはアカイイトも東方風神録も一緒。もっとも、天津甕星は常陸国(今の茨城県)の国津神で、風神録は諏訪の神様なのではあるが。まあどっちも最後まで抵抗した最強の国津神たちってことで。

その風神録の神様二柱の能力といえば「乾を創造する程度の能力」と「坤を創造する程度の能力」なわけだが、アカイイトではこれは一言主神の能力なわけで、尾花の能力を吸収した葛が使いまくっていた。乾は天を、坤は地を表す。ついでに、葛ちゃんがてゐに似てるって本スレの指摘はもっともだと思う。腹黒で守銭奴で(ry

そこでまあ当然話は竹取物語に進むわけだが、かぐや姫にコケにされた貴族の一人が不比等で、かぐやは月人というのが東方永夜抄のスタンス。逆にかぐや姫は本当に竹取の長者の娘で、初代贄の血持ちにして「主」を封印するための初代人柱。結局不比等の娘に恨まれることには変わりないのではあるが。

最後に触れるべきは反魂の儀式。アカイイトでは少しうがって槐の木で、東方では桜の木だった。どっちも曰くが多い木ではある。まあアカイイトのアレを反魂というのは少々はばかられるが、まあやってることはほぼ同じなので良しとしよう。どっちも花びらを蝶に見立てているのは興味深い。魂の運び手としてはこれ以上無いってことなんだろう。柚明さんと幽々子様の造詣が似てるというのは、木の精の一般的和風擬人化はあれが標準ってことか。性格は全然違うけどね。

紅魔郷はさすがに共通点無いなあ。どっちにも咲夜さんはいるけど設定全然違うし、そもそも吸血鬼の設定が全然違う(アカイイトの人外は基本的に全員吸血鬼)。でもまあ、そもそも経見塚と幻想郷は雰囲気似てるよねってことで、この比較を閉めておこうかと。また何か思い出したり指摘されたら追記する。  
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2007年04月30日

二周年記念:百合についての考察から出発して

二周年記念があれだとあまりにもさびしいので何か書いておこう。私は以前「ヲタクとは究極的に少女になりたいのだ」と書いたことがある。そしてまた「自分が何か作品に触れるとき、それは第三者視点であることが多く観点も唯美主義的であることが多い」とも、何度かこのブログ上で書いている。

この二点こそが、私が百合好きであることの説明になっていると言えるだろう。目の前で美少女(無論二次元に限る)が複数人でいちゃいちゃしているのを見るだけで、すでに幸せになれる。それはあまりにも耽美な光景であり、男などという穢れた存在は必要の無い空間が構成されている。

やはり自分の百合の入りは『マリみて』だったのだろう。あの作品が多くの人にとって優れていた点は、紅なら裕巳、白なら乃梨子、黄なら由乃が割と男性視点に近い役割を与えられているということだ。裕巳ちゃんは庶民代表で、乃梨子は仏像ヲタだったりパソコン使ったりで一番我々に近い。よしのんは最もギャルゲにいそうな(元気系の)キャラという意味ではその通りだろう。そしてそんな中性的な彼女らだからこそ、逆説的に「究極的には少女になりたい」我々には、特に少女らしく見える。ちなみにその中でも自分が特に白薔薇さんちが一番好きなのは、まあ一番ガチガチな百合だからだろう。意外にも紅薔薇が一番ドライな関係な気はする。

東方シリーズのおもしろみは設定の緻密さ、すなわち弾幕の名称や形状と音楽の絡み合いにあるとは思うが、百合的カップリングが半無限的に製造可能な幻想郷という設定でなければこんなに深入りしなかっただろう。『アカイイト』もあれの真のおもしろみは叙述トリックを最大限生かしつつ、かつビジュアルノベルの大枠は破壊していないというメタ的なおもしろさだと思うが、それもやはり遠野を思わせるような(それこそ幻想郷のような)場所での百合という神秘性が無ければひきたつことは無かっただろう。


そう、結局のところ「越えがたき」境界であるがゆえの神秘性、美しさが自分の感性の基盤になっているのだ。百合ではなくて単体の女性で見たときの自分の属性も、神秘性であった。

しかしこの不可侵性は、自分にとってオタク趣味以外においても発揮されていると思われる。神秘性この越えがたき壁は、けして越えてはならない。むしろ越えようとしても行けない。だからスポーツは観戦するだけで自分からはやろうとしないし、小説も読むだけで書かないし、音楽も聴くだけ、美術も見るだけ。全て受動である。

実践主義は間違っていない。むしろそれは正しい。だがそれでも、自分は受動のみの視点だからこそ見えてくるもの、絶対的な領域の外側にいる人間だからこそ見えてくるもの、それを大切にしたい。そこを基盤にして、全てのものを「観察」することが出来れば、それは幸せなことだろう。  
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